歴史・時代の検索結果

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  • 妾屋の四季

    妾屋の四季

    女で稼ぐ商売ゆえ、体を張って女を守る――その矜持を胸に秘めて妾屋を営む山城屋昼兵衛。哀愁漂う過去を振り切り、今を豪快に生きる山形将左。武士という身分を捨て、愛する八重と生きる道を選んだ大月新左衛門。大奥や吉原との激闘を潜り抜けた三人はその後も波乱の四季を生きていた。女の悲哀と男の気概。「妾屋昼兵衛女帳面」シリーズ外伝!
  • み仏のかんばせ

    み仏のかんばせ

    小説・文芸
    4.3
    1巻627円 (税込)
    傷を持つ二人が夫婦になるが…感動人情小説。   貧しい小作の娘だった志乃は、女郎になるのが嫌で江戸に出て行き、首切り浅右衛門のもとで松助という名の「男」として仕えることになった。剣術の腕も磨いていたが、ある日浅右衛門家にとって大切な死人の肝を、強盗に奪われてしまう。責任を取って浅右衛門のもとを去り、名前を戻し針売りの娘として生きはじめた志乃。そこに、志乃が憧れていた壮太があらわれた。「男」として介錯を仕事としてきた志乃はまともな幸せなど考えていなかったが、お互いの気持ちを確かめて、夫婦になった二人。  しかし、壮太にも隠された過去があった――。志乃が奪われた死人の肝を盗んだのが、壮太達だったのだ。そして、仲間の男だった沖次が凶暴になって、江戸の町を震撼させていたのだ。壮太は、沖次と決着を付けようと出かけていく。それを追って、刀を持った志乃が追いかけていく。果たして決着は!?(第一部 「月明かりの面影」)  第二部では、夫婦のその後と沖次の子供が絡んでいく。(「裏庭の陽だまり」)  ささやかな幸せを願う市井の女性が懸命に生きる姿を描いた人情小説。
  • 出世侍(一)

    出世侍

    小説・文芸
    4.2
    1~5巻627~679円 (税込)
    上州の水呑百姓の家に生まれた藤吉は、下男奉公先で米作りや馬の世話、雑用など何でもこなす毎日を送っていた。そんな彼には、いつか農民の身分から脱し、侍になるという大それた夢があった。生まれ持った運と知恵を味方に、藤吉は立派な武士へと出世できるのか!? 身分の壁にぶつかりながらも、孤軍奮闘する若者の成長を描いた、痛快時代小説。
  • 撃墜王は生きている!

    撃墜王は生きている!

    『永遠の0』の百田尚樹氏激賞。 「現在の私たちは戦争のない平和な国に育ちました。私も含めてほとんどの国民が戦争の記憶がありません。しかしこの平和は何百万もの兵士たちの犠牲の上にあるということを忘れてはならないと思います。井上氏が書かれたこの本はあらためてそのことを私たちに気付かせてくれます」 撃墜王――かつてこの国には、そう呼ばれた英雄たちがいた。敗戦後の日本で、彼らの活躍が語り継がれることなく忘れられていったが、戦後70年経ったいま、5人の元日本軍エースパイロットたちがついにその重い口を開く。
  • 則天武后(上)

    則天武后

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻627円 (税込)
    世界最大にして最強国家「唐」。その基礎を築き上げた太宗の後宮には三千人の女官がいた。その一人、則天武后の類い稀な容姿は三代皇帝高宗の寵愛を得て、やがて太后の地位に。だが、その野心はとどまるところを知らなかった。不敗の軍や狡猾な官僚を抑え、武后は名実ともに権力の頂点に登りつめる。その苛烈な生涯を描いた中国歴史小説の名品。
  • 三匹の浪人

    三匹の浪人

    小説・文芸
    3.5
    1巻627円 (税込)
    お人好しの“御隠居”こと立花右近。酒と女好きの“大将”こと夏目平九郎。金好きの“万屋”こと霞源内。江戸で暮らす三人の浪人は、七化けのおりんに騙され、お尋ね者となる。濡れ衣を晴らす為おりんを追うが、彼らを待ち受けていたのは甲府への流浪の旅だった。時に助け合い時に騙し合う、因縁深き三匹が、道中蔓延る悪を斬る!! 痛快時代小説。
  • 妻恋坂情死行

    妻恋坂情死行

    小説・文芸
    -
    1巻627円 (税込)
    近家の娘・巻枝ふさと恋仲になった小暮京四郎。ところが、巻枝家が没落し、ふさは吉原へ売られる身に。京四郎もふさとの関係を長兄から疎まれ、小暮家を出奔。やがて吉原へ通う金欲しさに残忍な辻斬りを重ねるようになる。生き地獄に身を沈めた二人が最後に辿りついた安息の地とは? 斬新な作風が評判を呼んだ意欲作、待望の文庫化!
  • 黒染の剣(上)

    黒染の剣

    小説・文芸
    -
    1~2巻627円 (税込)
    室町幕府兵法所を開きながら幕府滅亡後は黒染屋を営む剣の名門・吉岡家。その次男・伝七郎は剣の遣い手として名を馳せていたが、許嫁を野盗に拉致されてしまう。彼女の行方を気にかけながらも関ケ原合戦へ出陣せざるをえなくなった伝七郎は戦場で後の宮本武蔵と立ち合うことに。そしてそれが吉岡家の悲劇の始まりだった。長編時代小説。
  • 不思議絵師 蓮十 江戸異聞譚

    不思議絵師 蓮十

    小説・文芸
    3.3
    1~2巻627~649円 (税込)
    時は文化文政期の江戸。幕末なんてどこ吹く風の太平楽な町の片隅に、駆け出しの浮世絵師がひとり。女性と見紛うばかりの美貌に、優れた才を持つ。名は石蕗蓮十という。 蓮十の筆には不思議な力が宿っている。描くものに命が吹き込まれるのだ。でも、それは内緒。知っているのはごくわずか。 蓮十の周りはいつも賑やかだ。蓮十の世話を焼きたがる地本問屋のお嬢さん小夜に、悪友の歌川国芳。彼らとともに蓮十は、今日もふしぎな筆の力で町で起こる事件を解決することになり?
  • 遊郭医光蘭 闇捌き(一)

    遊郭医光蘭 闇捌き

    小説・文芸
    5.0
    1~2巻627円 (税込)
    吉原で開業する医師・光蘭。遊女を治療するかたわら持ち前の医学知識を駆使して事件を腑分けし、公儀が裁けない悪を闇で捌く!
  • なにわの源蔵事件帳1 大浪花別嬪番付(小学館文庫)

    なにわの源蔵事件帳(小学館文庫)

    小説・文芸
    5.0
    1~4巻627~671円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 捕物帳作品といえば、江戸時代の江戸市中を舞台にしたものが主流の中で、本作は、時代も舞台も異色中の異色として大喝采を浴び、1978年、第八十回直木賞を受賞。81年には、桂枝雀主演によりNHKでテレビドラマ化された作品。ユーモアに溢れ、痛快至極の有明ワールドが完全復刊。
  • 夜の明けるまで 深川澪通り木戸番小屋

    夜の明けるまで 深川澪通り木戸番小屋

    小説・文芸
    3.8
    1巻627円 (税込)
    江戸の片すみ・澪通りの木戸番小屋に住む笑兵衛(しょうべえ)とお捨(すて)。心やさしい夫婦のもとを、痛みをかかえた人たちが次々と訪れる。借金のかたに嫁いだ女、命を救ってくれた若者を死なせてしまった老婆、捨てた娘を取り戻そうとする男……。彼らの心に温かいものが戻ってくる8つの物語。
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ

    ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ

    伝えたい少年原爆体験記。11歳のヒロシマ。  広島に原爆が落とされたのは、1945年8月6日でした。11歳の米澤鐡志さんは、爆心から750メートルの電車内で母親と一緒に被爆します。母親は9月に亡くなり、母乳を飲んでいた1歳の妹は10月に亡くなります。  この本は、米澤少年の目で見た、8月6日その日のことと、その後何が起こったか、という記録です。  ブラウスが突然発火して、体が焼け始める女性、皮膚が布地のように垂れ下がって、幽霊のように見えた人たち、防火水槽に飛び込んで亡くなっている赤ちゃんを抱いた女性、川を流れていくたくさんの死体。  11歳の少年が見た光景を、読者も知ることになります。  「どんなにつらい記憶でも、知らないよりは知ったほうがいいと私は思います。本書は読むのも苦しい内容ですが、きっと未来のための知恵を与えてくれるでしょう」(京都大学原子炉実験所 小出裕章さんによる「はじめに」より)。  原爆や核についてお子さんと考えるとき、最適の1冊です。
  • 太平記(一)

