朝日新聞特別取材班のレビュー一覧

  • エコ・ウオーズ

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    環境先進国ニッポンは大丈夫か。
    温室効果ガス25%削減の具体策は。
    排出量取引ではEUに先行を許し、自然エネルギーの導入は立ち遅れ、低炭素技術で中国に追いつかれつつある。
    日本の政策決定を歪めたのはだれか。
    朝日新聞取材班が世界各地を歩き、関係者に粘り強く取材を重ね、驚きの真実を暴く。
    好評連載「環境元年」「エコ・ウオーズ」、待望の新書化。

    [ 目次 ]
    第1章 COP15への攻防戦(「25%削減」発言の衝撃;家庭などに負担押し付けた前政権シナリオ ほか)
    第2章 石油文明と世界経済の岐路(地の果て・底まで掘りつくせ;米自動車産業100年の蹉趺 ほか)
    第3章 本格化する「電源

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    2011年06月07日
  • エコ・ウオーズ

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    地球温暖化対策をビジネスチャンスとばかりにアメリカ、ヨーロッパ、中国のすさまじい動きと、せっかく出だしはよかったの政策の不手際等で足踏みが続く日本という捉え方。
    今の日本には、将来を見据えて戦略を立て、したたかに着実に前に進んでいくような人材が、政界、財界、官僚の方たちの中にいなくなってしまったのか。
    そんなことはない。いずれ、日本をきちんと引っ張る人が出てくると信じたい。

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    2010年07月20日
  • 老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代

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    知っていることが一つにまとまっていて、効率的に知識を整理するのによい。まだ少し猶予はあるが、いつまでどうやって働くのか考えさせられる。自力で稼ぐ→私的年金→公的年金のシナリオが成り立つのか…リスキリングと健康維持のモチベーションに繋がる。

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    2024年07月21日
  • 老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代

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    「朝の妖精さん」コロナでいっそう活躍。しかも、それが社会貢献にも。老後レス社会、キャッチではあるが視点ずれてないか?「働き方改革ではなく生き方改革」?ここまで来ると余計なお世話!自由に生きたい!朝日的ではあるが…65歳までにやりたいこと、動けるうち(75)にやりたいこと。何だろう?

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    2021年06月11日
  • 老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代

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    老後レスという造語をネガティブに取るかポジティブに解釈するかは個々人の生き方に左右されるということだな。

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    2021年06月03日
  • 老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代

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    「老後レス社会」というキャッチーなタイトルに惹かれて手にした本書。
    70歳を超えても、なお働き続ける多くの人達の実態がインタビューを交えて赤裸々に紹介されており、中でも健康な高齢者が介護施設で働く姿は、この国の近未来を表しているようです。
    超高齢化が進む中、定年という概念自体なくなるでしょう。人生100年時代、老後レスの時代をポジティブに捉え、生きがいを持って働くことが、生きがいと健康を与えてくれる一番の薬だと思います。
    変化の激しい時代を生き抜くため、これからも学び続けて、自分の市場価値を高め、未来の選択肢を広げることが大切です。
    本書を読みながら、そんなことを考えた次第です。

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    2021年05月30日
  • 老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代

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    人生から「老後」という時間が消えていく。何歳になっても働き続けるのが当たり前という時代が来ようとしている。その意味するところは、生活資金確保のため死ぬまで働くことを余儀なくされることと、いくつになっても体力、気力に満ちた人生を楽しむため働くことの二通りがある。
    この本は、そんな「老後レス時代」をテーマに2019年5月からリサーチ取材を開始し、デジタル配信や新聞連載されたシリーズをベースに加筆を施し、出版された。
    過酷な高齢警備員の実態、日本の雇用システムが生んだ働かない「妖精さん」の存在、ロスジェネ世代の老後不安、定年前転職を決断したり、定年後も精力的に働く人々の前向きな姿勢など、様々な高齢者

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    2021年03月30日
  • エコ・ウオーズ

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    環境問題は私たち一人ひとりの問題でもあるが、国家の舵取りの重要さは、想像をはるかに超えるものであることを強烈に思い知らせてくれる。
    本書は朝日新聞に2009年4月から連載された「エコ・ウオーズ」を軸として、再構成・加筆されたものだが、かつては自然エネルギー利用への最前線にあった日本が、あれよあれよという間にその地位を他国に譲り渡し、ズルズルと後退していく過程は、読んでいても歯がゆい。地球環境の未来よりも、目先の既得権を守ろうとする企業論理や、財界とのしがらみに揺れ動く政治の世界が行間からにじみ出てくる。
    注目を集める中国の動向や、低炭素社会への取り組みの概要を知る手がかりにもなる。選挙前あたり

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    2011年02月14日