三浦しをんのレビュー一覧

  • しんがりで寝ています

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    何も考えずにぼーっと読めるエッセイと三浦さん自身も書かれているが、そんな中でも平凡な日常の中にも日々楽しさや情熱、好きなことを見つけられるかはその人次第ということが読み取れた。
    ファンになれる対象が見つかることは、そのための大きな一歩。
    推せる対象の存在は新しい世界を見せてくれる窓、という記述があった。
    よく知らない、自分が経験したことのない世界を生きているからといって、その人を偏見に満ちた目で見てしまうことはよくある。(本書の例でいうと、EXILEのようなモテそうな見た目をしている=チャラい)
    しかし、三浦さんが新たにできたEXILEという推しに対して、その対象をよく知ろうという気持ちを持っ

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    2025年03月31日
  • あの家に暮らす四人の女

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    ここまでファンタジーなのを想像していなかったので少し面食らったが、ファンタジーさを小分けに出されたので意外と後半は飲み込め、物語の面白い要素として捉えられた。

    山田さん、うちにもそんな関係性の方がいたらなあと思わせる素敵なキャラクターだった。

    家族の形はそれぞれだけど、この人なら色々あっても許せるかな、っていう人と暮らすのはやはり楽しいよねと思えた。

    細雪もよんでみなくちゃ。

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    2025年03月28日
  • 月魚

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    ネタバレ

    細かい情景描写、現実とリンクするようなファンタジー要素が散りばめられており、全体的に美しい作品だった。
    瀬名垣と真志喜の歪な関係、ある日の事件。人間関係や好きなものに対する執着心、自尊心、嫉妬などほとんどの人間が持ち合わせている暗い感情を上手く表現している作品だと感じた。
    才能を持った者が凡人の夢を壊す。小さく強大なプライドが人を呪縛する。全ての物事を時が解決するとは限らないということをまざまざと見せつけられた。
    ただそれは、決してネガティブな面だけではなく、業を受け入れて前を向き続ける逞しさも教えてくれた気がする。

    以下、個人的に気になってしまった点。
    瀬名垣と真志喜の関係性が、できるだけ

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    2025年03月27日
  • しんがりで寝ています

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    三浦しをんさんのエッセイ本。

    まさかのエッセイ本はこれは第2弾だった!
    「のっけから失礼します」が第1弾のようだけれど
    順番は無視しても楽しく読めました(^ν^)
    おしゃれ雑誌に載せているとは思えないほどの
    内容だよとのこと。
    一体、どんなトンチキエピソードが描かれているのだろうとワクワクして読みました。

    読み終えた結果、ピカチュウとEXILEとハチ駆除の話で頭がいっぱいになるカオスな状況に!

    個人的にはサブスクを解約しては契約するお話が
    なぜか頭に残っている。
    作者にとって映像のサブスク系は作品数が多くて、
    全ての作品が見れないことに「絶望…」と感じてしまうらしい。
    この作者の気持ちが

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    2025年03月20日
  • のっけから失礼します

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    初めてのエッセイ集。
    小説と比べると読み終えるのに何故か時間がかかった感じ。
    そして初めての作者。
    大爆笑ではないけれど、笑いがこみ上げたり、時には突然吹き出したりと、地味に面白かった。
    表現力がやはり素晴らしい!
    読み進めていくうちに人となりが分かってきて
    共感できることが多かったせいなのか?読み終えた時には友達のような気分に。
    次は小説を読んでみたい。

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    2025年03月19日
  • 仏果を得ず

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    ネタバレ

    天真爛漫スカッと爽快朝ドラのような物語。
    わたしの間道路ポイントは兎一郎がたけると組むと決めて銀の字に挨拶に行くところ。
    そして、酒井順子の文庫解説もとてもイケてるのでした。

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    2025年03月17日
  • あの家に暮らす四人の女

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    初めは古い洋館で暮らす4人の女性たちの穏やかな日常みたいな話しと思いきや…!突然思いもよらぬ語り手があらわれたり、河童のミイラがでてきたり、「なんだこりゃ!」 よくわからない展開で最後まできて、笑っちゃうけどなんだか温かくていい話。
    先のことを考えて不安になったり、誰かに理解してもらえなかったりしても今この時のささやかな幸せを楽しんだ方がいい。『夢をみない賢者よりは、夢見る馬鹿になって、信じたい。体現したい。おとぎ話が現実に変わる日を』
    女同士で家をシェアして暮らすって楽しそうだなぁ〜

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    2025年03月15日
  • 愛なき世界(下)

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    愛にあふれた世界でした
    様々な愛の形や表現の世界がある
    そんなことを知れた面白い作品てした

    藤丸くん、めちゃいい奴!

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    2025年03月06日
  • 愛なき世界(下)

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    「植物愛」にあふれる研究室メンバーと料理人藤丸くんらが織りなす、ほんわかとした物語。
    物語前半は研究室の日常等がメインで少々退屈だった。けれど後半はメンバーの過去が明らかになったり、問題が起きたりで少しずつキャラクターが愛らしくなってきておもしろかった。
    研究に没頭するって根気のいることなんだなぁ…と頭が下がります。何かを知るために研究する。知りたいから研究する。ああそれはもう…。藤丸くんの言葉が全てだった!