    「太平記」シリーズ

    小説・文芸
    4.5
    1~6巻627~671円 (税込)
    鎌倉幕府の実態は腐り果てていた。執権は遊びほうけ、内管領が政治を思いのままにしていた。幕府討幕の志が捨て去れぬ後醍醐天皇は、近しい者と密議を繰り返していた。そして、夢のお告げに現われた天皇親政の先駆けとなる武士・楠木正成に使いを送るが、幕府側に動きを察知されて――。戦乱の世を激しく生きた英雄たちを、情熱的な筆致で描いた著者渾身の歴史大河小説。
  • 炎の武士

    炎の武士

    小説・文芸
    4.0
    1巻627円 (税込)
    天正三年(1575)初夏、三河の長篠城は、武田勝頼の軍勢1万7000に包囲され、落城寸前。城を守る奥平信昌の兵は500あまり。窮状を伝えるため鳥居強右衛門(すねえもん)は武田の包囲網を破り、織田・徳川の陣地にたどり着き、4万の大軍が救援に向かっていることを聞かされる。だが、その帰途、強右衛門は武田方に捕らわれ、援軍は来ないと告げるよう強いられるが……。表題作「炎の武士」ほか、男たちの劇的な生を描いた傑作三編を収録。
  • 戦国秘譚 神々に告ぐ(上)

    戦国秘譚 神々に告ぐ

    小説・文芸
    4.3
    1~2巻627円 (税込)
    応仁の乱以降、室町幕府は力を失い、群雄が割拠し、世は乱れた。古来、神々に礼を尽くして地上の平安を守ることを務めとしてきた京都朝廷は、衰微を極めた。弘治三年(一五五七)、後奈良天皇は後事を若き関白・近衛前嗣に託し、崩御。前嗣の奔走が始まる。幕府再建による朝権回復を目論む前嗣は、都を逐われた将軍・足利義輝と結び、都を支配する三好長慶を除こうと計画。これを阻もうとする長慶の権臣・松永久秀の秘められた思惑とは?
  • 泥の蝶 インパール戦線死の断章

    泥の蝶 インパール戦線死の断章

    太平洋戦争末期の昭和十九年三月、インドを英国領から解放し、新政権樹立を目論む日本は運命の一戦に打って出る――インパール作戦。後に「無謀な作戦」の代名詞となった戦いは、補給路を軽視したため夥しい餓死者を生む修羅場と化した。渦中にあった若き兵士たちが胸に秘めた、愛する家族、母国への想いとは何だったのか? 心揺さぶる魂の戦記。
  • 小説 竹光侍(一)

    小説 竹光侍

    小説・文芸
    4.0
    1~4巻627~671円 (税込)
    その男の本性、狂気か。 江戸のかたぎ長屋にやってきた浪人・瀬能宗一郎。ある日、彼のもとに侍の集団が押しかけてきた。道場破りをされた恨みをはらすべく果たし合いを申し込んできたのだ。宗一郎は、彼らを抜刀することなく撃退してしまう。その際に、隣の家に住む大工の息子・勘吉は、宗一郎が腰に差している刀が、竹べらに銀箔を捲いた竹光であることを知ってしまう。 勘吉は、この怪しい浪人の秘密を探ろうとつけ回すのだが、宗一郎にはいつも尾行がばれてしまい、次第に二人は仲良くなっていく。 一方、辻斬り事件が相次ぎ、宗一郎に疑いがかけられる中、宗一郎をつけ狙う凶悪な剣士があらわれた。 瀬能宗一郎とは何者か。なぜ竹光なのか。その本性は、凶器か狂気か。 侍とはいえ、刀を抜くことすらなくなった平和な時代。それでも剣に憑かれた男たち。彼らの行く手に待ち受けるのは、闇か光か。 「こんな娯楽をやりたくて原作をお願いした」漫画表現の最先端を走る松本大洋初の時代劇『竹光侍』。その原作者による書き下ろし長編時代小説シリーズ第一弾。
  • いちばん嫌な敵 妻は、くノ一 蛇之巻1

    妻は、くノ一 蛇之巻

    小説・文芸
    3.5
    1~3巻627円 (税込)
    運命の夫・彦馬と出会う前、長州に潜入していた凄腕くノ一織江。任務を終え姿を消すが、そのときある男に目をつけられていた――。最凶最悪の敵から、織江は逃れられるか? 新シリーズ開幕!
  • 糸針屋見立帖 逃げる女

    糸針屋見立帖 逃げる女

    小説・文芸
    4.0
    1巻627円 (税込)
    「わたし……売られてきたんです」。糸針屋ふじ屋の前で倒れていた若い女・お夕は泣きながら、逃げてきたことを告げた。聞けば、親の借金返済のため吉原に売り飛ばされたのだという。しかも、故郷には将来を誓った男が。千早と夏は、浪人・小川金三郎と共に彼女を救うことを決意。だが、お夕を探す女衒の執念がどこまでも一行を追いつめる――。
  • 糸針屋見立帖 宵闇の女

    糸針屋見立帖 宵闇の女

    小説・文芸
    4.0
    1巻627円 (税込)
    ある晩、酢醤油問屋で二人の脱藩浪士が殺された。偶然近くの舟着場で、頬に血のついた怪しい男を目撃していた自由奔放なお転婆娘・夏は、居候先の糸針屋女店主・千早と共に事件の真相解明に乗り出す。ところが解決の糸口を探るうちに、一人、また一人と周りの人間が殺されていく。気がつくと、不気味な男の影は夏のすぐ近くまで迫っていた――。
  • ひとたばの手紙から 戦火を見つめた俳人たち

    ひとたばの手紙から 戦火を見つめた俳人たち

    アメリカ人女性から託されたひとたばの手紙は、硫黄島で戦死した兵士の遺品だった。その遺族を探して届けた話を端緒に、著者が自分が体験した戦争と、俳人たちが戦争にどう向き合ったかを語っていく感動の書。
  • 関東郡代 記録に止めず 家康の遺策

    関東郡代 記録に止めず 家康の遺策

    将軍家から格別の恩恵を賜っている伊奈家は、関東郡代を世襲し権勢を誇っていた。その裏には神君家康が隠匿した莫大な遺産を護るという役目が。だが、逼迫した財政を立て直すべく、幕府重鎮・田沼意次がその奪略をもくろむ。当主・半左衛門は武と智を尽くして応戦するが……。やがて迎えた対決の時、死してなお世を揺るがす家康の策略が明らかになる!
  • 戸隠秘宝の砦 第一部 吉原惣籬

    戸隠秘宝の砦

    小説・文芸
    3.5
    1~3巻627円 (税込)
    秀吉の遺した財宝を巡る争奪戦!新伝奇小説 江戸時代の天保期、諸藩の財政は危機的状況にあった。 松枝近忠は、自分が府内藩当主である大給近訓の実子であることを告げられる。そして、近訓から藩の財政的な窮状を救うために、秀吉が遺したという百万両に相当する財宝を探し出すよう命じられた。その秘宝は、対外貿易で潤沢に蓄えたもので、長崎から秘密裡に運び出されていた。その中心にあったのは石田三成、三成が協力を依頼したのは、大谷吉継と真田幸村、実際に動いたのは、長崎奉行の寺沢広隆と敦賀の廻船業者である高島屋伝右衛門だった。そして、ギヤマンの皿と奉納の絵馬、宝刀の茎(なかご)が揃わなくては財宝の場所がわからず、収められた石窟を開けることができなかった。近忠が、この話を聞いたとき、密かに盗み聞きをしていた男がいた。それは、その当時処刑されたことになっていた鼠小僧次郎吉だった。次郎吉は、実はその秘宝に所縁のある家の末裔だったこともあり、秘宝を探し始める。さらには、ギヤマンの皿を持っていた高嶋屋伝右衛門の子孫、五郎左衛門や高嶋屋と昵懇の仲にある小浜藩も秘宝を得ようと動きはじめる。全3冊でお送りする伝奇時代小説、第1弾。
  • 武蔵野水滸伝(上)

