皇后作品一覧

  • 政略婚皇后は復讐の毒に咲く 1話「魔女の子、アメリア」 【タテヨミ】
    無料あり
    5.0
    1~67巻0~66円 (税込)
    「ユアレバンナ王国」で第二の妻の子として生まれたアメリアは、特別な力を持つ母と共に王族から忌み嫌われていた。 その力とは【毒の魔力】 母はユアレバンナの兵力増強のためにその力を利用されて衰弱、間もなく亡くなった。 その後、一家から凄まじい仕打ちを受けながらも、アメリアは死んだ母の「どんなことがあっても挫けないで」という言葉だけを胸に過酷な人生を生き抜いてきた。 ある日、謎多き北の帝国「サウーベルカ」の皇帝が妻を探しているという情報が流れ込む。 突如暗殺された先代国王に代わって王位についた腹違いの兄・クレイグは帝国を我が物にすべく、政略結婚を企んだ。 そして冷徹無慈悲で有名な皇帝、ノアムのもとへアメリアを送り込む。 そこで待ち受けていたのは、美しい皇帝による冷遇だった。 自身の人生を嘆きながらも、国を出て初めて「母に対する仕打の真相」を知り、怒りに燃えるアメリア。 母の仇を打つべく、祖国への復讐を誓う。

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  • 酔った勢いで皇后になりました【タテヨミ】第 1 話
    無料あり
    5.0
    1~39巻0~66円 (税込)
    最年少でアカデミー首席入学し、博士号まで取ったエレノアは「偉そうに意見した」という理由で10年ぶりに会った婚約者に婚約破棄されてしまう。 「こっちだってフナみたいな顔をした無知な男はお断りよ! 次はもっといい相手を見つけないと。少しくらいは優しくて たまに一緒にお酒を飲んでくれる男前と…」と酔った勢いで 目の前にいた男に求婚すると相手はまさかの皇帝で―― 翌日「皇帝が結婚を発表した」という記事が出たことで 自分の失態を知り、なんとかなかったことにしようとするが… 「承諾って本気なの!? 皇帝にはなんの得もないのに? お願いだから酒を飲んでの失敗だと思って 忘れてくださいよー!!」

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  • 暗黒街の元皇后の断罪と密約(ラワーレコミックス)1
    5.0
    ここはオルべス帝国。 皇后・メリーナは、愛人をもうけた皇帝・メセッドに毒殺され世を去る。 だがその直後、メリーナは成り代わっていた。帝国を裏で牛耳る暗黒街のボス・ベルタへと! 芽生えた感情は「皇帝メセッドへの復讐と断罪」―。 その計画の実行には、「ある男の協力」が不可欠だった。「よい子はやめて、自分の意志で生き直す!」 生まれ変わったメリーナの復讐劇が、今始まる―
  • 転生したら皇后…いや、皇帝に!? 第1話 転生【タテヨミ】
    無料あり
    5.0
    1~50巻0~66円 (税込)
    大女優の葉真はまさかの理由で古代の皇后に転生してしまう……でもそれだけじゃ終わらなかった!不意に転んだら今度は皇帝と体が入れ替わってしまった!?国も、後宮の美女たちも、「皇后」になった皇帝までも、ぜーんぶ彼女のものに!やっと女たちの醜い争いから逃れられたと思ったのに、何よこの上奏文の量は?こんな転生はやっぱ無理!!

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  • 中国時代劇がさらに楽しくなる! 皇帝と皇后から見る中国の歴史
    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    これを読めば、いま話題の中国時代劇がもっと楽しめる! 【内容】 2012年に放送された『宮廷女官 若曦(ジャクギ)』以降、中国時代劇は日本でも多くのファンを獲得し続けています。今の中国時代劇は、韓流時代劇の影響を強く受けており、華やかな王宮絵巻、そして皇帝と皇后の恋愛を絡めた作りが主流となっています。 また、2011年に、韓流時代劇ファンに向けて作られた朝鮮王朝の500年を紹介した新書『朝鮮王朝の歴史と人物』(実業之日本社)がロングセラーとなりシリーズ化されました。それと、同じ高まりが現在起きつつあります。 本書は、既存の堅い中国史の本ではなく、中国時代劇で中国史に興味を持った層に向け、ドラマに出てくる皇帝&皇后、その他の有名な人物を通して、中国の歴代王朝の成り立ち&役職や生活様式を紹介していきます。 【構成】 ■第1章 これは必見! 中国時代劇10選 「ミーユエ 王朝を照らす月」「コウラン伝~始皇帝の母」「三国志Secret Of Three Kingdoms」「武則天-The Empress-」「如懿伝 ~紫禁城に散る宿命の王妃~」ほか ■第2章 サクッとわかる中国4000年の王朝史 ■第3章 中国王朝 皇帝・皇后たちの真実 紂王と妲己(殷)/劉秀(光武帝)と光烈皇后(後漢)/玄宗と楊貴妃(唐)/クビライ・ハンとチャブイ(元)/康煕帝と孝誠仁皇后(清)ほか ■第4章 図解で解き明かす中国王朝の文化 服装/食事/文化/社会制度・身分制度ほか 【著者プロフィール】 菊池昌彦(きくち・まさひこ) フリーライター。中国時代劇に詳しく、キネマ旬報社のムック『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』などにも執筆している。歴史書籍だと『一冊でわかる中国の歴史』(河出書房新社)、『図解でわかる孫子の兵法』(宝島社)などにも参加。 【監修者プロフィール】 関眞興(せき・しんこう) 1944年生まれ。東京大学文学部卒業後、駿台予備学校世界史科講師を経て著述家。世界史関連の著書多数。中国関連では、『集英社版・学習漫画 中国の歴史 人物事典』(08年)の監修を担当。
  • 皇后 雅子さま~笑顔輝くまで~【完全版】
    完結
    5.0
    全1巻1,100円 (税込)
    皇后 雅子さま。 ご成婚から26年。おふたりの軌跡をまとめる企画として週刊誌に連載していたものをまとめてお届けします。 数々の試練を乗り越えて、候補者からお后様となられた雅子妃の真実の半生を描く――。 第一話 お妃候補誕生 第二話 皇太子殿下のプロポーズ 第三話 ご懐妊の重圧 第四話 愛子さまご誕生 第五話 家族の絆 第六話 令和のはじまり 令和幕開け記念として週刊誌が連載していた1話~6話をまとめた完全版です。
  • 天皇・皇后両陛下ご成婚60年記念 宮中 季節のお料理
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮中に伝わる四季折々のお料理や各種宮中行事に供されるお料理を写真と解説により紹介 ■季節のお料理・晴御膳・入夜御盃・桃の節句 節句料理・御養蚕始の儀 繭団子・端午の節句 節句料理・盂蘭盆 蓮の飯・十五夜 月見料理・新嘗祭 加薬うどん・他
  • 歴代皇后125代総覧
    5.0
    歴代皇后のすべてがこの一冊に。一流の著者による、完全保存版。
  • 美智子皇后の真実
    5.0
    初の民間出身妃は昭和九年、「堅実」を家訓とする家に生まれ、聖心女子大学で英語を学び、テニスやクラシック音楽など多方面に才能を発揮した。皇室に入ってからは、子供たちに手ずからお弁当を作り話題に。嫁・姑の確執を乗り越え皇室に嫁いで五十八年、美智子さまは何を支えに生きてこられたか。愛と献身を貫く皇后に肉薄するノンフィクション。
  • 後宮の検屍女官 1
    5.0
    謀殺されたという噂の妃嬪の棺の中から赤子の遺体が見つかり後宮は大騒ぎに。 皇后の命を受け、騒動の沈静化に乗り出した美貌の宦官・延明と ぐうたら女官の桃花は謎めいた死の真相に迫ることに…!? ぐうたら女官×腹黒宦官の中華後宮検屍ミステリ、第1巻!!
  • 女帝の手記 1巻
    完結
    5.0
    全5巻440円 (税込)
    時は奈良時代、聖武天皇と光明皇后の間に生まれた娘、阿倍内親王。 皇太子だった阿倍の弟は体が弱く、幼くして死んでしまう。 藤原氏直系で唯一の内親王となった阿倍は、皇太子として即位する。 藤原家の期待を背負い、女の幸せを捨て、阿倍の政治家としての日々がはじまろうとしていた… 史上初の女性皇太子となり、二度、天皇として即位した女帝の華麗なる生涯。

