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  • かみさまのおはなし
    3.5
    1巻1,595円 (税込)
    平成の皇后・美智子さまが新天皇に読み聞かせをした、おさない子どもたちのための『古事記』が、新しい時代、令和を迎え、80年ぶりに復刊されます。変わることなく伝統を受け継いでいくため、皇室が大切にしてきた「読書」。世代から世代へと伝える、読み聞かせの力の大きさを、この本は再発見させてくれるでしょう。巻末には、皇室ジャーナリストの渡邉みどり氏が皇室の読書教育について解説した「美智子さまと子どもたちの本棚」を掲載します。この「かみさまのおはなし」は、昭和15年(1940年)に刊行された、『古事記』をわかりやすい文章に置き換えた子ども向けの読み物『カミサマノオハナシ』を復刻したものです。原作者の藤田ミツ氏は、大阪で、文字通り亡くなる寸前まで、自身が経営する幼稚園において子どもたちの教育に情熱を注いだ女性であり、この本を園児たちに読み聞かせることで、古典文学の素養を養わせ、日本の国の成り立ちを伝えました。そして注目すべきは、この本が、平成の皇后・美智子さまが、幼き日の皇太子、つまり令和時代の天皇陛下に読み聞かせをした本であることです。さらに言いますと、平成の天皇ご自身が、幼少期に親しんだ本でもあります。

ユーザーレビュー

  • かみさまのおはなし

    Posted by ブクログ

    日本人として、神話を知り、国に思いを馳せることは大事なことだと思う。
    子供たちにも読める、このような神話の本がたくさん読まれればいいと思った。

    0
    2020年06月10日
  • かみさまのおはなし

    Posted by ブクログ

    いろんな意味で子どもでも読める物語だと思います。むしろ、小学生よりはもっと小さい子どもに読んで聞かせてあげるのが向いているかもしれません。語り口調の優しい本です。

    子ども向けの神様関係の本には共通かもしれませんが、神様はすばらしく、周囲は進んで従ったというように平面化して書かれているので、大人は少し気持ち悪さを感じる部分があるかもしれません。

    ちょうど同時期にアイヌ文化の絵本を読んでいたので思ったのですが、日本には森羅万象に人ならざるもの(神か精霊か)がいて畏れを抱いて生活してきたと聞くとは言え、神話にはそうした部分は表れず、「大八島の国」には北海道は入っていないのだなぁと。(見返しに大八

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    2020年07月15日

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