    武蔵野水滸伝

    小説・文芸
    3.5
    1~2巻627~671円 (税込)
    「関八州取締役・遠山銀五郎と妖術使い」の大伝奇小説 『甲賀忍法帖』『魔界転生』等の忍法帖で一大ブームを巻き起こした著者の集大成ともいうべき一冊。徳川幕府最後の改革が行われた天保年間、関八州取締役に任ぜられた北町奉行子息・遠山銀五郎はお燿と共に坂東一円の博徒の鎮圧に乗り出す。「人間が人間らしく生きるには乱世においてこそ……」とうそぶく、謎の美怪童・南無扇子丸の妖術に配下の剣客が次々とはまり、遂には任侠もはまり、魔人と化す。銀五郎の革命はなるのか? そして恋の行方は?
  • 風の市兵衛[1]

    風の市兵衛

    小説・文芸
    3.9
    1~36巻628~968円 (税込)
    時代小説界に新風を吹きこみ、テレビドラマ化もされたベストセラー・シリーズ第1弾! 柳原堤下で、武家の心中死体が発見された。旗本にあるまじき不祥事に、遺された妻と幼い息子は窮地に陥る。そこにさすらいの渡り用人唐木市兵衛が雇われた。 算盤(そろばん)を片手に家財を調べる飄々とした武士に彼らは不審を抱くが、次第に魅了されていく。 やがて新たな借財が判明するや、市兵衛に不穏な影が迫る。心中に隠されていた奸計とは? “風の剣”を揮う新ヒーロー・市兵衛誕生!
  • 日日平安 青春時代小説

    日日平安 青春時代小説

    小説・文芸
    3.7
    1巻628円 (税込)
    お家騒動に遭遇したのを幸いに、知恵を絞り尽くして食と職にありつこうとする主人公の悲哀を軽妙に描き、映画「椿三十郎」の原作にもなった「日日平安」をはじめ、男勝りの江戸のキャリアウーマンが登場する「しゅるしゅる」、若いふたりの不器用な恋が美しい「鶴は帰りぬ」など、若者たちを主人公に据えた時代小説全六篇を収録。山本周五郎ならではの品のいいユーモアに溢れ、誇り高い日本人の姿が浮かびあがるオリジナル名作短篇集。(編/解説・竹添敦子)
  • はぐれ牡丹

    はぐれ牡丹

    小説・文芸
    3.4
    1巻628円 (税込)
    一乃は夫・鉄幹と四歳になる幹太郎と三人、深川冬木町の裏店に暮らしている。日本橋両替商の跡取り娘であった彼女は、かけ落ちして鉄幹と一緒になったが、貧しくとも幸福な日々を送っていた。そんなある日、一乃がにせ一分金を見つける。一方同じ裏店のおあきが人さらいにあってしまう。一乃たちは、おあきを助けるために立ち上がるが……。助け合い、明るくたくましく生きる市井の人々を情感こめて描く長篇時代小説の傑作。   (解説・清原康正)
  • 弦月の風 八丁堀剣客同心
    完結

    八丁堀剣客同心

    小説・文芸
    4.0
    全20巻628~649円 (税込)
    日本橋の薬種問屋に賊が入り、金品を奪われた上、一家八人が斬殺された。風の強い夜に現れる賊――隠密廻り同心・長月隼人は、過去に江戸で跳梁した兇賊・闇一味との共通点に気がつく。そんな中、隼人の許に綾次と名乗る若者が現れた。綾次は両親を闇一味に殺され、仇を討つため、岡っ引きを志願してきたのだ。綾次の思いに打たれた隼人は、兇賊を共に追うことを許すが――。書き下ろし時代長篇。
  • 一の富 並木拍子郎種取帳

    並木拍子郎種取帳

    小説・文芸
    3.3
    1~4巻628~748円 (税込)
    「ちと、面白いことがござりました」――人気狂言作者・並木五瓶の弟子・拍子郎は、”町のうわさ”を集め、師匠のうちに報告にくるのが日課だ。大店の不義密通事件、出合茶屋の幽霊騒動、金貸しの老婆の首吊り事件……拍子郎は、遭遇する事件の真相を、五瓶とその妻の小でん、料理茶屋のおあさ、拍子郎の兄で北町奉行所に勤めている惣一郎などを巻き込んで、次々と明らかにしていく――。江戸の四季と人の心の機微が織りなす、粋でいなせな捕物帳の傑作シリーズ第一弾!(解説・細谷正充)
  • 剣客同心 鬼隼人
    完結

    剣客同心鬼隼人

    小説・文芸
    4.0
    全7巻628円 (税込)
    日本橋の米問屋・島田屋が夜盗に襲われ、二千三百両の大金が奪われた。八丁堀の鬼と恐れられる隠密周り同心・長月隼人は、奉行より密命を受け、この夜盗の探索に乗り出した。手がかりは、一家を斬殺した太刀筋のみで、探索は困難を極めた。そんな中、隼人は内与力の榎本より、旗本の綾部治左衛門の周辺を洗うよう協力を求められる。だが、その直後、隼人に謎の剣の遣い手が襲いかかった――。著者渾身の書き下ろし時代長篇。(解説・細谷正充)
  • 秘する花 刀剣目利き 神楽坂咲花堂
    完結

    刀剣目利き 神楽坂咲花堂

    小説・文芸
    4.0
    全10巻628~680円 (税込)
    人の心の真贋も見抜く! 刀剣鑑定師にして名うての剣士、江戸に参上! 馬喰町から上州の駆け込み寺に向かったはずの女が、神楽坂の三日月坂で息絶えた。死因はわからず、爪が割れるほど土を掴んだ女の両手が無念さを物語っていた……。京に本店を構える刀剣鑑定で著名な「咲花堂」。その江戸店(だな)を任された上条綸太郎(かみじょう・りんたろう)は女の死に疑念を抱くが……(『秘する花』)。文化文政の江戸を舞台に、刀剣や骨董を鑑定する綸太郎の鋭い眼力が人の心の真贋をも見極める、書下ろし傑作時代小説シリーズ第1弾!
  • 切り絵図屋清七 ふたり静

    切り絵図屋清七

    小説・文芸
    3.8
    1~6巻628~723円 (税込)
    絵双紙本屋の「紀の字屋」に出入りする浪人・清七郎は、弱い者を見過ごしにできない性分。江戸の町に不慣れな者たちが辛い目に遇っていると知り、自分の足で調べ上げた切り絵図を作りたいと夢を抱く。折しも主の藤兵衛が病に倒れ、清七郎に店を譲りたいと持ちかけられる……。『藍染袴お匙帖』の作者による、清新な時代小説書き下ろし新シリーズ誕生!
  • おもかげ坂

    おもかげ坂

    凶賊捕縛の大捕り物で、同心・坂巻慶之進は、賊の頭目が放った捨て身の一撃により非業の死を遂げてしまう。残された妻・お幸は、ひとり息子の辰之助とともに、市ヶ谷の屋敷へと移り住んだ。慶之進の死から五年が過ぎ、天保三年、夏―。武芸道場月心館で、辰之助の学友、新一郎の行方がわからなくなった。心配する辰之助をよそに、あまりにも冷淡な態度をとる新一郎の母親。話を聞いたお幸は、新一郎の消息を知るため、ある策を講じる。秘めた親子の情が結んだ、意外な結末とは?市井に巻き起こる様々な事件を、鮮やかに解決していくお幸の活躍。夫の親友、北町同心・麻生源史郎との間に芽生えるほのかな恋慕に、お幸の女心が揺れ動く。
  • 孤剣 勇之助世直し始末

    勇之助世直し始末

    小説・文芸
    -
    1~2巻628~660円 (税込)
    天保十一年、江戸の風紀は乱れに乱れ、とくに堕落した幕府役人の間では、賄賂や不正がはびこっていた。幕臣の腐敗に業を煮やした目付・鳥居耀蔵は、使い捨てにできる若い侍を探し、きたるべき政治改革に向けて、極秘の計画を進める…。深川の岡場所をうろつく中川勇之助は、小人目付中川家の三男。いわゆる部屋住の身分である。将来に希望が持てず、自暴自棄となっていた勇之助は、深川で思わぬ刃傷沙汰に巻きこまれた。やくざとの喧嘩に負け、切腹さえも覚悟した勇之助の前に、実戦剣術の荒武者と、鳥居耀蔵の姪、お凛が現れる…。必殺の剣法を身につけた勇之助が、卑劣な役人どもを成敗する。
  • うっかり同心蕪十内 泪橋おえん

