加害作品一覧
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-「終活」。 人生の終わりを迎えるにあたって行う活動。 2012年の新語・流行語大賞で選出され、各雑誌に特集が組まれるなど、現在、終活が大きな潮流に。 本書では、類書と異なり、弁護士、相続診断士、税理士、不動産会社、終活カウンセラー、保険会社など各専門家が、相続の事前準備の重要性、相続税、エンディングノート、新しい供養の形、遺品整理、生命保険の活用法などを具体的なエピソードを出しながら解説し、終活や相続の話を身近に感じて頂くためのエッセンスを詰め込んだ「終活入門書」として最適な1冊となっております。 【著者プロフィール】 著者:レイ法律事務所 レイ法律事務所は、代表弁護士佐藤大和が2014年4月に設立。 メディア・エンターテインメント分野(芸能人・芸能事務所の法的トラブルなど)、学校事故、医道審議会、家事事件(相続、離婚、介護問題)、交通事故、労働事件、ママ友トラブル、刑事事件、企業法務など幅広い業務を取り扱う。 テレビ朝日「緊急取調室」、「グッドパートナー」、フジテレビ「リーガルハイ」など多くの人気ドラマの出演・監修も手掛け、『子どもたちを被害者にも加害者にもさせないために。』を信念に、CSRとして積極的に法教育にも力を入れている。
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2.0シーラは目の前の美しい男性を見て驚愕した。彼は理学療法士の彼女がセラピーの依頼を受けて赴いた屋敷の主ロス・キャルヴァート。皮肉にもシーラの夫がひき起こした事故で愛する妻を亡くした男性だったのだ。しかし彼は加害者の妻がシーラだとは気づいていないよう。逃げ出したい気持ちを必死に抑え依頼を受けるが、何も事情を知らない彼の積極的な求愛に、やがてシーラは心奪われる。私には愛される資格なんてない。けれど彼の甘いキスの誘惑に屈してしまい――!?
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3.6
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-弁護士ギャビーが車をぶつけてしまった相手は花のように美しい男性アナトーリー。しかし、その綺麗なグリーンの瞳にはどこか暗い影があった。薔薇の花束を持って後日現れた彼はなぜか加害者である自分に親切にしてくれるうえ、車が直るまで送り迎えをすると申し出てくれる。彼を怪しみながらも惹かれていくのを止められないギャビー。一方、彼もまたギャビーに対し疑惑をもっていた。「事故に見せかけて俺を殺そうとした。組織がよこした殺し屋は彼女に違いない…!」
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4.31位に選ばれた感涙家族小説、待望の文庫化。 食品メーカーに勤める松宮周作(28歳)は、シングルマザーの紫織と結婚の約束をしていた。そんなある日、父、将彦から周作名義の預金通帳を手渡される。「誰が」振り込みを続けてくれたのか、その問いに答えぬまま、半月後、将彦は脳梗塞で倒れて昏睡状態に。 真相を探るにも、幼い頃に母親を亡くして親戚づきあいもない周作には、全く心当たりがない。果たして、自分のために、毎月少しずつ振り込み続けてくれたのは誰なのか……。 通帳の謎に向き合って初めて、父親のこと、自分自身の生い立ち、母親の顔さえ何も知らないことに気づき、周作は愕然とする。そして、父親と自分の過去を探り始めて辿り着いたのは、25年前に起こったとある傷害致死事件だった。 被害者は、病気で亡くなったと聞かされていた周作の母。加害者は、当時、松宮家で家事手伝いをしていた18歳の少年だと知る。加害者を捜し始めた周作は、25年前の事件に隠された真実に少しずつ近づいていくのだった。 家族を怖れる男と、家族を求め続ける男が織りなす切なすぎるストーリー。 巻末の人気マンガ家キリエさんによるマンガエッセイ風解説も必読です。 ※この作品は単行本版『ウズタマ』として配信されていた作品の文庫本版です。
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3.9
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4.5それでも「少年」は守られるべきか。 少年による凶悪犯罪が跡を絶ちません。統計によると少年犯罪は減り続けていますが、猟奇的な事件や、いわゆる体験殺人――人を殺してみたかったから殺した――など、動機が不可解なケースは、むしろ増えている印象があります。一方で、少年(未成年)、とくに18歳未満は少年法で手厚く守られており、重罪を犯して刑事裁判にかけられても短期間で出所するケースがほとんどです。遺族たちは口をそろえて「これでは無駄死にだ」「なぜ死刑や無期懲役にできないのか」と憤慨しますが、少年法の壁は厚く、犯した犯罪と量刑が釣り合っているとは言えません。 また、遺族に対する加害者側の対応も、ひどいケースが目立ちます。一言の謝罪もない、追い打ちをかけるような言動をする、民事裁判で決まった損害賠償を支払わない……挙げ句の果てには再犯を繰り返し、また罪に問われている元犯罪少年も少なくありません。本書では、少年凶悪犯罪の遺族たちに綿密な取材を重ね、そうした実態を明らかにするとともに、少年と少年法の罪について深く考察します。
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4.0尾木ママとして人気の教育評論家が、“いじめのサインの見抜き方”“先生への相談の仕方”などを、長年の経験に基づきアドバイス。いじめをなくすための愛とロマンの解決策を提案します!いじめ事件がTVで多く取り上げられると、著者のブログには、1週間で220万以上のアクセスがあり、コメント欄には、かつていじめの被害にあった人たちからの声が続々と寄せられました。それだけ多くの人々が、何年もいじめの記憶をひきずり、苦しんでいるのです。長年「弱い子がいじめられる」と言われてきましたが、それは間違いです。今日の被害者が明日の加害者になるなど、誰でも無関係ではいられません。このような事態に、大人たちは、いったいどうすれば子どもたちを守ることができるのでしょうか。子どもたちの姿は、社会の縮図です。今、私たちができることとは? 子どもを持つ親や学校の先生だけでなく、すべての大人たちに伝えたい、渾身のメッセージ!
