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病気の母の治療と引き換えに皇太子の影武者となり王城で暮らす彰湖は、地方軍による反乱の際、皇太子として捕らえられた。 病の母を助けてもらった恩義から正体を明かせないまま地下牢に閉じ込められ、姿を消した大皇后の行方を問い質されるが、どんな責め苦を受けても彰湖が口を割ることはなかった。 なんとしても大皇后の行方を明らかにするために、大豪族の頭領である大星は彰湖を陵辱し──。 ※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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Posted by ブクログ 2019年11月01日
母のために自分の役割を果たそうとする彰湖。そんな彰湖を皇太子として責め立てる大星。辛い状況でも責任を放棄しない2人は強い。彰湖は素直に認めてしまえばいいのに。と思わなくもなかったけれど。でも自分のためでなく、周りの人のために嘘をつき続けるような彰湖だから、大星は惹かれたのだろうと思った。
影武者の恋
母親を思い、殺される事も覚悟して必死で自分の影武者としての仕事を全うしようとする主人公の姿が痛々しかった。どんな形であれ、最後はハッピーエンドで良かった。
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