三浦しをんのレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
何も考えずにぼーっと読めるエッセイと三浦さん自身も書かれているが、そんな中でも平凡な日常の中にも日々楽しさや情熱、好きなことを見つけられるかはその人次第ということが読み取れた。
ファンになれる対象が見つかることは、そのための大きな一歩。
推せる対象の存在は新しい世界を見せてくれる窓、という記述があった。
よく知らない、自分が経験したことのない世界を生きているからといって、その人を偏見に満ちた目で見てしまうことはよくある。(本書の例でいうと、EXILEのようなモテそうな見た目をしている=チャラい)
しかし、三浦さんが新たにできたEXILEという推しに対して、その対象をよく知ろうという気持ちを持っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ細かい情景描写、現実とリンクするようなファンタジー要素が散りばめられており、全体的に美しい作品だった。
瀬名垣と真志喜の歪な関係、ある日の事件。人間関係や好きなものに対する執着心、自尊心、嫉妬などほとんどの人間が持ち合わせている暗い感情を上手く表現している作品だと感じた。
才能を持った者が凡人の夢を壊す。小さく強大なプライドが人を呪縛する。全ての物事を時が解決するとは限らないということをまざまざと見せつけられた。
ただそれは、決してネガティブな面だけではなく、業を受け入れて前を向き続ける逞しさも教えてくれた気がする。
以下、個人的に気になってしまった点。
瀬名垣と真志喜の関係性が、できるだけ -
Posted by ブクログ
三浦しをんさんのエッセイ本。
まさかのエッセイ本はこれは第2弾だった!
「のっけから失礼します」が第1弾のようだけれど
順番は無視しても楽しく読めました(^ν^)
おしゃれ雑誌に載せているとは思えないほどの
内容だよとのこと。
一体、どんなトンチキエピソードが描かれているのだろうとワクワクして読みました。
読み終えた結果、ピカチュウとEXILEとハチ駆除の話で頭がいっぱいになるカオスな状況に!
個人的にはサブスクを解約しては契約するお話が
なぜか頭に残っている。
作者にとって映像のサブスク系は作品数が多くて、
全ての作品が見れないことに「絶望…」と感じてしまうらしい。
この作者の気持ちが -
Posted by ブクログ
ネタバレ気づかなかった~!『細雪』のオマージュとして生まれた小説だったとは。
雪乃?多惠美?(どっちだった?)が作中で言ってくれなかったら、まったく知らずに読み終わるところでした。
こちらは旧家の四姉妹じゃなくて、老朽化した洋館に暮らす鶴代と佐知の母娘+同居人の雪乃と多恵美が主人公。
恋愛や仕事のことだったり将来への不安だったり、それなりに人生を積み重ねてきた4人には悲喜こもごもありますが(多恵美にはない…かも?)、いきなり出てくるカラスの善福丸と河童のミイラ、佐知の心の声や雪乃の毒舌のおかげで暗さのない面白い作品に仕上がっていました。あ、山田さんの騎士道精神もいいスパイスになっています。
この共同