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3.0
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3.7神戸で「酒鬼薔薇」事件が起こったのが1997年。その28年前、そっくりな事件が東京近郊であった。同級生を殺し、その首を切断した加害者は、当時15歳の少年。息子の死から40年近く経ったいまも、被害者家族は事件を重く引きずっている。歳月は、遺族を癒さないのだ。一方、犯人の父は、約束の賠償金をほとんど払わぬまま死亡。犯人は“立派に更生”し、なんと弁護士として成功をおさめていた。被害者家族に光を当て、司法を大きく動かした、執念のルポルタージュ。
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-悲惨な芸能界不幸大全 性被害、死亡事故、最悪な業界 ジャニーズだけじゃない! 芸能界の悲惨な事件、事故、自殺、性加害…大ボリューム収録! 自殺、不倫、薬物中毒、そして自殺未遂…見よ、業界の恥部を! 春は命を絶つ芸能人が急増!自殺の季節 エランドール賞受賞の超有名映画プロデューサー 映画出資詐欺悪質手口 テレビマンの副業は売春斡旋/知られざる芸能人の給与明細 大暴露 ギャルのカリスマ歌姫 専属スタイリスト 殴!蹴!犯! 非道なる暴行事件 テレビ界のカースト制度最下層 TVエキストラの悲惨な実情 俳優Sだけじゃない!芸能界最悪下半身ファイル ほか (こちらは電子配信用に再編集した商品です。表紙の記載と一部内容がことなる場合がございます。他のコアコミックスシリーズと収録作品が重複する場合があります。また、アンケート・プレゼント等の応募は受け付けておりません、あらかじめご了承ください。)
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5.0アフリカゾウ虐殺の「真犯人」は誰だ!? 年間3万頭以上のアフリカゾウが、牙を抉り取られて虐殺されている。 象牙の密猟組織の凄惨な犯行により、野生のゾウは今後十数年以内に地球上から姿を消してしまうと言われる。 元アフリカ特派員の筆者は、国際密猟組織に迫る取材を始める。 そこでぶち当たったのは、密猟で動くカネが過激派テロリストの資金源になっている実態、背後に蠢く中国の巨大な影だった。 そして問題は、象牙の印鑑を重宝する私たち日本人へと繋がっていく。 密猟組織のドン、過激派テロリスト、中国大使館員、日本の象牙業者。 虐殺の「真犯人」とは誰なのか――。 第25回「小学館ノンフィクション大賞」受賞作。 ◎高野秀行(ノンフィクション作家) 「ショッキングな現実が勢いある筆致で描かれ、『ザ・ノンフィクション』の醍醐味がある」 ◎古市憲寿(社会学者) 「実は日本が加害者だった? ゾウと我々の意外な関係性が明らかになる」 ◎三浦しをん(作家) 「私は、今後も象牙の印鑑は絶対作らないぞと決意した」 (底本 2021年12月発行作品) ※この作品は単行本版『牙 ~アフリカゾウの「密猟組織」を追って~』として配信されていた作品の文庫本版です。 ※この作品はカラーが含まれます。
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-まんがあなたの知らないニッポン絶望社会DX この世は破滅で墓場 絶望しかない最下流ルポまんが大ボリューム収録! 貧困、暴力、騙し合い こんな国はもうイヤ…… 不幸禍の幼児虐待 監禁、膀胱、そして肉体接待の闇 施設入寮で2000万円強奪 精神病患者更生ビジネス 障害者手当欲しさに我が子児童虐待する夫婦 「話し相手が欲しかった――」極貧世界の万引き事情 自殺大国ニッポンのチョー不可思議な死に方大全 神奈川県簡易宿泊所火災に見る ドヤ街どん底下流生活実態 犯罪多発!超危険な地帯 公営住宅スラム化 加害者が廃人同然になる 民間いじめ対策組織の壮絶いじめ報復工作 ホームレスギャル移動キャバクラ商法 路上で餓死・凍死の末路 ヤクザ辞めたら人間以下 金とカラダを提供した挙げ句、詐欺被害 高齢婚活地獄 有名凶悪殺人犯がご近所で 不動産価格が大暴落!! 「正直俺たち”勝ち組”です!!」生活保護受給者たちの華麗なる(?)生活 学ないカネないスキルもない 3ない世代転落で貧困層内略奪闘争 ほか (こちらは電子配信用に再編集した商品です。表紙の記載と一部内容がことなる場合がございます。他のコアコミックスシリーズと収録作品が重複する場合があります。また、アンケート・プレゼント等の応募は受け付けておりません、あらかじめご了承ください。)
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-まんが告発!許せない人DX 死んでも恨む!! 地獄を見た犠牲者たちの告白ルポ漫画大ボリューム収録! 食い詰め極道の犯罪FILE 外道!! コロナ禍で稼ぐ詐欺集団手口 ・ニセ陽性証明で裁判出廷拒否 ・「銀行が倒産する!!」アポ電強盗 ・病院がマト!! 億単位ペテン助成金 ビートたけしだけじゃない!! 芸能人”襲撃”テロFILE 仮想通貨詐欺で人間廃業の現代 半グレのシノギで自殺者続出 エイズに感染したAV女優 エロ業界が崩壊しかけた隠ぺい実態 週刊誌記者の外道取材手口 加害家族を拉致、障害者に色仕掛けetc. 殺し屋に俺の命を売った友人 親切で貸した50万円ぽっちで壊れた友情 愛する彼氏に犯罪をやらされた女 ”抗争中”極道の拳銃運び屋に堕ちた悲劇 実父と”近親姦”15歳の殺人少女 産まれた我が子2人を死体遺棄した衝撃半生 大河女優が週刊誌にネタ売り!! 片っ端から俳優と寝るリークビジネス 少年の殺人鬼が増殖中!! 少年法を悪用する極道予備軍たち ヤクザに恋をした婦人警官 情報漏えいで発覚した国家反逆 強姦、窃盗やり放題 代行タクシーのヤバすぎる実態 加害家族を拉致、障害者に色仕掛け ――魑魅魍魎たち …ほか (こちらは電子配信用に再編集した商品です。表紙の記載と一部内容がことなる場合がございます。他のコアコミックスシリーズと収録作品が重複する場合があります。また、アンケート・プレゼント等の応募は受け付けておりません、あらかじめご了承ください。)
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4.7毎年、増えつづける交通事故件数。その影には、不当で杜撰な警察の初動捜査ミス加害者のウソに塗り固められた、被害者の悲劇を、交通事故鑑定の第一人者・駒沢幹也氏が代わって真実を暴く様をドキュメント。
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3.0いじめに遭い人生に絶望している中学生の東安彦。何者かに拉致された彼が目にしたものとは!脱出不可能な学校、制限時間は日没迄…武器を手にしたいじめの被害者と手かせをされた加害者によるバトル・ロイヤル!
