三浦しをんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
むかし話をモチーフにした短編集です。とはいえ、そこまでむかし話に引っ張られている所は無く、読み終わる度に何モチーフだったかなあ?と見返す位の感じです。
隕石が3か月後に地球に落ちて滅亡すると分かっている世界で、1000万人だけが抽選で宇宙に旅立つ。その時人々はどうするんだろうかという事が、短編が進んでいく毎に盛り込まれていきます。
どれもふわっと終わってしまいますが、その後もこの人はこの世界で暮らしているんだなあと思わせる上手さがあります。
三浦しをんさんは割と軽妙で、現代的な言葉を使う事が多いような気がするのですが、この本は文学的表現にこだわったような気がします。 -
購入済み
なぁなぁと生きたい
前作の日常が良かったので夜話は一気読みしてしまいました。神去村に伝わる神話からそこで生きてきた人々に田舎ならではの繋がりの深さを感じました。三作目があったら読みたい!
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Posted by ブクログ
可南子、砂子、二木君の大学生っぷりがいい、呑気なんてものを通り越していて。若いんだからこの先なんとでもなる、と言えば確かにそうなんだけど周りの学生を見たらもう少し真剣に就職活動してもいいんだけどな。まあ、三人ともまだ余裕がある。オイラが学生の時にこの物語を読んでいたら、「ふざけんじゃねえよ」って思ってたろうな。オイラの就職活動は可南子以下だったけど、当時はフリーターって言葉もなくてどこの会社でもいいからとにかく就職するしかなかった。オイラが勝手にそう思っていただけかもしれないけど、まさか大学卒業後も親のすねをかじる選択肢はなかったなぁ。でも今この物語を楽しく読むことができたオイラは気持ち的には
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Posted by ブクログ
就職活動が終わったので読んでみた。
自分の将来進む道を決め、自己分析で己と向き合い、面接で人間性を否定されてる気分を味わうなど精神的にきつい時が何度もあった。
女の子らしいからと選考を落とされた時と、面接で面接官が自分の肩書きを名前を名乗らずに面接を始めた時は特に理不尽だなぁと感じた。
志望した企業から内定をいただき就職活動を終えたが、それで本当によかったのかという不安は拭えない。
私の就職活動はコロナの影響をあまり受けない業界、業種を志望していたこともあり、比較的苦しまなかった方だと思う。
それでも可南子の就職活動は生ぬるすぎて驚いた。
小説としてはところどころに思わず笑ってしまう箇所