皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。

皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。

ビジネス・実用
1,650円 (税込)

8pt

あるとき、会議中に原さんが猛然としゃべりだした。とある鉄道の本について、熱く熱く語っているのである。「いや、そんな細かい部分、ここにいるだれもわからんがな」と呆気に取られつつ、私は深く納得した。
なーんだ、ただのオタクだ!
そこからなにがどうなって対談をすることになったのか、いまいち記憶が定かではないのだが、小説や天皇制や鉄道について、二人で好きなようにしゃべったのが本書だ。
私と同様、門外漢のかたにも、肩肘張らずにお読みいただける内容になったのではないかと思う。
――三浦しをん(「まえがき」より抜粋)
*
三浦さんが女性作家として、時にびしっと本質を衝く意見や質問をされることに、思わずはっとさせられた。
「社会全体の中で女の人をどう位置づけるかは、学校教育も政治家も何も考えていないような気がします。」
「アマテラスは女性の神様ですが、その子孫であるとされる天皇家は、なぜ女系を採用しなかったんでしょうね。」
学者でない人々、とりわけ女性との対話を積み重ねることで、自らの学問が鍛えられてゆくことの大切さを、改めて思い知らされた次第である。
――原 武史(「あとがき」より抜粋)

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皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    原 武史さん 1962年東京生まれ
    政治学者 鉄学者

    三浦 しをんさん 1976年東京生まれ
    小説家


    このお二方の対談集。
    2019年2月初版発行ですが、第一回対談は2016年です。全5回で、ラスト対談が2018年8月。

    令和になる前の年ですね。

    皆さん、令和は何年何月から始まったか覚えてますか?
    私はすっかり忘れてました!笑


    原武史さんは主に、近現代の天皇制についての研究をされている方です。あと鉄ヲタ。

    三浦しをんさんは言わずもがな『舟を編む』の著者です。(まさかの未読)

    このお二人のやり取りで天皇制を学びました!笑

    天皇の国事行為って何?


    初めて知りました(∵`)


    今話題の『国体』とは?

    女系天皇が何故敬遠されるのか?


    はあ?そんな思い込み?(꒪ȏ꒪)

    「万世一系」はたかだか明治から終戦までの間に作られたイデオロギーにすぎないのに。



    などなどなど……

    私が今疑問に思っている事が次々と解決されました♡



    そして!最大の発見は〜!?









    山形県歌

    『最上川』

    作詞 昭和天皇







    工エエェェΣ(⌾⃝◁ ⌾⃝ 川)ェェエエ工‼







    インパクト凄い。









    0
    2026年06月29日

    Posted by ブクログ

     政治学者であり,なおかつ鉄学者である原武史さんと,小説家の三浦しをんさんの対談。
     哲学じゃないですよ。鉄学です。鉄道オタクです。
     三浦しをんさんも,オタク気質のある方です。

     5回の対談ですが,2016年6月から2018年8月までの間に,イギリスのEU離脱が決まったり,天皇が「生前退位」の意向を示されたりと,大変歴史的な出来事がありました。

     特に「生前退位」に関しては,原さんの専門分野でもあり,微に入り細に入り話されているのがとても印象的でした。一般庶民にはわからないことを,歴史的なことや,皇室のしきたりなど,様々な角度から話されていたのが印象的です。

     原さんの膨大な知識量と,その話を聞き適切な相槌を打ったり,ときには鋭く切り込む三浦さんの対談。お二方の丁丁発止のやり取りに,そうだったのか~と感心するばかりです。

     内容が濃すぎて,オイラの頭の中に入っていかないのは,オイラの頭が悪いだけ。
     濃さを伝えきれてないのも,オイラの語彙力が貧しいだけです。マジごめん。

    0
    2019年09月16日

    Posted by ブクログ

    いったい何の本やろ?と開いてみると、タイトルそのままでした!東武ワールドスクエアとか餃子とか、よいなあ。

    0
    2019年05月23日

    Posted by ブクログ

    原さんのオタクっぷりがすごいし、それについていける三浦さんもすごい。こんなに話が盛り上がるなんて気があうんだろうな。
    皇室のことは、根深い確執とかしがらみとか色々あるんだろうな…と想像できました。女系天皇を認めないとするのは意外と歴史が浅く、女性が天皇になったらなんかまずいのか?意地になってるように感じます。
    正しさだって時代で変わるのだから、伝統だって合わせて変えていけばいいのにねー、と思う。
    鉄道も大衆の乗り物から悪い言い方をすると富裕層に媚びるようなサービスをすることで格差をつくっている。ただ、移動中に快適に過ごしたいというニーズもあるわけで、公共性の高い乗り物だから、そことのバランスが難しいんだろうな。

    0
    2026年07月13日

    Posted by ブクログ

    原先生の豊富な知識を
    三浦先生が どんどん引き出してくれて
    とっつきにくい話でも なかなか面白く仕上がってます
    出来たら最後に 令和になってからの
    対談が入っていたら よかったのにな と残念
    今なら もっと明るい話にも
    なった気がします

    0
    2019年11月11日

    Posted by ブクログ

    原武史先生の自由なオタクぶりに感心した。同時に、専門家の話をきちんと受け止めつつ、自分の感覚や意見でしっかり渡り合うしをんちゃんって、なんてステキなんだろうと、あらためてファンになった。

    天皇について語ることって、週刊誌的興味以上のことはかなりデリケートだ。そこに果敢に踏み込んでいく対談なのだが、原先生が筋金入りのテツで、話はしばしばそっち方面に脱線、結果的にあまり構えずに読んでいける形になっている。我らがしをんちゃんがすごく勉強していることに感心するのだけど、あくまで実感から離れずに話が進んでいくのもいい感じだ。

    それにしてもまあ、皇室関連のエピソードで、え!そうなの?知らなかったーっていうことが次々出てきて驚く(昭和天皇が膵臓癌だったって周知の事実なの?)。「生前退位」をめぐる報道についての疑問など、言われてみれば確かに、ということも多く、考えさせられた。

    0
    2019年03月30日

    Posted by ブクログ

    普段なら手に取らないテーマだが、三浦しをんちゃんが好きなので読んでみた。やはりわからないことが多々あったが知らない世界を垣間見れて良かった。

    0
    2024年01月11日

    Posted by ブクログ

    2人のキャラは、面白かったけど、もう少し深く掘り下げて欲しかった。前に読んだ[松本清張で読む昭和史]の内容とよく似た部分もあった。

    0
    2023年11月22日

    Posted by ブクログ

    『平成』天皇の生前退位と「おことば」に世の中(ワイドショー)が騒いだ当時の有り様を政治学者であり天皇研究の第一人者たる原武史と作家の三浦しをん(一般人として)の対談で振り返る。天皇制の明治、大正、昭和からの変遷を再認識する。東武ワールドスクエアに萌えたオマケもあり。

    0
    2022年06月04日

    Posted by ブクログ

    発表当時ではないにしろ、ある意味リアルタイム(201911)に読むことができました。

    オタクの凄さと、斜めの位置だから言える意見。
    そして、みんなが意見を持たないと気付けば思惑通りに流れてしまうと考えさせられる。

    0
    2019年11月17日

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