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-"月刊「潮」2022年9月号 主な内容 【特別企画】シン・ニッポンの設計図 ≪対談≫「安定かつ停滞」の打破へ、次世代の民主主義を提案する。 西田亮介VS 成田悠輔 ≪対談≫「オッサンの壁」を超えて若者と女性の声を永田町へ。 佐藤千矢子 VS 室橋祐貴 ≪対談≫あなたの「居場所」はここにある――「自己責任論」の先へ。 大空幸星 VS 田原総一朗 【特集】参院選後の潮流を読む 官邸一強から危機を乗り切るリーダーシップ政治へ。 牧原 出 食料価格高騰が止まらない!日本は今こそ発想の転換を。 末松広行 【特集】超高齢時代のヒント 迫り来る女性の「大定年時代」――その対策と心得。 西村美奈子 在宅医は患者と家族をつなぐ伴走者。 奥野修司 ≪連載≫“尊厳”に満ちた最期を求めて――がんステージ4の緩和ケア医の挑戦。 鎌田 實 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 希望をつなぐ人篇 【スペシャル・インタビュー】 草なぎ 剛 三人でレッドカーペットを歩きたい、それが夢ですね。 【人間探訪】 中村桂子 人の多消費生活を考えたら異常気象も環境破壊も当たり前! 【ヒューマンストーリー】 鴨志田祐美 主婦から四十二歳で弁護士に――「冤罪」に泣く人びとを助けたい。 【シリーズ】シニアのための「生き生き」講座 「スマホ老眼」にご用心!――失敗しない眼鏡選び。 梶田雅義 鎌倉に「幕府」はなかった?驚きの日本史新常識。 河合 敦 【ルポ】被害者と加害者の間で「社会」ができること。 黒島暁生 【ルポ】あなたの知らない東京インド人コミュニティ。 安田峰俊 【好評連載】 高島礼子の歴史と美を訪ねて 今村翔吾 VS 高島礼子/真説!始皇帝 塚本青史/宿帳拝見――「あの人」が愛した湯 山崎まゆみ/池田思想の源流――『若き日の読書』を読む 佐藤 優/他 その他
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3.8鬼才が放つ恐るべきハードボイルドミステリ! 誘拐されて殺された目も鼻もない子供。彼は黒い山肌を這い登ってゆく。誰も待つことのない賽の河原をさまよいつづける――。 男は大きな夢を持っていた。それは、殺人事件の加害者の心の暗部に直接働きかけるケア・センターづくり。しかし、その慈愛に満ちた男はいったいどこに消えてしまったのか。 彼との再会を願う殺人犯の娘のため、探偵は過去の闇へと分け入る。そして、すでに解決したと思われた事件は、探偵の前に驚くべき異なった貌を現わす。 コミック界の鬼才が、ミステリに挑戦して大きな反響を呼んだ傑作、待望の文庫版を電子化! 『追憶の夜』を改題のうえ、加筆改稿して新たに世の中に問う問題作。 著者プロフィール 山上たつひこ(やまがみたつひこ) 1947年徳島県生まれ。70年、ポリティカルフィクション「光る風」。72年、ギャグ作品の「喜劇新思想体系」。74年、「がきデカ」。87年、初の短篇小説「カボチャ通り」を発表。
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3.5私は小説家だ。そしてこれは私の小説だ。私が心血を注いだ惨殺があり、私が身を削るように描いた苦悩がある。文の始まりから果てまで、すべてが私だ。 事件は私の書いた小説の通りに起きていた。犠牲者、殺害の方法、現場の描写。すべてが私の描いたとおりに。 私の見る『小説』通りに。 こんな殺し方ができるのは誰だ。こんな小説が書けるのは、なぜだ。 警察も、被害者も、加害者も私を疑う。『犯人』と決めつける。 だが私は『犯人』ではない。 私は、小説家なのだ。
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2.0平成も四半世紀が過ぎようとしている。この間、55年体制の崩壊と政権交代、バブル経済の破綻と「失われた20年」。そして、阪神・淡路大震災と東日本大震災……。これらの変化により、地下鉄サリン事件や秋葉原無差別殺傷事件など、今まであまり見られなかった多くの人々を無差別に傷つける事件や、神戸連続児童殺傷事件など、動機が不明な少年事件も目立つようになってきた。また、PC遠隔操作事件のように、被害者どころか自分が加害者にされる可能性もあるのが、今という時代だ。犯罪の「数」こそ減っているが、「質」が変わってきている。本書は、「なぜ被害者家族の訴えは警察に届かなかったのか」「犯人の本当の動機は何だったのか」など、重大事件に隠された未解決の謎に焦点を当て、考察する。▽「現代の犯罪」から完全に逃れるのは難しい。だが、知識がある人とない人とでは危機管理に大きく差が出るだろう。平成という時代を安全に生きぬくための一冊。
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5.0なぜ彼は人を殺めたのか――。少年院を出院した引き取り手のない子どもを受け入れる更生保護施設「そんげん寮」。ここでは、元暴走族の安道が子どもたちと生活を共にしながら、自立を支援している。4年前、電車内無差別殺傷事件を起こした19歳の勇人は、寮になじむことができず心を閉ざしたまま。そしてついに脱走、新たな事件を起こそうとして……!? 親からの虐待、発達障害、ドラッグ依存……。社会に彼らの居場所はあるのか。少年院が解決できなかった少年犯罪の深い闇に迫る!!
