三浦しをんのレビュー一覧

  • まほろ駅前番外地

    Posted by ブクログ

    この小説の舞台は東京町田市なのだけど、じつは数年間、町田に住んでいたことがあり、その時の街並みを浮かべながら読むもんだから、エモくてエモくてしょうがない。

    続編な短編集として小説自体ももちろん面白い。ああ、また町田に住みたいなあ。いいことふくらむ町田。大好き、とってもいい街でした。

    0
    2026年01月01日
  • むかしのはなし

    Posted by ブクログ

    目次には7篇のタイトルが記され、各物語の巻頭にかぐや姫や花咲か爺などの昔話の概要が記されている。
    各々の短編と昔話との繋がりがよく分からないままに読み進んだのだが、やはり?マークが頭を過ぎる。

    第7話:懐かしき川べりの町の物語せよ=桃太郎
    私はこの一編がお気に入りとなった。
    高校生の桃太郎ならぬ強面のモモちゃんは、みんなに恐れられている存在だった。
    モモちゃんは、モデルのような美人同級生の宇田鳥子が恋人だった。
    そしてモモちゃんと同じマンションに住んでいる年下の有馬真白が、子分のように連んでいた。
    そしてモモちゃんとお友達になりたかった語り手の僕も、何となく仲間入りを認めてもらった。
    モモち

    0
    2025年12月30日
  • 神去なあなあ日常

    Posted by ブクログ

    読み進める手が止まらない!!という感じではなかったので少し読み終わるのに時間がかかってしまいました。

    神去村に高校卒業と同時に働きに行くことになった主人公。
    その主人公の日々の記録という形で物語が進んでいく。
    「なあなあ」が口癖の村人はみなあたたかいが、田舎であるためよそ者を受け入れない人もいたり、、、

    林業を通して村に馴染んでいく主人公。
    仕事の様子や村のお祭りの描写などがすごく細かくかかれていて、イメージしやすいし実際にこんなお祭りあるんだろうなあと思った。

    狭い社会だからこそ人間関係は結構複雑で、主人公が思いを寄せる女性とはあまりうまくいかず、、次巻につながるのかな?

    0
    2025年12月30日
  • しんがりで寝ています

    Posted by ブクログ

    特に奥深いものが得られるわけではないが、これは、チョコレートとカフェラテのような本。つまり日常の癒し。
    こんなホッとする本は、ご両親の愛に包まれた人にしか書けないと思う。天才がみんな荒んでなくてよかった!ありがとう三浦しをん。

    0
    2025年12月27日
  • まほろ駅前番外地

    Posted by ブクログ

    1作目はキャラも斬新で面白かったのですが、2作目は少しマンネリしたように感じてしまいました。終始、主人公2人のキャラ頼りのような印象でした。
    1作目が良かっただけに、続編の難しいところが露わになってしまった感じです。それでもやっぱりキャラは良いですし、楽しく読むことが出来ました。

    0
    2025年12月22日
  • 天国旅行

    Posted by ブクログ

    色々な面での「死」を書いた作品

    テーマは重いけど、
    一つ一つの話はサクッと読み終えられます。

    真ん中らへんで出てくる
    「遺言」っていう話はなんだか他の話と視点が違くて不思議だった。

    0
    2025年12月19日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    自分の趣味や食の話が多く、本当にこの方が『風が強く吹いている』や『舟を編む』を書かれた方と同一人物なんですか!!?とびっくりする。

    0
    2025年12月14日
  • ぐるぐる♡博物館

    Posted by ブクログ

    相変わらずくすりとさせられるぼそっとしたひと言は健在だし、正直興味のない博物館の展示をきっちり楽しませつつ読ませてしまうのはさすが。何個か行きたい博物館もあったので収穫はあったということかな。

    0
    2025年12月08日
  • 木暮荘物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ぱっと見、これはアパートの住人を巡る短篇連作、であります。

    ただ、本作、それにとどまりません。

    誤解を恐れずに言えば、性を巡るそれぞれのストーリーといっても良いと思います。

    70を過ぎて、どうしても(お金で買うのではない)セックスをしたい大家、イマ彼と元彼と両方に挟まれて心も揺れる20代OL。子どもが産めない体に生れつき、セックスをしまくる女子高生、それを恨めしそうに上から除くサラリーマン等々。

    どれもかなり際立った個性のキャラクターが、この小暮荘に縁あって集い、物語を紡いでいきます。

    ・・・
    これが単なるキワモノだらけの捧腹絶倒物語ならば、新味のないどぎついだけの物語であると思いま

    0
    2025年12月06日
  • 仏果を得ず

    Posted by ブクログ

    人形浄瑠璃・文楽。大夫と三味線は夫婦みたいなものと最初の方に読んでからこの物語は想像し易かった。人形遣いの人々に興味は湧いたが今回はあまり伺えず。個人的にはここまで深く文楽の芸が描けているのだから恋愛系ではなく、文楽にもっと深く悩む青年の様子がみたかったかもしれない。。