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  • 西の末裔 駆けよ、光の果てに集う者
    5.0
    三蔵法師の弟子の青蓮とその仲間達は旅の途中、皇后・楊貴妃がさらわれたとの知らせを受け、急遽助けに向かうことに。しかし、死んだと思われていた灰道士が生きており、巧妙な罠を仕掛けていて…?
  • 無間繚乱
    5.0
    第六十六代一条帝の辞世の句を、内覧並びに左大臣の藤原道長は『御堂関白記』に「露の身の 草の宿りに 君をおきて 塵を出でぬる ことをこそ思へ」と書き留め、帝に親しく仕えた権大納言藤原行成は「露の身の 風の宿りに 君をおきて 塵を出でぬる 事ぞ悲しき」『権記』に記した。道長は歌の中の「君」は中宮彰子を指すのだと解したが、行成は皇后定子を呼んだ言葉だと確信をもって綴った。死ぬ間際に一条帝が呼びかけた「君」とは、誰なのか。関白内大臣藤原道隆の娘・定子と、時の権力者左大臣藤原道長の娘・彰子。ともに一条天皇の后として藤原氏の権力争いに翻弄されたふたりの女性を中心に展開される華麗なる平安絵巻。2024年NHK大河ドラマの世界。
  • 密事は後宮の中で【単話版】1
    完結
    5.0
    宮廷の財務関係部署で働く白蓮は、皇后の付き人であった母の縁で、第一皇子の飛龍と兄弟同然に過ごしてきた。大人になった今でも飛龍は白蓮に「昔のように話せ」と言ってくるが、一役人である自分がそのような態度をとれるはずはなく…。【スパダリ第一皇子×倹約家幼馴染】中華後宮潜入物語開幕!(※電子雑誌「kyapi!」 vol.52に掲載された「密事は後宮の中で1」と同内容です。)
  • 「金椛国春秋」シリーズ12冊合本版 『後宮に星は宿る 金椛国春秋』~『白雲去来 金椛国春秋外伝』
    5.0
    生きる、何があっても。理不尽な運命に立ち向かう少年の中華ファンタジー! 大陸の強国、金椛(ジンファ)帝国。 貴族である星家の公子、遊圭は、ひとり闇夜を逃げ惑っていた。 皇帝が崩御し、叔母が皇后に選ばれ……。 「天皇に外戚なし」の法のもとに、星家は一族すべて殉死を命じられたのだ。 一家の療母(薬師)、胡娘(コジョウ)の助けにより、一人逃げ延びた遊圭は、町娘の明々に出会う。 明々はかつて遊圭に救ってもらったことを恩に感じており、遊圭を匿ってくれた 。その矢先、明々の後宮への出仕が決まる。 再びの絶望的状況に、明々はからりと言う。 「あんたも、一緒に来るといいのよ」 ――かくして、小柄で女子にも見える体躯を生かし、少年・遊圭は後宮へ出仕することに。 しかし美貌の宦官・玄月に正体を疑われ……。 つぎつぎと襲いかかる試練に、対抗できるのは己の知恵と仲間だけ。 理不尽すぎる世の中で、少年は生き抜くことができるのか。 傑作中華風ファンタジー! ※本電子書籍は「金椛国春秋」シリーズ本編10巻+外伝2巻の全12冊を収録しています。 【収録作品】 『後宮に星は宿る 金椛国春秋』 『後宮に月は満ちる 金椛国春秋』 『後宮に日輪は蝕す 金椛国春秋』 『青春は探花を志す 金椛国春秋』 『湖宮は黄砂に微睡む 金椛国春秋』 『妖星は闇に瞬く 金椛国春秋』 『鳳は北天に舞う 金椛国春秋』 『臥竜は漠北に起つ 金椛国春秋』 『比翼は万里を翔る 金椛国春秋』 『月下氷人 金椛国春秋外伝』 『白雲去来 金椛国春秋外伝』 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • ラヴェンナ:ヨーロッパを生んだ帝都の歴史
    5.0
    「ヨーロッパの祖母」となった都市の盛衰 ローマ帝国の中心がコンスタンティノープルに移った4世紀末、西方に新しい都が台頭する。イタリアの都市ラヴェンナにおいて、アリウス派のゴート人とカトリックのローマ人は競って、比類なき建造物とモザイクを次々と創りだした。以来300年にわたりこの町は、学者・法律家・職人・宗教人を魅了し、まぎれもない文化的・政治的首都となる。この特筆すべき歴史をみごとに蘇らせて、本書はイスラーム台頭以前の地中海世界の東西の歴史を書き変え、ビザンツ帝国の影響下にラヴェンナが、中世キリスト教世界の発展にとっていかに決定的な役割を果たしたのかを明らかにする。 全37章の多くは、皇后ガッラ・プラキディアやゴート王テオドリックら支配者から、古代ギリシアの医学をイタリアに蘇らせた医師の業績まで人物に注目しつつ、多様な民族・政治宗教勢力のるつぼであったこの都市がヨーロッパの基礎を形づくっていくさまを追う。そして、都市史をより広い視野から地中海の歴史のなかに位置づける。 美しい図版と最新の考古学の知見によって、ヨーロッパと西方の文化へのラヴェンナの深い影響について、大胆かつ新鮮な解釈を提供する1冊。
  • 西太后に侍して 紫禁城の二年間
    5.0
    清朝末期、半世紀にわたって権力を握り続けた西太后を、側近として見つめた女性による迫真の手記。 満洲人外交官の父親のもと、フランスで語学力を身につけた著者・徳齢は、1903年から1905年まで、通訳兼女官として晩年の西太后に仕えた。そこで目にしたのは豪華な食事と太后自ら演出した劇に時を費やす贅沢な日常だった。普段は離宮・頤和園で過ごし、正式な宮廷行事の時のみ、何十人もの女官や宦官を連れた大行列で紫禁城に赴いた。西太后はキリスト教を嫌い中国古来の風習を誇りにしながら、写真など西欧技術には関心をもち、ロシアから来た曲馬団にも大興奮。聡明な著者に心を許し、戊戌の変法の内幕や、自ら「生涯唯一の誤り」という義和団の乱の真相を語る。そして、後にアメリカで文筆家として大成する著者のジャーナリスティックな視線は、陰険な宦官たちや、不遇の皇帝・光緒帝の実像など、宮廷の人々にも向けられていく。 本書の原著Two years in the Forbiddencityは英語で執筆され、西太后が没して3年後の1911年、辛亥革命の年に上海で刊行されて、いまも版を重ねている。 [日本語版原本:『西太后に侍して』生活社1942年、研文社1997年] 目次 訳者序文 第一章 序の巻 第二章 宮中にて 第三章 宮中の芝居 第四章 西太后との午餐 第五章 西太后の覲見 第六章 西太后に侍して 第七章 宮廷の事ども 第八章 宮眷たち 第九章 光緒皇帝 第十章 皇后様 第十一章 私どもの服装 第十二章 西太后とコンガー夫人 第十三章 西太后の画像 第十四章 光緒皇帝の万寿節 第十五章 中秋節 第十六章 万寿山の離宮 第十七章 召見の間 第十八章 新年の行事 第十九章 海の離宮 第二十章 結びの巻 解 説  (加藤徹)
  • 後宮薬膳妃~薬膳料理が紡ぐふたりの愛~
    5.0
    薬膳料理で人々を癒す平凡な村娘・麗華。ある日突然、皇帝から呼び寄せられ後宮入りすると、そこに皇帝として現れたのは、かつて村で麗華の料理で元気になった青年・劉伶だった。そして麗華は劉伶の専属の料理係に任命されて・・・!? 戸惑う麗華だったが、得意の料理で後宮を癒していく。しかし、ただの料理係だったはずが、「麗華を皇后として迎え入れたい」と劉伶のさらなる寵愛を受けて――。薬膳料理×後宮シンデレラストーリー。 ※この物語はフィクションです。実在の人物、団体等とは一切関係がありません。本作は二〇一九年十一月に小社・ベリーズ文庫『皇帝の胃袋を掴んだら、寵妃に指名されました~後宮薬膳料理伝~』として刊行されたものに、一部加筆・修正したものです。
  • ナンバー2の日本史
    5.0
    1巻1,210円 (税込)
    ※本書はリフロー型の電子書籍です。 【主役を操る「名より実」の脇役】 名脇役こそ主役 日本史を概観すると、求められる組織・政治機構の形は時代ごとに違う。 新しいものがつくられていく創業の時代や、動乱や変革が続く混乱の時代は、強力なナンバーワンのもとに権限が集中している方が政治は安定する。 一方、社会が安定してくると、強いナンバーワンは各所に軋轢を生み、また憎悪・敵視の対象にもなりがちだ。 では、安定した時代に求められる組織・政治機構は、何が正解なのか。 トップ、つまりナンバーワンは強力な権威を持つけれども自ら政治をせず、実際に政治を行うのはナンバーワンから委任を受けたナンバー2、このシステムである。 古代における摂政・関白、鎌倉幕府の執権、室町幕府の管領、江戸幕府の大老・老中などがこれにあたる。 「虎の威を借る狐」と罵られることもあるが、強いナンバーワンが憎悪・敵視を一身に浴びることを思えば、ナンバー2のほうが軋轢も少なく、遙かに政治がしやすい。 もちろん、よいことばかりではない。多くのナンバー2はナンバーワンに比べて権力基盤が弱く、ナンバーワンからの信頼を失ったり、トップが交代・衰退したり、ナンバー2の座を狙うライバルの存在もあり、その地位は危うい。 平安時代における藤原氏や、鎌倉時代における北条氏のようにナンバー2の地位を独占した一族もいるが、その実態は一族内部の内紛・暗闘が熾烈であり、ナンバー2の立場が形骸化して「ナンバー2の右腕」が実権を独占する時代もあった。 それでも、多くのナンバー2がナンバーワンを支えてきた。 存在したかどうかさえあやふやな人、一瞬の活躍で終わった人……長年にわたって低評価ながら近年では別の見方をされる人もいる。 彼らがどのような社会事情や政治情勢の中でナンバー2となり、どんな業績を残したのだろうか。 ナンバー2はけっして影の存在ではない。 〈本書の内容〉 ■第一章 大王・天皇の補佐役 卑弥呼の弟/神功皇后/武内宿禰/聖徳太子/蘇我馬子/藤原鎌足/長屋王/橘諸兄/藤原仲麻呂/道鏡 ほか ■第二章 摂関政治と院政期のナンバー2 藤原百川/藤原良房/藤原基経/菅原道真/藤原時平/藤原道長/藤原頼道/院政の始まりと藤原摂関家 ほか ■第三章 鎌倉幕府は執権のものか 北条時政/北条義時/北条泰時/北条経時/北条時頼/北条時宗/北条貞時 ほか ■第四章 室町幕府、持ち回りの管領 足利直義/高師直/三管領家/細川勝元/伊勢貞宗/細川政元/大内義興/三好長慶/織田信長 ほか ■間 章 戦国大名とナンバー2 武田信繁/豊臣秀長/朝倉宗滴/片倉景綱/島左近/直江兼続/鍋島直茂/太原雪斎/石田三成 ほか ■第五章 巨大官僚組織・江戸幕府の舵を取った幕閣 本多正純と土井利勝/松平信綱/徳川光圀/保科正之/柳沢吉保/新井白石/大岡忠相/田沼意次/松平定信/水野忠邦 ほか

