朝日新聞出版作品一覧
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5.0江戸時代中期――長崎に流れついた異国の男の使命は、いつか日の本の国に生まれると予言された“救世主の血脈”を断つことだった!? 男は、長崎丸山で一番の染花太夫と結ばれるのだが…彼等は数奇な運命に巻き込まれていくのだった。篠原烏童の長編・異色オカルト時代劇ロマン!!
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4.0インテリジェンスを制する者が国を治める。徳川260年の泰平も崩壊も極秘情報をめぐる暗闘の成れの果て。将軍直属の密偵・御庭番、天皇を見張る横目、実は経済スパイだった同心──近世政治史の泰斗が貴重な「隠密報告書」から幕府情報戦略の実相を解き明かす。
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4.2毎年インドへと旅立ち、 インド人のダンナを持つ、 インド大好きマンガ家・流水りんこの、 笑いと驚きに満ちたインド旅行を描いたエッセイコミック!書き下ろしエッセイや旅行スナップも満載!
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4.1必敗の対米開戦を決定づけた「空白の一日」、ルーズベルトが日本に仕掛けた「罠」、大杉栄殺害の真犯人、瀬島龍三が握りつぶした極秘電報の中身──。歴史は陰謀に満ちている。あの戦争を中心に、明治以降の重大事件の裏面と人物の命運を検証し、真実を明らかに。
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3.0ギリシャに端を発した、欧州の財政危機問題はポルトガル、イタリア、スペインといったいわゆる“PIIGS諸国”に連鎖し、遂にEUの屋台骨の一つであるフランスまでにも飛び火して、金融危機が勃発しようとしている。さらに、もう一つの屋台骨であるドイツも“改革疲弊・限界支援”で今後の動きが読めない。EUは、まさに“メルトダウン”寸前の状態にある。ギリシャの破たんが、すぐそこまで来ている今、ユーロは暴落し、諸外国の株価も急落している。EU発の“世界経済大崩壊”“第二のリーマン・ショック”は日に日に現実味を帯びてきているのである。果たして“世界最大の国家”EUは生き延びられるのか――。そして、この欧州危機は世界に伝播し、大恐慌に陥ってしまうのか――?“ユーロ”という通貨の統合の“果実”が“毒”に変わりつつある今、世界経済は大変革のターニング・ポイントを迎えている。欧州危機を乗り越えるにはどんな方策があるのか? そして、日本は今後EU諸国とどの様に関わっていくべきなのか?
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-10分で読めるミニ書籍です(文章量9,000文字程度=紙の書籍の18ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明文 まえがき 「ビジネスとは儲けることである」。こういう考え方が常識とされているこの現代ですが、それは全てに当てはまることでしょうか。 仕事でストレスが溜まるのはどうしてでしょうか。 また、ただ儲けることだけを追求するビジネスは自分や他人を幸せにするでしょうか。 筆者は編集プロダクションの代表として、これまで大小様々なビジネスをしてきました。 企画担当で文章執筆や写真撮影を手がける私と、デザイナー兼イラストレーターの居候、文筆家で経理担当の妻で、 それぞれが個人事業者という零細集団です。取引先はお役所、鉄道会社、大手を含む出版社、アミューズメントパーク、博物館、ホビーショップなど、 幅広くお付き合いさせていただいています。 組織を持たず、企業ですらなく、社会的信用が少ないであろう私たちが、曲りなりとも実績を重ねさせて頂いたことは、 多少なりとも「豊かな仕事」の参考になるのではないか。 ・・・前書より 著者紹介 安藤 昌季(アンドウマサキ) 東京都生まれ。ショップ店員、俳優業などを経て、ゲーム会社の出版部門編集者となる。 独立後、無電源系ゲームライター&ゲームデザイナーとして、ゲームブック兼TRPG『ホワイトカオス』や、 読者参加ゲーム『はがき戦国』シリーズ、『魔王國年代記』などを幅広く手がける。 2011年からは歴史・鉄道系の企画・執筆業も担当し、 「教えてあげる諸葛孔明」(角川ソフィア文庫)や「夢の新幹線もの知り学習張」(玄光社)などを執筆したほか、 「旅と鉄道」(朝日新聞出版)、「鉄道ぴあ」「エアラインぴあ」(ぴあ株式会社)など、 多数の媒体で絵を活用した乗り物記事作りに取り組んでいる。 その他、いすみ鉄道、銚子電気鉄道、ポッポの丘、消防自動車博物館、 レトロぶーぶ館のキャラクター「上総いすみ」「くもなしあかり」「下総おうみ」「波乃めぐみ」「月乃すばる」の企画原案も行っている。
