ノンフィクション・ドキュメンタリー作品一覧

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  • 結愛へ 目黒区虐待死事件 母の獄中手記
    4.1
    彼女は、あなただったかもしれない。 2018年3月、東京都目黒区で当時5歳の少女、結愛ちゃんが息絶えた。十分な食事を与えられておらず、父親から暴力を受けていたことによる衰弱死だった。警視庁は傷害容疑で父親を逮捕。6月に父親を保護責任者遺棄致死容疑で再逮捕する際、母親・船戸優里も逮捕する。 本書は、2019年9月、第一審で懲役8年の判決を下された母親が、罪と向き合いながら綴った悲しみの記録である。 〈2018年6月7日、私は娘を死なせたということで逮捕された。いや「死なせた」のではなく「殺した」と言われても当然の結果で、「逮捕された」のではなく「逮捕していただいた」と言った方が正確なのかもしれない〉 〈結婚式直後のころと思う。何が原因だったか今となってはわからない。結愛が床に寝転がっていたとき彼が横から思い切り、結愛のお腹を蹴り上げた。まるでサッカーボールのように。私の心はガラガラと音を立てて崩れていった〉 〈私は、正座しながら説教を受け、それが終わると「怒ってくれてありがとう」と言うようになった。(略)私にとって説教とはしかられて終わりではなく、その後、彼に納得のいく反省文を提出し、許しをもらうまでの流れをいう〉
  • そのツイート炎上します! 100万回の殺害予告を受けた弁護士が教える危機管理
    3.0
    SNSなしには生きていけない 世の中だからこそ知っておきたい ネット炎上のメカニズムと回避策 はあちゅう、スマイリーキクチ対談も収録! ネット上の法的問題をよく取り扱う著者は、自身も過去にインターネット上で誹謗中傷や殺害予告をうけた経験をもつ。 殺害予告は日夜繰り返され、その数はなんと100万回以上。 著者についたあだ名は「炎上弁護士」――。 では「炎上」とはなにか。 インターネット上の炎上とは、ひとことで言えば、「インターネットユーザーが行った投が集まった様子」を表す。v多くの投稿が集まる、その現象が「炎上」と表現される。実際には「炎上」という言葉は、ネガティブな意味として用いられることが多い。 本書では炎上発生のメカニズムから、炎上が起こった様々な具体的事例をもとに、なぜその炎上が起こったのかを解説、 さらに炎上を避ける心がけや炎上した場合の対応策をわかりやすく1冊にまとめた。 【目次】 第1章 炎上百景 第2章 なぜ炎上するのか 第3章 まずは炎上しないために 第4章 炎上してしまったらどうすればいい 第5章 炎上で被害を受けた、さあどう戦う コラム 「炎上による経済的損失・心理的負担」 コラム 「SNSの恐ろしさ」 コラム 「炎上に加担する人」 コラム 「広告代理店の責任とコンプライアンス」 対 談 芸人 スマイリーキクチ 対 談 ブロガー・作家 はあちゅう 対 談 ジャーナリスト 渋井哲也
  • 会社員 自転車で南極点に行く
    3.5
    神戸の会社員が自転車で南極点に!! 神戸の会社員・大島義史氏は、有給休暇を利用しては自転車で世界各地を一人旅しています。 その通算距離は北極海からオーストラリアに達します。学生時代に南極に魅せられたものの、就職後は南極の夢を諦めていました。 やがて、民間人でも南極に行けることを知り、家族や会社を5年間説得し続け、ようやくGOサインが出ます。 2015年12月24日にチリのプンタ・アレナスに渡り、年末に南極大陸に上陸、1月11日には自転車で南極点に到達したのです。 このことは「THE PAGE」というウェブサイトで連載(全12回)され、大好評を博しました。 本書は、その記事に、現地で撮影した写真(南極の空は世界一美しいと言います)を絡めた「フォト冒険記」です。 大島氏は「ぼくは冒険家じゃない。サラリーマンです」と強調します。 スポンサーに頼らず、2000万円を超えるすべての費用を借金などで調達し、自転車もヤフオクで調達しました。 南極点への道中では、何度も挫折しかけますが、それを乗り越え、この快挙をやってのけました。 本書を読めば、だれもがやる気ときちんとした計画があれば、不可能と思えることができると夢を抱くことでしょう。