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  • 倉橋惣三物語 上皇さまの教育係
    5.0
    1巻1,595円 (税込)
    子供は自ら育つ――自発性を大切にし、子供たちの中に眠る可能性を信じた倉橋惣三の教育が、 今の時代にこそ求められている。 “日本のフレーベル”、“近代幼児教育の父”と呼ばれる倉橋惣三は、 大正期から昭和にかけて活躍した教育者。 昭和3年からは昭和天皇、皇后陛下へのご進講が始まり、 上皇陛下が皇太子でいらした幼少期に、教育係を務めた人物である。 少年時代、運動が苦手で不器用なうえ、引っ込み思案だった惣三の心を開いてくれた、下町の子供たち。 導いてくれた恩師や、夢を語り合った生涯の友。 さまざまな出会いが、惣三という人間を作っていく。 学生時代から幼児教育に興味を持ち、やがて教育者となった惣三は、 激動の時代にあっても、変わらず「子供の友達」であろうとした。 幼児教育の改革を次々行っていく一方で、息子との関係に悩む一人の親でもあった。 遺された日記をはじめとする貴重な資料をもとに描く、感動の物語。
  • コロナ・パンデミックはどうなるか ―国之常立神 エドガー・ケイシー リーディング―
    5.0
    未来は、まだ変えることができる。 世界中に蔓延しつづける 中国発・新型コロナウィルスの脅威。 感染被害はどこまで広がるのか? 収束の見通しは? 対応策は? いま、世界が知るべき 危機の本質と救済への道を探る。 「記紀」に登場する日本神道の神と 20世紀を代表する予言者が近未来予測! ◇最終的な感染者数はどこまで増加するのか ◇危機が収束するまでの期間は? その根拠は? ◇中国・武漢で感染が収まったのはほんとうか ◇中国よりもアメリカやヨーロッパ諸国で  感染が拡大しているのはおかしい ◇中国による人工的なウィルスだと断定された場合  米中戦争が起こる可能性も ◇事態の長期化を見すえ、日本は自給体制の強化を ◇危機を鎮静化させ、コロナを撃退する「力」とは何か 【新型コロナウィルスを食いとめ、  世界を救うための戦いへ。】 ■■ 国之常立神の人物紹介 ■■ 『日本書紀』では、天地開闢の際に、最初に現れた神とされ、『古事記』では、天御中主神や高御産巣日神など、五柱の「別天津神」の次に現れた「神世七代」の最初の神とされている。 ■■ エドガー・ケイシーの人物紹介 ■■ 1877~1945年。アメリカの予言者、心霊治療家。「眠れる予言者」「20世紀最大の奇跡の人」などと称される。催眠状態で、病気の治療法や人生相談、超古代史等について、14,000件以上もの「リーディング(霊査)」を行った。エドガー・ケイシーの魂の本体は、医療系霊団の長であるサリエル(七大天使の一人)であるとされている(『永遠の法』〔幸福の科学出版刊〕参照)。 ■■ 聖徳太子の人物紹介 ■■ 574~622年。飛鳥時代の政治家、思想家。父は用明天皇、母は穴穂部間人皇后。名は厩戸豊聰耳皇子。推古天皇の摂政として内政・外交に尽力。冠位十二階・十七条憲法を制定して中央集権化を進めるとともに、小野妹子を隋に派遣して国交を開き、大陸文化を取り入れた。また、仏教を深く信仰し、法隆寺・四天王寺等を建立するなど仏教興隆にも努める。620年、『天皇記』『国記』を編纂。なお、魂のきょうだいに、アメリカの南北戦争時に第16代大統領だったアブラハム・リンカンがいるとされる(『黄金の法』〔幸福の科学出版刊〕参照)。
  • ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集
    5.0
    人気ブロガーで、『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人!』でおなじみの国史啓蒙家、ねずさんこと小名木善行さんが、「令和」時代にこそ知っておきたい日本人の本当のこころを万葉集から読み解いていく。 これまでにない本当の万葉集の読み解きがここにある! 万葉集を読み解くと、日本的価値観を思い出させ、 進むべき道を指し示してくれる。 ◆徳による治世と感謝の心を持つ民衆 ◆よろこびあるふれる楽しい国 ◆ずば抜けた教養と豊かさの国 令和のいまこそ知っておきたい 日本人の精神性の秘密。 ねずさん初の完全書き下ろし書です! はじめに 第一章 天皇という奇跡を持つ日本 ・天皇が目指した日本の国 舒明天皇 ・豊かな国とはどのような国か 中大兄皇子 ・すべてに公平な御存在 柿本人麻呂 (コラム)皇統とは「身(み)」の血統ではなく 「霊(ひ)」の霊統 第二章 日本人の深い愛とは ・全身全霊を込めて夫を愛した皇后陛下 磐姫皇后 ・どこまでも国の平穏を願う 有間皇子 ・大改革のとき額田王は何を詠んだか  額田王 ・すべては妻のおかげです 大海人皇子 (コラム)天智・天武から持統天皇の時代 第三章 国を護り国を想う ・いまも続く防人たちの想い 令和の歌 ・夫の偉業を受け継ぐ決意  持統天皇 ・平和な世が崩れていくとき  額田王 ・国防の最前線にいる男たちの熱き想い 山上憶良 (コラム)天皇のご心配を気遣う額田王 第四章 民衆こそが宝、豊かで教養ある日本 ・女性の教養と施政者の心 児嶋と大伴旅人 ・日本は古来男女が対等な国 安倍女郎 ・天皇の大御心は常に民を想う 雄略天皇 (コラム)山上憶良が示した国司の使命 おわりに
  • ジャパン・ストーリー 昭和・平成の日本政治見聞録
    5.0
    「このまえがきを書いている現在、明仁天皇(現上皇)の退位が数週間後に迫っている。生前退位による天皇の代替わりは日本の歴史において約二〇〇年ぶりで、もちろん憲政史上では初めてのことだ。 天皇、皇后両陛下は戦後憲法で定められている象徴天皇としての職責を懸命に果たされてきた。体力が衰えて退位の道を選ばれたのは烈々たる責任感の表れだと思う。 昭和天皇が即位されたのは大日本帝国憲法下であり、戦前、戦中の激動の時代を経た後、戦後は日本国憲法の下で象徴天皇として公務を果たされた。そのため、昭和という時代には複雑な感情を持っている人が内外に多い。 だが、戦後の平和憲法が公布された後に即位された明仁天皇に対してはそうした感情はない。平成時代についての見方はさまざまだが、日本の天皇、皇后両陛下が国民に慕われ、外国人にも尊敬されていることは、この時代の興味深い特徴である。 一九六四年に初めて日本に来た私は、昭和の最後の二四年間と平成の三十一年間の五十五年の長きにわたって日本の政治の変容と社会・経済の激動とともに生き、つぶさに観察してきた。本書は、日本の政治システムの継続と変化を書き留めた政治見聞録である。」 (本書まえがきから、一部抜粋) 東京オリンピックが開かれた1964年に来日して以来、日本政治の研究者として選挙運動を分析した名著『代議士の誕生』(現在は日経BPクラシックス)をはじめ優れた業績を上げてきた著者による、歴代首相の秘話を盛り込んだカーティス版昭和・平成政治史。 2006年に行われた中曽根康弘元首相への幻のインタビュー「靖国、東京裁判、日本政治の危機」を収録。
  • 皇居をあるく ~都心に残る歴史の森と建物~
    完結
    5.0
    皇居の歴史・自然・文化・歩き方。これ1冊ですべてがわかるガイドブック。 皇居の由緒、みどころ、見学申込方法、効率良い歩き方、魅力を満喫できるモデルコース。この誌面でしか見られない宮殿や宮内庁などの非公開エリア。 本書はそれらの情報を1冊にすべて集めた皇居ガイドの決定版です。 2016年から予約なしで見学できるようになった迎賓館赤坂離宮もあわせて掲載しました。 ●皇居東御苑・二の丸庭園ガイド 2018年には過去最多の入場者数を記録した皇居東御苑と二の丸庭園。広大な御苑・庭園には貴重な種を含めた四季の花が咲き、多くの野鳥や昆虫も生息しています。見られる時期(花木については場所も)、写真と共に紹介しました。 ●江戸城の名残 堀、門、石垣、櫓、番所、天守台など、皇居の随所に残る江戸城の名残を、写真を駆使して解説しています。 ●皇居さんぽモデルコース 東京ドーム約25個分の面積を有する皇居。3つのモデルコースで皇居の魅力を堪能しながらみどころを効率良く巡れます。 ●非公開エリアの紹介 戦後一時期は宮殿としても使われた宮内省、旧枢密院、両陛下のお住まいの御所、宮殿など一般非公開の建物を貴重な写真と共に解説しました。 ●継承される伝統 宮中祭祀、御田植え、御親蚕、雅楽など、歴代天皇・皇后および宮内庁の楽人が受け継いできた伝統について紹介。皇室の役割は華やかな接遇や公務ばかりではないのです。 ●三の丸尚蔵館から懐古する平成 皇居内の三の丸尚蔵館は、皇室ゆかりの品を展示する無料の博物館。天皇陛下から皇后陛下へ贈られた御品など、その収蔵品から平成の御代を振り返ります。 ●迎賓館ガイド 皇太子(後の大正天皇)御成婚時に東宮御所として建てられた赤坂離宮迎賓館。片山東熊による日本の宮廷建築の最高峰であるこの建物の価値とみどころを、一般見学コースの道順に沿って解説しました。豪華な内装、壁画や天井画、調度や屋根の上に見られる和洋折衷の意匠など、ポイントを押さえています。アクセスや見学方法についてもしっかり紹介。 ●コラム「ボンボニエールとお祝い膳」 御誕生、御成婚など慶事の際に作られる銀や磁器のボンボニエール。非売品ながらその美しさからコレクターも多いボンボニエールの中から、戦後の代表的な物を掲載。天皇誕生日や新年祝賀で参会者へのお土産となるお祝い膳や盃も写真と共に解説。 ※この電子書籍は2019年4月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
  • 則天武后(上) 皇后立志篇
    4.8
    中国史上、唯一の女帝に上り詰めた則天武后(武則天)の生涯を描く歴史小説! 稀代の悪女か、それとも叡智に富む賢帝か――。唐代初期、武将で材木商の父のもとに生まれた武照(後の則天武后)は、いかにして後宮から、帝にまで上り詰めたのか。 複雑怪奇な宮廷の権力争いの中で、様々な謀略、知略を駆使して次第に権力を握っていく過程を、鮮やかな筆致で描き出す。
  • ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~【特典SS付】
    4.8
    『雛宮』――それは次代の妃を育成するため、五つの名家から姫君を集めた宮。次期皇后と呼び声も高く、蝶々のように美しい虚弱な雛女、玲琳は、それを妬んだ雛女、慧月に精神と身体を入れ替えられてしまう! 突如、そばかすだらけの鼠姫と呼ばれる嫌われ者、慧月の姿になってしまった玲琳。誰も信じてくれず、今まで優しくしてくれていた人達からは蔑まれ、劣悪な環境におかれるのだが……。「息切れしない、失神もしない……。なんて健康な体でしょう! う、うらやましい……っ」誰もが羨む玲琳は、隣り合わせの“死”とずっと戦ってきた鋼メンタルの持ち主だった――!? 大逆転後宮とりかえ伝、開幕! ※電子版はショートストーリー『ささやかな努力ではございますが』付。
  • アラベスク後宮の和国姫
    4.8
    1~2巻726~748円 (税込)
    *:;:*:;:*:;:* 新たな大河ロマン、ここに開幕! *:;:*:;:*:;:*  後の世に伝説として語られる妃、ライラーは、元々和国の姫君。謀略で捕われダリル帝国の後宮(ハレム)に入れられた。しかしこの後宮では子を産まず数年経てば解放される道が!  彼女は希望を得て、皇帝(スルタン)に近づかず、年季明けを目指すと決意する。  だがさっそく皇后に試されたり、高慢な妃候補に挑発されたり。ライラーはいくつもの窮地を両親に鍛えられた聡明さと生来の明るさを発揮して乗り越えていく。しだいに周囲から慕われ、賢明な統治者としての片鱗すら垣間見せ……。  けれどその結果ーーなんで逆に成り上がって寵姫扱いされてるの!? *:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:* 「わが家は幽世の貸本屋さん」シリーズ(マイクロマガジン社)、「異世界おもてなしご飯」シリーズ(KADOKAWA)の著者・忍丸氏、書き下ろし小説! *:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:* 担当編集コメント *:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:* 主人公のライラーの聡明さ、機転は必見!!! 痛快でスピード感あふれる展開に引き込まれること、間違いありません! とくに自分が好きなシーンは、敵視してくる妃候補から仕掛けられたある戦いに、思いがけない形でライラーが対応したあの場面。 ほかにも見所となる華やかな後宮文化、異国情緒あふれる描写、登場人物達の魅力…… どれをとっても、この作品を読まないなんて、もったいないです!
  • 廃妃は再び玉座に昇る ~耀帝後宮異史~ 1
    4.8
    運命に挑む二人の後宮純愛ファンタジー 劉美凰(りゅうみおう)は耀(よう)国の皇族の外戚である劉(りゅう)一族の娘として不自由ない生活を送っていた。そして彼女が十六の時、耀国皇帝・司馬雪峰(しばせつほう)との結婚が決まる。雪峰は美凰が恋い焦がれてやまない、初恋の人であった。皇帝と皇后が初めての夜を過ごす日、臥室(しんしつ)で待っていた美凰は遅れてやってきた雪峰からある物を渡された。それは・・・残虐非道な稀代の悪女と呼ばれた伯母の生首。そして彼は彼女にこう言い放った。「おまえを廃位する。しかるのち、極刑に処す」 美凰は婚礼の夜に起きた政変で断罪され、天下万民の怨敵として刑場に引っ立てられた。しかし――!? それから十年の時が経ち、雪峰の崩御後に皇帝となった司馬天凱(しばてんがい)は、美凰が幽閉されている離宮を訪ねる。都で猛威をふるう鬼病を鎮めるため、彼女の身に宿る奇しき力が必要になったからだ。幼き頃、姉弟のように過ごした二人は再会し、美凰はいまだ怨憎が煮え立つ後宮に舞い戻る。 奇しき力を持つ廃妃と若き皇帝が織りなす後宮純愛ファンタジー、開演。
  • 十三歳の誕生日、皇后になりました。【電子特別版】 1
    値引きあり
    4.7
    十三歳の誕生日、赤奏国の皇帝に後宮入りを願い出るために茘枝城にやってきた莉杏。この日を迎えるにあたって、皇帝に気に入られる妃になるため必死に勉強を重ねてきた彼女だが、いざ謁見の間に進んだところで、彼女を待っていたのは…たった今帝位を簒奪し、新たな皇帝の座についた暁月だった。しかも、彼の口から飛び出したのは「妃」ではなく「皇后」として莉杏を迎え入れる、という驚きの内容。なりゆきで簒奪者の皇后となった莉杏と、彼女を娶った皇帝・暁月の、夜毎に夫婦の絆が深まる恋物語が始まる!! ※こちらは巻末に電子版のみの特典ペーパーがついている特別版となります。【期間限定!豪華キャスト陣によるオーディオドラマが聴けるQRコードを収録 ※視聴期限は2021年11月16日(火)まで ※一部の携帯電話・スマートフォン機種によっては読み取れない場合がございます ※パケット通信料を含む通信費用はお客様のご負担となります】
  • 十三歳の誕生日、皇后になりました。
    4.7
    十三歳の誕生日、赤奏国の皇帝に後宮入りを願い出た莉杏。 ところが謁見の間にいたのは、《正規の手段》で帝位を簒奪し、新たな皇帝となった暁月だった!  莉杏は「ちょうどいい」と皇后にされるが、一緒に寝始めても湯たんぽ代わりのまるで子供扱い。 それでも莉杏が眠れるようにと、暁月は毎夜問題を出してくれて!?  夜毎に夫婦の絆が深まる恋物語!
  • 婚約破棄された才女ですが軍人皇子と溺愛レッスン始めます!
    4.7
    お前を抱きたい、俺の妻として 色気溢れる勇猛皇子にぐいぐい迫られてます! 社交界で突然、婚約破棄された伯爵令嬢ジュリア。だが宮廷作法を教えていた麗しの第二皇子サイファスに「では彼女は俺がもらおう」とその場で求愛され、戸惑いつつも受け入れることに。密かに慕っていた彼から「俺にとってお前は誰より可愛い女だ」と愛を囁かれ、甘く触れられ蕩けるような日々を過ごす。でもある日、彼と敵対する皇后に呼び出されて!?
  • 捨てられた皇妃【タテヨミ】プロローグ
    無料あり
    4.7
    全146巻0~67円 (税込)
    モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」 未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界からやってきた少女 「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として迎えられることに… そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが… 目覚めたら9歳の自分に転生!? 転生した「アリスティア」の残酷な運命は繰り返されるのかーー!