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3.9登録者数40万人超の人気経済系YouTuber初の自己啓発書。米コーネル大を卒業、NYウォール街で11年間活躍した、超エリート投資家の高橋ダンがキャリアからメンタル、英語、体調管理に至るまで最強の自己投資術を伝授。
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4.0宇宙の驚きの理論を体感しよう! 宇宙物理学者、それは答えのない謎に挑み続ける探求者である。 「宇宙の外側はどうなっているのか?」 「宇宙の誕生は偶然か、必然か?」 「宇宙が誕生する前の世界は?」 難問に悩むと止まらなくなるのが物理学者の性分だ。 宇宙にまつわる驚きの理論はもちろんのこと、 深い考察にもぐる彼らのユニークな日常、 そして科学的なものの見方まで、異色の思考法を大公開! ユーモアたっぷり、だけどとことん真面目な科学教養エッセイ。 担当編集者から 「物理学者はこんなふうに考えるのか!」 「宇宙理論はこんなことになっているのか!」と驚きにあふれた一冊です。 今回は、ご退職をいいことに思う存分やりたい放題書いていただきました。 ・目次 ●序 今ここにある宇宙とぼくの起源について [第1部]物理学者、この不思議な生き物 人生で大切なことはすべて相対論から学んだ 大学教授をめぐる三つの誤解 物理学者は所構わず数式を書きなぐるか? [第2部]正解のない宇宙の謎を考える この宇宙は偶然か、必然か 「宇宙は点から始まった」の真偽 アインシュタインと歴史のいたずら 宇宙の5W1H――いつどこで誰が何をなぜどうやって [第3部]物理学者は世界をどう眺めているのか? 世界の退屈さをなくす「対称性の自発的破れ」 物理学者は世界をどう眺めているのか? 人生に悩んだらモンティ・ホール問題に学べ 日常から始める科学的思考法のレッスン [第4部]常識を超える真面目な宇宙論 この宇宙のはるか先どこかに並行宇宙はあるのか? 宇宙に思考が誕生する確率 この私に自由意志があると信じる(信じたい)理由
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4.5今市子先生のお宅のお鳥様たちは笑いの宝庫。文鳥と十姉妹十数羽が入り乱れての愛欲と煩悩と病の日々。歴代のお鳥様の相関図やラブリィなカラー写真も満載。今先生入魂の文鳥マンガ本で大いに笑え。
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4.2抗うつ薬が本当に有効なのは、うつ病患者の2割にすぎない。しかし医療機関で実際に行われている治療のほとんどは、薬剤を処方するだけ。なぜ、8割の患者は「無意味な」薬を与えられ続けるのか? この現状をもたらせた医学界、製薬業界にどんな問題があるのか? 薬物療法偏重のうつ病治療の実態を徹底批判し、正しい治し方を説く。 よく知られているように、日本では今、心に病をもつ人が急増している。厚生労働省の患者調査によれば、うつ病(躁うつ病を含む)患者数は2008年に100万人を超えた。「うつは、こころの風邪」キャンペーンと、国際的な「うつ病診断基準」の変更が、うつ病を「身近なもの」にしたからだ。それにともなって、メンタルクリニックも激増した。 現代人に不安や焦燥感はつきものだが、そんな「悩める健康人」も病人と診断され、長期にわたって無意味な薬を投与されかねない。 著者は、獨協医科大学越谷病院こころの診療科教授。臨床にも携わる。「うつは生活習慣病」が持論で、本当に患者のためになる治療を教える。
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4.5妊娠すれば元気な赤ちゃんが生まれるはず――そう思っている人は少なくない。でも実際は悲しみの中で出産に挑む妊婦もいる。「赤ちゃんの心臓が止まっています」「赤ちゃんに病気があります」そんな宣告をされて出産を迎える妊婦たち。幸せオーラに満ちた産婦人科で、一人地獄に迷い込んだ苦しみを抱える。深い暗闇の中に沈む親たちの背中を押す温かいお見送りやグリーフケアや、NICUのいまをルポする。
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3.5この一大婚活ブームは、日本のシングルたちに真の幸せをもたらしたのか。婚活の総本山「結婚相談所」を中心に、地方自治体や大学、海外の婚活事情など手厚く紹介。結婚相談所ってどういうところ? いくらかかるの? 本当に結婚できるの? シングルの親世代である著者が、「親目線」から徹底リポート。いくつもの不思議に驚き、矛盾に満ちた「婚活」のあり様をさまざまな角度から考察する。
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4.5外資系大手広告代理店J・ウォルター・トンプソンなどで活躍した「戦略」と「創造」のプロが伝授。誰にでもできて、時代も国境も超える広告コミュニケーションの方法論。天才クリエーターも人気タレントもお金もいらない!
