義時 運命の輪

義時 運命の輪

649円 (税込)

3pt

3.2

北条義時。鎌倉幕府第二代執権の座に就くまでの彼は、あまりにも無力だった。姉・政子と義兄・頼朝の非情かつ強烈な個性に翻弄され、父・時政にはないがしろにされ続ける。己が権力を持つことなど、考えることさえできなかった。運命の輪が回り始めるまでは──。頼家の乳母一族として権勢を振るう比企氏を滅ぼし、頼家を幽閉、暗殺した事件から、義時はその本領を発揮し始める。繰り広げられる血で血を洗う抗争。権力者の死、仲間の叛乱、数々の権謀術数、そして、叶わぬ恋。2022年NHK大河ドラマの主人公・北条義時の半生を静謐な熱を込めた筆致で描く歴史小説。

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義時 運命の輪 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年08月28日

    一気に読みました。
    今の大河とちょうど時代がリンクしているので、予習、復習にちょうどいいです。
    それにしても義時、田舎侍だったのに、最後は次代の天皇を決める立場になるなんて!
    人生ってわからないですね。
    このブラック義時好きです。大河よりもさらに黒いです。

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月31日

    北条義時。源頼朝、北条政子、北条時政など、鎌倉の中枢からは、遠かった義時が、どうして権力を持つことになったのか。
    義時を中心として展開、非常にわかりやすく進んでいく。

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月16日

    行動より気持ちを重点に置いているからなのか生活感があまり感じられないのと重要な出来事だけを抜粋しているので大河ドラマを観ていないと面白く読めないような気がする。

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月05日

    大河ドラマ関連の作品を読んでいくシリーズで、今回はズバリ主役の北条義時。
    タイトルの『運命の輪』はそのまま、不思議な現象として義時の前に現れる。運命の輪を押して良かったのかどうか…。

    義時はこれまでのイメージ通り、小者感全開。
    強烈な個性の政子、冷徹な頼朝、息子より後妻の牧の方に影響されっぱなしの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月02日

    大河ドラマの影響で北条義時の半生を書いたこの小説を読みました。
    鎌倉時代って裏切りと讒言ばかりで、まわりの人たち誰も信用できない世界で大変だと感じた。戦国時代の小説の方がやっぱおもしろいですね。

    0

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