三浦しをんのレビュー一覧
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何も考えずにぼーっと読めるエッセイと三浦さん自身も書かれているが、そんな中でも平凡な日常の中にも日々楽しさや情熱、好きなことを見つけられるかはその人次第ということが読み取れた。
ファンになれる対象が見つかることは、そのための大きな一歩。
推せる対象の存在は新しい世界を見せてくれる窓、という記述があった。
よく知らない、自分が経験したことのない世界を生きているからといって、その人を偏見に満ちた目で見てしまうことはよくある。(本書の例でいうと、EXILEのようなモテそうな見た目をしている=チャラい)
しかし、三浦さんが新たにできたEXILEという推しに対して、その対象をよく知ろうという気持ちを持っ -
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ネタバレ細かい情景描写、現実とリンクするようなファンタジー要素が散りばめられており、全体的に美しい作品だった。
瀬名垣と真志喜の歪な関係、ある日の事件。人間関係や好きなものに対する執着心、自尊心、嫉妬などほとんどの人間が持ち合わせている暗い感情を上手く表現している作品だと感じた。
才能を持った者が凡人の夢を壊す。小さく強大なプライドが人を呪縛する。全ての物事を時が解決するとは限らないということをまざまざと見せつけられた。
ただそれは、決してネガティブな面だけではなく、業を受け入れて前を向き続ける逞しさも教えてくれた気がする。
以下、個人的に気になってしまった点。
瀬名垣と真志喜の関係性が、できるだけ -
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三浦しをんさんのエッセイ本。
まさかのエッセイ本はこれは第2弾だった!
「のっけから失礼します」が第1弾のようだけれど
順番は無視しても楽しく読めました(^ν^)
おしゃれ雑誌に載せているとは思えないほどの
内容だよとのこと。
一体、どんなトンチキエピソードが描かれているのだろうとワクワクして読みました。
読み終えた結果、ピカチュウとEXILEとハチ駆除の話で頭がいっぱいになるカオスな状況に!
個人的にはサブスクを解約しては契約するお話が
なぜか頭に残っている。
作者にとって映像のサブスク系は作品数が多くて、
全ての作品が見れないことに「絶望…」と感じてしまうらしい。
この作者の気持ちが -
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物語の舞台は 古い因習が残る拝島
十三年に一度の大祭の夏
島外の高校に進学した悟史は、
祭りの為島に帰る
この少年がこの世のものでないものが見えてしまうので、因習と共に島に現れるモノを見てしまうのが辛くて、島に帰るのが憂鬱
今年は巳年、暦では2月3日から干支も変わる
久しぶりの三浦しをんさんを “白いへび”で
私の田舎の神社も白蛇伝説があり
大祭は三年に一度
決まった干支の年に開催される
昔は四年に一度と言っていたのだけど
わかりやすいように変えたようですね
以前は 開催した年を含めて4年と数えたと思う
だからこの13年に一度も十二支一回りかなと思ったり
三浦さん2001年「白蛇島」改 -
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何か壮大な事件とか起こるわけじゃないんだけど、日常で起こるちょっとした出来事だったり、それぞれが抱えている胸の内が描かれていた。
竜人やマルちゃんをはじめとして、見守り、支え、受け止めてくれるみんな。
「そんなにも心を開いたり、だれかを求めたりする局面は、このさきどれだけ生きても自分には訪れないような気がした」とどこか孤独を感じていた怜が、最後には、自分を愛してくれている周りの人々を認めて、自分もまたみんなを愛しているんだと自覚できてよかった。
伊都子のように愛情深くかっこいい女性になりたいなあ。
マルちゃんのいう「不思議な感覚」って多分、離人感(離人症)なんじゃないかなあ。自分も昔頻繁