  • 皇室女子 “鏡”としてのロイヤル・ファミリー
    -
    平成31年4月30日。天皇陛下が退位され、皇太子殿下が即位します。それは、雅子さまが新たな皇后となられる日でもあります。本書は、さまざまな社会現象を精神科医の立場から鋭く論じてきた香山リカ氏が、日本女性の写し鏡である女性皇族たちの家族・女性・子どもといった心理的な問題を客観的に分析します。皇室女子を通して、日本女性のあり方、結婚や子育てといった女性ならではの悩み、自分らしい生き方について論じる異色作です。
  • スキャンダル ~墓場まで持っていかない話~
    3.0
    昭和の芸能事件が蘇る骨太ノンフィクション。 「掴んだ“事実”は全部出す」「徹底的に追い詰める」そんな文春砲の手法に最近では批判の声も少なくないが、有名人のスキャンダルへの読者の関心は相変わらず高い。それでは写真週刊誌、女性週刊誌が全盛だった時代、当時の編集者や記者は何をどう取材し、どう伝えてきたのか。ネタ取り、裏取り、張り込み、ネゴ、あつれき…熾烈な取材活動の中で、彼らはたったひとつの“掟”を守りながら数々のスクープを飛ばしていった。女性セブン創刊55周年のいま、その真実をすべて明かす。 ●沖雅也 涅槃にて ●百恵さんの大勝負 ●ショーケンと墓標 ●聖子という空前絶後 ●大西結花と失踪社長 ●堀江しのぶ 死に化粧 (2018年10月発表作品)
  • 鉄人衣笠
    3.0
    衣笠祥雄の魂が伝わる、感動の伝記絵本。 連続試合出場の世界記録をうちたて、国民栄誉賞も受賞した元広島東洋カーププロ野球選手の衣笠祥雄氏。その少年時代からユニフォームを脱ぐまでのかがやける道のりを、絵本にっぽん賞受賞作家が、独特の切り絵の手法で描いた傑作絵本です。けがにもスランプにも負けずに、限りなき挑戦を続けた衣笠氏の姿が、数々の名場面とともに画面いっぱいに描かれます。「江夏の21球」として伝説の試合となった、1979年の日本シリーズ最終戦での盟友江夏豊氏とのやりとり、デッドボールで骨折した翌日も代打で出場し、豪快なフルスイングで三球三振をした場面、絶不調のスランプにおちいったとき家族といった海水浴、どのシーンも感動を誘わずにはいられません。衣笠氏から読者へのメッセージ、江夏からの追悼コメントも入ってます。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • こじらせママ 子育てしながらココナッツオイルで年商7億円。
    3.0
    「人生は何が起きるかわからない。けど、何かを起こせるのは自分だったりする」。テレビ、雑誌など各種メディアで大反響! ココナッツオイルブームを巻き起こしたママ起業家が仕事と育児の両立に悩み、苦しみ、涙しながら見つけた『自分を生かす働き方』! 【目次】はじめに/第1章 頑張っているのに、うまくいかない。美しくないわたしの履歴書/第2章 自分をシンプルにすれば悩みの解決策が見えてくる/第3章 どんどん大きくなる娘と仕事。荻野流・ワクワクしながら働くポイント/第4章 全力で走り続けるのはムリ。だから不安になったら立ち止まろう/第5章 仕事もプライベートも。「つながること」でうまくいく/あとがき
  • 子宮頸がんワクチン事件
    3.9
    いったい、このワクチンは何物なのだろうか。2014年3月末までに338万人の少女たちが接種した子宮頸がんワクチン。積極的な勧奨の中断から、本書電子版配信開始時(2018年5月)で5年近くが過ぎたが、事態はどうなるのか――。医師たちの最新の分析から、世界的なワクチン・ビジネスまで、徹底取材で見えてきたものとは?