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-DVDやCSTVなどで膨大な数の映画が楽しめるようになった今、何を観ればよいか迷っているあなたへ贈る究極のシネマガイド。気鋭の実力派評論家が、間違いなく「面白い!」作品を精選。ビリー・ワイルダー、クリント・イーストウッド、成瀬巳喜男作品など、古今東西の傑作・快作・異色作を見逃さないために、ぜひ手元に置いておきたい1冊。従来の映画ファンはもちろん、ビギナーの入門書としても最適。
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5.0雑誌「AERA」の連載に書き下ろしを加えた初エッセイ。少年時代、映画への思い、社会のひずみや権力への静かな憤り、旅先で出会った人々との出来事など「人間は誰しも芝居をしながら生きている」という持論のもと、独特の感覚でつづる。
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-アメリカで生活したり、アメリカ人と交流したりするなかで、結婚式やお葬式に参列したり、トラブルやアクシデントに遭遇したりする場面もあると思います。そんな、人生で一度は直面するようなシーンで使える英語フレーズを集めてみました。アメリカの文化についても紹介しているので、たとえぴったり合う表現がなかったとしても、文化的背景を知っていれば安心して対応できます。著者は、『毎日の英文法』(朝日新聞出版)などのジェームス・M・バーダマン先生。いつか必ず使う英語表現と、知っておきたい「アメリカ人の考え方」がつまった、“非”日常系・英語コミュニケーションの教科書!
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「賞味期限」、「鼻をほじる」って英語で言えますか?『Asahi Weekly』の大人気連載 “Say It Right”4年分を一冊に凝縮。仕事、家事、旅行、スポーツなど様々なシーンに応じた「動き」や「行為」の英語表現を掲載、日常会話で使える英語が身につく。
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4.3英語にも、丁寧に書く・話すための「敬語」がある。単語を「組み合わせ」、文章を「調節」することが英語の敬語のポイント。ビジネスの様々なシーンで使えるメールや会話フレーズを紹介する。ワンランク上の英語を実践したい人に向けた一冊。
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5.0英語にも、丁寧に書く・話すための「敬語」がある。前作『英語のお手本』に続く、丁寧な英語のお手本第2弾! 今回は、会話を中心に、お手本となるフレーズと考え方を紹介。ワンランク上の英語を実践したい人に向けた一冊。無料音声ダウンロード・無料スマホ音声対応。
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3.0目上の人と同僚や目下に使う表現の違い、センシティブな状況で使う言葉は英語でも要注意だ。本書では、特にこの点の学習に主眼を置き、ビジネスシーンで使用頻度が高いフレーズを厳選して掲載。ベストセラー『英語のお手本』の実践編。
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-間違っていても"速く"聴く、話す! 世界30カ国で英語を教えたプロネイティブ教師だからわかる! とにかく速くインプット・アウトプットをして、そのミスによって学習効率を上げる、日本人のための英語学習法。ストレスが減り、続けられる!
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3.3社会や価値観が変化するなか、消費のあり方はどう変容してきたか。所有からシェア的なものへと移行が進んだ「第四の消費」社会を分析。何に豊かさを見いだすのか。コロナ禍で強まりをみせる孤独、格差、分断等も考察、消費から見えてくる社会のありようと今後を探る。
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3.6現役高校生にして、男気あふれた無敵のトレジャー・ハンター八頭大と、同じく現役高校生で頭脳明晰、お色気抜群の太宰ゆきの活躍を描く、アクションシリーズ。彼らが狙う財宝は、なぜかエイリアンの遺したものばかり。しかも、想定外のライバルとの接戦繰り返し。「ソノラマノベルス」でおなじみの二人の活躍が、ついに、「朝日ノベルズ」全編書き下ろし版で登場。
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5.0いまだに現役高校生にして、相も変わらず天下無敵の宝探し人、その名は八頭大。その相棒は、超セクシー高校生で金銭欲望症の太宰ゆき。緻密にして大胆な作戦。奇想天外な武器。ライバルを蹴散らして二人が狙うお宝は、なぜか異星人(エイリアン)が絡むものばかり。好評既刊『トレジャー・ハンター八頭大ファイル』シリーズのために書き下ろされた中短編に、今回も新作を加えた、百万ドルお宝連作集が登場! これがエンターテインメントだ!