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  • 嘘つき皇后様は波乱の始まり【電子特典付き】
    4.5
    隣国から嫁いできた皇后ニジェナが『男』だった!!  衝撃の事実を知ってしまったコチュンは、口封じとして皇后付きの女中になることに。 初めは態度のデカいニジェナに腹を立てるも、実は彼が、和平のために皇帝と結託して偽装結婚したことを知る。 その覚悟に心を打たれたコチュンも力を貸すが、この婚姻をよく思わない勢力に正体が暴かれそうになり!? 第3回ビーズログ小説大賞《優秀賞》受賞作! 【電子特典は、淡湊世花先生書き下ろしSS「トゥルムとオリガの出会い」を収録!】
  • ふたり 皇后美智子と石牟礼道子
    4.5
    2013年、水俣を訪問した天皇皇后と、水俣病患者の歴史的な対話が実現。その背後には、皇后美智子と石牟礼道子、「ふたりのみちこ」の深い信頼関係があった。戦後70年、水俣は癒されたのか。天皇皇后とはいかなる存在なのか。深く問い直す傑作ノンフィクション。
  • 外科医エリーゼ 1
    4.5
    1~12巻1,012~1,078円 (税込)
    天才外科医の転生先は1回目の人生に逆戻り? 悪女皇后と呼ばれ火炙りの刑になり一生を終えたエリーゼ。前世での過ちを清算すべく2回目の人生は外科医として人のため生きてきた彼女だが、ある日飛行機事故で帰らぬ人に…しかし、目を覚ますと1回目の人生に戻ってしまった!?処刑される10年前の16歳の自分に転生したエリーゼは今回だけは後悔しない人生を送ろうと前世の配偶者との婚約を阻止しようと奮闘するのだが…。ピッコマの大人気タイトル、コミックス化!!
  • 無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す ~公爵家の落ちこぼれ令嬢、嫁ぎ先で幸せを掴み取る~1【電子書店共通特典イラスト付】
    4.5
    容姿も能力も平凡、公爵家の”出来損ない”の少女が、政略結婚の嫁ぎ先で見つけた暖かな”居場所”…。 優秀なサンチェス公爵家には二人の姉妹がいた。姉のフローラは才色兼備な聖女候補。妹のカロリーナは地味で才能もない落ちこぼれ……そんなカロリーナのもとに隣国との関係調整のため第二皇子との縁談が舞い込む。 ただし皇子は、野蛮で残酷無比と噂の人物。「私でも役に立てるなら」と政略結婚を受け入れるカロリーナだったが、嫁いでみると人生が一変。噂に反して紳士的な皇子や皇后に正当に評価され、自分を認められるように!?
  • 捨てられた皇妃 1
    完結
    4.5
    全12巻990~1,078円 (税込)
    未来の皇后として育てられたアリスティア。しかしある日、異世界からやってきた少女 ・美優に皇后の座を奪われた上に、反逆罪に問われてしまい、儚く散り逝く―。 だが、目覚めたら9歳の自分に転生していた!?果たして、残酷な運命は繰り返されるのか――!?
  • 紅霞後宮物語~小玉伝~ 1
    完結
    4.5
    不世出の軍人と謳われる女将軍・関小玉はかつての相棒にして現・大宸国皇帝である文林の懇願を受け、ある日突然、後宮の頂点である皇后となるが……!? 規格外ヒロイン、いざ女の戦場に出陣!! 軍人皇后の型破りシンデレラストーリー、開幕!!!
  • いじわる皇帝陛下の可愛がり花嫁教育
    4.5
    皇帝陛下のご褒美超絶快楽(ハート) 「一回イクか?」「一回では終わらないが…」「いじわる」 「皇后の務めとやらを果たすんじゃないのか?」初夜で処女なのに、挑発的な言葉で煽られると、全身が熱くなってきて…。小国の王女チェーリアは、見合いの席で皇帝ヴィクトルから痛烈な批判を受ける。<大陸一の淑女になる>と誓いを立て、1年後に晴れて大帝国に嫁いだチェーリア。「幼い見かけのわりに淫らな体だ…。掴まれ…爪を立てても許してやる」傲慢だが閨では毎夜甘く彼女を抱くヴィクトル。翻弄されながらも、彼の優しさを感じたチェーリアは、健気に皇后の公務に励む。徐々に心を通い合わせていく二人だが、宮廷では陰謀がうずまき!?
  • 覇王の激愛は止まらない!? 辺境の姫ですが皇后にされそうです!【特典SS付き】
    完結
    4.4
    「おまえがいないと、俺が生きていけそうにない」 南の島国“豊麗”から陽帝国の後宮に嫁いだ千羽は、閨で皇帝、威龍の顔を見て驚愕する。彼は以前、千羽の処女を奪って姿を消した男、龍だった。「そうだ。そうやって俺を感じていろ」騙したと憤る千羽に、身分を隠して妃候補の顔を見に行ったら、お前に夢中になってしまったと口説く龍。後宮には妃が既に四人いるにもかかわらず、千羽以外は抱く気がないという龍に、周囲と千羽は動揺して―!? 書き下ろし番外編も収録! ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
  • 皇帝陛下のお世話係~女官暮らしが幸せすぎて後宮から出られません~ 1巻
    完結
    4.4
    有能執政官様に見出され、女官として全力で働きます!!新米女官のしあわせ後宮奮闘記! 右丞相の娘である凜風は、五歳の皇帝の妃を選ぶ「皇后選定の儀」に参加することに。しかし、自分のことは二の次で候補者の少女たちの世話をしていたところ、凜風の子守りと二胡の腕が最高位執政官・蒼蓮の目にとまり、少年皇帝のお世話係を命じられて!?「これでどこへも嫁がずに済む!全力で働かせていただきます!!」凜風の運命が大きく動き出す!Webから大幅加筆&書籍オリジナルエピソード追加!中華風後宮ファンタジー開幕!! (C)2021 Ichiha Hiiragi ┴(C)2021 Aya Shouoto
  • 卑怯者の島 戦後70年特別企画
    4.4
    日本人よ、これが戦争だ! 『ゴーマニズム宣言スペシャル戦争論』で戦後日本人の戦争観を覆した小林よしのりが、戦後70周年の節目に、初の戦場ストーリー巨編に挑む。舞台は天皇皇后両陛下も訪問したパラオ・ペリリュー島を想定した南の島。玉砕戦に臨む日本兵を主人公に、壮絶な戦闘シーンと極限の人間ドラマを描ききる。日本の戦争ドラマにありがちな「反戦平和」や「お涙頂戴」などのお約束をすべて排除し、戦争のリアルだけを追及したこの作品は、『プライベートライアン』や『地獄の黙示録』といった戦争映画に比肩するスケールと迫力を持つ。究極の戦争ドラマに、血湧き肉躍り、心震える! フィックス型EPUB337MB(校正データ時の数値)。 【ご注意】※お使いの端末によっては文字が読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立読みファイルをご確認いただくことをお勧めいたします。
  • よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る 1
    4.4
    1~3巻825円 (税込)
    読んでいたテンプレなファンタジー小説の中に入り込んでしまった!よりによって、主人公に殺される悪の脇役に…?! 第二皇子の母親である皇后は息子を皇帝に立てるため、第一皇子・セザールの結婚相手にまで手を回す。その皇后の策略通り、セザールの悪妻・12歳のカナリアに転生した私は原作内容を知ってるからこそ、少なくとも処刑エンドは回避できるはず!!目指すは…平和な離婚?!
  • 大正の后 昭和への激動
    4.4
    貞明皇后の波乱の生涯を描いた、近現代小説の傑作!――縄田一男氏(文芸評論家) 幼少の頃に農家へ預けられ、「九条の黒姫さま」と呼ばれるほど活発な少女として育った節子。その利発さと健やかさを評価され、皇太子妃として選ばれたことから、明治、大正、昭和をつらぬく節子の激動の人生が始まった。病に臥せることの多かった大正天皇を妻として支え、母として昭和天皇を見守り続けた貞明皇后が、命をかけて守りたかったものとは。大正天皇と皇后の実像に迫った傑作長編。
  • 冷血竜皇陛下の「運命の番」らしいですが、後宮に引きこもろうと思います ~幼竜を愛でるのに忙しいので皇后争いはご勝手にどうぞ~ 分冊版(1)
    無料あり
    4.3
    成人の年を迎え、竜族の皇帝に謁見することになった妖精族の王女エフィニア。 しかし皇帝グレンディルに出会った途端、なんとエフィニアが彼の「運命の番」だということが発覚する。 驚くエフィニアだったが「あんな子供みたいなのが番だとは心外だ」という皇帝の心無い言葉を偶然聞いてしまい…。 ならば結構です!傲慢な皇帝の溺愛なんて望みません! 他の側室の嫌がらせにもめげず、エフィニアはのびのびと後宮ライフを満喫。 やがて後宮に迷い込んだ小さな竜とも仲良くなるが、どうもこの竜には秘密があるようで……。 竜族皇帝×妖精王女のすれ違い後宮ファンタジー第1巻!
  • 皇后考
    4.3
    時代と社会の変容とともに「ありうべき皇后」像はあった――。血脈による正統性が保証された天皇とは異なり、人生の途中で皇室に嫁ぎ、さまざまな葛藤を克服するなかでその存在となる「皇后」。神功皇后や光明皇后ら、過去の偉大な皇后と感応しつつ、近代日本に時空を超えた皇后像を現出させ、さらにはアマテラスに自らを重ね合わせようとする貞明皇后。斬新な視点で天皇制の本質を明らかにし、秘められた扉を開いた記念碑的著作!
  • 紫式部と清少納言 二大女房大決戦
    4.3
    紫式部は執筆に追われていた。「源氏物語」を餌に、帝の関心を愛娘・彰子へと向けさせたい藤原道長から、続きを催促されているのだ。創作の手がかりが欲しい紫式部は、素性を隠し、荒れ屋で暮らす清少納言の元を訪れる。そこで、皇后定子の霊鬼が宮中を徘徊しているという噂を、うっかり口にしてしまい…。小競り合いばかりの二人が、霊鬼探しでまさかの共同戦線。平安文学好きには夢、超展開の二大女房大決戦! サイテーのライバルがサイコーのバディになる!?
  • 黒衣の外科医たち
    4.3
    セルフ手術で結石を取りだした鍛冶屋の男、 無痛分娩の先陣をきったヴィクトリア女王、 とがった器具で痔を切り裂かれたルイ14世…… スプラッターな「試行錯誤」がいまの医術を築いてきた 麻酔はない、消毒もない、手洗いすらない時代。 外科医たちは白衣ではなく、返り血を浴びても目立たないよう黒衣を着ていた。 傷口は水で洗うかわりに焼きごてで焼灼(しょうしゃく)。 出血多量のときこそ瀉血(しゃけつ)。 患者はベッドに押さえつけられ阿鼻叫喚の手術がおこなわれたが、 そこには治療の道を切り開こうと必死に手探りしていた人たちがいた。 驚愕と震撼とユーモアに満ちた、背筋も凍るほど刺激的な一書。 現代に生まれて、ほんとうによかった―― 目次 序章 「手」で治す外科医たち 第1章 ある鍛冶屋の男 膀胱を自分で切り裂き摘出――結石 第2章 アブラハムとルイ16世 ペニスを石でしごいて包皮を切りとる――包茎 第3章 エリザベート皇后 心臓を刺されても歩き回れたのはなぜか――血液循環 第4章 インノケンティウス8世・レオ10世・ヨハネ23世 教皇も逃れられない暴食――肥満 第5章 ヨハネ・パウロ2世 人気教皇、銃撃され腸が穴だらけ――人ストーマ工肛門 第6章 ペルシア帝国ダレイオス王 「手術で死んだら、外科医の手を切り落とす」――脱臼 第7章 ジョン・F・ケネディ 世界が見つめる世紀の大解剖――気管 第8章 リー・ハーヴェイ・オズワルド ケネディと同じ外科医が暗殺者も――手術の限界 第9章 アウストラロピテクス・アファレンシスのルーシー 二足歩行とひきかえに――静脈瘤 第10章 奇術師フーディーニ 水拷問よりも腹パンチよりも――虫垂炎 第11章 ヴィクトリア女王 無痛分娩、歴史が動くとき――麻酔 第12章 大航海時代の貿易商ストイフェサント 砲弾で砕かれた脚はどうなるのか――壊疽(えそ) 第13章 名探偵ポアロとシャーロック・ホームズ 外科医は金星人、内科医は火星人――診断 第14章 イランの元皇帝 一・五リットルの膿を腹に抱えた亡命生活――合併症 第15章 バロック音楽家リュリとボブ・マーリー 足指切断のかわりに失ったもの――播種(はしゅ) 第16章 ローマ帝国執政官 丸々と肥えた軍人には脂肪切除を――開腹手術 第17章 アインシュタイン 天才の血管は破裂寸前――動脈瘤 第18章 内視法の生みの親たち 腹を切り裂くか、鏡を突っ込むか――腹腔鏡手術 第19章 アダム・宦官・カストラート ペニスを切り落とす10の方法――去勢 第20章 英国王ジョージ6世 イギリス王室とタバコの関係――肺がん 第21章 宇宙飛行士アラン・シェパード 究極のプラセボ治療――瀉血(しゃけつ) 第22章 英国キャロライン王妃 でべそを隠した王妃の壮絶な最期――臍ヘルニア 第23章 イタリア戦争を生き延びた若き医師 自分の傷に指を突っ込み腹腔を学ぶ――鼠径ヘルニア 第24章 19世紀フランスのパン屋 歯科医がつくった機械の肩を埋め込まれた男――人工関節 第25章 レーニン 頭痛、不眠、ノイローゼの指導者――脳卒中 第26章 胃腸をはじめてつなぎ合わせた外科医 ちょっと雑でも高速技なら大丈夫――胃切除 第27章 ルイ14世 とがった器具をさし込み一気に引き抜く――痔 第28章 動物園の獣医 デンキウナギに麻酔をかける――動物の手術
  • 天皇メッセージ
    4.3
    込められた思い。たくされた祈り。 あなたは天皇・皇后両陛下の言葉に耳を傾けたことがありますか? 「普通の日本人だった経験がないので、 何になりたいと考えたことは一度もありません。 皇室以外の道を選べると思ったことはありません」 ――明仁皇太子、1987年。アメリカの報道機関からの質問に対する回答。 「石ぐらい投げられてもいい。 そうしたことに恐れず、県民のなかに入っていきたい」 ――明仁皇太子、1975年。沖縄訪問を前に。 「だれもが弱い自分というものを 恥ずかしく思いながら、それでも絶望しないで生きている」 ――美智子皇太子妃、1980年。46歳の誕生日会見より。 【目次】 はじめに 1章 I Shall be Emperor. 2章 慰霊の旅・沖縄 3章 国民の苦しみと共に 4章 近隣諸国へのメッセージ 5章 戦争をしない国 6章 美智子皇后と共に 7章 次の世代へ あとがき ※本書は過去に配信された『戦争をしない国 明仁天皇メッセージ』の増補改訂版です。
  • 無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す 今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです1
    完結
    4.2
    優秀なサンチェス公爵家には二人の姉妹がいた。姉のフローラは才色兼備かつ聖女候補。妹のカロリーナは地味で才能もない落ちこぼれ……そんなカロリーナのもとに隣国との関係調整のため第二皇子との縁談が舞い込む。ただし皇子は、野蛮で残酷無比と噂の人物。「私でも役に立てるなら」と政略結婚を受け入れるカロリーナだったが、嫁いでみると人生が一変。噂に反して紳士的な皇子や皇后に正当に評価され、自分を認められるように。一方王国に残されたフローラは不調続きで――
  • 「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史
    4.2
    神武天皇、教育勅語、万世一系、八紘一宇……。 右派も左派も誤解している「戦前日本」の本当の姿とは? 神話に支えられた「大日本帝国」の真実。 「国威発揚」の物語を検証するーー! 「筆者はここで、同じく昨年、凶弾に斃れた安倍元首相が唱えた「日本を取り戻す」「美しい国」というスローガンを思い出さずにはおれない。それはときに戦前回帰的だといわれた。  だが、本当にそうだっただろうか。靖国神社に参拝しながら、東京五輪、大阪万博を招聘し、「三丁目の夕日」を理想として語るーー。そこで取り戻すべきだとされた「美しい国」とは、戦前そのものではなく、都合のよさそうな部分を適当に寄せ集めた、戦前・戦 後の奇妙なキメラではなかったか。  今日よく言われる戦前もこれとよく似ている。その実態は、しばしば左派が政権を批判 するために日本の暗黒部分をことさらにかき集めて煮詰めたものだった。  つまり「美しい国」と「戦前」は、ともに実際の戦前とはかけ離れた虚像であり、現在の右派・左派にとって使い勝手のいい願望の産物だったのである。(中略)  このような状態を脱するためには、だれかれ問わず、戦前をまずしっかり知らなければならない。」 (「はじめに」より) 【本書の構成】 第1章 古代日本を取り戻す   明治維新と神武天皇リバイバル 第2章 特別な国であるべし   憲法と道徳は天照大神より 第3章 三韓征伐を再現せよ   神裔たちの日清・日露戦争 第4章 天皇は万国の大君である 天地開闢から世界征服へ 第5章 米英を撃ちてし止まむ  八紘一宇と大東亜戦争 第6章 教養としての戦前    新しい国民的物語のために 【本書の主な内容】 ・「新しい戦前」と「美しい国」の共通点 ・「神武創業」に新政府がこだわった意図 ・「建国記念の日」が生まれた背景 ・君が代はなぜ普及したのか? ・明治維新は「中世キャンセル史観」 ・神武天皇に似ている「あの人物」 ・フェティシズムとしての教育勅語 ・女子天皇・女系天皇を排した井上毅 ・忘れられる神功皇后と理想の女性像 ・神社参拝は軍国主義的なのか? ・「東京」の名付け親・佐藤信淵 ・天地開闢とイザナミ・イザナギ神話 ・「弱小国家コンプレックス」が生んだ妄想 ・戦意高揚に貢献した北原白秋と山田耕筰 ・実証なき物語は妄想、物語なき実証は空虚   ……ほか
  • 目が覚めると百年後の後宮でした~後宮侍女紅玉~
    4.2
    虐めあり、陰謀あり、呪いあり、鍋会あり、淡い恋あり!? 猪突猛進、後宮侍女のパワフル奮闘記 皇后の侍女として楽しい後宮生活を送っていた林杏。春節を祝う宴の中、新築の楼に足を踏み入れた途端、呪によって百年の眠りについてしまい──目覚めたのは許婚にそっくりの美形男子の腕の中!? その彼、彩楚峻の叔母である後宮妃のもと、紅玉と名を変え再び後宮侍女として仕えることに。同僚侍女や下っ端宦官を仲間にし、楚峻や皇帝まで巻き込みながら、過去の知識と持ち前の生活力で、百年続く陰謀に戦いを挑む! 装画・新井テル子
  • 日本の戦後を知るための12人 池上彰の<夜間授業>
    4.2
    現代日本を形作ったキーパーソン12人を語りつくす! 田中角栄、渡邉恒雄、ホリエモンに池田大作、上皇陛下まで……、毀誉褒貶ありつつも戦後日本を決定づけた人々を池上解説。 2018年から文藝春秋西館で行われた「〈夜間授業〉池上彰“戦後”に挑んだ10人の日本人」をもとに構成・編集。講義で実際に出たQ&Aも収録し、改めて基本から現代史の重要人物たちを知ることができます。 「戦後日本」に対峙し、変革をもたらした型破りな人々の“功罪”で学ぶ現代史講義。 第1回 田中角栄 今、見直される理由 第2回 江副浩正 情報社会の開拓者 第3回 小泉純一郎 断言する“変人”政治家 第4回 中内功 価格破壊の風雲児 第5回 渡邉恒雄 読売帝国の支配者 第6回 堤清二 詩人経営者の血脈 第7回 村上世彰と堀江貴文 金儲け至上主義と国策捜査 第8回 石原慎太郎 暴言と思いつきの長期都政 第9回 池田大作と創価学会 政教分離と自公連立 第10回 上皇陛下と上皇后・美智子さま 象徴天皇としての試行錯誤 (目次より)
  • 後宮の検屍女官
    4.1
    1~6巻660~726円 (税込)
    「死王が生まれた」大光帝国の後宮は大騒ぎになっていた。 謀殺されたと噂される妃嬪の棺の中で赤子の遺体が見つかったのだ。 皇后の命を受け、騒動の沈静化に乗り出した美貌の宦官・延明(えんめい)の目にとまったのは、 幽鬼騒ぎにも動じずに居眠りしてばかりの侍女・桃花(とうか)。 花のように愛らしい顔立ちでありながら、出世や野心とは無縁のぐうたら女官。 多くの女官を籠絡してきた延明にもなびきそうにない。 そんな桃花が唯一覚醒するのは、遺体を前にしたとき。彼女には、検屍術の心得があるのだ――。 後宮にうずまく数々の疑惑と謎を検屍術で解き明かす、中華後宮検屍ミステリ!
  • 外科医エリーゼ第1話【タテヨミ】
    無料あり
    4.1
    1~152巻0~61円 (税込)
    天才外科医、3度目の転生は1度目の人生に!?悪女皇后と呼ばれ火刑になり一生を終えたエリーゼ。前世での過ちを清算すべく2度目の人生は外科医として人のため生きてきた彼女だが、ある日飛行機事故で戻れぬ人になるのだが…なんと、事故から目を覚ますと1度目の人生に戻ってしまった? 処刑される10年前に転生したエリーゼは今度こそ後悔のない人生を送ろうと皇太子との婚約を阻止するため奮闘するのだが…