  • 生まれてくれてありがとう~目と鼻のない娘は14才になりました~
    4.0
    重い障害を持つ少女はこんなにも家族の宝物。  2003年、元客室乗務員でニューヨークで仕事をしている著者のもとに生まれた千璃(せり)ちゃんは、目と鼻(鼻梁)がない重度の障害を持っていました。  見ることも話すこともできない娘への好奇の目や、無責任な批判にさらされて傷つき、自分たち両親がいなくなっても娘がなるべく周囲の手を借りずに生きていくためにどうしたらいいだろうかと悩み・・・  先の見えない苦悩の中で、著者はある日、屋上で、娘と一緒にここから飛び降りようと心に決めます。しかしアパートの部屋に戻り、えび反りになって大泣きしていると覚悟して開けたドアの向こうには、ドリカムの「うれしい!たのしい!大好き!」の流れる中、「キャッキャッ」と笑う千璃ちゃんの姿がありました。 相模原で起きた障害者殺傷事件の容疑者の、「障害者は不幸を作ることしかできない」という言葉は間違っていると実証する、一家の14年の記録です。千璃ちゃんがこんなに素晴らしいメッセージを持って生まれて来てくれたことに感謝する、母から娘へのエンディングの言葉を涙なしには読むことができません。
  • 「鉄道最前線」ベストセレクション なぜ南武線で失くしたスマホがジャカルタにあったのか
    3.7
    東洋経済オンラインで圧倒的ページビューの鉄道ニュースサイト「鉄道最前線」を、ベストセレクトして書籍化! ジャンルは「旅」「経営戦略」「サービス」「技術」「雑学」「ランキング」「JR北海道」「司法・事故」「営業係数」。表題の記事を含めて、真面目な記事からニヤリと笑える楽しい記事まで66本を収録。鉄道産業の裏側が見える!! 日々のビジネスのヒントになる!! そして誰かに話したくなる!!【一部抜粋】●あのGALA湯沢が今になって活況に沸く理由 ●寝台夜行列車は、こうすれば再生・活躍できる ●小田急「複々線化」を恐れる意外な路線は? ●JR東海の攻勢をかわした「名鉄」の復活劇 ●上場したJR九州はどこまで利益を増やせるか ●京浜急行、真夏の「水着美女ショー」電車の舞台裏 ●都知事公約「満員電車ゼロ」は、こう実現する ●阪神・甲子園駅の野球ファン輸送は「神業」だ ●インドの電車が「ドア開けっ放し」で走るワケ ●なぜ『シン・ゴジラ』で鉄道が大活躍するのか ●「新幹線のお掃除」に一流が学びを求める理由 ●映画『君の名は。』にジェイアール東日本企画が惚れた理由 ●「バスタ新宿」のコンビニ賃料が激安なワケ ●電車の座席が窮屈な理由は「肩幅」にあった ●初公開! 首都圏「ノロノロ運転」ランキング ●鉄道事業を営む会社「平均年収」ランキング ●北海道新幹線、「満席」にはできない本当の事情 ●全国主要路線、営業係数リスト ……ほか 【目次】はじめに/ 第一章 旅/第二章 経営戦略/第三章 サービス/第四章 技術/第五章 雑学/第六章 ランキング/第七章 JR北海道/第八章 司法・事故/第九章 営業係数
  • 一億総貧困時代
    4.0
    性的虐待の果て、父親の子どもを産んだ女性。長年の介護生活の果て、両親とともに死のうと川に車で突っ込み、娘だけが生き残った「利根川一家心中事件」。介護離職から路上へ、そして支援者となった男性――。ごく一部の富裕層を除き、多くの人々にとってすでに他人事ではない「貧困/自己責任大国」日本の現実とその構造を、さまざまな「当事者」たちへの取材を通して、平易な言葉であぶり出す。疲弊する個人と社会に、今、どんな処方箋がありうるのか。<貧困問題>を10年以上にわたりさまざまな角度から追ってきた著者による、いままさに、切実な1冊。超格差・超高齢化社会の中で、今後、必然的に<弱者>となる多くの私たちは、どう生き抜くことができるのか? 奨学金、ブラック企業、性産業、そして原発事故や外国人労働者問題など、現代のこの国に潜む、あらゆる「貧困」に斬り込んだ渾身の一冊。
