作品一覧

  • 老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代
    3.0
    待ち受けるのは暗黒の未来か――今から19年後、日本の人口は65歳以上の高齢者35%を占めると推計されている。社会保障費が増大する一方で、労働力不足は深刻化。それが「2040年問題」だ。政府は「一億総活躍」と称し、高齢者の就労促進を謳うが、そこには公的支援を抑えようとする意図が透けて見える。70歳を過ぎてもハローワークに並ぶ。もはや「悠々自適の老後」はなくなった。死ぬまで働かなければ生きていけない「老後レス社会」が到来する。未来の日本はディストピア(暗黒の世界)なのか。朝日新聞本紙と朝日新聞デジタルで好評を博したシリーズに、新たな取材による加筆を全面的に施し、「老後のなくなった日本の現実」と、避けられない未来をどう生きるかを考える。高齢者はもちろん、高齢者予備軍必読の1冊!
  • エコ・ウオーズ
    3.7
    1巻740円 (税込)
    「環境大国」だったはずの日本が、なぜ温暖化対策でEUに先行を許し、後発の米中にも主導権を奪われつつあるのか。豊富な風力や太陽光をなぜエネルギーに使えないのか。政策決定過程の背後でひた隠しにされた不都合な真実とは。朝日新聞取材班が総力を挙げ、各国の環境対策と最先端ビジネスを追い、利権構造の暗部に迫り、温室効果ガス25%削減の成長戦略を示した渾身のルポルタージュ。

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ユーザーレビュー

  • エコ・ウオーズ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    環境先進国ニッポンは大丈夫か。
    温室効果ガス25%削減の具体策は。
    排出量取引ではEUに先行を許し、自然エネルギーの導入は立ち遅れ、低炭素技術で中国に追いつかれつつある。
    日本の政策決定を歪めたのはだれか。
    朝日新聞取材班が世界各地を歩き、関係者に粘り強く取材を重ね、驚きの真実を暴く。
    好評連載「環境元年」「エコ・ウオーズ」、待望の新書化。

    [ 目次 ]
    第1章 COP15への攻防戦(「25%削減」発言の衝撃;家庭などに負担押し付けた前政権シナリオ ほか)
    第2章 石油文明と世界経済の岐路(地の果て・底まで掘りつくせ;米自動車産業100年の蹉趺 ほか)
    第3章 本格化する「電源

    0
    2011年06月07日
  • エコ・ウオーズ

    Posted by ブクログ

    地球温暖化対策をビジネスチャンスとばかりにアメリカ、ヨーロッパ、中国のすさまじい動きと、せっかく出だしはよかったの政策の不手際等で足踏みが続く日本という捉え方。
    今の日本には、将来を見据えて戦略を立て、したたかに着実に前に進んでいくような人材が、政界、財界、官僚の方たちの中にいなくなってしまったのか。
    そんなことはない。いずれ、日本をきちんと引っ張る人が出てくると信じたい。

    0
    2010年07月20日
  • 老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代

    Posted by ブクログ

    知っていることが一つにまとまっていて、効率的に知識を整理するのによい。まだ少し猶予はあるが、いつまでどうやって働くのか考えさせられる。自力で稼ぐ→私的年金→公的年金のシナリオが成り立つのか…リスキリングと健康維持のモチベーションに繋がる。

    0
    2024年07月21日
  • 老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代

    Posted by ブクログ

    「朝の妖精さん」コロナでいっそう活躍。しかも、それが社会貢献にも。老後レス社会、キャッチではあるが視点ずれてないか?「働き方改革ではなく生き方改革」?ここまで来ると余計なお世話!自由に生きたい!朝日的ではあるが…65歳までにやりたいこと、動けるうち(75)にやりたいこと。何だろう?

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    2021年06月11日
  • 老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代

    Posted by ブクログ

    老後レスという造語をネガティブに取るかポジティブに解釈するかは個々人の生き方に左右されるということだな。

    0
    2021年06月03日

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