    試し読み

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  • 後宮の百花輪 : 1
    4.1
    百花輪の儀。それは華信国の五つの領地よりそれぞれの代表となる貴妃を後宮に迎え、もっとも皇帝の寵愛を受けた一人が次期皇后に選ばれる一大儀式だ。後宮に憧れる武術家の娘・明羽は、道具の声が聞こえる不思議な力と拳法を駆使し、北狼州代表の來梨姫の侍女として後宮で働き始める。美貌や知略、財力を賭した貴妃五人の戦いで、明羽は引き籠り気味の「負け皇妃」來梨を皇后の座につかせることができるのか!? 心躍る絢爛豪華な中華後宮譚、開幕!
  • 明仁天皇物語
    完結
    4.1
    若き日の「覚悟」の原点!完全コミック化! いかなる時も、国民と心を共に歩まれてきた明仁天皇。上皇となられた今もなお、多くの人に親しまれている存在である。  しかし、その85年の歩みは決して平坦ではなく、凄まじい覚悟に裏打ちされた物だった・・・。 衝撃の“お気持ち”表明から遡り、史実を元に一部創作を交えながら,戦時下の少年時代、学生時代、唯一無比のプリンセスを得たご成婚、即位、戦争被害者への慰霊の旅、被災地訪問に至るまで,現在の上皇・上皇后両陛下の苦難の旅路を描いた本格ドキュメントコミック誕生!  原作・脚本の永福一成氏、監修・志波秀宇氏は『昭和天皇物語』の協力スタッフ。 作画はなんと『帝一の國』の古屋兎丸氏。初挑戦の実録物で斬新なタッチの美しい絵柄を披露している。
  • 女官 明治宮中出仕の記
    4.1
    明治天皇と昭憲皇太后に仕えた女官の手記。華族・久世家の長女、三千子の見聞は、宮中のしきたりや天皇皇后の実像を生々しく伝える。数十人にのぼる女官のさまざまな職名と仕事、天皇自らが名づけた源氏名とニックネーム。「雀」と呼ばれた三千子は、天皇皇后の睦まじい様子に触れ、女官たちに気安く声を掛けて写真をねだる皇太子(大正天皇)に戸惑う。さらに、「俗の言葉でいえばお妾さん」である権典侍と、皇后の関係とは――。
  • 皇后雅子さま物語
    4.0
    痛みを知るから勁くなれる――令和の新皇后、雅子さま。その皇太子妃としての道のりは決して平坦ではなかった。ご成婚パレードでの笑顔はなぜ失われたのか? お世継ぎ問題、「適応障害」の真相は何だったのか? 長年にわたり雅子さまの実像を追う唯一のジャーナリストが描く、新皇后の素顔とは。半生を網羅した決定版! 【目次より】 序章 幸せの黄色いワンピース 第1章 帰国子女の憂鬱 第2章 「根無し草にはなりたくない」 第3章 新人外交官の悩み お妃候補への戸惑い 第4章 皇太子妃選定「極秘プロジェクト」 第5章 ご成婚──雅子さんのいちばん長い日 第6章 「新皇太子妃」に差す影 第7章 長官が尋ねた「お身体のこと」 第8章 愛子さまご誕生までの全舞台裏 第9章 涙が止まらない 第10章 「人格否定発言」初めて語られる真相 第11章 ようやく治療がはじまった 第12章 悠仁さまご誕生──急転する皇室の運命 第13章 愛子さまが学校に行けなくなった日 第14章 ご成婚二十年──雅子妃はお幸せだったのか 終章 令和の皇后として ※この電子書籍は、2015年1月に文藝春秋より刊行された単行本『ザ・プリンセス 雅子妃物語』を改題、新章を増補した文庫版を底本としています。
  • 皇后雅子 妃から后への三十年
    4.0
    皇太子の結婚をめぐって宮内庁が強く要請し、国内メディアが沈黙することを承諾した報道自粛の申し合わせ。それが成ることによって、目的とはまったくちがった、誰も予測していなかったことが起きた。雅子妃決定に至るまでの「事情」とはいったいどのようなものだったのか……。当時朝日新聞の皇室記者として取材の最前線にいた著者が、次の時代を前に歴史の証言として残す「ほんとうの物語」。
  • 象徴として 天皇、皇后両陛下はなぜかくも国民に愛されたのか
    4.0
    両陛下30年の“静かな闘い”の記録。人はいったい何にひきつけられるのか――。唯一無二の立場で「象徴としての在り方」を模索し続けたお二人の歩みを、数々の証言で描いた一冊。毎日新聞で退位を前に連載された「象徴として」を単行本化されたものの電子版。両陛下と交流のあった人を各地に訪ね記者たちが取材した貴重なエピソードを多数収録しました。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 最愛の側妃だけを愛する旦那様、あなたの愛は要りません
    4.0
    歴史ある帝国に嫁いだ元新興国の第一王女イザベラは、側妃達の情報操作により後宮の不和の元凶とされ、お飾りの皇后の位置に追いやられていた。とはいえ執務や健康に影響はなかったため静観していたのだが、とある事件により、自分への冷遇が皇帝を傀儡にし国を乗っ取ろうとする計画の一端だと知り、国民を守るために抗うことに。その中で皇帝が決して悪人ではないが王に向いていないことを痛感し、母国を頼ることも検討し始める。そんなある日、兄と共に幼馴染である母国の公爵キリアンが加勢にやってくる。孤軍奮闘するイザベラを、キリアンは優しく支えてくれて…… ※電子版は単行本をもとに編集しています。
  • 四季とともに歩む 美智子さま366の言葉
    4.0
    美智子さまのお言葉を366も収録、手もとにおいて春夏秋冬の季節とともに日々楽しめる書籍です。今なお国民の憧れである上皇后・美智子さま。子の入学式の日、災害のあった日などにおっしゃられた四季折々、366日分のお言葉を、当時の美智子さまやご家族の写真、エピソードとともに綴りました。誕生日を迎えられたときのお言葉、避暑地でご家族の時間を過ごされているときのお言葉、終戦の日に発したお言葉、新たな年を迎えようとするときのお言葉など、1年の時が移ろいゆくなかでお話になった言葉を収録しています。それぞれのお言葉の背景などに関するエピソードもふんだんに読むことができ、毎日本書を開くことで日々の元気をもらえます。
  • 昭和天皇のごはん
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    昭和天皇の料理番だけが知る、意外な素顔とおいしいエピソード、秘伝のレシピ。昭和天皇皇后両陛下についてのエピソードや料理番たちの日常や出来事を料理レシピとともに紹介。 ※本作品は紙書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 生きる哲学
    4.0
    人間についての普遍的な原理を難しい言葉で記述するばかりが「哲学」ではない。書物に書かれている高尚な哲学ばかりが「哲学」ではない。ときに肉声のなかに、手紙のなかに、あるいは人知れぬ行為のなかに、真の哲学は宿っている――。 祖国を離れ、ひとり異国の地でひたすらに歩いた作家・須賀敦子。強制収容所で絶望を目の当たりにしながら、人生の意味を深く問うた精神科医・フランクル。食に命をこめる料理研究家・辰巳芳子。震災や戦争に際して遺族に祈りを捧げた美智子皇后。 歩く、祈る、見る、聴く、喪う。「悲しみ」ともいうべき人生の場面で言葉を紡ぎ、ある哲学を体現した者たちの「生きる哲学」を、その行為のなかに読む。
  • 明治宮殿のさんざめき
    4.0
    皇居の中を隅々までご案内! 「みやび」と「モダン」が無理なく同居する明治宮殿。NHKドラマ「坂の上の雲」の宮廷シーンの時代考証を担当した著者が、明治宮殿の十二ヶ月を絢爛豪華な「宮廷絵巻」として軽やかな筆致で再現。ツイッター感覚で和歌を詠む天皇陛下、姉さん女房の皇后、女官、侍従職出仕まで、息遣いを伝えてくれる。
  • 満州国皇帝の秘録 ラストエンペラーと「厳秘会見録」の謎
    4.0
    日本軍によって満州国皇帝の座に就いた溥儀。清朝復活への執念と傀儡としての絶望。皇后、実弟への愛憎、石原莞爾、東条英機らへの月旦などなど。専属通訳として、会見に同席した林出賢次郎が残した「厳秘会見録」を元に、昭和史の闇とされた人造国家・満州国の実態と、皇帝・溥儀の素顔を明らかにする。
  • 知っておきたい日本の皇室
    4.0
    「天皇・皇族に戸籍はあるの?」「国事行為ってどんなことをするの?」など硬めの疑問から「天皇・皇后はお互いになんと呼んでいる?」「お召し列車は有料?」など柔らかめの疑問まで。皇室の素朴な疑問に答えます。
  • 日本古代史を科学する
    4.0
    1巻679円 (税込)
    古代史の秘密がいま解き明かされる。この本は、日本古代史の常識とタブーに挑んだ、ある自然科学者の知的冒険の書である。「魏志倭人伝」に描かれた邪馬台国はどこにあったのか。女王・卑弥呼とはいったい誰なのか。日本最古の歴史書といわれる『古事記』や『日本書紀』に描かれる様々な神話をどう読むのか。神武王朝は果たして存在したのか。神武の東征は実際になされたことなのか。出雲はなぜ国譲りにたやすく同意したのか。神功皇后の九州遠征が意味するものとは。継体王朝の即位は何を意味したのか。医者であり、また歴史に造詣の深い著者は、自然科学者の「眼」で、こうした謎をひとつひとつ解きほぐしてゆく。Y染色体が示す日本人のルーツをめぐる最新の知見と歴史書の読解をミックスさせ、これまでの発想に自由な著者が導き出した結論は、想像を絶する大胆なものであった……。東アジアを舞台に壮大なスケールで、心躍る歴史のドラマがいま幕を開ける。