  • 「音楽狂」の国 将軍様とそのミュージシャンたち
    -
    「北朝鮮音楽」で独裁国家の謎を斬る! 秘密のベールに包まれた国、北朝鮮。 その内なる声を聞くため、筆者は「音楽」という独自の切り口で 5年間にわたり、かの国を追った。 なぜ、北朝鮮の音楽は「歌謡曲風」なのか。 なぜ、北朝鮮では「ロック」や「ジャズ」は拒絶されるのか。 なのになぜいま、「ロッキーのテーマ曲」を美女楽団に演奏させるようになったのか。 そうして筆者はある結論に辿り着いた。 「政治のために音楽を利用したのではなく、音楽マニアが国を治めた」 “独裁者”かつ“音楽狂”の思想がいま、明らかになる。 【目次】 序章  モランボン楽団の伝説公演 第1章 ピアノ教師との個人レッスン 第2章 将軍様と音楽 第3章 金正日のミュージシャン 第4章 「自由の風」を許した金正恩 第5章 次世代の「音」を求めて 【ご注意】※この作品はカラーのページを含みます。
  • 数寄屋建築を支える 京の遺伝子・職人
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 町家や商家、寺社、茶室まで、日本伝統の建築物は全て職人の手によって、しかも、一つや二つの業種ではなく、数十業種にも及ぶ職人たちのコラボレーションによってようやく一つの建築物は生まれます。近年、近代化の波にさらされて職能人の形も意識も変わり始めている中で、伝統を守り、育てる重要性は年々増す一方です。本書は、大工職をはじめ、建具師や瓦職など、建築に携わる様々な職人たちを取材したドキュメンタリーとエッセイ。著者が出会った二十五業種の職人たちの人物像やその道具、仕事ぶりなどの「生きた写真」を軸に、彼らの言葉を建築家の視点でまとめていきます。
  • 失われた日記 : 満州から中国へ 残留日本人の軌跡
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 4歳で満州に渡り、終戦後は中国に残り日本人を救出。関東軍が幾百万の民間人を残したまま敵前逃亡、対して中国軍要人の万国愛。8年あまり、残留邦人とともに帰国を待ちながら生き抜いた人びとの記録。日中友好の原点を見る。

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  • パンダのタンタン 二人の飼育員との約束
    4.6
    ある動物園のパンダ舎の屋上で、咲き誇るひまわりたち_____ これは日本最高齢のパンダと、そのそばで支えた二人の飼育員の物語。 兵庫県の神戸市立王子動物園にいたパンダのタンタンを知っていますか? 短い手足にもふもふとした毛並みがぬいぐるみのようにかわいらしく、 いつものんびりごろごろしている姿は、「神戸のお嬢さま」として多くの人に愛されてきました。 でも、ちょっと待ってください。人間と同じでパンダにだって"パン生"があるのです。 来園者に見せる愛らしい姿の一方で、 日本最高齢のパンダとして、わが子を失いパートナーと死別し、 飼育員の二人ともに闘病中の日々を送るなど、背景にはタンタンのパンダとしての一生がありました。 これまで数年に渡り放映されてきたタンタンの密着番組 NHK「ごろごろパンダ日記」の番組プロデューサーの杉浦大悟氏が執筆し、 人と命ある生きものとの関係性や、老いるときも責任を持ってともにあるとはどういうことなのかを伝えます。 動物園に行くことが好きな子はもちろん、身近な生きものとの関わり方や、 生きものを育てることについて、大人も一緒に考え直すきっかけとなる一冊です。 全ページルビ付きなので、お子さまから大人の方まで、幅広い世代の方におすすめです。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―(新潮文庫)