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4.0人類の寿命は100年で2倍に延びた。本書は医薬品や殺菌、安全な乗り物の発明、飢饉回避、統計データ解析など多くのひらめきと英知と努力と偶然が実現させたイノベーションの物語。世界的な生命の危機を体験しつつある今、この先を考えるヒントになる。
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-築古団地&ボロ戸建てに住むワケあり・クセ強な入居者との格闘を描く異色の物語 【エクストリーム大家】とは元受刑囚や生活保護受給者、元ヤクザや自己破産者、DV避難者などワケありな人たちに部屋を貸す大家のこと。著者が亡き母から受け継いだのはボロ家と、ワケありクセ強な入居者たち。突然、大家になった著者の波乱に満ちた刺激的な日々。「敷金礼金不要、保証人不要、直契約」を謳い、町内の掲示板や交流サイト、そしてNPOで客付けする驚きの手法。社会貢献と不動産投資を両立させた驚きのノウハウも掲載。“王道”から外れまくった不動産投資法も学べる異色の不動産ノンフィクション 【目次】 プロローグ なぜエクストリーム大家になったのか 第1章 エクストリーム大家は究極の不動産投資 第2章 常識が通用しない客付けテクニック 第3章 入居者たちとのヤバくて熱い日々 第4章 規制対象に!? エクストリーム大家の行方 エピローグ それでもエクストリーム大家は生き残る 【著者】 春川賢太郎 1971年、兵庫県生まれ。2010年頃に初めて物件を購入し大家デビュー。2018年、大家業を営んでいた実母の死去に伴い、複数の物件と入居者を相続し引き継ぐ。本業はライター/フリージャーナリスト。別名義で『AERA』(朝日新聞出版)、『週刊ダイヤモンド』『ダイヤモンド・オンライン』(以上、ダイヤモンド社)、『現代ビジネス』(講談社)など週刊誌やウェブメディアに寄稿。金融経済、防衛、労働問題に詳しい。著書多数。現在、文筆業の傍らクセのある入居者相手に奮闘する日々を過ごしている。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 5種類の編み地とそのバリエーションを楽しみながら、かごやバッグを作る一冊。紹介する編み地は、「ねじり編み」「矢羽根編み」「飛ばし編み」「掛け編み」「浮き出し模様編み」の5種類。同じ編み方でも用い方によって、さまざまなバリエーションが生まれます。シンプルで実用的なかごやバッグを全部で26点掲載。作り方はカラープロセス写真でくわしく解説しています。
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3.0【物価から見える江戸っ子暮らし】 「それって、いくらだい?」 かつての時代劇や時代小説と異なり、現在は商人や料理人など市井に暮らす様々な職業の人が主人公のものが多く見られるようになった。こういった江戸時代を舞台にするストーリーを目や耳にしたさい、江戸っ子たちは何にいくらお金をかけて暮らしていたのだろうかと思ったことはないだろうか。 「長屋の家賃」「寺子屋の学費」といった生活費から「屋台のそば」「居酒屋の飲み代」のような食費に「芝居の入場料」「吉原通い」の娯楽費……。また、一日に三食食べることや、相撲、歌舞伎といった現代でも人気の興行は、この時代に始まっていた。メイド喫茶の先祖というべきものまで登場し、江戸っ子に大人気だった。 本書を読めば、前知識のあるなしにかかわらず、現代とは違った江戸時代の金銭感覚について大いに学べ、楽しむことができる。 江戸っ子たちは、何にいくらかけていたか。 現代の貨幣価値で換算すると、江戸の暮らしがもっと身近に感じられる。江戸の物価を知るのにうってつけの一冊となろう。 