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4.0最も身近な存在は、最も危険な存在にもなる。我が子を段ボール箱の中で餓死させた両親、夫を尺八で撲殺した老婆、娘に性的虐待を繰り返した「理想の父親」、妻の身内を殺害した暴力夫……。身内の凶行により、家庭は逃げ場の無い密室と化す。児童虐待、DV、近親姦、高齢者虐待等、増加しつづける家庭内犯罪の実態とは――。加害者、被害者への膨大な取材を通じ、家庭に潜む病巣の正体に迫る。
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3.6「心に傷を受けた」と宣言したら、あとはやりたい放題。詳しい検証もなく、一方的に相手を加害者と断罪する――そんな「エセ被害者」がのさばっている現代日本。PTSD、適応・パニック障害から、セクハラ、痴漢冤罪、医療訴訟まで、あらゆる場面で「傷ついた」という言い分が絶対視されている。そう、「被害者帝国主義の時代」が到来したのだ。過剰な被害者意識はもうたくさん! 現役精神科医が示す処方箋。
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-DV(ドメスティック・バイオレンス)とは夫や恋人が女性に加える身体的・精神的暴力のこと。 DVをテーマにした一般書の先駆けでもある『女を殴る男たち―DV(ドメスティック・バイオレンス)は犯罪である』を最新の情報も盛り込み、待望の電子書籍化! ■はじめにより抜粋 本書は、99年に出版した『女を殴る男たち―DV(ドメスティック・バイオレンス)は犯罪である』(文藝春秋)をベースに、 DV防止法施行後の日本の状況を踏まえて大幅に加筆し、編集を加えたものである。 ドメスティック・バイオレンスの本質、虐待のメカニズム、被害者・加害者の心理、子どもへの影響など、原書の根幹をなす部分は残しているが、構成を大幅に変え、情報を最新のものに改めた。 日本の被害者の現状、最近注目されているモラル・ハラスメントとの関連など、今日的なテーマも新たに盛り込んでいる。 特に、子どもの虐待との関連については力を入れた。暴力のある家庭で育ち、親のドメスティック・バイオレンスを目撃した子どもたちは、たとえ自身が直接虐待されていなくても心に深刻なダメージを受ける。 それが長期にわたって子どもたちを苦しめ、ひいては社会に悪影響を及ぼすことを、私たちはもっと認識する必要があると思うからだ。 夫や恋人との関係に悩んでいる人、知人・友人にDV被害者がいる人に、読んでいただければ幸いである。 被害者を保護、支援する側にいる人には、アメリカの対策やパワフルな女性リーダーの活躍ぶりも参考になるのではないだろうか。 DV防止法成立前後に比べ、メディアがドメスティック・バイオレンスを取り上げる機会は減っている。 世間一般の関心が薄くなったからといって、問題が解決したわけでも、被害が減少したわけでもないのは言うまでもない。 いま、この瞬間にも新たな被害者が生まれ、生命が脅かされている。救援の現場では、待ったなしの緊迫した状況が続いているのだ。そんななか、この電子書籍を発行できた意味は大きいと考えている。
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4.0バーチャル動画サイト「うらみんTV」は、害悪な人間たちに制裁を加える動画を配信し、登録者数300万人超えの人気チャンネル。これを運営する「うらみん」こと吉浦(よしうら)みのりには熱狂的な信者がいるが、実は小学生の頃、凄惨ないじめに遭い、引きこもりとなった過去を持つ。彼女はいじめ加害者たちに復讐することを誓い、リベンジ動画を生配信していく。一番のターゲットは、自分を地獄のどん底に突き落としておきながら、今ものうのうと暮らしているいじめの首謀者・竹宮京香(たけみやきょうか)!! あの女を、社会から抹殺してやる――!!
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-私は悪い女じゃない。自分の欲望に忠実なだけ…。ドラマのような恋に憧れ、流行のドラマに合わせて恋人を乗り換えていたひろみ。しかしある日、殺人事件の犯人らしき男の顔を目撃して…?(『ゲーム オーバー』瀬口恵子)夫のモラハラに耐えて暮らしていた直美は、初恋の人と再会。嫉妬した夫に暴力を振るわれ、結婚を後悔する直美に、親友は初恋の人に連絡するようそそのかして…?(『My Best Friend』大橋 卓)追いつめられた女たちの行く末は、被害者か、それとも加害者かーー!! 5作品を収録した『女たちの事件簿』第45弾!!
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-戦後、数年にわたって起きた不可解な3つの事件。社会的地位のある被害者と加害者が、何のために殺し合わなければいけなかったのか、まったく不明な難事件だ。双方同時に殺意を抱くという、加害者もなければ被害者もない、この相互殺戮事件のカギは……。240年以上前にもさかのぼり、そして日米両国を舞台に繰り広げられる、直木賞作家の傑作。
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-「私、もしかして騙されてる?」 そんな不安を抱く女子に向けて、謎多き恋愛アドバイザー・ブラック0号室が 入念なリサーチの元、悪魔のようなクズ男の実態を暴露する辛口恋愛エッセイ。 クズ男に騙される被害者があまりに多いために、「クズ男撲滅委員会」委員長に就任した著者が、 被害者のリアルな声とともに、加害者であるクズ男の本音も紹介していきます。 今はクズ男に振り回されて涙する女子にも、いつか幸せな恋愛をつかみとってほしいと願いを込めた一冊です。 ※本電子書籍は紙書籍で収録されている書き込みシートをそのまま再現しておりますが、直接文字を書き込むことはできません。あらかじめご了承ください。
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3.01,000人に約1人が発症する身近な病気「バセドウ病」。自覚症状がなく30歳手前で病気が発覚し、職場で差別を受けたり、家族間での理解の違いに悩んだり、病院をたらいまわしにされるといった著者の闘病生活を描いたコミックエッセイ! バセドウ病の治療法や妊娠・出産との関係など、甲状腺疾患の専門医による解説コラムつき。さらに「加害恐怖」「不潔恐怖」「被害恐怖」「異物混入恐怖」などといった、「こんなことおかしい!」と思っているのにやめられない、強迫性障害とのちょっと笑える(!?)日々を描いたコミックエッセイも収録!
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5.0被害者は17歳だった。加害者も17歳だった。なぜ事件は起きたのか?なぜ誰も防げなかったのか?<命の意味>を問い掛ける衝撃の問題作!!