    うっかり同心蕪十内

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻628~712円 (税込)
    ふとしたことから、浅草広小路で評判の娘水売り・おえんの縁談の口利きをするはめになった十内。だが相手の幸助は大店の跡取りで、二人の身分の差は乗り越えるにはあまりに大きな障害だった。すでに幸助の子を身籠り、先を憂えるおえん。そしてそんなおえんの身を案ずる幼馴染みの乙吉。十内は苦境の若者たちを救うべく動きだすが…
  • 極楽安兵衛剣酔記

    極楽安兵衛剣酔記

    小説・文芸
    4.0
    1~11巻628~693円 (税込)
    子持ちの女将が切り盛りする料理屋に居候の安兵衛は、実は旗本の三男坊。気ままな暮らしぶりから、極楽とんぼと呼ばれているが、ひとたび剣を抜けば、遣い手に。義理人情に厚く、嫌と言えない安兵衛は、毎度持ち込まれる難題に奔走して……。人情溢れる時代小説。
  • 失われた日本古代皇帝の謎

    失われた日本古代皇帝の謎

    小説・文芸
    3.0
    1巻628円 (税込)
    正史『日本書紀』は、倭国/日本国の君主の治世記からなる。かつて倭国と呼ばれた国は連邦国家であった。倭国王とは、ある時期は九州王統から、ある時期はヤマト王統から、ある時期は別の王統から出た…。九州王朝とヤマト王朝の相剋の古代史に鋭く迫る!!
  • 死化粧 介錯人・野晒唐十郎〈十二〉

    死化粧 介錯人・野晒唐十郎〈十二〉

    小説・文芸
    3.7
    1巻628円 (税込)
    闇に浮かぶ白い貌に紅をさした口許。白皙異形の浪人が瞬く間に二人の侍を切り捨てた。 無造作に剣を下げた秘剣下段霞は、太刀筋が読めない。 それを遣う最強の刺客・石神喬四郎が唐十郎の前にたちはだかる。 藩の内紛に巻き込まれた、唐十郎、師範代弥次郎、助造の壮絶な闘いの行方は?
  • 悲の剣 介錯人・野晒唐十郎〈十一〉

    悲の剣 介錯人・野晒唐十郎〈十一〉

    小説・文芸
    4.0
    1巻628円 (税込)
    「そこもとなら蝶も切れたであろう」切腹に望む武士の呟きを耳にとめ、訝しんだ。 改革派と保守派に割れた大藩の内紛。その不可解な言葉は保守派の謎の刺客「影蝶」を指していたのだ。 姿なき刺客を追いつめる唐十郎に、逆風のごとく襲いかかる最大最強の難敵現る!
  • 冬萌え―橋廻り同心・平七郎控

    橋廻り同心・平七郎控

    小説・文芸
    5.0
    1巻628円 (税込)
    吾妻橋―忠義のため、惚れた女房を苦界に沈めた男。弁慶橋―殺害現場に居合わせながら、なぜその子はは堅く口を閉ざすのか?蓬莱橋―「二年待って」という約束を胸に、罪を肩代わりしながら懸命に待ち続ける女。人気急上昇、北町奉行所の橋廻り同心の人情裁きの一太刀がきらり冴えわたる!
  • 夕立ち―橋廻り同心・平七郎控

    夕立ち―橋廻り同心・平七郎控

    小説・文芸
    5.0
    1巻628円 (税込)
    新大橋――男に裏切られた女を包む涙雨、赤羽橋――水面を舞う初蛍に母の面影が、今川橋――愛するがゆえに姿を消した男の決意…。涙橋、情け橋、面影橋――悲喜こもごもの人生模様が交差する江戸の橋を預かる、北町奉行所橋廻り同心が情をもって剣をふるう。人情裁き、橋づくし物語。
  • 冬の蝶 梟与力吟味帳

    梟与力吟味帳

    小説・文芸
    3.6
    1~12巻628円 (税込)
    暗い世相に目を光らせ、闇に潜む悪を捕らえる北町奉行吟味方与力の藤堂逸馬は“梟”の異名で知られていた。同じ寺子屋で学んだ幼なじみの、計算が得意で神経質な八助、根っからの助平だが憎めない信三郎、性格も生活もバラバラの2人とともに、逸馬は世直しに立ち向かう。文庫書下ろし痛快連作時代小説のシリーズ第1弾。(講談社文庫)
  • 勝山心中

    勝山心中

    小説・文芸
    5.0
    1巻628円 (税込)
    湯女(ゆな)あがりながら、抜群の美貌と才覚で吉原随一の太夫となった花魁勝山(おいらんかつやま)には、人には言えない秘密があった。遊女の身で、男を受けつけられない煉獄の日々。ただ1人心を許した町奴(まちやっこ)の幡随院長兵衛(ばんずいいんちょうべえ)も、水野十郎左衛門の屋敷で凶刃に……。明暦の大火、親友の謀殺。波乱に満ちた遊女の生涯を描く哀切の吉原絵巻。(講談社文庫)
  • 武者とゆく(一)

    武者とゆく

    小説・文芸
    4.3
    1~8巻628~691円 (税込)
    剣術指南役を解かれ、手習い所を開いた桜井俊吾。大火で妻子を失い、今は拾った子犬とつましい暮らしを送っていた。だが男にさらわれる寸前、川に飛び込んだ女を助けたことで生活は一変。執拗な男は、周囲の人間の命を容赦なく奪いながら2人の身近に迫ってくる。時代小説に新しい風が吹く!
  • 時宗 巻の壱 乱星

    時宗

    小説・文芸
    3.6
    1~4巻628~814円 (税込)
    国を守り抜いた男を描く渾身の歴史巨編。源頼朝亡き後、北条氏に権力が移り抗争が続く鎌倉。若き北条時頼は、病に臥した兄の執権・経時に、棟梁になれと告げられた。北条を継ぐ者に安寧はない。地獄の道だ――。内部闘争に血を流しても、国のあるべき姿を求めねばならぬ。武家政治を築いた父子を描き、「国を守るとは」を問う巨編、ここにはじまる。(講談社文庫)
  • 船頭岡っ引き控 花冷えの霞

    船頭岡っ引き控

    小説・文芸
    -
    1~2巻628~641円 (税込)
    行徳河岸の船宿で猪牙舟の船頭である霧太郎は、定町廻り同心の浦部から手札を得て、日本橋小網町界隈を縄張りとする岡っ引きだった。亡くなった父の鍬蔵から跡を引き継ぎ、早とちりのおっちょこちょいで、しくじることもあるが、情に篤い男でもあった。
  • 明智左馬助の恋 上

    明智左馬助の恋

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻628~660円 (税込)
    嫉妬の棘が光秀を狂わせる――。『信長の棺』『秀吉の枷』につづく「本能寺3部作」ついに完結! 後醍醐天皇から錦旗(きんき)を賜った祖先を持つ三宅弥平次はその出自を隠すべく、明智家の養子となって左馬助を名乗り、信長方についた主君とともに参謀として頭角を現すようになる。秀吉との出世争い、信長の横暴に耐える光秀を支える忠臣には、胸に秘めたある一途な決意があった。「本能寺の変」をめぐる純愛を描く、感動の歴史長篇。
  • 宵待ち同心三九郎

    宵待ち同心三九郎

    小説・文芸
    -
    1~3巻628~641円 (税込)
    南町奉行所の定町廻り同心・刈葉三九郎は、夕方から遅くまで酒を呑むのがこの上ない愉悦と感じていた。そんな刈葉を知る者は、陰で「宵待ち同心」と揶揄していた。刈葉が、いつものごとく酔って月夜をそぞろ歩きしていた時、楓川の傍にいる女に出逢った…
  • 耳袋秘帖 日本橋時の鐘殺人事件