    4.5
    ほぼ同じDNAをもつ二人が何もかも異なるのはなぜか。毎日5個もの細胞ががん化しているのに、なぜ簡単には死なないのか。生命体とウイルスのちがいは。全盲の人が昼を感知できるのはなぜか。コンピュータがとうぶん脳には勝てない分野とは――。医療・医学の最前線を取材し、7000じょ個の原子の塊が2キロの遺骨となって終わるまでのすべてを調べ、描き尽くした大ヒット医学エンタメ登場。
  • 満鉄中央試験所 大陸に夢を賭けた男たち
    -
    新中国建設の推進力となった技術の源を追う自由闊達な精神に憧れて満鉄中央試験所に参集した技術者たちは、戦時中、敗戦の混乱期、戦後をどう生きたのか。彼らのロマンと技術は今日まで生きつづけている!――満州の地に”技術の芽”を植えつけた男たち。終戦時に「知的蓄積」を守り通し、新中国建設に協力した丸沢常哉所長を中心とする技術集団。歴史の中に埋没した彼らの痕跡を追う書下ろしノンフィクション!
  • 二つの東京物語:鴎外の伯林、漱石の倫敦、荷風の巴里
    5.0
    漱石、鴎外、荷風が描いた東京の都市計画。ちょうど一世紀前の世紀末、欧州に留学した体験から生じた都市観は、彼らの文学にも大きな影響を及ぼしている。文豪の視点による、今なお新鮮な東京づくり物語。 今から約1世紀前、ベルリン、ロンドン、パリといったヨーロッパの近代都市に留学した彼らは、それらの都市と東京とを比較する鋭い目を持っていた。都市計画で、真の公衆衛生を図ろうとするならば、貧人を先にして富人を後にすべし、と説いた鴎外。近代都市のもつ経済的豊かさ、利便性という光の影にある貧富の差や環境汚染を憂えた漱石。道路事業偏重の明治の都市計画を、「破壊だ」と切り捨てた荷風。彼らの視点は、現在の都市計画にあっても、なお新鮮である。
  • 文章作法事典
    4.0
    「情報を鼓動とともに」「見知らぬ読者になりすます」「ばれるように嘘をつく」「望遠レンズで迫力を」「ギュッと締めて、フワッと放す」――。 わかって書いたら全然違う! よい文章を書くための基本作法から、効果を高める表現技術、そして読み手への配慮や書き手の心構えまで。日本語文体・表現の泰斗が、習熟度別3段階、59項目でまとめる、実用に役立つ、「名文」作成のための究極マニュアル。 【目次】 文庫版へのまえがき 一 〈書く〉 文章をはっきりと 1 [わかりやすい表現] 読まれなければ始まらない 2 [あいまいな表現] 誤解の芽を摘む 3 [文と文の接続] 関係は書き手がつくる …… 二 〈練る〉 表現をゆたかに 25 [情報待機] サスペンスをつくりだす 26 [漸層・漸降] 上りと下りは勢いが違う 27 [倒置表現] 計画的に取り乱す …… 三 〈磨く〉 文体をしなやかに 46 [書き出し] もう読まずにはいられない 47 [結び] ギュッと締めて、フワッと放す 48 [視点] カメラワークを意のままに …… あとがき
  • 白バイ隊員 交通取り締まり とほほ日記
    3.2
    元警視庁交通機動隊の白バイ隊員が語る、交通取り締まりのリアルエピソードです。昭和50年代から約33年間を、主に交通機動隊の第一線で過ごしてきた氏。牧歌的な雰囲気のあった昭和時代から、平成の後半に至る現代までの仕事・職場の変化、また取り締まり事情の変遷などをまとめてもらいます。
  • 純愛 エセルと陸奥廣吉
    -