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3.5最近わが国では、企業の社会的責任、政治家の責任、事故を起こした者の責任など、責任を追及する声がひときわ高まっている。だが、いったい「責任」という概念はいかなる根拠に基づいて建てられているのか。正しい責任のとり方とは。人は責任をどこまで負えるのか。JR脱線事故やイラク人質の「自己責任」論争、戦後世代の「戦争責任」など公共的な問題から、男女、親子における個別の責任問題までを人間論的に考察。被害者─加害者というこじれた感情をどう克服するか。さらに、哲学は責任をどう捉えていたのかについても論考する。丸山真男の「無責任体系」、ヤスパースの「罪」の概念、カントの『道徳形而上学原論』における定義、等々。著者は、法や倫理では割り切れない「責任」の不条理性を自覚しながら、共同社会が共有する「人倫感覚」がどのようなものかを推し量ることが大切であると説く。「求められる責任」と「感じる責任」を真摯に追及した書である。
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4.0「悪質クレーマー」と呼ばれる人々が激増している。苦情・クレームに名を借りて、企業や行政に対し、執拗に不当な要求や嫌がらせを繰り返す。人格・精神面に問題を抱え、合理的な説得も通じない。そうした「悪質クレーマー」に対しては、「顧客」とはっきり区別し、「法的対応」をとることが唯一の有効な解決策となる。本書では、クレーマーに遭遇したとき、その見分け方、弁護士との連携、従業員の保護など、具体的な対策を詳説する。著者はクレーマー対応の鉄則を以下のように述べる。(1)まずお詫びから。(2)事実の確認を先行させる。(3)感情的な対応は厳禁。(4)堂々巡りになったときが最初のポイント。(5)文書による最終回答・交渉窓口を弁護士に移管する通知を送る。(6)加害行為には素早い仮処分と刑事告訴で対応。(7)悪質クレーム事例を記録して対応の指針とする。以上、七つの鉄則である。いざというとき慌てないために、すべての役所、企業、学校関係者、必読の書。
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4.0▼第1話/CRY BABY CRY▼第2話/FRIDAY THE 13TH▼第3話/MAIDEN VOYAGE▼第4話/FLY ME TO THE MOON▼第5話/BODY AND SOUL▼第 6話/MILESTONES▼第7話/WHAT'S NEW?▼第8話/LOVER,COME BACK TO ME●主な登場人物/鈴木一(すずきはじめ。47歳。妻と一人娘を支える、平凡な中年サラリーマン)●あらすじ/愛する妻とかわいい娘に囲まれ、平凡ながら幸せな生活を送ってきた鈴木一。だが、ある日彼が帰宅すると、遥が病院に担ぎ込まれたという書き置きが!! 急ぎ病院に駆けつけた鈴木を待っていたのは、ボコボコに殴られた遥の姿と、反省の様子がない加害者・石原 、そして彼の通う才英高校の傲慢な教諭たちで…(第1話)。●本巻の特徴/高校ボクシング界のホープ・石原を守るため、事件をもみ消そうとする才英高校側の態度にキレた鈴木は、石原を刺そうと学校に殴り込みをかける。ところが、学校を間違えて隣の超オチコボレ校に突撃したことで、そこの生徒たちから打倒・石原のサポートを受けることに…。金城一紀と秋重学の最強タッグが織り成す痛快冒険譚、ここに登場!!●その他の登場人物/鈴木遥(鈴木一の愛娘。純真女学館高1年生)、鈴木夕子(鈴木一の妻)、朴舜臣(パク・スンシン。超落ちこぼれ高校に通う2年生。在日朝鮮人)、南方・板良敷・山下・萱野(舜臣の仲間たち。鈴木一の決闘に力を貸す)、石原(才英高3年。遥を暴行した男。ボクシング高校総体三連覇をめざすエリート)、平沢(才英高校教頭)、安倍(才英高校教諭。ボクシング部顧問)
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4.5子どもの飛び跳ね、落下音、移動音、開閉音、 トイレ、シャワー、楽器・テレビ、 リフォーム後のもめ事に悩んだら、まずはこの1冊。 身近でわかりやすい18のケースを紹介 音は、ひとたび気になり出すと耐えられなくなり、 近隣住民との間で深刻なトラブルを引き起こしかねません。 ●最近の例 2020年5月に、足立区入谷(東京都)で音をめぐって 殺人事件にまで発展したケースがあります。 アパートの一階に住む60代男性と息子が襲われたのです。 犯人は隣に住む60代の男です。 犯人いわく「隣の部屋がうるさく、我慢の限界だった」とのことですが、 目の前で父親を殺された妻と子どもはどんな思いだったでしょうか。 江戸川区葛西(東京都)の高齢者向けマンションでは、 80代の男性が隣の部屋に住む60代男性を包丁で切りつけています。 「生活音がうるさかった」ことを理由にあげていましたが、 同じマンションに住む住人によると、 被害者の男性がとくに気になる生活音を出している様子はなかったとのこと。 いずれにせよ、住まいで発生する音は、 ときには殺人事件までエスカレートしてしまうほど、 切実で無視できない問題なのです。 また最近では、コロナによるリモートワークの増加で、 在宅時間が長くなったために、騒音に関する苦情が増えています。 音の問題は、これからますます注目されるに違いありません。 お互いに気持ちのよい住環境を維持するためにも、 そしてマンションの資産価値を下げないためにも 近隣の人間関係には十分に配慮しましょう。 ■目次 ●第1章 マンションの音はなぜ気になるのか 最近問題になっているマンションの騒音トラブルの事例と、 日本における住宅建築の変遷と音の関係を紹介。 ●第2章 音の正体を知る マンション内で発生する音の基本的な特質と伝わり方、 人の耳の聞こえ方の特徴を理解しよう。 ●第3章 どんな音が問題になるマンション内の音といっても、 発生のしかたや伝わり方、種類など、 さまざま。とくにトラブルになりやすい音を解説。 ●第4章 まずは加害者にならない トラブルになりやすい音の防止法や クレームを言われたときの対応、訴えられたときの対策など。 ●第5章 被害者になったらどうする音を出す相手に対する 上手な対応のしかたや音を防ぐ対策など。 ●第6章 管理組合の役員になったら住人の間で音に関するトラブルが起きたとき、 自分が役員になったときの対応・心構え。 ●第7章 リフォームするさいに気をつけること 「前より音がうるさくなった」というクレーム事例が頻発。 安易なリフォームは禁物。 ●第8章 買うときはここをチェック モデルルームで質問すべきこと、間取り図の見方など、 これから購入する人に参考になる情報等。 ■著者 井上勝夫