    耳袋秘帖 日本橋時の鐘殺人事件

    小説・文芸
    4.0
    1巻628円 (税込)
    日本橋本石町にある旅籠「長崎屋」で、腹を竹槍で無残に抉られた酉右衛門の死体が見つかった。隣りには、江戸の市中に時刻を知らせる「時の鐘」があり、その鐘撞き堂で、鐘を撞いていた撞き師の孫六が死んだ酉右衛門を恨んでいたと分かり……。南町奉行根岸肥前が、江戸の怪異を解き明かす「耳袋秘帖」殺人事件シリーズ第13弾。文春文庫オリジナルの書き下ろし時代小説。
  • 耳袋秘帖 谷中黒猫殺人事件

    耳袋秘帖 谷中黒猫殺人事件

    小説・文芸
    4.0
    1巻628円 (税込)
    美人姉妹が住む谷中の“猫屋敷”に猫が増えすぎて、近隣から奉行所へ苦情が来た。やがて、姉妹が以前に鬼平が担当して未解決になった押し込み強盗の被害者と分かり……。根岸肥前が、江戸の怪異を解き明かす「耳袋秘帖」殺人事件シリーズ第5弾。根岸の妻・おたかとの日々を描いた、短編「白雲斎のこと」を書き下ろしで特別収録。
  • 大江戸仙界紀

    大江戸仙界紀

    小説・文芸
    5.0
    1巻628円 (税込)
    暮れから正月にかけての、江戸市中のにぎやかな生活。かわいい芸者のいな吉を連れて熱海へ……。160年前に転時(タイムスリップ)できる中年男の洋介が目を覚ますと、妻のかわりにホテルのベッドでいな吉が寝ていたから大あわて。綿密な考証で、江戸に遊び、江戸に学ぶ大好評の「大江戸シリーズ」第4弾。(講談社文庫)
  • 立花宗茂

    立花宗茂

    小説・文芸
    4.5
    1巻628円 (税込)
    高橋紹運の子として生まれたのち、立花道雪の養子となり立花家を継いだ。関ヶ原の戦いでは徳川家康の誘いを断り西軍に所属、敗戦後、改易されて流浪の身となるが、武功をかわれ徳川秀忠より旧領・柳川に封じられ大名として復活した。
  • 上杉謙信

    上杉謙信

    小説・文芸
    4.5
    1巻628円 (税込)
    越後侵略を目論む宿敵・武田信玄との川中島合戦、関東管領・上杉家の名に懸けた関東制覇と北条氏康との戦い、そして新興勢力・織田信長の撃破と、その神懸り的な戦術で越後の虎と恐れられた上杉謙信の、常に「義」を規範として戦った清廉なる生涯を描く。
  • 大江戸艶夜帖

    大江戸艶夜帖

    小説・文芸
    -
    1巻628円 (税込)
    昼も夜も女房の尻に敷かれっぱなしの髪結い亭主、起死回生の一発とは!? 隣家の夜の営みが歯痒くて、つい余計な手出ししたために…!? 「ずいずいずっころばし」意外な裏話とは!? 大江戸八百八町で繰り広げられる十七の随喜絵巻。

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  • 耳袋秘帖 佃島渡し船殺人事件

    耳袋秘帖 佃島渡し船殺人事件

    小説・文芸
    4.0
    1巻628円 (税込)
    年の瀬の佃島で、渡し船が突如突っ込んで来た正体不明の船に当て逃げされ転覆。四人が死んだ。だが、死んだ船頭以外の三人の遺体には刺し傷が見つかる。やがて、出航直前に別の船に乗るよう声をかけられた娘がいたとの証言も出て、事件の謎はさらに広がる。乗り合わせた客たちの意外な過去とは? 絶好調『耳袋秘帖』殺人事件シリーズ第12弾。
  • 明治暗殺刀――人斬り俊策

    人斬り俊策

    小説・文芸
    -
    1~2巻628~770円 (税込)
    明治四年、早春。長刀を仕込んだステッキを持ち東京に姿を現わしたのは旧幕臣・風戸俊策。狙う敵は新政府の高官…動乱時に無罪の元勘定奉行・小栗上野介を斬首した長州の男である。驕り高ぶる旧薩長藩士に“人斬り俊策”の必殺の剛剣が舞う!『新・幕末風雲録』に続く新シリーズ第一弾。

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  • 北町奉行 定廻り同心控

    北町奉行 定廻り同心控

    小説・文芸
    -
    1巻628円 (税込)
    文化・文政期の江戸は、市中に犯罪がはびこり、事件事故の絶える日がなかった。江戸北町奉行所の定廻り同心・暁蘭之介は、冷徹な法の番人。町衆はみな彼を信頼し、江戸の治安を任せている。蘭之介は将軍家の行列先の通行をも許された御成先御免の着流しに、三ツ紋つきの黒羽織、大小の刀を腰に差し、今日も新たな事件に立ち向かう。自慢の心形刀流の剣を振るって悪を断つ、非情の同心を描く迫力の時代小説!一話完結の全五話で贈る、胸のすく傑作捕物帳!

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  • 鬼神の剣

    鬼神の剣

    小説・文芸
    -
    1巻628円 (税込)
    福岡藩黒田家の上士八名に凌辱された妻が一人息子を殺し、自害。なぜ、わが子まで道連れにしたのか? 復讐の鬼神と化し、一人また一人と妻の敵を葬る法眼又一。その脳裡にはいつも謎がこだましていた。幕末開国と波打つ時代の武士魂。

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  • 帝国海軍 戦艦大全

    帝国海軍 戦艦大全

    強靱な攻撃力と防御力を兼ね備え、海戦の華と謳われた戦艦。航空戦力の強化によって超弩級戦艦は海戦の主役の座から降ろされたものの、彼女たちは太平洋を戦い抜いた。帝国海軍の戦艦12艦の数奇で苛烈な一生を探る。
  • 捨て首 臨時廻り同心日下伊兵衛

    臨時廻り同心日下伊兵衛

    小説・文芸
    4.5
    1~5巻628~680円 (税込)
    南町奉行所定廻り同心日下伊兵衛は、崩落した永代橋に殺到する祭礼日の群衆を止めようと抜刀し、町人たちを死傷させてしまう。息子新一郎の将来を考え、臨時廻りに退く頃合いなのか、と惑える伊兵衛。さらに夫婦仲も冷え切っていた妻荻乃が何者かに刺されてしまい!? 謎を追う同心父子を描く新シリーズ開幕。
  • 銭とり橋 高瀬川女船歌三

    銭とり橋 高瀬川女船歌三

    小説・文芸
    -
    1巻628円 (税込)
    居酒屋「尾張屋」の主・宗因は、このところ頻繁に薄汚れた托鉢僧の姿を目にしていた。そんなとき、半年前にやむを得ず人を殺(あや)め、隠岐島に流罪となっていたお蕗がもどってきた。角倉会所に引き取られたお蕗だが、休みの日には姿をくらまし、安宿に泊まる托鉢僧と会っているのだ。托鉢僧は、山奥の村に橋を架けるための金が必要だというが……。
  • いのちの螢 高瀬川女船歌二

    いのちの螢 高瀬川女船歌二

    小説・文芸
    -
    1巻628円 (税込)
    公金横領の冤罪が晴れた元尾張藩士の宗因は、国元へ帰らず京都・高瀬川で居酒屋「尾張屋」を開き、無愛想だが旨くて安いと評判になっていた。一方、娘のお鶴は旅籠「柏屋」に嫁ぎ、忙しくも幸せな日々を過ごしている。ある夜、仰々しい振り袖姿に裸足で歩く面妖な若い女が尾張屋に現れ、客の鯵にかじりつき、じっと宗因を見つめた……。
  • 高瀬川女船歌

    高瀬川女船歌

    小説・文芸
    3.0
    1巻628円 (税込)
    十七歳のお鶴は、京都・高瀬川沿いの旅籠「柏屋」の養女になって八年。尾張藩の京詰め武士だった父親は公金横領の濡れ衣を着せられて逐電し、高瀬船の女船頭だった母親は桂川で不審な死を遂げていた。一方、高瀬川に架かる四条小橋の庚申堂に、息を潜めて暮らす一人の男が――。荷船や客船で賑わう高瀬川に集う人々の哀歓を描くシリーズ第一作。
  • 天を裂く 水野勝成放浪記
    値引きあり