〈本書の内容〉 序 章 江戸時代のお金 第一章 江戸のお値段【生活篇】 家賃/水道代/湯屋/髪結/飛脚/駕籠/按摩/歯磨き粉・房楊枝/おしろい・紅/着物/売薬/寺子屋 ほか 第二章 江戸のお勘定【食事篇】 米/そば/すし/ウナギ/てんぷら/カツオ/マグロ/豆腐・納豆/獣肉/居酒屋/酒/枝豆/卵/冷や水/焼き芋/団子/ところてん/甘酒/料理切手 ほか 第三章 江戸のお勘定【娯楽篇】 居合抜き/見世物小屋/芝居/寄席/相撲/瓦版/浮世絵/貸本屋/富札/朝顔・万年青/虫売り/花魁遊び/岡場所遊び ほか 第四章 江戸のお勘定【意外篇】 就活/商売の株/武士の身分/不倫の対価/牢屋の小遣い/元祖会いに行けるアイドル/伊勢神宮での祈祷/排泄物 ほか 第五章 江戸のお勘定【再生篇】 質屋の利息/献残屋/古着屋/古紙回収/古傘買い/鋳掛・焼継ぎ/雪駄・下駄直し ほか 〈本書の特長〉 時代劇や時代小説、古典落語などに出てくる江戸時代のモノの値段。「長屋の家賃」「銭湯の入浴代」「初ガツオの売り値」「吉原で遊ぶお金」にはいくらかかったのか。かけ蕎麦一杯の値段をもとに、現代の円に換算。江戸っ子たちの財布の中を知れば、ドラマや小説がもっと楽しくなる。 〈監修者プロフィール〉 大石学(おおいし・まなぶ) 1953年、東京生まれ。東京学芸大学名誉教授。1982年、筑波大学大学院博士課程単位取得退学。徳川林政史研究所研究員、日本学術振興会奨励研究員、同特別研究員、名城大学助教授。2009年、時代考証学会を設立、現在同会会長。NHK大河ドラマ『新選組!』『篤姫』『龍馬伝』『八重の桜』『西郷どん』の時代考証を担当している。おもな著書に『新しい江戸時代が見えてくる』『時代劇の見方・楽しみ方』『大岡忠相』(以上、吉川弘文館)、『徳川吉宗』(山川出版社)、『地形でわかる東海道五十三次』(朝日新聞出版)、『カラー版&重ね地図 地形と地理でわかる大江戸の謎』 (宝島社新書)、『一冊でわかる戦国時代』『一冊でわかる幕末』(以上、河出書房新社)などがある。最近刊は『今に息づく江戸時代』(吉川弘文館)。
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4.0武士も巨大機構の歯車の一つに過ぎなかった。幕府の組織は現代官僚制にも匹敵する高度に発達したものだった。「家格」「上司」「抜擢」「出向」「経費」「利権」「賄賂」「機密」「治安」「告発」「いじめ」から歴史を読み解く、現代人必読の書。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 天下太平の江戸時代、当時世界一の人口をもつ大都市江戸の住人は、 武士から庶民まで、暮らしを謳歌し、 奢侈禁止令が出されるまでに生活を楽しんでいた。 正月や節句、花見や芝居見物などの行事や日々の暮らしの中で、 季節ごとの着物や持ち物には創意あふれるさまざまな文様が施され、 人々は伝統の文様、流行の文様を身につけておしゃれを楽しんでいた。 著者はデザイナーで江戸更紗の収集家。 季節の折々に人々が身につけた創意あふれるさまざまな文様の主題52を、 正月、春、夏、秋、冬の順に分けて示しながら 江戸時代の風習、風俗についての解説をつけている。 正月だけで松、竹、梅、宝尽くし、鶴亀、扇、初釜、梅鶴といった主題があり、 それぞれの中にまた何通りもの文様がある。 たとえば松なら、若松、老松、落ち松葉、敷き松葉などなど。 それらがまた多様な色やデザインで染め出されるのだから、 文様の数はほとんど無限といってもいい。 著者はそこに日本人の優れた美意識としなやかな感性を見取っている。 読み進むと多彩な文様の中に、 文様の知識とともに江戸の人々の生活感と美意識が見えてくる。 文様は現代の着物だけでなく小物やアートに応用することもできるので、 豊かな文様の世界を楽しみながら、 江戸の人々に負けない暮らしの心豊かさを感じることができるだろう。
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