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3.0モヤモヤして眠れない イライラしてココロもカラダもぐったり そんな自分を苦しめる「許せない!」思いを手放して スッキリ・清々しい毎日を手に入れましょう! 経済発展の停滞、 人間関係の複雑さなどの影響か、社会から鷹揚な空気が薄れ、 他人の失敗を「許さない」尖ったきびしさが充満、 結果として心を病む人が増えている。 特に今はコロナの影響で、 他者の行動に過敏に反応する流れ(粗探し)が、 時として閉塞感を生じさせる。 「許さない人」は、 その狭量から自身も「許されない人」になってしまう、 その悪循環を断ち切るための心の育て方について、 事例をもとに解説する。 ■目次 ・はじめに 許す練習を始めましょう ●第1章 許せないにはワケがある 1 尊敬するあなたへ ・あなたへ、言葉のプレゼントを贈ります ・あなたが「許し」の意義に気づけて良かったです ・許せない日々、許されない日々 ・あなたは尊敬するべきサヴァイヴァーです ・サヴァイヴァーは、誇り高い魂を持つ人 2 「許し、許されるための旅」へと出かけましょう 3 旅を終えた先にあるもの 4 加害者を許していいのか? 「許せない」の価値 5 「許せない」にとらわれてはいけません 6 感情の仕組みを知りましょう 7 想いを退け合うと何かが生まれるのか? 8 感情の意味を理解することが大切です ●第2章 人はなぜ「覚えてしまう」のか? 1 「許せない」を避けられないのはなぜだろう? 2 エサを横取りされたコイはどうなるのでしょうか? 3 コイと人は何が違うのか? 4 コイの「覚えない生き方」は幸せなのか? 5 人はなぜ溜め込む動物になったのか? 6 私たちは幸せになれたのだろうか? ●第3章 人は愚かな生き物なのか? ●第4章 許す力、許される力 ■著者 杉山崇(すぎやま・たかし) 心理学者。臨床心理士。神奈川大学人間科学部・大学院人間科学研究科教授。 心理相談センター所長。公益社団法人日本心理学会代議員。 1970年、下関生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科にて心理学を専攻。 在学中から、子育て支援、障がい児教育、犯罪者矯正、職場のメンタルヘルスなど、 さまざまな心理系の職域を経験。心理学と脳科学を融合した次世代型の心理療法を目指す。 心理療法家としても科学的心理研究社としても、指導者レベルの評価を受けている心理学者。 『「どうせうまくいかない」が「なんだかうまくいきそう」に変わる本』(永岡書店)、 『心理学者・脳科学者が子育てでしていること、していないこと』(主婦の友社)、著者多数。
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4.0被害者が加害者に対してどのような罰も自由に与えられる権利「私刑権」によって、星川瑞季は自分がお金を騙し取った高梨一鷹・清治・類の三兄弟の住む離島に幽閉される。彼らが瑞季に下したのは快楽刑。連日連夜、三人の男に快楽を与えられ身体を作り変えられていく瑞季。 「お前を喜ばせてやる。それが快楽刑だ」 罰と言うにはあまりにも甘い快楽を瑞季に与え続ける彼らの真意とは――?
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3.8父親の性犯罪によって瓦解した家族。その出所が迫り復讐を恐れる母。消息不明の姉。17歳・無職の貫多は……。傑作「私小説」4篇。 性犯罪による父親の逮捕を機に瓦解した家族。出所後の復讐に怯える母親。家出し、消息不明の姉。罪なき罰を背負わされた北町貫多は17歳、無職。犯罪加害者家族が一度解体し、瓦礫の中から再出発を始めていたとき、入所から7年の歳月を経てその罪の張本人である父親が刑期を終えようとしていた。──表題作と“不”連作の私小説「病院裏に埋める」、〈芝公園六角堂跡シリーズ〉の一篇「四冊目の『根津権現裏』」、“変化球的私小説”である「崩折れるにはままだ早い」の全四篇を収録。
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3.6『公開処刑人 森のくまさん』でスマッシュヒットを飛ばしている著者の第2作目です!高校生がいじめを苦に自殺した問題で、マスコミが騒いでいる。川口巡査部長と原田警部補が警察の面子をかけて捜査にあたるが、ネットでは加害者の実名まであがり、人気ブロガー・あしだかおるによる高校生批判も話題になる。同じ頃、とある理由と妊娠を機に退職した元高校教師の理沙子は、同じマンションに住む主婦から、自身のブログまでも逐一チェックされるなど、執拗な干渉を受け、理沙子が問題の生徒の担任だったのではないかと疑われる。いじめの加害者だった少年の一人が自殺したことで、主婦からの追撃は勢いを増していく。日に何度もかかってくる無言電話や悪質な悪戯とも思える出来事に恐怖を覚えるなか、理沙子は、ネットで起きている事態に直面し……。
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4.7【電子コミックス限定おまけ「清水陽平弁護士特別解説&左藤真通・富士屋カツヒト描き下ろしダブルおまけ/あとがき&マンガ】計6ページ収録あり! ネット炎上・SNSトラブルに遭ったことはありますか? いわれのないガセネタで炎上して誹謗中傷の的になってしまったブロガー主婦が弁護士の無料相談所へ。出会った弁護士はネット案件に強いみたいだけど、だいぶ変わり者…? 誰もが今日にも被害者に、そして加害者になる、現代の闇! 他人事ではいられない誹謗中傷&情報開示請求のリアルドラマが幕開けです!(このコミックスには「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~[ばら売り][黒蜜]第1~5話」を収録しております)
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3.4インターネットで事件の加害者の名前をさらし、その家族の個人情報までも、 その真偽に関係なく拡散していく――。これを今、「ネット私刑(リンチ)」と呼んでいます。 このネット私刑(リンチ)は、ここ最近、どんどん過激になっていて、顕著な例が「川崎の中1殺害事件」である。 同事件では事件発覚の数日後には、容疑者の名前が暴露され、被疑者の家族や恋人の個人情報までも、その真偽に関係なくさらされています。ネットでさらす人のほとんどは、「正義」を大義名分にしています。しかし、それは「正義」をはき違えている感があります。 本書は「在特会」をはじめ、ネット右翼に関しての取材を行っている気鋭のジャーナリストで、第46回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した安田浩一氏が、 さらす人、さらされる人の実態に迫りました。 安田氏が川崎の事件だけでなく、大津市で起きたいじめ自殺の現場を徹底取材。さらには、あの「ドローン少年」の親にも直撃しました。 最終章にはネットで殺人事件の犯人にされた「誤爆」被害者のスマイリーキクチのインタビューも収録しています。 今、ネットで起きている「闇の実態」が明らかになります!