    天を裂く 水野勝成放浪記

    小説・文芸
    3.8
    1巻629円 (税込)
    前田慶次を超えるカブキ者!家康の従兄弟ながら切腹より重い処罰を食らい、秀吉に命を狙われ、名を捨て、家を捨て、戦場と主を渡り歩く青年は、その先に何を求めたのか?そして、運命の関ヶ原。初代福山藩主にして戦国最強のフリーター水野勝成の青春放浪記。
  • 賤ケ岳 七本槍 秀吉を支えた勇将たちの生涯

    賤ケ岳 七本槍

    小説・文芸
    3.0
    1巻630円 (税込)
    1583(大正11)年、豊臣秀吉は、柴田勝家との天下分け目の賤ヶ岳合戦で遂に勝利をおさめた。この合戦に功績のあった福島正則、加藤清正、脇坂安治ら七人の武将は、秀吉から等しく一番槍の感状と三千石の加増を与えられた。世にいう「賤ヶ岳七本槍」である。本書では、戦国時代の終息期のエリート武将である彼ら七勇士たちが、賤ヶ岳合戦以後どんな生き方を選んだのかを、種々のエピソードを交え多面的に描く。
  • 風の陣【立志篇】

    風の陣

    小説・文芸
    4.2
    1~5巻630~789円 (税込)
    八世紀中頃の黄金発見に端を発する奥州動乱と、中央政界の血腥い権力抗争を描く大河ロマン。本篇は全三部構成の第一部であり、奈良朝を震撼させた「橘奈良麻呂の乱」を中心に描く。蝦夷の若者・丸子嶋足は、黄金を土産に帰京する陸奥守・百済敬福の従者となり、平城京に上る。朝廷の野心から陸奥国を守るための上京であり、敬福の後押しもあって兵衛府に仕えることになった。やがて、八年の歳月が過ぎ、番長に出世していた嶋足のもとに、同じ蝦夷の若者・物部天鈴が現れる。天鈴は嶋足を衛士府の少尉・坂上苅田麻呂(田村麻呂の父)と引き合わせ、苅田麻呂に採り立てられるよう仕向けた。一方、中央政界は、橘諸兄の死後、その子・奈良麻呂と藤原仲麻呂との対立が激化。奈良麻呂派による仲麻呂打倒の策謀が進行する中、嶋足はそれを未然に防ぐべく、渦中に身を投じていくのであった……。奥州動乱前夜の若き蝦夷たちの躍動と葛藤を、壮大なスケールで描く。
  • 太閤の城

    太閤の城

    小説・文芸
    -
    1巻630円 (税込)
    実の父である徳川家康に毒殺された悲劇の猛将・結城秀康。その落胤にして、必殺の富田流残月剣の遣い手・結城虎之介が、自らの祖父である徳川家康の陰謀と刺客に敢然と立ち向かう!――己れのすべてを賭けて幕府の圧迫に対抗する豊臣秀頼。そんな秀頼を護り、父の仇である家康を打つべく、死んだ父の形見である名剣「鬼切丸」を携えて、ひたすら剣の道を突き進む虎之介。慶長年間の活気あふれる大阪を舞台に、二人の生き様を迫真の筆致で描いた、筆者渾身の痛快時代小説。
  • 耳袋秘帖 目黒横恋慕殺人事件

    耳袋秘帖 目黒横恋慕殺人事件

    小説・文芸
    3.6
    1巻631円 (税込)
    茶店の主人が首を吊った。南町奉行・根岸肥前守は事件のカギが目黒にありと察知、家臣である宮尾玄四郎を派遣する。不動尊の参詣客でにぎわう町で遭遇する怪事件。優れた耳を持つ岡っ引き・音無の六蔵と、松平定信が普請を命じた屋敷の謎。そして大悪党・暁星衛右門の正体とは――。舞台は大坂にも広がり、ますます展開が加速! 根岸肥前守の名推理と恋模様が絡み合う人気シリーズ第19弾!
  • 航海者(上) 三浦按針の生涯

    航海者

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻631円 (税込)
    オランダの東洋探検船団の一隻、リーフデ号に乗り込んだ英国人ウイリアム・アダムスは、1600年4月19日、豊後水道の臼杵に漂着した。足掛け3年の過酷な航海の果て、同船の乗組員110人は24人の生存者を数えるのみであった。航海長アダムスは天下統一をめざす家康に目をかけられ、艦載の大砲を関ケ原へと運ぶ――。海洋小説の第一人者である著者畢生の超大作!
  • 怒る富士 上

    怒る富士

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻631円 (税込)
    宝永4(1707)年、突然大爆発を起こした富士山は、16日間にわたり砂を降らせ続け、山麓農村に甚大な被害をもたらした。ときの関東郡代・伊奈半左衛門忠順は、農民の窮状を救うべく幕府に援助を強く要請した。だが、彼が見たものは被災農民を道具にした醜い政権争いだった――。大自然の恐怖を背景に描く、著者会心の長篇時代小説。
  • ご制外新九郎風月行 邪神

    ご制外新九郎風月行

    小説・文芸
    -
    1~2巻631~650円 (税込)
    無頼の日々を過ごす浪人・雨宮新九郎は、富商・尾島屋に娘を連れ戻すよう依頼された仕事を機に、新興教団・天華一の闇と野望を知る。天華一を操る陰の存在を究明すべく、思わぬ人物から依頼を受けた新九郎は、独自の難剣を振るって敵に対峙する!
  • 裏柳生探索帳

    裏柳生探索帳

    小説・文芸
    -
    1~3巻631~650円 (税込)
    下総・市川村の江戸川渡船場近くで、五体の遺骸が見つかった。幕府道中奉行勝手方・柳生久通の妾腹で、配下の斎藤欣史郎が探索の命を受けた。殺された五人は松前藩脱藩浪士で、背後には莫大な金塊とその在処を示す業物が…。明白に難題を解明する痛快事件帳!
  • 棒手振り同心事件帖 初水の夢

    棒手振り同心事件帖 初水の夢

    小説・文芸
    3.0
    1巻631円 (税込)
    大店両替商の若旦那・雀太郎は、三代目の父親が店を潰し、いまは棒手振りで笊を売る身の上だった。かつて許嫁であったお雅の新たな縁談相手の店に盗賊が入ったことを知り、様子を見に行った雀太郎は、北町同心の磯貝と出逢い思わぬ事態に巻き込まれることに…
  • 棒手振り同心事件帖 皐月の風

    棒手振り同心事件帖 皐月の風

    小説・文芸
    -
    1巻631円 (税込)
    北町奉行所定町廻り同心の娘・薫と祝言をあげ、同心見習いとなった雀太郎。もとは大店の若旦那だが父親が店を潰し、笊売りの棒手振りだった。町廻り中に子どもに頼まれ、姿を消した父親を探す雀太郎は、その失踪の裏に盗賊一味の関わりがあることを知った。
  • 縮尻鏡三郎 浜町河岸の生き神様

    縮尻鏡三郎 浜町河岸の生き神様

    小説・文芸
    3.5
    1巻631円 (税込)
    「一番札をお持ちの方、どうぞ」書役小頭(しょやくこがしら)の佐吉の声で鏡三郎の一日の仕事が始まる。八丁堀近くの仮牢「大番屋」の元締・鏡三郎の許には、話を聞いてくれ、牢屋から出してくれ、と早朝から人々が詰め掛けるのだ。欲と欲とが突っ張り合う金公事(かねくじ)から、娘夫婦のまたしてもの揉め事、しごき帯で結びあって流れ着いた心中死体の後始末まで、よろず相談事が持ち込まれる上、はしご酒が続けば女房どののご機嫌もななめに……。人気シリーズ第三弾!
  • おろしや国酔夢譚

    おろしや国酔夢譚

    小説・文芸
    4.3
    1巻631円 (税込)
    天明二年(1782)の暮、伊勢を出帆し江戸へ向かった大黒屋光太夫率いる神昌丸は、強風に運ばれアリューシャン列島に漂着した。帰国の途を求めて光太夫はシベリアを横断し、モスクワを経由してぺテルブルグを越え、ついにロシア女帝エカチェリーナ二世の謁見を受ける。風雪十年ののち対日使節とともに故国に帰った光太夫に、幕府は終身幽閉を命じた……。鎖国の時代、運命に操られるままに世界を見た漂民の波瀾と感動の生涯を十八世紀日露交渉史、漂民史等を駆使して描いた哀切の大作。
  • 無宿人別帳

