ソ連が満洲に侵攻した夏

ソ連が満洲に侵攻した夏

641円 (税込)

3pt

日露戦争の復讐と版図拡大に野望をいだくスターリン、原爆を投下し戦後攻略を早くも画策する米英、日ソ中立条約を頼りきってソ満国境の危機に無策の日本軍首脳――三様の権謀が渦巻くなか、突如ソ連軍戦車が八月の曠野に殺到した。百万邦人が見棄てられた昭和史の悲劇を、『日本のいちばん長い日』で終戦の日のドラマを描き、『ノモンハンの夏』で帝国陸軍首脳の無責任を鋭く衝いた著者が、痛烈に描き切った力作。

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ソ連が満洲に侵攻した夏 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争終結直前のソ連侵攻がどのように行われたのか、そしてそれが何をもたらしたのか。
    この悲惨で冷酷な戦争の現実は忘れてはならないと強く感じました。 半藤一利さんに感謝です。

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    以前読んだ「日本のいちばん長い日」が面白かったので半藤利一氏の著書2冊目
    この本も「日本の一番長い日」同様に太平洋戦争終戦時の歴史書。
    今回は終戦直前にソ連が連合国軍に参戦し満州に侵攻する様子、終戦(敗戦)に向けた日本政府(軍部)の動き、連合国の思惑等々を時系列的に書かれています。

    日本政府(軍部

    0
    2023年02月19日

    Posted by ブクログ

    「半藤一利」のノンフィクション作品『ソ連が満洲に侵攻した夏』を読みました。

    『指揮官と参謀―コンビの研究』、『ノモンハンの夏』、『「昭和」を点検する』に続き「半藤一利」作品です。

    -----story-------------
    かくして皇軍は百万邦人を見棄てた!
    中立条約を平然と破る「スターリン

    0
    2022年08月05日

    Posted by ブクログ

    日ソ不可侵条約を一方的に破棄して・・・などという認識などとは程遠い次元で、冷厳な政治戦略が渦巻いていたことを改めて認識する。

    0
    2021年08月13日

    Posted by ブクログ

    満蒙開拓団の悲劇は有名だが、そこに行くまでの詳細な過程が分かり、大変ためになった。それにしても、戦闘開始前から満洲防衛が放棄されていたとは。

    0
    2020年09月11日

    Posted by ブクログ

    満州物は被害にあった人間の目線に立って感情に訴えてくる本が多い。
    特に反戦プロパガンダを目的としたものはそうだ。
    この本は半藤氏の怒りのようなものは書かれてはいるが割合と淡々と書かれていて良かった。
    過度に醜聞を目に入れずに事実関係を鳥瞰するにはいい本だった。

    0
    2014年11月11日

    Posted by ブクログ

    根拠なく、願望で「ソ連は仲介してくれるはず」と、有利な講和の幻想に引っ張られる指導部と、人質のごとく満州に留め置かれる日本人入植者。結果は御存知の通り。もう、中国残留日本人孤児の話題もニュースから絶えて久しいが、ソ連が悪いと言う前に、悪いソ連を創りだした無策にはもう少し光があたってもよい。

    0
    2014年02月01日

    Posted by ブクログ

     まず、とても読みやすいです。
    福島原発の事故を、アメリカの新聞が「笑えるほど無能、」と報じてましたが、それと同じ事を、戦争という状況でも発揮してしまうところに正直呆れました。

    0
    2012年02月11日

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながらポツダム宣言で「はい、日本敗戦。戦争終わり」。この程度の授業しか受けていない私。もしかしたら日本は分割されていたのかもしれないのですね。もっともっと勉強します。

    0
    2011年04月10日

    Posted by ブクログ

    以前読んだ「日本のいちばん長い日」が面白かったので2冊目
    この本も「日本の一番長い日」同様に太平洋戦争終戦時の歴史書。
    今回は終戦直前にソ連が連合国軍に参戦し満州に侵攻する様子、終戦(敗戦)に向けた日本政府(軍部)の動き、連合国の思惑等々を時系列的に書かれています。
    日本政府(軍部)の読みの甘さ、外

    0
    2009年11月08日

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