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5.0両親と過ごす幸せな誕生日を迎えるハズだった平沢実斗の日常は、交通事故によって一瞬で崩壊する。家族を、そして夢を失い、大切な記憶が残る住処すら手元から離れていく。そんな現実に抗い自らの居場所を守るために、戻ったはずの「家」は、犯罪者が集うシェアハウスになると告げられて…!?被害者と加害者、ともに社会に居場所を失った”ひとり”が集まるとき、止まっていた時間が再び動き出す。喪失と再生のマイホームドラマ。
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-フグ毒からサリンまで、この世は毒物で一杯だ!―― 人はなぜ、古今東西、毒物に魅入られるのか? さらに、人はなぜ微量の毒で死ぬのか? 迫りくる毒社会の恐怖を、事件、事故、戦争などを通して分かりやすく解説。 ●毒の怖さは、ごく微量でも人を殺せるところにある。毒はごく微量で、生体のメカニズムの微妙で微細なところに作用して、大きな生命体を殺してしまう。猛毒と呼ばれるものは、やはり不思議な存在である。毒による殺人事件を見ていくと、殺人者はそんな毒の不思議な魔力に、とりつかれてしまった者のように見える。この本では、古くからの毒、新しいタイプの毒、さまざまな毒物の毒性を紹介し、その作用のメカニズムをみていく。またそれとともに、科学者、企業人、医者、宗教信者、毒物事件の加害者・被害者など、さまざまな人々が登場する。毒をこの世から一掃することはできないが、私たちはその本質を知ることはできる。知ることは、「毒はもう怖くない」といえるようになるための入り口に立つことである。
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4.0作家・花村萬月が、日本人と沖縄人の共犯関係で出来上がった「癒しの島」幻想を徹底的に解体しながら、既存のイメージとはまったく違った沖縄の姿を克明に描き出す。日本人であることの加害者性を露悪的なまでに引き受けたその眼差しは、南の島を過剰に持ち上げたり、そこに逃避したりする日本人と、純朴な仮面を自ら進んで被ろうとする沖縄人に対しても、等しく冷淡であり、かつ挑発的である。20年以上にわたって沖縄取材を繰り広げてきた小説家による、もっとも苛烈で真摯な沖縄論。【目次】第一章 さあ、飛行機に乗ろう/第二章 ドリフト、ドリドリ、瀬長島(1)/第三章 ドリフト、ドリドリ、瀬長島(2)/第四章 ドリフト、ドリドリ、瀬長島(3)/第五章 ドリフト、ドリドリ、瀬長島(補遺のようなもの)/第六章 飯でも喰うか(1)/第七章 飯でも喰うか(2)/第八章 飯でも喰うか(3)/第九章 飯でも喰うか(4)/第十章 飯でも喰うか(5)蛸飯/第十一章 飯でも喰うか(6)そば/第十二章 悲しき人買い(1)/第十三章 悲しき人買い(2)/第十四章 悲しき人買い(3)/第十五章 悲しき人買い(4)/第十六章 悲しき人買い(5)/第十七章 悲しき人買い(6)/第十八章 悲しき人買い(7)/第十九章 悲しき人買い(8)/第二十章 宮良康正/第二十一章 必ず、行きなさい(1)/第二十二章 必ず、行きなさい(2)/第二十三章 必ず、行きなさい(3)/第二十四章 必ず、行きなさい(4)/第二十五章 ゆっくりしましょう(1)/第二十六章 ゆっくりしましょう(2)/第二十七章 看板の左下には海星(ひとで)が/第二十八章 水死体倶楽部/第二十九章 波之上でアウトドア・ライフ(1)/第三十章 波之上でアウトドア・ライフ(2)/後書き
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3.7ドンパチの派手な抗争よりじつは怖い――「暴力団排除条例」完全施行から一年、苦境に喘ぐ彼らの手口は、明らかに変わった。クレーマーを装って多額の賠償金をねらう。生活保護の申請を後押しして巻き上げる。年金横領、架空請求、リフォーム詐欺。ついには被災者にまで魔の手は伸びる。一流大学卒業、大手金融・証券会社OB。その肩書と紳士然とした風貌に気を許すと、被害者どころか加害者=共犯者にさえなりかねないのだ。一般社会に溶け込み、どこに潜むかわからない闇社会の姿とは。悪魔はすぐとなりで笑っている。「何をされるかわからない」から「どこに潜んでいるかわからない」へ【目次】序章)暴力団の手口が変わった/1章)たんなるクレーマーだと思ったら/2章)震災や生活保護までビジネスに/3章)悪徳商法が心の隙間をねらう/4章)老後の年金はどこへ消えたのか/5章)長生き願望まで貪られている/おわりに)人間の欲望あるところに闇はある
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3.7
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4.0執行猶予期間が終わった時、加害者の生活態度や反省状況をチェックして、刑務所に入れるかどうかを被害者や遺族自身が決めることができたとしたら? それを実現する「執行猶予被害者・遺族預かり制度」が施行された社会。新人担当係官の井川は、加害者の反省状況を伝えることで、被害者の痛みや遺族の喪失感を少しでも和らげることができればと考えていたのだが……。加害者を刑務所に送る権利を手に入れた時、遺族や被害者はある程度救われるのか。逆に加害者は、「本当の反省」をすることができるのか。架空の司法制度という大胆な設定のもとで、人を憎むこと、許すこととは何かを丹念な筆致で描いていく、感動の長編小説。
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3.0職場や家庭でのいじめや嫌がらせを表すことばとして新たに登場した「モラル・ハラスメント」。加害者は、言葉や態度によって巧妙に相手を傷つけることによって、相手を支配し、隷属させようとする。被害者は気づかないうちに相手の術中に陥り、「悪いのは自分のほう」という意識にまでなるという。 モラハラは病気なのか。モラハラをなくすにはどうしたらいいか。また、モラハラをしないようにするには何に気をつけるべきか。 ※本書は2007年に小社から刊行された『知らずに他人を傷つける人たち ― モラル・ハラスメントという「大人のいじめ」』を文庫化したものです。文庫化にあたり、新たにプロローグを書き下ろしています。
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4.3「あの人、本当は怒りたいんじゃないの?」高校への進学を機に、叔父の家に居候することになった直達。だが最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さんだった。案内された家の住人は、親に黙って脱サラしたマンガ家(叔父)、女装の占い師、ヒゲメガネの大学教授、どこか影のある25歳OLと、いずれも曲者揃い。そこに高校1年生の直達を加えて、男女5人での一つ屋根の下、奇妙な共同生活が始まった。共同生活を送るうち、日々を淡々と過ごす25歳OLの榊さんに淡い思いを抱き始める直達だったが、彼女と自分との間には思いも寄らぬ因縁が……。少年が家族の元を離れて初めて知る、家族の「罪」。自分もその被害者なのかもしれないが、加害者でもあるような気がする。割り切れないモヤモヤした思いを抱きながら、少年は少しずつ家族を知り、大人の階段を上っていく。前作から4年の沈黙を破った田島列島が、ユーモラスかつセンシティブな独特の筆致で描くのは、家族の元を離れて始まる、家族の物語。家族の元を離れて始まる、家族の物語。高1春、曲者揃いの住人たちと男女5人の共同生活を始めた直達。彼が淡い想いを寄せる25歳OLの榊さんとの間には、思いも寄らぬ因縁が……。「別冊マガジン」連載時より作家、著名人、漫画読みから絶賛の声が続々!宝島社「このマンガがすごい!2015」オトコ編第3位、マンガ大賞2015第2位など各漫画賞を総ナメにした名作『子供はわかってあげない』の田島列島、待望の最新作!