    無宿人別帳

    小説・文芸
    4.0
    1巻631円 (税込)
    無宿者は江戸制度の谷間──。人別書き、現代でいえば戸籍から除かれた彼らは町内で住居を定めるのもままならず、ましてや定職など持てようはずがない。食い詰めた無宿人から犯罪が頻発したのは当然である……。賭場の喧嘩で八丈島へ流され、赦免船を待ちわびる忠五郎、牢の火事で思わぬ自由を得た平吉、佐渡から島抜けを図る新平、入墨を暴かれて堅気の暮しを失う卯助など、都市の底辺で喘ぎながらも自由と公正を渇望する男達を描いた傑作時代短篇集。
  • 侠盗組鬼退治 烈火

    侠盗組鬼退治 烈火

    悪い奴らに怒りを燃やせ! 相次ぐ火事の黒幕は!? 人情旗本の必殺鬼退治! 書下ろし痛快時代エンタメ! 火事の裏にある企みは――真の悪党を炙り出せ! 銭相場で大儲けした旗本・堀田左近は、この世にはびこる悪党どもを退治しようと、幼なじみの土屋又兵を火付盗賊改役に仕立て上げた。さらに剣客から盗人あがりまで、義侠心にあふれた仲間を引き込み、世直しに乗り出す。そんな左近の周辺で立て続けに火事が。これは偶然か、それとも……!? 闇にうごめく悪と人情仕事人たちの丁々発止の闘い!
  • 猫忍(上)

    猫忍

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻632~641円 (税込)
    長い間会えずにいた父上はなぜか猫になっていた!? 霧生(きりゅう)の里で毎日厳しい忍(しのび)の修行に明け暮れる陽炎(かげろう)太(た)。仲間の虎(こ)眼(がん)、燕(つばめ)とともに江戸に出て、主君・沢木家の若年寄・天坂(あまさか)次郎右衛門(じろうえもん)の身辺を探るよう命じられる。天坂の屋敷に忍び込むと、そこには赤毛のふくよかな猫が。この猫こそ長い間姿をくらませていた父上(の変身した姿)と信じこんだ陽炎太は……。癒し度満点、ドラマ化で話題の時代エンタメ!連続テレビドラマ化決定!!
  • 耳袋秘帖 蔵前姑獲鳥殺人事件

    耳袋秘帖 蔵前姑獲鳥殺人事件

    小説・文芸
    4.0
    1巻632円 (税込)
    浅草で雷を捕まえようとする大工の若い衆。深夜に突如炎上した有名な榧の木。浅草界隈の摩訶不思議な出来事が南町奉行の根岸たちの首をひねらせる。そんな中蔵前で悪名を馳せていた札差が殺されるのだが、疑わしい者が多すぎて、捜査は難航する。近所の評判の良い札差の店に妖しが出るとの噂が根岸の耳に入ってきて……。文庫書き下ろし。
  • 忍びの副業(上)
    値引きあり

    忍びの副業

    小説・文芸
    3.5
    1~2巻633円 (税込)
    太平の世が長く続いた江戸後期。甲賀忍者の末裔、弥九郎は友の十郎、蔵人とともに江戸城内での失せ物探しを頼まれる。 密かに伝承してきた忍術を駆使して依頼を果たした弥九郎たちに、将軍のお世継ぎ、西之丸様の警護役として白羽の矢が立った。 長年の閑職から解放され、栄達の道が拓けたと喜んだが……。 弥九郎は打鉤、十郎は占術、蔵人は火薬。それぞれに腕を磨いた技はあるが、忍術はむやみに他人に見せるものではない。 普段は番所に座っているだけで十分な禄を得られておらず、傘張りの内職にいそしむ日々。 一族の地位向上のため、秘めていた力を解き放つ。
  • お救いさま おやこ相談屋雑記帳
    NEW

    お救いさま おやこ相談屋雑記帳

    小説・文芸
    -
    1巻638円 (税込)
    多彩な相談客から将棋会所の子どもたち、動物たちまで登場! 主役は信吾&波乃の愛娘・七五三! ふだん相談客を救っている信吾。今回は彼以外が誰かを救うお話がいくつか。小僧の常吉は、破落戸から小さな子をかばい一触即発に!? (「兄貴」)。祖母の咲江の具合が悪いらしい。彼女を救うのはもちろん孫の七五三(「笑顔」)。見世を蔑ろにして将棋会所に通う九十九に将棋を控えさせたいと彼の父から相談された信吾。その難題を救ったのは意外にも・・・・・・(「お救いさま」)。など、読み応えたっぷりの全7話収録!
  • 行雲流水 おやこ相談屋雑記帳

    行雲流水 おやこ相談屋雑記帳

    小説・文芸
    -
    1巻638円 (税込)
    「シンコーサン」「わたしのことだよね」・・・・・・娘の七五三(しめ)が、ついに父の名を呼び信吾は大感激! 「おやこ相談室」と称しつつ「どうぶつ&将棋」の話題が多い本作ですが、やっと「らしい」お話をお届けできます。娘以上に烏のカア助と話し込んだりもしていますが。相談客の女性が名も名乗らぬうちにいきなり号泣したり、今回も色々あって賑やかです。落語よろしくマクラからサゲまで、存分に楽しめる大人気書き下ろし時代シリーズ全5話!
  • ぬり壁のむすめ~九十九字ふしぎ屋 商い中~

    九十九字ふしぎ屋 商い中

    小説・文芸
    3.7
    1~9巻638~682円 (税込)
    あたしって、ついてない。三つ目の働き口をなくし、るいは途方に暮れていた。母を早くに亡くし、左官をしていた父もぽっくり逝き、天涯孤独の身だ。その死んだはずの父が困りものなのだが……。ふと入った路地で見つけた「働き手を求む」の貼り紙――。この世ならぬ者が見える少女が、ちょっと迷惑な父とともに、人助けならぬ亡者助けに奔走する! 痛快時代小説。
  • 心中しぐれ吉原

    心中しぐれ吉原

    小説・文芸
    4.0
    1巻638円 (税込)
    蔵前の札差・大口屋文七の女房みつが、桜が満開の頃、出逢茶屋で役者と心中した。しかし文七は、女房の不貞を信じられず、無理に殺されたに違いないと自ら探索をはじめる。一方、大口屋の大旦那が、〈花魁・瀬川に惚れさせた男に自らの持っている貸し金の証文を全部くれてやる〉と、文七たち八人の分家の主に宣言したが……。妻を亡くした文七の無念とそれを支える瀬川との、まっしぐらな愛と心中事件の驚きの真相を描く著者渾身の傑作長篇。(解説・縄田一男)
  • くらがり同心裁許帳(一)精選版

    くらがり同心裁許帳

    小説・文芸
    4.5
    1~11巻638~792円 (税込)
    「くらがりに落ちた」。解決できなかった事件を奉行所ではそう言う。それらの事件を書き留めておくのが、南町奉行所永尋書留役である角野忠兵衛の役目。奉行所の角に忘れ去られた事件を、地道な探索でくらがりから引きずりだす忠兵衛を、仲間の同心はいつしか“くらがり同心”と呼ぶ――。窓際同心の人情味溢れる活躍を描いた人気シリーズから、著者自ら厳選した「精選版」!
  • ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや
    完結

    居酒屋ぜんや

    小説・文芸
    3.7
    全10巻638~660円 (税込)
    家禄を継げない武家の次男坊・林只次郎は、鶯が美声を放つよう飼育するのが得意で、それを生業とし家計を大きく支えている。ある日、上客の鶯がいなくなり途方に暮れていたときに暖簾をくぐった居酒屋で、美人女将・お妙の笑顔と素朴な絶品料理に一目惚れ。青菜のおひたし、里芋の煮ころばし、鯖の一夜干し……只次郎はお妙と料理に癒されながらも、一方で鶯を失くした罪責の念に悶々とするばかり。もはや、明日をも知れぬ身と嘆く只次郎が瀕した大厄災の意外な真相とは。美味しい料理と癒しに満ちた連作時代小説、新シリーズ開幕。
  • うちの宿六が十手持ちですみません

