三浦しをんのレビュー一覧

  • 秘密の花園(新潮文庫)

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    彼女たちの思いや考えに共感できるところもあれば理解できないところもある、といったところでしょうか。それは同質で閉鎖的なカトリック系女子校で青春時代を過ごした経験がないから、もう「少女」ではないからなのか。彼女たちの求めるものは人間の根源的な欲求のような気がしました。私たちが日常生活の中でそれとなく満たせるものの本質を、彼女たちはストレートに求める。だからこそ、理解が追いつかないのかもしれません。

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    2022年02月04日
  • 政と源

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    あったかいお話。
    ゲンもマサもどちらの生き方もリアルで
    今のままだと自分はマサのようになりそうだなと思った。
    そして自分が持ってないものをゲンは沢山持っててかっこいいなと思うけど、昔の自分と比べて
    ゲンみたいになりたいとは別に思わなくなってきた。
    今の自分をしっかり愛して、周りの人にも優しくできる人生でありたいと思わせて貰えた本でした。

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    2022年02月01日
  • 格闘する者に○

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    タイトルの意味、なんだろうなぁと思ってずっと読み進めていたのだけれどまさかそういう事だったとは。

    就職活動がいかに学生をスポイルして、精神を荒廃させるかは、実のところ就職活動らしきものをしたことのないワタシには実は想像がつかないのだけれど、石田伊良さんの「シューカツ!」とかこの本を読んでいると本当に辛くて気持ちが萎えるものだなぁとひしひし思う。とてもじゃないけれど、自分では耐えられそうもない。

    早々に就活を諦めてドロップアウトする若者や、社会に出てくるなり疲れ果てている新入社員を見るとさもありなん、と思うもの。

    非常にとんでもない家庭環境の主人公だけれど、実におおらかで愉快な性格。こう

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    2022年01月10日
  • 星間商事株式会社社史編纂室

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    星間商事の一角にある社史編纂室は、左遷先と言われるほどパッとしない。
    生活の中心は同人誌製作の腐女子川田、オンナであることを誰よりも楽しんでいるみっこちゃん、ヤリチン先輩、川田の同人誌を読んで社史編纂室でも同人誌を作って冬コミに参戦しようとする課長、本当にいるのかいないのかわからない幽霊部長…。
    パッとしない部署に集った個性的な面々が、星間商事の“裏”社史こと「高度経済成長期の穴」に挑む。
    主人公川田が作中で披露する自作小説(オヤジ受BL)をさらに腐女子の作者三浦しをんが書いているの、メタだなぁ…。

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    2021年12月31日
  • むかしのはなし

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    元々存在する昔話を現代風に……というわけではなく、モチーフ?といった感じでそれぞれの話が進んでいく形式で、初めに粗筋が書いてあるので全て読み終わったあとになるほどこういう形でお話を取り入れてるのか。と納得できるのが面白かった。
    改めてしをん先生の物語の構成力に脱帽でした。

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    2021年12月18日
  • 泥酔懺悔

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    朝倉かすみ、中島たい子、瀧波ユカリ、平松洋子、室井滋、中野翠、西加奈子、山崎ナオコーラ、三浦しをん、大道珠貴、角田光代、藤野可織らの泥酔物語。藤野可織がよかった。

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    2021年12月10日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    WebマガジンCobaltの連載「小説を書くためのプチアドバイス」を単行本化。

    エッセイかと思って読み始めたけど、コバルト新人賞に応募する人向けに連載されていたものなので小説の書き方寄りです。
    EXILE熱で話が脱線しつつ、新人賞だから若い人向けの?ライトな文体の読み物。
    「深夜に書いたラブレターを教室でまわし読みされる」とか比喩表現が面白い

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    2021年12月01日
  • 私が語りはじめた彼は(新潮文庫)

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    人間のどろっとした感情が描き続けられ、飲み込まれるように読み終えた。うまいくて面白くて、なのに、その感情を凌駕する気持ち悪さをここまで緻密に美しく描ききれるのがすごい。

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    2022年01月04日
  • 本屋さんで待ちあわせ

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    思わず読んでみたくなる本がいくつかあった。
    本への愛が余す事なく書かれていて、笑える書き方がいくつもあった。
    癖のある表現がたくさんあった。
    いつか読んでみたい