    17年間、互いに待ち続けたエリート外交官と英国女性との大ロマン! 日清日露の戦争、関東大震災、大きくうねる歴史を背景にした大絵巻!! 明治の中ごろに外相になった元勲・陸奥宗光(むつむねみつ)は有名だが、その長男の廣吉(ひろきち)のことはあまり知られていない。宗光の外相就任の少し前に、廣吉は英国に留学した。1887年のことである。その翌年、彼は一人の女性に出会う。エセル・パッシングハムという、一つ年上の女性だった。廣吉は20歳である。交際が始まり、二人は互いに憎からず思うようになる。帯英中のある時期から、廣吉は日記を英語でつけた。毎日欠かさず克明に書き続けた。 ●桜の花の咲く頃、一人の女がイギリスから日本に着いた。ケンブリッジに留学した一人の男との約束を守って。知りあってから二十年近い歳月が流れている。電話も飛行機もない時代、二人を結びつけたのは、愛をまっとうする強い意志の力だった。死にいたるまでその意志は続く。一瞬の間に燃え上がる恋も、偶然の出会いに忘れがたい愛もある。しかし、もっとも難しいのは、意志を持続することだ。「ある恋の物語」はいくらでもあるが、自分の生き方を懸けた愛に出会うことは少ない。「純愛」という言葉には、一筋の思いがあり、意志がある。そこには私たちが忘れてしまった夢がある。 ――「はじめに」より
  • 老犬たちの涙 “いのち”と“こころ”を守る14の方法
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 減少傾向にあるといわれる犬の殺処分。 しかし、現実はいまも1万弱もの犬が毎年殺処分されている。 中でも「老犬」を捨てる人は増加傾向にあるという。 そんな実態と命を救う術、命の尊さを伝える写真ルポルタージュ。
  • 内田篤人 悲痛と希望の3144日
    4.4
    ドイツ、ブラジル、日本…内田篤人の8年半を綴るノンフィクション。フットボーラ―内田篤人を巡る数々の事件を新証言とともに描く。日本代表・アントラーズ・シャルケのチームメイトやスタッフ、代理人、妻……。新証言から見えてくる、これまでの人物像を覆す内田篤人とは――。内田篤人の31回目の誕生日に届ける、アスリートの真髄を詰め込んだ一冊。
  • まなざしの地獄 尽きなく生きることの社会学
    4.4
    日本中を震撼させた連続射殺事件を手がかりに、60~70年代の日本社会の階級構造と、それを支える個人の生の実存的意味を浮き彫りにした名論考。現代社会論必携の書。解説・大澤真幸
  • 私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー 一ノ瀬メイ
    4.5
    「障害は個性」、「障害は社会が作るもの」。リオパラリンピック、さらに2020年東京へと、とびきり前向きに成長し続ける、パラ水泳・一ノ瀬メイ選手の、半生と努力、そして何より伝えたい「障害と社会の関係性」についてのメッセージをつめた1冊。
  • チベット旅行記(上)
    4.3
    仏教の原典を求めて、1900年当時厳重な鎖国をしていたチベットに、困難を乗り越えて、単身入国・帰国を果たした河口慧海師の旅行記です。最高の旅行記かつ、生活・風俗・習慣の的確な記録として、チベット研究の第一級の基本文献です。『西蔵旅行記』(1904、博文館)を底本とし、挿絵も全点収録しています。また、改訂版(1940年)と英訳本(1909年)も参照し、完全な形になっています。(講談社学術文庫)
  • 沖縄問題、解決策はこれだ! これで沖縄は再生する。
    4.4
