輪違屋糸里(上)

輪違屋糸里(上)

641円 (税込)

3pt

新選組局長・芹沢鴨はなぜ殺されたのか? 近藤勇ら試衛館派と芹沢鴨ら水戸派の間で対立が深まっていた、新選組と呼ばれる前の壬生浪士組。京都・島原の置屋「輪違屋(わちがいや)」の芸妓・糸里は、姉のような存在の音羽太夫を芹沢に無礼討ちにされ、浪士達の抗争に巻き込まれていく…。土方歳三を慕う糸里、芹沢の愛人・お梅ら新選組に関わる運命を背負った女たちの視点から、激動の時代のうねりを描く。大ベストセラー『壬生義士伝』に続く“浅田版”新選組、第二弾!

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  • 映画化

    「輪違屋糸里 京女たちの幕末」

    2018年12月15日公開
    出演:藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈

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輪違屋糸里 のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 輪違屋糸里(上)
    641円 (税込)
    新選組局長・芹沢鴨はなぜ殺されたのか? 近藤勇ら試衛館派と芹沢鴨ら水戸派の間で対立が深まっていた、新選組と呼ばれる前の壬生浪士組。京都・島原の置屋「輪違屋(わちがいや)」の芸妓・糸里は、姉のような存在の音羽太夫を芹沢に無礼討ちにされ、浪士達の抗争に巻き込まれていく…。土方歳三を慕う糸里、芹沢の愛人・お梅ら新選組に関わる運命を背負った女たちの視点から、激動の時代のうねりを描く。大ベストセラー『壬生義士伝』に続く“浅田版”新選組、第二弾!
  • 輪違屋糸里(下)
    641円 (税込)
    近藤勇と土方歳三らによる「芹沢鴨一派暗殺計画」は着々と進んでいた。芹沢暗殺は、いわば百姓が真の武士を殺すという凶事。音羽太夫を殺されて芹沢を恨んでいる糸里と土方の心の絆が強まる中で、計画を聞いた糸里は、ある決意をかためる。決行の日──予想外の展開が待ち構えていた! 黎明期の新選組の不器用な生きざまと、彼らに翻弄されながらも自らの道を誇り高く生きようとする女たち。運命の糸に操られた男と女の哀しみが滲み出る、浅田次郎ならではの感動傑作!

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輪違屋糸里(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何故か今まで手を付けていなかったけど、さすがの浅田次郎さん、昨夏、角屋と輪違屋の前を通って壬生まで歩いたけど、また改めたい。
    2024-045
    巻末に思わぬ蔵書印、その後すぐ本人からLINEで驚いた

    0
    2024年09月19日

    Posted by ブクログ

    なんとも胸が苦しくなる話で、人物の心情がひしひしと伝わってくる。

    新選組に巻き込まれた女達の話し、島原に生きる女性の辛さがいたたまれない。改めて新選組ってめちゃくちゃな集団だなと。

    新選組を外から見た視点で書かれていて、素直に面白い、一気読みでした。

    0
    2024年09月03日

    Posted by ブクログ

    島原の女性の惚れた男に対する一途な心がいじらしくてホロリとさせられた。 幸せになって欲しいんだけどな〜という思いで下巻へ・・・。

    0
    2023年04月29日

    Posted by ブクログ

    非常に面白かった。てっきり史実に基づいた話かと思ってしまったが、基本的に虚構のようらしい。浅田次郎の幕末ものは、思った以上に生き生きと登場人物が描かれており、面白く読める。早く先を読みたいと思う。

    0
    2021年01月11日

    Posted by ブクログ



    何を守ろうとしているのか分からない時代があったのだな。

    土方は捉えようもない男。
    非情でもあり、情け深くもあり、鳥瞰的に物事を考えて最善の道をとる者でもあり…。

    土方は「侍」になりきれなかった「百姓」だったのかな。
    いや、「百姓」になりきれなかった「侍」だったのかも。

    一方で
    世の中という

    0
    2020年05月23日

    Posted by ブクログ

    切ない。この時代の男も女も。女はやっぱり強いなぁと思いました。土方はむごいことをするけれど、嫌いになれなくて、むしろ好きです(笑)一番切なかったのは吉栄と平山でした。本当に読んでいてたまらなかったです。糸里には土方と幸せになってほしかったです。

    0
    2019年01月27日

    Posted by ブクログ

     糸里が主人公なのか芹沢鴨が主人公なのかよくわからないが、とても面白い。

     芹沢鴨は島原の芸妓と吉原の花魁の違いがよくわかっていないで遊んでいましたが、自分の違いを知らなかったので、色々奥深いんだねえ、と感心しながら読み進めました。

    0
    2017年08月15日

    Posted by ブクログ

    女性たちから見た新撰組の芹沢鴨暗殺にまつわるストーリー。江戸時代末期の京で一生懸命に生きる女性たちの心の揺れ動きが描かれている。とにかく悪く書かれることが多い芹沢鴨に対して理解を示す描写が多いのも新鮮であった。
    一般公開期間は限られるが、京都・島原の角屋は内部を見学することができ、新撰組の隊士たちが

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    新選組がまだその名を与えられる前からの様子を島原と芹沢鴨を中心に描いている。
    初期に退場した芹沢鴨は新選組を取り上げた作品にもあまり登場することがないので、改めてじっくり向き合ってみると興味深い。
    単なる酒乱の無法者か、それとも策士でもある真のリーダーだったのか、本当はどっちだったのでしょうね。

    0
    2024年09月30日

    Posted by ブクログ

    京都島原の芸妓糸里を取りまく新撰組を題材にした小説家。新撰組は色々な切り口があって面白い。特にこの話は芹沢鴨の事がよく書かれていて、そんな解釈もあるのかぁ、なんて思いながら読み進めた。

    0
    2023年08月20日

輪違屋糸里(上) の詳細情報

  • 映画化

    「輪違屋糸里 京女たちの幕末」

    2018年12月15日公開
    出演:藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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