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    2021年11月09日
  • むかしのはなし

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    むかし話をモチーフにした短編集です。とはいえ、そこまでむかし話に引っ張られている所は無く、読み終わる度に何モチーフだったかなあ?と見返す位の感じです。
    隕石が3か月後に地球に落ちて滅亡すると分かっている世界で、1000万人だけが抽選で宇宙に旅立つ。その時人々はどうするんだろうかという事が、短編が進んでいく毎に盛り込まれていきます。
    どれもふわっと終わってしまいますが、その後もこの人はこの世界で暮らしているんだなあと思わせる上手さがあります。
    三浦しをんさんは割と軽妙で、現代的な言葉を使う事が多いような気がするのですが、この本は文学的表現にこだわったような気がします。

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    2021年11月05日
  • 白いへび眠る島

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    三浦しをんさんのお仕事小説は好きなのですが、これ系はちょっと読むのに時間がかかりました。閉鎖された空間。自由とはなにか。神とはなにか。
    男同士、女同士の友情はいいですね。荒太と犬丸の関係はなんだかいい感じです。

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    2021年10月31日
  • 格闘する者に○

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    ⭐︎3.5

     就活を軸に話は展開しますが、主人公の女子大生・可南子は70近い爺さんと付き合ってたり、家族の問題など色々出てきて、次はどうなるの!?と展開が読めず楽しく読破しました。

     SPI試験に際して、「なぜ就活でスパイの適性が必要なの?」とか、主人公の独特の感想でクスッと笑える要素も多くありました。
    就活に関する記述は共感できるとこも多かったです。
     タイトルの意味も中盤にさらっと出てきますが、そこを切り取るか!?という感じでした。
    三浦しをんさんの作品は初めて読みましたが、主人公がなかなか個性的で面白かったです。

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    2021年10月19日
  • 舟を編む(上)

    匿名

    無料版購入済み

    独特な世界観の漫画で、好き嫌いが分かれると思います。
    辞書を作る世界、初めて見ました。なかなか興味深いです。

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    2022年09月30日
  • 神去なあなあ夜話

    購入済み

    なぁなぁと生きたい

    前作の日常が良かったので夜話は一気読みしてしまいました。神去村に伝わる神話からそこで生きてきた人々に田舎ならではの繋がりの深さを感じました。三作目があったら読みたい!

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    2021年10月11日
  • 格闘する者に○

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    初々しい本でした
    そーかー
    これから始まったのかと
    生きにくさ
    と引き換えのリッチさ
    頑張れって言いたくなる

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    2021年10月10日
  • 本屋さんで待ちあわせ

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    以前から気になっていた本。夏休みを前に借りた。
    しをんさんの書評集。本への想いがつまっている一冊だった。何冊か読んでみたい本があった。チャレンジしよう。

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    2021年10月04日
  • 格闘する者に○

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    読んでから三浦しをんさんデビュー作と知る。

    就活と、家のしがらみと、変なおじーさんとの恋愛関係?と、なかなかよくわかんない話

    生きてたらいろんなこと起こるよね、みんないろんなことに格闘しながら生きてるんだよね、ってかんじかなぁ

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    2021年09月23日
  • お友だちからお願いします

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    「お友だちからお願いします」と、言ったことも言われたこともない。友だちってのは、気づいたらなっているものだ。しかし、なんだかいい言葉である。[...] そのさきへの期待と希望を感じさせるではないか。(1ページ)

    日常で垣間見える、クスリと笑える光景の数々。
    ぼーっとしていると見過ごしてしまう毎日の愛おしさに気づかせてくれるエッセイ集。

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    2021年09月21日
  • 秘密の花園(新潮文庫)

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    ネタバレ

    女性作家ならではの視点で様々な葛藤を描いた作品という所なんだろうか。

    前半は靄がかかっている感覚でしたが、徐々に晴れていく感じが面白かったです。
    ですが、なかなか難しい作品でした。

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    2021年09月09日
  • 秘密の花園(新潮文庫)

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    女子高の悪い部分が凝縮されているような小説

    ”大人”でも”子供”でもなく”少女”と言う生々しい
    感情を持っている年齢特有の不穏さ

    那由多、淑子、翠3人の少女が見せる
    脆い心、意地とプライド。

    したたかさが無く、悪い意味で純粋過ぎる彼女たちの
    危うさが本書の魅力だと思う。

    那由多、淑子、翠と主に3人の少女たちの秘密が
    各章で描かれているので
    視点が変わっていくので、「こいつがそんな秘密を!?」
    と言う、驚きもあった

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    2021年08月23日