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  • 100歳詩集 逃げの一手
    4.0
    1巻770円 (税込)
    童謡「ぞうさん」の詩人100歳の記念詩集 童謡「ぞうさん」「一年生になったら」などで知られる、まど・みちおさんは、日本で唯一「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞した詩人。1992年に、美智子皇后が選・訳をされた詩集絵本「THE ANIMALS」が日米同時刊行されて、一躍「国民的詩人」としての名を高めました。 その、まどさんが2009年11月16日に100歳を迎えました。ながく童謡・詩を発表してきた詩人が、時にはユーモアを交え、時には世界を鋭く斬りながら、老境の感慨をうたいあげました。絵も得意とするまどさんの、最新の素描も収録。カバー装画も著者の手によるものです。

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  • 日本人の美風
    4.0
    勤倹力行、篤志、陰徳、義理、諧謔、思いやり……、この国には、不朽の礎がある。大津波から村を救った異能の実業家、分度を守り復興を成し遂げた二宮尊徳、著名な学者を唸らせた無名の人の志、貧しくても守り通した義理から生まれる人の縁、災厄のときこそ人心を慰める皇后の読書歴――日本人の美点を体現した人びとの凄みを、歴史の襞の中から見つけ出す秘話七篇。

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  • 逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎
    4.0
    1~26巻814~1,100円 (税込)
    タブーに近かった空白の古代史の謎を大胆な推理で解明。日本史の常識を覆す全日本人必読の新・日本史! 日本人の「わ」の精神のルーツは?宮内庁が天皇陵の学術調査を拒み続けるのはなぜか? タブーに近かった空白の古代史の謎を大胆な推理で解明し、歴史学界の旧弊と教科書教育的な「日本史の常識」を覆す。 目次 ●序論 日本の歴史学の三大欠陥  1.信長と安土 2.アカデミズムと丸山ワクチン 3.「素人」が大それたことをする理由 第1章 古代日本列島人編-日本はどうして「倭」と呼ばれたのか 第2章 大国主命論-「わ」の精神で解く出雲神話の“真実” 第3章 卑弥呼編-女王殺害と紀元二四八年の重大事件 第4章 神功皇后編-邪馬台国東遷説を裏付ける宇佐神宮の拝礼作法 第5章 天皇陵と朝鮮半島編-日本人のルーツと天皇家の起源 年表 ※お使いの端末によっては、図の一部が読みづらい場合がございます。

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  • 身代わり皇帝の憂鬱~後宮の侍女ですが、入れ替わった皇帝に全てを押しつけられています~
    4.0
    もしかして皇帝と私、入れ替わってる!?  田舎貴族の娘・白麗霞は、朝陽国の妃候補・静蘭に仕える後宮の侍女。仲春の満月の夜、後宮の池に落ちかけた皇帝・天陽を助けようとして一緒に池に落ち、ふたたび目覚めたとき、ふたりの中身が入れ替わっていたのだった。これでは大変なことになってしまう……と事情を知る関係者一同は頭を抱えたが、解決方法として提示された「次の満月の夜にもう一度ふたりで池に落ちてみる」を実行するまでの間、実際に中身が入れ替わった状態で生活してみたところ……元々、女子にしてはオトコマエな性格だった麗霞は、実際に男になってみるとカッコいいことこの上なく、のんびりした性格の天陽もまた、侍女役がしっくりハマってしまったのだった。  元々は貰い事故で皇帝(中身)になった麗霞だったが、いざその最上位ポジションで見回してみると、後宮においては皇后である秀雅が強すぎるせいで、天陽自身は妃候補たちにナメられていることがわかった。これを改善すべく乗りだした麗霞は「皇后ぎゃふん計画」を立案。すなわち「自分が皇帝の中身でいるうちに妃候補たちを天陽に惚れさせ、皇后しか眼中にない妃たちをこちら側へ引き込もう作戦」がスタートさせるが……?
  • 迦陵頻伽 王の鳥は龍と番う
    4.0
    ――大華が建国されて三千年あまり。この世界には、異能を持ち数百年の時を生きる神族と、数十年を駆け抜ける人間の二種類が存在する。稀有な美しさを持つ『迦陵頻伽』の一族は、皇后と天聖君を代々輩出し、ほかの神族よりも優遇されてきた。その天聖君の地位を継いだ若き当主、祥。彼は、皇帝の在位十年を祝う宴席で、大華一の剣豪と名高い煬二郎と出会う。売り言葉に買い言葉の喧嘩が勃発するが、とあるきっかけから一夜を共に。「二度と会うものか」と思う祥だったが、煬二郎と一緒に、誘拐された嫁入り直前の皇后候補を捜すことになってしまい……!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
  • 後宮の百花輪 1
    無料あり
    4.0
    次なる皇后を決めるため国内の各州から代表となる貴妃五名が後宮に入り「百花輪の儀」が行われることとなった。落ちこぼれ貴妃の侍女となった明羽は、主の來梨を皇后となる百花皇妃にするべく陰謀だらけの危険な戦いに挑む! 命をかけた後宮バトルロイヤル開幕!!
  • 後宮の炎王
    完結
    4.0
    「あんた……誰だ」 「きみの友だ」 ひとりは過去の記憶を失い、 ひとりは女の姿で後宮に潜む。  《過去の記憶》と《濃厚な友情》は、青年ふたりに奇跡を起こすのか!? 胸熱の中華風ファンタジー!! 悠永国(ゆうえいこく)の後宮には、こんな噂があった。 曰く「皇后の剣、と呼ばれる謎めいた人物がいる」と。 それは氷のように冷徹な皇后の側近で、名は静羽(せいは)。炎のごとき美貌の女性だという。 幼い頃の記憶がない翔啓(しょうけい)は、ある日後宮に迷い込み、女の姿をした青年・嵐静(らんせい)と出会った。 彼こそが、静羽なのか……。 初めて会った相手のはずなのに、なぜか翔啓は嵐静に強く惹かれる。 それは彼自身の失われた過去にも関係しているようで……!? 失った《過去》に、大切なものを、置いてきた――。 ふたりの「再会」がきっかけで、幼い皇太子や皇后をも巻き込んだ大事件が動きだす。 過去と友情が織りなす――血湧き肉躍る中華後宮ファンタジー開幕!
  • 宮廷女性の戦国史
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    史料上の制約からほとんどわかっていなかった戦国期の女性たち。本書では、朝廷内の女性、天皇の娘である皇女と、天皇を支えた後宮の女房たちの知られざる姿を解明する。時に天皇家と様々な権門とを取り結ぶ役目を負った皇女たち、そして「皇后不在の時代」にあって天皇の世継ぎを産む役割を担うだけでなく、天皇家の家政、足利将軍、織田信長、豊臣秀吉といった武家権力者との対外交渉、訴訟の仲介、祭祀の取りしきりなど、多方面で躍動する彼女たちの実像を明らかにする。
  • 暁花薬殿物語
    4.0
    下級貴族の生まれながら、人数合わせで急遽入内することになった暁下姫(きょうかひめ)。大貴族出身の后候補が揃う宮廷で、若き帝を巡る女たちの争いに巻き込まれるのだが……。  女性だてらに薬師を目指していた暁下姫は『ゴールは帝と円満離縁』とばかりに、香(こう)や召し物に医薬の知識をフル活用した工夫を施し、あの手この手で帝を遠ざける。しかし、そのことが宮廷を巻き込む大貴族の権力争いにまで発展し――?  降りかかる火の粉は医薬で振りで払う! 薬師(くすし)を志す姫君の、“皇后を目指さない”平安宮廷ファンタジー開宴!
  • 明仁天皇と裕仁天皇
    4.0
    「君主」の父、「民主」の子。二人の象徴天皇。それぞれの「戦争と平和」に秘められた昭和史の真実。そこには、天皇家の〈父と子〉のみに伝えられる口承があった。講談社創業100周年記念出版。 「今までは、勝ち抜くための勉強、運動をして来ましたが、今度からは皇后陛下の御歌のやうに、つぎの世を背負つて新日本建設に進まなければなりません。それも皆私の双肩にかゝつてゐるのです。」――<昭和20年8月15日 明仁皇太子が書いた作文より> 「今度のやうな決心をしなければならない事情を早く話せばよかつたけれど 先生とあまりにちがつたことをいふことになるので ひかえて居つたことを ゆるしてくれ 敗因について一言いはしてくれ 我が国人があまりに皇国を信じ過ぎて 英米をあなどつたことである 我が軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである」――<昭和20年9月9日 明仁皇太子への昭和天皇の手紙より>
  • 疫神の国
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※本書はリフロー型の電子書籍です。 【1400年におよぶ日本人と疫病神の共棲】 〈本書の内容〉 人びとがまだバクテリアだのウイルスだのという存在を知らない時代――。 しかし、どのような時代であれ、その病は、どうしようもなく蔓延していた。 それは「疫【えき】」と総称された。 疫は、さまざまにある。天然痘、赤痢、麻疹(はしか)、風疹、虎列剌(コレラ)、窒扶斯(チフス)、黒死病(ペスト)、流行性感冒、日本住血吸虫症、日本脳炎などで、どれも恐ろしい疫病だった。 ひとたびかかれば、明日の命も知れないという恐ろしさだった。 誰もが、この疾病の正体を知りたいと欲した。 なぜ、こんな恐ろしい病にかかるのだろう。 なぜ、こんな憎らしい病が存在しているのだろう、と。 けれども、顕微鏡どころか虫眼鏡すらない時代である。誰にもわからなかった。 時代が下るにつれて、少なくない人達が見当をつけ始めた。 ――よこしまな神霊が、知らぬうちに取りつくのではないか。 ――憑依して病に伏せさせ、さらに別な者に移ってゆくのではないか。 神霊の呼び方は悪霊、悪鬼、邪鬼、疫鬼などと時代の変遷につれていろいろと変わっていったものの、病をもたらす何者かがいるのではないかという推測が否定されることはなかった。 そのように変遷した呼び名の中で、最後まで変わらずに呼ばれ続けた言い方がある。 疫神、である。もしくは、疫病神【やくびょうがみ】。(本文〈序 疫神のこと〉より一部抜粋) 歴史を変える流行病「疫病神」との共生。我々の祖先はいかに生きてきたか。その生きざまに感動する日本人必読の12の物語。 神は乗り越えられる試練しか与えない……。 〈目次〉 序 疫神のこと 第一幕 巻の一 丹の国(崇神天皇×疫癘)崇神九年・皇紀五七二年 巻の二 仏法を以て防疫と為す(聖徳太子×天然痘)推古三十年・西暦六二二年 巻の三 阿修羅開眼(光明皇后×天然痘)天平九年・西暦七三七年 巻の四 遷都と豌豆瘡(和気清麻呂×天然痘)延暦十三年・西暦七九四年 幕 間 疫神の赤 第二幕 巻の五 御霊会(卜部日良麿×赤痢・流行性感冒)貞観十一年・西暦八六九年 巻の六 護符と花鎮め(良源×赤痢・感冒・天然痘・麻疹)康保三年・西暦九六六年 巻の七 椿説弓張月(源爲朝×疱瘡・バク)嘉応二年・西暦一一七〇年 幕 間 疫神の象 第三幕 巻の八 鎌倉結界図会(安陪国道×咳逆・疱瘡)元仁元年・西暦一二二五年 巻の九 神田将門縁起(他阿真教×疫病)嘉元三年・西暦一三〇五年 巻の十 ワクチン事始(桑田立斎×カムイタシュム)慶応四年・西暦一八六八年 幕 間 疫神の祭 第四幕 巻の十一 アジアの疫神(高木友枝×ペスト)明治二十七年・西暦一八九四年 巻の十二 ドイツの桜(肥沼信次×チフス)昭和二十一年・西暦一九四六年 結 疫神の国 〈著者プロフィール〉 秋月達郎(あきづき・たつろう) 1959(昭和34)年、愛知県生まれ。早稲田大学卒業後、東映映画のプロデューサーを経て、1989年(平成元)に作家デビュー。以降、歴史やファンタジーを題材にした作品を数多く発表している。おもな著書に『真田幸村の生涯』『天国の門』『信長の首』『火螢の城』『マルタの碑』『奇蹟の村の奇蹟の響き』『水晶島綺譚』『海の翼』『学校の怪談』のほか、時代小説シリーズ「京奉行 長谷川平蔵」や、推理シリーズ「民俗学者竹之内春彦」などがある。最近刊は『小説 刀剣幻想曲―三日月宗近、山鳥毛、にっかり青江……刀をめぐる九つの物語』(ホビージャパン)。