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3.9平成20年の犯罪件数は253万3351件。被害者家族はマスコミ取材による二次被害で心の傷が癒える間もないが、実は加害者家族も凄惨な生活を強いられる。身内の犯罪を機に失職や転居を余儀なくされるだけでなく、インターネットで誹謗中傷され、写真や個人情報まで流出される。そんな過酷な現実を受け止められず、自殺する人も多い。事件への自らの非力を嘆き激しい後悔に暮れる加害者家族も多いが、そもそも身内の犯罪を未然に防ぐには限度がある。まさに他人事ではない実態を明らかにした、衝撃の一冊。
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4.5【電子限定!描き下ろし特典フルカラーマンガ&雑誌掲載時のカラー扉収録!】 「国民的アイドル 交通事故で意識不明」 大人気アイドルの烏墨真弘は、女子高生が乗っていたバイクと接触し昏睡状態になった。 運転していたのは参議院議員を父に持つ、政治家一家の長女・白瀬皓子。 ──世間の注目を集めた事故から10年。眠り続けていた真弘が奇跡的に意識を回復させる。 目覚めた時、目の前にいたのは、事故の加害者・皓子で──? 影と光が入り混じる場所で、共にいることを選んだ2人のヒューマンラブストーリー、開幕。
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4.5【36歳前科者、17歳学生に監禁され犯される】 罪の意識に苛まれる元誘拐犯と孤独に耐え続けた元被害者の閉鎖的な恋物語。 被害者×加害者の歪んだ純情 ーー7歳の頃、リストラされ自暴自棄になったサラリーマン・悠海(ゆうかい)に監禁された「ポチ」。 人間の尊厳を奪われ、犬扱いされ生きてきた。 再就職が上手くいかない悠海は、ポチに八つ当たりし暴力沙汰は日常茶飯事。 しかし、悠海の逮捕によりその生活は幕を閉じる。 悠海の出所後、ポチは彼を迎えに行き檻に閉じ込めてしまう。 被害者と加害者の立場が入れ替わる、センセーショナルな恋物語。 他、大好きな先輩に公園で露出行為をさせられる不憫な大学生を描いた短編等も収録。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 未解決事件、都市伝説、猟奇犯罪、戦後GHQの陰謀論、有名人死の真相など…真実は長らく封印されてきた。 本書は様々な妨害にも負けず真相を暴き続けているのである! 日本の廃墟 呪われた「獄門島」を行く 真相山下財団 ライカビルと黒カネ 幻想か?真実か?M資金とは何だったのか!? 真相「日本航空 もく星号墜落事件」搭乗していた謎のハーフ美人と消えたダイヤモンド 偽造紙幣謀略作戦「杉工作」 女が主犯の保険金殺人事件 5人の女殺人鬼 あの頃のセックスは幾らだったのか 昭和事情の価格表 北朝鮮 喜び組と美女軍団 明治維新とフリーメーソン 死刑執行された「オウムの申し子」井上嘉浩 結局早見優が82年組の勝ち組 犯罪加害者の容姿はボロクソにけなされるこの番組に人権はなし 不世出の双子デュオ ザ・ピーナッツ マリリン・モンローとマフィア 全米の闇の権力に葬られた女神 ・・・ETC
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3.3ナイジェリアでロマンス詐欺犯に直撃! ●被害者と詐欺犯の双方に迫った本邦初のルポルタージュ!● SNSやマッチングアプリで恋愛感情を抱かせ、金銭を騙し取る「国際ロマンス詐欺」の被害が急増している。 なぜ被害者は、会ったこともない犯人に騙されてしまうのか。「お金を払わないと、関係が途切れちゃうんじゃないか……」。被害者の悲痛な声に耳を傾けると、被害者の心理に漬け込む詐欺犯の「手口」が見えてきた。 そして取材を進めると、国際ロマンス詐欺犯は、西アフリカを中心として世界中に広がっている実態が明らかになってきた。 著者はナイジェリアに飛び、詐欺犯への直撃取材に成功。彼らが語った、驚きの手口と倫理観とは――。 その被害者・加害者の双方に迫った、本邦初の迫真ルポ。 * * * * * ●詐欺犯の“愛の囁き”には、すべからく「裏」がある● ・被害者への「I love you」のメッセージは、例文をコピペして送っている ・犯人はプロフィールに、美男・美女の「他人の写真」を盗用している ・「How is mom?」――家族への気遣いを見せて信用させる ・存在しない「架空の投資サイト」にお金を振り込ませる …etc. (底本 2023年6月発売作品)
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