    うちの宿六が十手持ちですみません

    小説・文芸
    3.7
    1巻638円 (税込)
    可愛さ余って憎さ百倍――でも、愛してる! 江戸は柳橋で一番人気の芸者・菊弥は、男まさりで気風がよい。芸は売っても身は売らないを地でいっている。 そんな芸者仲間からの信頼も厚い菊弥だけれど、ただ一つだけ欠点がある。実は、根っからの「ダメ男好き」なのだ。 恋人で岡っ引きの北斗は、誰がどこからどう見ても、「ダメ男」。しかも、自分は「デキる男」と深く思い込んでいる。なのに、菊弥は恋心が全然吹っ切れない。 その「ダメ男」で恋人の北斗が、「菊弥馴染みの大店が盗賊に狙われている」と知らせにやって来た。もちろん、しっかり小遣いをねだるのを忘れないところが、腹が立つ。 事件を解決しようとしているのか、それとも、引っかき回そうとしているのか分からない、飄々とした北斗の姿を見て、菊弥はひとり呟くのだった――。 「世間のみなさま、すみません」 新進気鋭の人気作家が描く、ほのぼのお笑い捕物帖第一弾!
  • 身代わり忠臣蔵

    身代わり忠臣蔵

    浅野内匠頭が吉良上野介を襲い切腹。赤穂浪士らは復讐を誓う。ところが、吉良が急死してしまい、家臣らはたまたま金の無心にきていた亡き主人の弟を替え玉にすることに。一方、赤穂の大石も本音を言えば、勝手に死んだ主君の為に討ち入りなんてしたくない。だが、世間がそれを許さない。偽者の吉良と不忠の大石が繰り広げる笑って泣ける忠臣蔵。
  • ようこそ夢屋へ~南蛮おたね夢料理~

    南蛮おたね夢料理

    小説・文芸
    3.5
    1~10巻638~726円 (税込)
    安政の大地震からふた月。芝の伊皿子坂に新たなのれんを掛けた見世があった。名前は夢屋。おかみのおたねには、震災で悲しい思いをした人たちを料理で元気づけたい願いがあった。見世の看板は、新鮮な玉子をつかった数々の料理。そして、蘭学者でもあるおたねの夫が仕入れてくる南蛮わたりの食材だ。人々の人情と料理のぬくもりに心いやされる新シリーズ誕生。
  • 浮世奉行と三悪人

    浮世奉行と三悪人

    小説・文芸
    3.6
    1~6巻638~836円 (税込)
    武士を捨てて竹光作りを生業とする雀丸。ある日、三人の武士にボッコボコにされている老人を救い出す。庶民の揉めごとを裁く横町奉行だというこの老人は、あろうことか雀丸に跡を継いでくれと言い出した。危険な目に遭っても「三すくみ」という助っ人が馳せ参じるから大丈夫とも。ところが現れたのは悪徳商人に女ヤクザ、破戒僧という面々で――江戸期の大坂を舞台に描く、抱腹絶倒の時代小説。
  • たすけ鍼

    たすけ鍼

    小説・文芸
    3.9
    1~2巻638~814円 (税込)
    江戸は深川蛤町で鍼灸師を営む染谷は、腕の確かさで“ツボ師”の異名をとるほどの名手。元・辰巳芸者の鉄火な妻や、幼なじみの名医・昭年とともに、市井の人々の身心を癒やし、人助け、世直しに奔走する日々を描いた、胸のすくような長編時代小説。
  • 忍び狂乱~日暮左近事件帖~

    忍び狂乱~日暮左近事件帖~

    小説・文芸
    3.5
    1巻638円 (税込)
    公事宿「巴屋」の出入物吟味人となった、もと秩父忍びの日暮左近。ある日、左近が手裏剣で襲われた。出入物吟味人として狙われたのか、それとも秩父忍びの過去に関わりがあるのか。探ると、かつて秩父忍びの仲間で許婚でもあった陽炎たちも襲われていた。怒る左近を、権力亡者と凋落した忍びたちの暗闘が待ち受けていた。大好評を博したシリーズ待望の続編、第六弾。
  • 陽炎(かげろう)の符牒~日暮左近事件帖~

    陽炎(かげろう)の符牒~日暮左近事件帖~

    小説・文芸
    3.5
    1巻638円 (税込)
    公事宿「巴屋」の出入物吟味人日暮左近は、かつて秩父忍びの仲間で許嫁だった陽炎から助けを求められる。陽炎のいる下野国宇都宮藩江戸下屋敷に向かった左近だったが、陽炎は戸田家藩主の養子の御守をするなかで怪我を負っていた。陽炎の願いを受けた左近と幼き後継ぎを襲う刺客たち。激闘が始まる――。迫力の剣戟に手に汗握る藤井邦夫の代表シリーズ第五巻。(『修羅活人剣 日暮左近事件帖』改題)
  • 将軍家の血筋~日暮左近事件帖~

    将軍家の血筋~日暮左近事件帖~

    小説・文芸
    3.5
    1巻638円 (税込)
    公事宿「巴屋」の主・彦兵衛は、大身旗本の屋敷の前で、秩父忍びの陽炎に似た女に会う。陽炎とは、出入物吟味人として巴屋で働く日暮左近の元恋人だった。彦兵衛から知らされた左近が調べ始めると、はたして女は陽炎であり、幼な子を警固していた。その背後に、御三卿の当主の座を巡る大きな権力争いが――。大仕掛けの展開にハマる藤井邦夫の代表シリーズ第四巻。(『化粧面 日暮左近事件帖』改題)
  • 隠密絵師事件帖

    隠密絵師事件帖

    小説・文芸
    4.0
    1~4巻638~660円 (税込)
    安政6(1859)年。明治まであと9年の混乱期。絵師で用心棒の誠之進が暮らすのは陸海運の要衝、品川宿。一筋縄ではいかぬ者どもが跋扈する町。誠之進も隠密という裏の顔を持っている。彼に下された任務は、藩主の肖像を描いた男を追い、お家を狙う敵の正体を探ること。緊迫の剣戟、当代随一の絵師・暁斎との邂逅、人気娼妓・汀との艶めくやり取り。全方位から楽しめる、瞠目の時代小説シリーズが開幕!
  • 小説 映画 空母いぶき

    小説 映画 空母いぶき

    超ド級の映画「空母いぶき」を完全小説化!  巨匠かわぐちかいじの同名コミックを原作とし、壮大なスケールで描かれた映画「空母いぶき」を完全ノベライズ! 【ストーリー】  ――そう遠くない未来。東アジア海域における領土争いは激化、日本近海でも軍事衝突の危機が高まりつつあった。  日本最南端の波留間群島沖では、国籍不明の武装集団が海上保安庁の巡視船に発砲し、乗組員を拘束、領土の一部を占拠した。未曾有の緊張が高まる中、政府は航空機搭載型護衛艦『いぶき』を旗艦とした第5護衛隊群を現場海域に派遣する。  戦うか、護るか――。  敵潜水艦のミサイル攻撃に対し、航空自衛隊のエースパイロットから『いぶき』艦長に抜擢された秋津竜太と、海上自衛隊生え抜きの副長・新波歳也の決断は? この国の未来を左右する運命の24時間。
  • 表御番医師診療禄1 切開

    表御番医師診療禄

    小説・文芸
    3.7
    1~13巻638~748円 (税込)
    表御番医師として江戸城下で診療を務める矢切良衛。ある日、大老堀田筑前守正俊が若年寄に殺傷される事件が起こり、不審を抱いた良衛は、大目付の松平対馬守と共に解決に乗り出すが……。
  • のっぺら~あやかし同心捕物控~

    のっぺら~あやかし同心捕物控~

    小説・文芸
    4.5
    1巻638円 (税込)
    南町奉行所定町廻り同心の柏木千太郎は、腕が立ち情に篤く正義感にあふれた江戸の人気者。――ところが、一つだけ変わったところが。彼には、顔がない。つまり、のっぺらぼうなのだ! 不器用だが心優しい同僚の片桐正悟や、千太郎を慕う下っ引きの伊助らとともに、数々の不思議な事件の解決に奔走する。笑えて泣けて癒やされる、傑作あやかし時代劇の第一幕、開幕です!

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