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新選組局長・芹沢鴨はなぜ殺されたのか? 近藤勇ら試衛館派と芹沢鴨ら水戸派の間で対立が深まっていた、新選組と呼ばれる前の壬生浪士組。京都・島原の置屋「輪違屋(わちがいや)」の芸妓・糸里は、姉のような存在の音羽太夫を芹沢に無礼討ちにされ、浪士達の抗争に巻き込まれていく…。土方歳三を慕う糸里、芹沢の愛人・お梅ら新選組に関わる運命を背負った女たちの視点から、激動の時代のうねりを描く。大ベストセラー『壬生義士伝』に続く“浅田版”新選組、第二弾!
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「輪違屋糸里 京女たちの幕末」
2018年12月15日公開 出演:藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~2件目 / 2件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
何故か今まで手を付けていなかったけど、さすがの浅田次郎さん、昨夏、角屋と輪違屋の前を通って壬生まで歩いたけど、また改めたい。 2024-045 巻末に思わぬ蔵書印、その後すぐ本人からLINEで驚いた
なんとも胸が苦しくなる話で、人物の心情がひしひしと伝わってくる。 新選組に巻き込まれた女達の話し、島原に生きる女性の辛さがいたたまれない。改めて新選組ってめちゃくちゃな集団だなと。 新選組を外から見た視点で書かれていて、素直に面白い、一気読みでした。
島原の女性の惚れた男に対する一途な心がいじらしくてホロリとさせられた。 幸せになって欲しいんだけどな〜という思いで下巻へ・・・。
非常に面白かった。てっきり史実に基づいた話かと思ってしまったが、基本的に虚構のようらしい。浅田次郎の幕末ものは、思った以上に生き生きと登場人物が描かれており、面白く読める。早く先を読みたいと思う。
何を守ろうとしているのか分からない時代があったのだな。 土方は捉えようもない男。 非情でもあり、情け深くもあり、鳥瞰的に物事を考えて最善の道をとる者でもあり…。 土方は「侍」になりきれなかった「百姓」だったのかな。 いや、「百姓」になりきれなかった「侍」だったのかも。 一方で 世の中という...続きを読む化け物に向かっていく男を、戒め慰め包む女たちが仏のよう。 糸里天神が小浜という海の町から買われた芸妓であることが象徴的。 海は母性そして波は運命に流される当時の女性の象徴。 京都弁のしとやかできっぱりした口調を楽しめた。 文字が芸妓の奏でる琵琶や三味線に成り代わり響く。
切ない。この時代の男も女も。女はやっぱり強いなぁと思いました。土方はむごいことをするけれど、嫌いになれなくて、むしろ好きです(笑)一番切なかったのは吉栄と平山でした。本当に読んでいてたまらなかったです。糸里には土方と幸せになってほしかったです。
糸里が主人公なのか芹沢鴨が主人公なのかよくわからないが、とても面白い。 芹沢鴨は島原の芸妓と吉原の花魁の違いがよくわかっていないで遊んでいましたが、自分の違いを知らなかったので、色々奥深いんだねえ、と感心しながら読み進めました。
女性たちから見た新撰組の芹沢鴨暗殺にまつわるストーリー。江戸時代末期の京で一生懸命に生きる女性たちの心の揺れ動きが描かれている。とにかく悪く書かれることが多い芹沢鴨に対して理解を示す描写が多いのも新鮮であった。 一般公開期間は限られるが、京都・島原の角屋は内部を見学することができ、新撰組の隊士たちが...続きを読む残した柱の刀傷も見ることができる。この小説を読む前後で見学をすると、この小説で描かれている糸里の世界はどこか遠い場所の話ではなく、時間を隔てただけの「ここ」なのだと実感できる。
新選組がまだその名を与えられる前からの様子を島原と芹沢鴨を中心に描いている。 初期に退場した芹沢鴨は新選組を取り上げた作品にもあまり登場することがないので、改めてじっくり向き合ってみると興味深い。 単なる酒乱の無法者か、それとも策士でもある真のリーダーだったのか、本当はどっちだったのでしょうね。
京都島原の芸妓糸里を取りまく新撰組を題材にした小説家。新撰組は色々な切り口があって面白い。特にこの話は芹沢鴨の事がよく書かれていて、そんな解釈もあるのかぁ、なんて思いながら読み進めた。
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