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  • 教養として学んでおきたい女性天皇
    4.0
    本書は、天皇制の成立以前にまで遡って、日本史における女性天皇およびそれに準ずる女性君主の歴史を解明していくものです。 皇位継承問題などで様々な議論が起こるたびに、女性天皇、女系天皇が話題になりますが。 未来における皇室の在り方を考えていくためには、かつての時代について学ぶ必要があるでしょう。 古代日本から江戸時代まで、女性天皇が統治者として果たしてきた責務について学んでみませんか? 推古天皇、持統天皇といった8人10代の女性天皇の責務だけでなく、女王卑弥呼、神功皇后などの歴史的な位置づけなどについても解説します。 なお、女性天皇と女系天皇が混同されがちな傾向がありますが、その両者は別物です。 女性天皇は文字通り女性の天皇を意味するもので、本書では過去8人10代存在した女性天皇を中心に解説します。 第1章 伝説の女王・女皇たち 第2章 推古天皇 第3章 皇極・斉明天皇 第4章 持統天皇 第5章 元明天皇と元正天皇 第6章 光明皇后と孝謙・称徳天皇 第7章 「古代の再来」……明正天皇と後桜町天皇
  • 天御祖神文明の真実 ―行基菩薩、洞庭湖娘娘、堯・舜・禹の霊言―
    4.0
    『記紀』より以前の『ホツマツタヱ』や 『竹内文書』に記された 天御祖神は、 ほんとうに実在した。 この国の文明はわずか 三千年たらずのものではない。 天御祖神という神が、 三万年前に宇宙から降臨し、 日本文明の祖になった。 そして天御祖神は、 中国文明の祖ともなり ムー文明やアトランティス文明にも 大きな影響を与えていった。 その実像や当時の真相を知る 霊人たちの証言から 日本文明“三万年”説の 驚くべき事実が明らかに。 世界に誇る、日本のほんとうの歴史 〇天御祖神とはどのような存在なのか 〇日本最古の「富士王朝」の真相 〇大和の心、武士道、愛国心の源流 中国文明のルーツにも天御祖神の光が 〇中国神話の君主、堯・舜・禹  その実在と驚愕の転生が明らかに 〇揚子江流域の女神が語る当時の中国 〇香港や台湾を脅かす現代中国に苦言 ■■ 行基の人物紹介 ■■ 668~749年。奈良時代の僧。和泉国(大阪府)の生まれ。15歳で出家し、道昭や義淵に法相宗を学ぶ。民間布教に努め、諸国を行脚して説法するかたわら、寺院の建立、堤防の修理、橋梁の架設、貯水池の設置など、社会事業にも尽力。これらは一時、朝廷によって弾圧されるも、後に聖武天皇の帰依を受け、東大寺の大仏造立の勧進に起用される。その功績が認められ、745年、日本最初の大僧正に任命された。人々から絶大な支持を得て「行基菩薩」と呼ばれた。 ■■ 洞庭湖娘娘の人物紹介 ■■ 「娘娘」とは、もとは「母」「貴婦人」「皇后」などの意で、役割に応じて種々の娘娘がいる。洞庭湖娘娘は、中国湖南省北部にある中国第二(かつては、中国で最大だった)の淡水湖・洞庭湖の女神である。また、中国古代の聖王・堯の娘で、舜(堯没後即位)の妻である女英とされる。 ■■ 堯の人物紹介 ■■ 生没年不詳。中国古代の聖王で、五帝の一人。姓は伊祁、名は放勲。日月星辰を観測して暦を定める。孝行の誉れ高かった舜を登用して、自分の娘を嫁がせ、帝位を譲った(禅譲)。これにより、後世、古代における最も理想的な天子像とされた。 ■■ 舜の人物紹介 ■■ 生没年不詳。中国古代の聖王で、五帝の一人。姓は虞(または有虞)、名は重華。両親と弟の悪行に耐えて孝を尽くし、堯に仕えて信任を得、摂政となる。堯の没後、禅譲を受け帝位に就いた。その後、自らも、治水に成功した禹に禅譲した。後世、堯と共に聖徳ある帝王の模範とされる。 ■■ 禹の人物紹介 ■■ 生没年不詳。中国古代の聖王で、五帝の一人。夏王朝の始祖。姓は姒、名は文命。堯・舜の代に大洪水が起こった際、父・鯀が治水に起用されるも失敗、その後を継いで黄河の治水を成功させる。その功から、舜より禅譲を受け、夏王朝を創始した。 目次 まえがき 第一部 天御祖神の実在論      ―行基菩薩の霊言― 1 行基に「天御祖神」について尋ねる 2 三万年前の「富士王朝文明」とは  3 天御祖神の教えについて 4 世界最古、三万年の歴史を持つ「日本」 第二部 中国に流れる天御祖神の光の系譜      ―洞庭湖娘娘、堯・舜・禹の霊言― 第1章 洞庭湖娘娘の霊言      ―古代中国のルーツを探る― 1 洞庭湖娘娘に堯・舜・禹について訊く 2 「女英」として生まれた時代について 第2章 堯の霊言      ―礼・智・信・義・勇の心― 第3章 舜の霊言      ―刻苦勉励の心と大将の器― 第4章 禹の霊言      ―中国に降りた繁栄の神― あとがき
  • 教養として学んでおきたい日本の皇室
    4.0
    126代続く世界最古の王室を理解するために、令和時代の幕開けとしての天皇の退位と即位から、天皇の歴史、天皇と和歌の関係、天皇のお仕事、皇室ファミリー、皇室の国際親善、皇位継承問題まで解説。 天皇と皇室が受け継いできたこととは。これからの在り方とは。日本人として学んでおきたい日本の皇室について解説する一冊。 第1章 退位と即位 第2章 天皇家の歴史 第3章 歌会始と和歌・短歌と「祈り」 第4章 天皇のお仕事 第5章 天皇・皇后の国際親善 第6章 皇室ファミリー 第7章 皇位継承問題 第8章 天皇3代の外国体験
  • 後宮の嘘恋 1巻
    完結
    4.0
    東方の大国、宝条国――。貧しい出自の少女・ルールーは、その後宮で「后候補」として奮闘していた。彼女の願いは、皇后となって、飢えや貧困が蔓延する世の中を変えること。 そのためには、女性に全く興味を示さず、昼寝ばかりしている「ぼんくら皇帝」ウランに惚れてもらうしかない! しかしある日、彼には裏の顔があることを知ってしまい…? 嘘と謀略が入り乱れる後宮婚活サバイバル、開幕!
  • 桓武天皇と酒人内親王の恋 桓武天皇の近親婚
    4.0
    1巻484円 (税込)
    桓武天皇とその妃で異母妹の酒人内親王。 彼らの結婚で注目すべきは酒人の母井上皇后は聖武天皇皇女で、元斎王であり、その上、その娘酒人も斎王になっている点である。 他にも酒人の母と弟の井上と他戸の光仁天皇呪詛事件による彼らの失脚で桓武が皇太子になっている点も注目される。  こうした関係性や酒人のその高貴な血統による政治的重要性から桓武はこの異母妹で妃である酒人の事は徹底的に政略の道具としか見ておらず。 そして酒人も酒人で、母と弟の仇として桓武を憎んでおり。 そのため、彼らの結婚は単なる政略によるものであり、彼らの間に愛情は存在していなかった。 以前から桓武と酒人の関係や結婚について、このように解釈される事も少なくない。  だが「日本後記」の酒人の薨伝によると桓武の酒人への寵愛は「寵愛まことに盛ん」と評される程のものであり。 また、酒人も晩年に遺言で桓武の三人の子供達を養子にしている。  他にも注目されるのは桓武は後に自分の皇子や皇女達を異母兄妹同士で結婚させる近親婚政策を熱心に行なっている点である。 これらの事実は実際の桓武と酒人との関係は従来言われてきたようなものではなく、異母兄妹としても、夫婦としても彼らの関係が良好なものであった事を物語っている。  そして従来は単なる権力闘争としか解釈されてこなかった光仁・桓武と井上・他戸らの帝位を巡る争いは桓武にとって恋する酒人と結婚する資格を得るための戦いでもあったのである。
  • 後宮護衛の偽妃ですが、陛下に愛されて困っています!
    4.0
    そなたは、たった一度の伽で私を虜にしてしまった 後宮にひっそりと咲いた桔梗が皇帝に愛でられてv 子どもの頃に一目見た憧れの皇帝陛下をお守りするため、厳しい修行を積んで影の護衛「桔梗」となった紫蘭。陰謀渦巻く後宮に偽の妃として入り込んだはずが、皇后にも妃たちにも、さらには皇帝にも好かれてしまい!? 予想外の愛され後宮ライフに戸惑いながらも「桔梗」としての務めに励む中、皇帝との熱い夜伽に心も体もとろけて…。そんな折、他国の姫が側室としてやってきて、後宮に波乱が巻き起こる!
  • 毒婦四千年
    4.0
    末喜(ばっき)、妲己(だっき)、褒ジ(ほうじ)、驪姫(りき)……。絶世の艶容、その性(さが)、残忍にして陰険。ケタはずれの中国後宮の毒婦、とりわけ武后――疑心暗鬼のままに幾千人を殺し、なお清々しい眸子と水々しさを保つ武后を、その眉をつくり化粧を施し続けた男の目を通して描く「皇后狂笑」。ほかに、西太后などを描いた7編を収録。ケタ外れのおもしろさ! 柴錬得意の中国物の世界。
  • 走れ!ダンボルギーニ!! 宮城県石巻“おもしろい復興”をめざすおだづもっこ<お調子者>たち
    4.0
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮城県女川駅前に新しくできた街「シーパルピア女川」に、ひときわ目立つ車がある。 あの高級スポーツカー・ランボルギーニをダンボールで完全再現して展示した「ダンボルギーニ」である。 このユーモラスな車を作ったのが、石巻市の今野梱包株式会社の今野英樹氏である。 「震災後、時間があったので、子どものころに憧れたスーパーカーをダンボールで作り始めてしまった」というそのダンボルギーニがネットで紹介されると、1週間でリツイートが1万件を突破、「いいね」が8000を超えた。石巻日日新聞やテレビでも紹介され、一気に全国区人気に。 さらには、当時の天皇皇后両陛下(現在の上皇后ご夫妻)が復興地域への行幸の際に、シーパルピア女川に立ち寄り、今野英樹社長自らがご案内するという事態にまでなったのであった。 そのランボルギーニをつくりあげた今野社長が「おもしろい復興」をテーマに取り組んできたダンボール作品、これからの東北の若者たちのためにつくろうとしている作品の数々をすべてビジュアルで紹介、「たのしく、おもしろい復興」のかたちを一冊にしたのが本書である。 その作品は、ランボルギーニだけでなく、避難所のためのイス、机、パーテーション、棺桶、 あるいはスター・ウォーズのAT-ACTや、あの禁断のロボットアニメの全身モデル、さらには恐竜型滑り台、野球場の20分の1の大きさの巨大野球盤まで実に多彩。 「こんなときだから、世界中から注目されている地域で、マイナスでもなんでもいいから評価されたら、復興後の糧になる」という今野社長のおもしろくてためになる復興のかたちを感じてほしい。
