三浦しをんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
三浦しをん先生の日々を綴った日記です。
気負うことなく、好きな時に、好きな所から読むことが出来て、先生が読んだ本の紹介や、面白エピソードが詰まってます(*´ェ`*)
冒頭に、
三島由紀夫は日記に「尾籠(びろう)な話で恐縮だが」と書いた。その逸話を思い出すたび、由紀夫に好きだと叫びたくなる。
というような一文が書かれています。
日記は基本自分しか読まないのに、誰かに恐縮する三島由紀夫。気のつかえる男。
三浦先生の感想に「なるほどな!」と、私も由紀夫に「わあ」となるのでありました(笑)
と、まあ。そんな風に三浦先生の脳内が漏れだした、漏れすぎな一冊。
されど、やはり素晴らしき作家さん -
Posted by ブクログ
ネタバレ初三浦しをん氏。書評は書いた作家さんを
知るいい手段であり、今回もそうでした。
「キュリー夫人伝」を読み、自分の体に椅子を
載せて寝ていたキュリー夫人に驚いていたのに、
いざ自分がベッドに積んでいた本の山に埋もれたら
「すごくあったかい!」と納得する。
人名が覚えにくいから、
ロシア文学を最後まで読めたためしがない。
ウン〇を食べた話がどの話だったか思い出せずに
あれなのか、これなのか、とがんばって
思い出そうとしたり。
芥川は龍ちゃん、太宰は治(「よくあることさ。
気にするなよ、治。」と(脳内で)そっと肩を抱く)、
呼び、文学に対して気軽な気持ちで接することを
教えてくれる。
この -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者は三浦しをんなのに、何故か「もーのすごく恩田陸っぽい!」と思いながら読んでました。何故に、三浦しをんの作品なのに、抜群の恩田陸っぽさを、感じてしまったのか、、、不思議だ。お二人の作風、、、似てるのか?どうなのか?
あんまり、今まで、お二人の作風、似てるぜ、ってなようには、感じなかったのですが、、、うーむ。謎。何しろ、とにかくもう、読んでる間、ほぼずーっと「うーむ。うーむ。うーむ。抜群に恩田陸っぽい、、、何故だろう?何故だろう、、、?うーむ」とか思いながら読んでました。なんか、すみません。「ネクロポリス」っぽいのかな?うーむ、、、謎だ。
あと、ああ、、、なんか、王道ファンタジー少年者だよ -