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    2025年03月01日
  • 愛なき世界(下)

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    研究室の解像度がすごい。
    好きなもの、に生きる。
    気持ちがない植物が、なぜ細胞数が同じなのか?
    興味に正直に、きっと、知りたい!!っていう気持ちがずっとあるわけではなくて、もちろん嫌になったり、あまりの大変さに叫びたくなる時もあると思うけど、
    それでも最初の気持ちを忘れずに、
    同じ研究室でもそれぞれがそれぞれを尊敬して助け合ってけど、ライバルでいる関係。
    こういう人たちがどの時代にもどこにでもいて、それのちょっとずつの積み重ねで知識が、発展があるんだなと思うと本当に時間って、実験って、研究ってすごいな、って思う。

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    2025年02月12日
  • 愛なき世界(上)

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    研究室の雰囲気、っていいよね。
    単純作業、やってる人は気が狂いそうなのに、側から見ると面白そう。
    危険でもないのに白衣着てる学生に新鮮に感じるとか、ありそうエピソードが多くてよかった。
    美味しい定食屋、だいすき。

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    2025年02月11日
  • エレジーは流れない

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    鄙びた温泉街を舞台に、高校生たちの日常を描く青春小説。
    母親が2人いる謎や、土偶の窃盗事件など絡みつつ、わちゃわちゃとした日々が描かれていく、心がスーッとする作品でした。この続き、読んでみたいなぁ。

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    2025年02月11日
  • 天国旅行

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    心中がテーマの短編集
    死は本当に救済なんだろうか、なんだかんだ生きている方が良いのではないか…
    人が死んでしまうお話が苦手で避けることが多いので、読み終わった今少し落ち込んでいます
    でも先生の言葉は美しくてやっぱり大好きだ

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    2025年02月10日
  • 菅原伝授手習鑑

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    歌舞伎や文楽などで度々上演されているが、見せ場があるシーンだけが多く、改めて全体を読むと、やっぱり理不尽だなぁとつくづく思う

    3つ子やその妻、父親などが道真に抱く思いに比べ、道真やその家族にとってはそれが当たり前なのだろうと思うと、桜丸や松王丸の悲劇は辛い

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    2025年02月10日
  • しんがりで寝ています

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    おもしろエッセイ。

    自分の場合、最初からツボるのではなく、読みすすめるうちに三浦しおんさんのキャラがわかってきてからがよかった。なので最初であきらめず、読みすすめてほしい。
    でも好みはわかれるかも。
    自分はけっこう好きでした。

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    2025年02月08日
  • しんがりで寝ています

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     三浦さんの人間味があふれる作品でした。生活臭もぷんぷん漂い、三浦さんの魅力も感じられました。普段の何気ない出来事でも、笑いと感動に変えられる人なんだろうなと思いました。私も、そんな人になりたいです。

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    2025年02月08日
  • 白いへび眠る島

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    物語の舞台は 古い因習が残る拝島
    十三年に一度の大祭の夏

    島外の高校に進学した悟史は、
    祭りの為島に帰る
    この少年がこの世のものでないものが見えてしまうので、因習と共に島に現れるモノを見てしまうのが辛くて、島に帰るのが憂鬱

    今年は巳年、暦では2月3日から干支も変わる
    久しぶりの三浦しをんさんを “白いへび”で

    私の田舎の神社も白蛇伝説があり
    大祭は三年に一度
    決まった干支の年に開催される
    昔は四年に一度と言っていたのだけど
    わかりやすいように変えたようですね
    以前は 開催した年を含めて4年と数えたと思う
    だからこの13年に一度も十二支一回りかなと思ったり

    三浦さん2001年「白蛇島」改

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    2025年02月05日
  • 菅原伝授手習鑑

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    三浦作品が好きという理由で、初めて古典新訳の本作を手に取りました。①平安時代の人物を②江戸時代の人形浄瑠璃がどんなふうに描いているのかを③現代の言葉で表現している、ということで重層的な楽しみ方ができました。私の場合、予備知識がほとんど無かったので、巻末のあとがきや解題を読んでから本文に入っていったことを付け加えておきます。

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    2025年02月04日
  • エレジーは流れない

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    何か壮大な事件とか起こるわけじゃないんだけど、日常で起こるちょっとした出来事だったり、それぞれが抱えている胸の内が描かれていた。
    竜人やマルちゃんをはじめとして、見守り、支え、受け止めてくれるみんな。
    「そんなにも心を開いたり、だれかを求めたりする局面は、このさきどれだけ生きても自分には訪れないような気がした」とどこか孤独を感じていた怜が、最後には、自分を愛してくれている周りの人々を認めて、自分もまたみんなを愛しているんだと自覚できてよかった。

    伊都子のように愛情深くかっこいい女性になりたいなあ。
    マルちゃんのいう「不思議な感覚」って多分、離人感(離人症)なんじゃないかなあ。自分も昔頻繁

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    2025年02月03日
  • 愛なき世界(下)

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    タイトルからはうかがいしれない、あたたかな、人間味溢れる展開となる作品。
    理系の大学院、なんて私が全く想像できない世界を身近に感じさせてくれた。
    下巻の解説は、今をときめく?伊原新さん。これは読み応えありの2冊だった。
    実験の詳細描写が、キチンと取材されたのだろうなぁと感じました。

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    2025年01月29日