  • かみさまのおはなし
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    平成の皇后・美智子さまが新天皇に読み聞かせをした、おさない子どもたちのための『古事記』が、新しい時代、令和を迎え、80年ぶりに復刊されます。変わることなく伝統を受け継いでいくため、皇室が大切にしてきた「読書」。世代から世代へと伝える、読み聞かせの力の大きさを、この本は再発見させてくれるでしょう。巻末には、皇室ジャーナリストの渡邉みどり氏が皇室の読書教育について解説した「美智子さまと子どもたちの本棚」を掲載します。この「かみさまのおはなし」は、昭和15年(1940年)に刊行された、『古事記』をわかりやすい文章に置き換えた子ども向けの読み物『カミサマノオハナシ』を復刻したものです。原作者の藤田ミツ氏は、大阪で、文字通り亡くなる寸前まで、自身が経営する幼稚園において子どもたちの教育に情熱を注いだ女性であり、この本を園児たちに読み聞かせることで、古典文学の素養を養わせ、日本の国の成り立ちを伝えました。そして注目すべきは、この本が、平成の皇后・美智子さまが、幼き日の皇太子、つまり令和時代の天皇陛下に読み聞かせをした本であることです。さらに言いますと、平成の天皇ご自身が、幼少期に親しんだ本でもあります。
  • 昭和天皇 最後の侍従日記
    4.0
    戦争責任言われ「つらい」――崩御の2年前、昭和天皇はそう侍従に漏らしていた。 2018年8月に共同通信が故小林歩侍従の日記の存在をスクープして話題になった。昭和天皇を身近で支え、平成への代替わりも見届けた小林氏の日記は、昭和49年から平成12年まで27年間の宮中生活が綴られており、昭和天皇が晩年まで戦争の影を引きずり苦悩する姿や、昭和の終焉に至る状況、宮中から見た代替わりの儀式の様子が詳しく記されていた。 『昭和天皇実録』刊行後に見つかった日記の全容を初めて公開する。巻末に半藤一利氏と保阪正康氏による解説対談を収録。 【目次】 第1章 昭和49年~51年 昭和天皇の涙 第2章 昭和52年~56年 皇后の体調不安 第3章 昭和57年~60年 寛仁親王皇籍離脱騒動 第4章 昭和61年~63年 戦争責任への言及 第5章 昭和64年~平成12年 昭和の終焉、平成へ 解説対談 小林忍日記を読む 半藤一利、保阪正康
  • 旅する天皇 ~平成30年間の旅の記録と秘話~
    4.0
    1巻1,826円 (税込)
    天皇陛下の平成30年間の驚異的な旅の記録。 本書の核は二つある。一つは、平成30年間(平成30年は8月まで)の天皇皇后両陛下の旅の移動距離や訪問地などを報道資料をもとに集計、「一目でわかるデータ」にしたこと。 もう一つは、30年間の旅先での具体的なエピソードをひもときながら、両陛下の人となり、ひいては平成という時代を浮かび上がらせようという試みである。 天皇・皇后両陛下といえば、被災地で人々を励ましたり、戦没者や災害・公害などによる死没者の碑などを訪ねて祈られたりと、旅先の姿が印象深いのではないだろうか。 両陛下の旅は、被災者と向き合う、社会の片隅におかれた人々の声に耳を傾ける、かつての交戦国を訪ねて過去と向き合い親善を深めるなど、さまざまだ。 天皇陛下にとって、旅こそ「象徴」としてのメッセージを発する機会ではなかったか。『旅する天皇』を本書の書名にした意図である。平成時代の天皇・皇后両陛下の旅の全貌を伝える一冊。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 偽りの皇子は淫らに啼いて
    4.0
    病気の母の治療と引き換えに皇太子の影武者となり王城で暮らす彰湖は、地方軍による反乱の際、皇太子として捕らえられた。 病の母を助けてもらった恩義から正体を明かせないまま地下牢に閉じ込められ、姿を消した大皇后の行方を問い質されるが、どんな責め苦を受けても彰湖が口を割ることはなかった。 なんとしても大皇后の行方を明らかにするために、大豪族の頭領である大星は彰湖を陵辱し──。 ※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
  • 古代の技術を知れば、『日本書紀』の謎が解ける
    4.0
    日本最初の正史である『日本書紀』には頻繁に軍隊の派遣がある。当時の交通の技術を考えれば、特に冬季における軍隊の移動が難しいことは明白であるにもかかわらず、なぜ冬場の行軍の記述が数多くあるのだろうか? また、対馬で二世紀ごろから海の安全を祈る太占やアマテラスの信仰が行われていたこと、そして、出雲や丹後が交易で栄えていたことに、『日本書紀』はなぜ触れていないのか? 対馬、壱岐、丹後、敦賀など現地を訪れ、技術者の視点で先入観を排して分析すると、『日本書紀』の実質的な編纂者である藤原氏の深謀が明らかになった。さらに、巨大な大仙陵古墳(伝・仁徳天皇陵)がいかにして建造されたかについても、同じく技術者の視点で考察する。かつて広島港や第二パナマ運河などの計画・建造に従事した「海の技術屋」が、古代史研究の盲点を突く意欲作。20万部ベストセラー『日本史の謎は「地形」で解ける』著者、竹村公太郎氏推薦! 【目次より】●対馬はなぜ泡(うたかた)の国とされたのか ●海路でつながる壱岐、沖ノ島の神々 ●神功皇后の九州遠征――奪われた九州の遺産(レガシー) ●「倭の五王」の国・出雲王国 ●神武東征――国威発揚と国土荘園化 ●虚構から現実の歴史に――継体天皇の淀川凱旋 ●隠され、無視され続けた古代海洋王国群 ●巨大古墳群の謎――百舌鳥・古市古墳群考察 ●『日本書紀』の呪縛を解く
  • 日本神話はいかに描かれてきたか―近代国家が求めたイメージ―(新潮選書)
    4.0
    明治維新後、天皇による支配の正統性を周知させるべく、『古事記』『日本書紀』がさまざまに図像化されていった。イザナキ・イザナミ神の国生みから、ヤマタノヲロチ退治やイナバのシロウサギ譚、神武天皇、神功皇后の雄姿まで、原典から逸脱・変容しつつも巷にあふれたイメージ群に、「近代日本」の心性と目論見を探る。
  • 火定
    4.0
    パンデミックによって浮かび上がる、人間の光と闇。これほどの絶望に、人は立ち向かえるのか。時は天平、若き官人である蜂田名代は、光明皇后の兄・藤原四子(武智麻呂、房前、宇合、麻呂)によって設立された施薬院の仕事に嫌気が差していた。ある日、同輩に連れられて出かけた新羅到来物の市で、房前の家令・猪名部諸男に出会う。施薬院への悪態をつき、医師への憎しみをあらわにする諸男に対して反感を持つ名代だったが、高熱に倒れた遣新羅使の男の面倒をみると連れ帰った行為に興味も抱く。そんな中、施薬院では、ひどい高熱が数日続いたあと、突如熱が下がるという不思議な病が次々と発生。医師である綱手は首をかしげるが、施薬院から早く逃げ出したい名代は気にも留めない。だが、それこそが都を阿鼻叫喚の事態へと陥らせた、“疫神”豌豆瘡(天然痘)の前兆だったのだ。病の蔓延を食い止めようとする医師たちと、偽りの神を祀り上げて混乱に乗じる者たち――。疫病の流行、政治・医療不信、偽神による詐欺……絶望的な状況で露わになる人間の「業」を圧倒的筆力で描き切った歴史長編。
  • 〈女帝〉の日本史
    4.0
    神功皇后、持統天皇、北条政子、淀殿……連綿 と続いた女性権力者の系譜を掘り起こす。女性天皇はいかなる状況で登場したか、天皇や将軍の「母」はいかに権力を掌握したのか、なぜ時代とともに女性は権力から遠ざかったのか。多様な史資料を駆使し、社会構造や女性観の変遷、東アジア諸国からの影響を検討して謎に迫るとともに、日本の特性をも明らかにする。天皇の退位を控え、転換点にある今こそ読みたい注目作!
  • 花と火の帝(上)
    4.0
    1~2巻712円 (税込)
    後水尾天皇は16歳の若さで即位するが、徳川幕府の圧力で2代将軍秀忠の娘、和子(まさこ)を皇后とすることを余儀なくされる。「鬼の子孫」八瀬童子の流れをくむ岩介ら"天皇の隠密"とともに、帝は権力に屈せず、自由を求めて、幕府の強大な権力と闘う決意をする……著者の絶筆となった、構想宏大な伝奇ロマン大作。
  • 【新装版】傾国の美姫の初恋 求愛は熱く淫らに【特典SS・イラスト付き完全版】
    4.0
    【書き下ろしSS付き新装版】傾国の皇后と呼ばれる雪娥だが、皇帝には秘密があり、結婚は偽装のもの。国は内乱の末、異民族に攻め込まれて滅び、雪娥は戦勝の褒美として敵将の玄陽へ与えられる。彼は血の繋がらない兄王から疎まれ、悪女と名高い雪娥が褒美なのも嫌がらせだった。しかし、同じ屋敷で暮らすうち、二人は少しずつ心を通わせていく。だが、雪娥は誤解から玄陽に無理矢理抱かれてしまい、本当は男を知らないとバレて…? 電子版だけの特別書き下ろしSSを収録した新装版。※電子版の旧版をお買い上げいただいた方は再ダウンロードすることで無料で更新できます。【目次】傾国の美姫の初恋 求愛は熱く淫らに/番外編 再会は蜜に濡れて/あとがき/【書き下ろしSS】皇帝の不埒な特訓
  • 冥黒の奏音 (1)
    完結
    4.0
    その魔笛の音色は神の声か、それとも…。神より賜り、王の証となる後宮楽坊の十二の楽器。その楽器のうち100年音が鳴らなかったいわくつきの魔笛、冥黒。宦官ミシュアルは後宮楽坊の長として、冥黒の笛の奏者を探していた。しかし、同盟国であったイドリス国に突然攻め入られ、王都を脱出することになる。 迫りくる追っ手、ひとつだけ奏者の決まらなかった魔笛、冥黒。そして明かされていく後宮楽坊の十二の楽器の秘密! 窮地に立ったミシュアルを前に、皇后陛下から命を懸けて託されたカラクリ人形がゆっくりと口を開く…。  天から賜った十二の楽器をめぐる冒険ファンタジー! 堂々の第1巻が登場!
  • そして花嫁は恋を知る1 黄金の都の癒し姫
    4.0
    突然の結婚を言い渡された、ブラーナ帝国の皇女エイレーネ。相手は隣国ファスティマの若き王アルファディルだという。十五歳にもなれば覚悟はしていた政略結婚だが、まさか言葉も宗教も違う国だなんて……! けれど、少なくとも、皇后にいじめられる毎日からは解放されると思ったエイレーネは海を渡る。せつなく胸をしめつけるような恋と、思いがけない運命が待っているとも知らずに――。

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