紅霞後宮物語～小玉伝～ 1

栗美あい / 雪村花菜

不世出の軍人と謳われる女将軍・関小玉はかつての相棒にして現・大宸国皇帝である文林の懇願を受け、ある日突然、後宮の頂点である皇后となるが……!? 規格外ヒロイン、いざ女の戦場に出陣!! 軍人皇后の型破りシンデレラストーリー、開幕!!!

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 少女マンガ
• 出版社: 秋田書店
• 掲載誌・レーベル: プリンセス
• シリーズ: 紅霞後宮物語シリーズ
• ページ数: 192ページ
• 電子版発売日: 2016年09月16日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 49MB

[くるんぱ · ★★★★★]

運命をひた走る

何に惹かれたかというと主人公小玉の女っぷりのよさ。その魅力が男はもちろん周りの女たちをも魅了させていく。片田舎で畑を手伝いながら育った小玉は家庭の事情で軍に志願し、持ち前の素直さ明るさ機転で頭角を現していく。皇帝文林は母親の身分の低さから市井に育ち、心を壊した母のもと世をはかなみ悲観的に。投げやりな気持ちで軍隊に入った文林は小玉と出会い、鍛え上げられ、関小玉将軍、副官文林となり阿吽の呼吸でお互いを助け合い戦場を駆け巡る。戦果を挙げるも左遷され、それに不満も抱かず仕事にいそしむ小玉。小玉の煌めく才能を愛し始めた文林は不満を抱き、小玉の才能を自由に活かせる場所と、国内に蠢く反皇帝勢力を抑えるため、自らが皇帝となって、後宮軍の権限を持つ皇后に小玉を引き上げる。国を守るために自分を皇后にしたと理解した小玉は自分を国のために自分をうまく使ってと文林に求める。それは後宮軍を率いて戦に出ること。愛情を上手く表現できない文林、測りきれない文林の愛を打ち消しながら、自分の立場は国の為と割り切ろうとする小玉の関係がもどかしい。後宮軍をダイナミックに動かし、戰に挑みながらも親友や関わった者たちの死にたじろぎ、それを受け留め乗り越えていく小玉の姿が清々しくも哀しい。
衣装の華やかさがこのストーリーに相応しく、雪村花菜先生は目の描き方に特徴があり、ホワイトを使って翳りや愛情が微妙に表されていると思う。ハラハラドキドキしながら配信分を一気読みしてしまいました。続きが待ち遠しいです。

[benikon · ★★★★★]

壮大！

平民から女将軍になった主人公が皇后に？
ありえない話のようですが、読み進めていくと
謎もとけ、しかも主人公にハートをわしづかみされる人が続出！衣装もきれいだし、歴史物だし、三國志は男性中心だったけど、女性の物語でも勇壮活発なんだぞ。参ったか？と思わせる作品です。

[yuuhi.yuzuka.daisuki · ★★★★★]

一気読み

凄く惹き付けられる作品でした。無料分だけのつもりでしたが続きが気になり購入して読んでしまいました。ぜひ読んで頂きたいです。

[さい · ★★★★★]

胸が熱くなって元気が出ます

こんなにまっすぐ元気付けられる作品は久々というか初めてです。
そして確かにベルばら好き笑。薬師のお話も好きなので、歴史ものお好きならイケますよ。

働く女性、女社会がちょっと苦手な女性、母である女性、読むと勇気づけられる気がします。

今日知って一気に出てる所まで買ってしまい、3巡しました。悔いはありません笑

スッキリします！

[やっしー · ★★★★★]

はまります

無料分を読んだらどんどん続きを読みたくなって結局出ている分を全部買ってしまいました…
主人公が大変魅力的で最高です。
何度も繰り返し読みたくなりますし、損はさせません！という作品です。

[面白い！ · ★★★★★]

早く続きが読みたい！

最初はお試しと思っていたけど、結局気になり最新刊まで…

[ちびけん · ★★★★★]

男前な皇后が小気味良い！

将軍として活躍していたヒロイン小玉が元副官だった文林（現皇帝）からの願いで後宮に来るところから波乱万丈を予感させるが、どんなアクシデントも小玉の男前な性格と根性で乗り越え、周りを魅了してしまうところが面白い！中国史に詳しくなくても楽しめる。

[bubuka · ★★★★★]

絵がとても綺麗

時代設定、キャラクター、お衣裳の豪華さ、色んな点で目が離せなくなりました。

[★★★★★]

最高!!

ヒロインが滅茶苦茶カッコいい!!スカッとします。私もファンクラブ入りたいくらいです。何巡しても楽しい!次が楽しみです。

[まあちゃん · ★★★★★]

紅霞後宮物語

これは面白い。後宮小説、ベルばら、色々大好きな要素がある