    0
    2025年12月06日
  • 新装版 三四郎はそれから門を出た

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三浦しをんのだいぶ昔の書評。

    思えば植物好きとか、ネイルが趣味とかそういうので本書いてんだなあこの人は…と思ったりした
    あんまり知ってる本がなかったけど面白かったです

    0
    2025年12月05日
  • 光

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    つれぇ。椿ちゃんが一番可哀想で辛い。
    作者の趣味を知ってるせいか、結局信之が一番人間的な感情で好きだったの輔じゃん、と思えてならなかった。
    椿ちゃんが居なければ、信之の罪が暴かれて逮捕されたら良いじゃないか、と言うところだが、椿ちゃんが居るので、せめて彼女が救われて成長できるまで信之が逃げ延びてくれたら良いなと思った。

    0
    2025年11月30日
  • 秘密の花園(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    穂村弘さんの解説1行目の『「女子校もの」が好きだ。』私がこの本を手に取った理由はこれに尽きる。その中でも結構読みごたえがあって、好きだった。
    パンドラの箱に入っていたのだから、希望も災厄のひとつなのではないかと主人公は語る。そうかもしれない。でも彼女たちの未来が幸せであってほしいなぁ。そんな単純なことではないかもしれないけれど、願わずにはいられない。

    0
    2025年11月27日
  • 神去なあなあ夜話

    Posted by ブクログ

    前作で気になっていた主人公の勇気と直紀の恋愛は、予想通りの若く、可愛らしい結果で安心した。
    本編から時間が経ったので、世界観に入るのに少し時間がかかったが、神去文化が、古き良き時代、人との繋がり、温かさを感じる事が出来た。
    巌じいさんが犯人では、、、

    0
    2025年11月18日
  • 黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進め マイワイン道!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    試飲や岡本先生の講義でワインを学ぶというもの。
    シャンパンとスパークリングワインの違いがわかったり、ブドウの品種について学べたりして面白かった。

    泡の違い、樽の違い、作り手の違い…ワインの奥深さを垣間見ました。

    0
    2025年11月15日
  • 星間商事株式会社社史編纂室

    Posted by ブクログ

    登場人物のキャラや部署名から、絶対面白くなりそうだったが、そこまで跳ねなかったのと、BL部分はほとんど流してしまった

    0
    2025年11月13日
  • 『罪と罰』を読まない

    Posted by ブクログ

    読書会のヒントを探している時に手に取ったのが、岸本佐知子さん、三浦しをんさん、吉田篤弘さん、吉田浩美さんによる『『罪と罰』を読まない』です。

    ドストエフスキー『罪と罰』を「実は読んでいない」ことで意気投合した4人が、「読まないで読む会」を発案したことから始まる対談集。

    この企画の素晴らしさは、マイナスを遊びに変える視点と、それを本気で遊ぶ大人たちの遊戯性に満ちているところ。

    特に三浦しをんさんの活躍がすごい。小説家だけあって、深読みは鋭く、博識だし、勝手に物語をポンポン創作してしまう様子がとても爽快です。

    テンポの良い知的な読書会を舞台袖からのぞくような面白さがあり、「こういう大人たち

    0
    2025年11月13日
  • 光

    Posted by ブクログ

    思っていた以上に
    深海を漂うような闇深く苦しい物語でした
    無自覚に無関心…容赦なく自分へも刃が向けられます
    まいったなぁ

    0
    2025年11月08日
  • ビロウな話で恐縮です日記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    三浦しをんさんの著書はほぼ未読なのに、なぜか手に取った日記をまとめた作品です。著書を読んだことがないので作風も性別もわからないまま読み進めましたが、知らないひとの日記を覗き見ているようで逆におもしろかったです。

    BL漫画いくつか気になりました。日記もこれくらい自由に書いていいなら、私も書こうかな。。

    0
    2025年11月07日
  • 木暮荘物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    坂田繭
    木暮荘二〇三号室の住人。花屋の店員。専門学校のデザイン科に通っていたときから、フラワーショップさえきと喫茶さえきの常連だった。アルバイトで雇ってもらい、卒業と同時に正式に採用された。

    伊藤晃夫
    繭の彼氏。代々木上原の小さな企画会社に勤めている。

    ジョン
    大家の飼い犬。

    瀬戸並木
    繭の三年前の彼氏。真っ黒に日焼けし無精髭を生やしている。繭と同じ専門学校の写真科。

    佐伯
    花屋「フラワーショップさえき」。

    マスター
    佐伯の夫。フラワーショップさえきの奥のスペースで喫茶店「喫茶さえき」をやっている。

    美容師さん
    三十歳くらいの女性。美容院の定休日に部屋に飾る花を買いに来るという勝手

    0
    2025年11月04日