    いまある問題を解決させ、沖縄の明るい未来を実現させる画期的なヴィジョンを示した新・沖縄独立宣言! もし自分が沖縄県知事だとしたら、紛糾している沖縄をどのように政治的に解決するか? 本土の国会議員や日本政府とどう政治的にケンカをするか? という視点から、「政治」「選挙」「投票」という民主主義の力を使いさまざまな改革を行い、諸課題を解決しながら大阪を実際に動かしてきた著者だからこそ言える、「沖縄問題」を解決するための全ビジョンと政治的戦略・戦術、およびプロセスを明らかにする。 「8年間の政治家時代において、国会議員や日本政府はもとより、あらゆる相手と政治的にケンカをしまくってきた僕の政治的ケンカのやり方がいっぱいつまった本です。 沖縄問題を解決するため、沖縄は本土の国会議員や日本政府とどのように政治的にケンカをしていくべきか、日本のみなさんに向けてはもちろん、玉城デニー沖縄県知事率いる沖縄県庁、そして沖縄県議会への指南書として書いたつもりです。 沖縄県は日本の中で最も可能性に富む地域だと僕は断言したい。 玉城知事・沖縄県庁・沖縄県議会と国会議員・日本政府が一体となって、本書で示した具体的な政治的プロセスで、素晴らしい沖縄を作り上げてほしいです。」(本文より)
  • 二十歳の原点 [新装版] 二十歳、最後の日記
    3.9
    本書は1970年代に若者たちの間でベストセラーとなった高野悦子著『二十歳の原点』三部作の『二十歳の原点』新装版です。二十歳と6か月で、その生涯を自ら閉じた著者が最後に過ごした半年間を克明に綴った日記です。若さゆえのさまざまな悩みを抱え、つねに自分自身に問いかけ、自己に求め続けたその姿は、時代を超えて、私たちの胸を打たずにはいられません。痛々しいまでの純粋さとは、普遍性を持った文学的なテーマであることを思い出させてくれるはずです。新装版は、当時の時代背景を知らない世代にも読みやすいように一部脚注を付しています。また、著者が実際に日記を綴っていた大学ノートが横書きであったことを考え、より“個人の日記”という雰囲気を感じていただくために横書きの文字組デザインに変更しています。帯の推薦文は「やっぱり好きなんだと思う。自分が空っぽになるくらいに泣いたから。――佐藤江梨子」。

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  • 二十歳の原点序章 [新装版] 十七歳から十九歳の日記
    4.1
    本書は1970年代に若者たちの間でベストセラーとなった高野悦子著『二十歳の原点』三部作の『二十歳の原点序章』新装版です。二十歳と6か月で、その生涯を自ら閉じた著者が大学受験を間近に控えた高校3年生の冬(十七歳)から都での大学2年の冬(十九歳)までの青春時代を綴った日記です。若さゆえのさまざまな悩みを抱えながらも、精一杯に日々を生きるその姿は、時代を超えて、私たちの心に大切な何かを問いかけてきます。痛々しいまでの純粋さとは、普遍性を持った文学的なテーマであることを思い出させてくれるはずです。新装版は、当時の時代背景を知らない世代にも読みやすいように一部脚注を付しています。また、著者が実際に日記を綴っていた大学ノートが横書きであったことを考え、より“個人の日記”という雰囲気を感じていただくために横書きの文字組デザインに変更しています。帯の推薦文は「他人のBLOGを読む前に、この青春の記録を読むべきだ!――中村 航」。

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  • 二十歳の原点ノート [新装版] 十四歳から十七歳の日記
    3.8
    [新装版]『二十歳の原点』三部作の第一弾となる本書は、二十歳と六か月で、その生涯を自ら閉じた著者が、十四歳から十七歳までの青春時代を綴った日記です。自分自身、両親、姉弟、クラスメイト、部活動の仲間…について語られていく少女の際立った感受性豊かな、心の断片を繋いだ記録です。本来他人に読まれる機会のない日記という形態だからこそ、自己の深い内面が何のてらいもなく披露された、この稀有な青春の手記にぜひ触れてみてください。痛々しいまでの純粋さとは、普遍性を持った文学的なテーマであることを思い出させてくれるはずです。新装版は、当時の時代背景を知らない世代にも読みやすいように一部脚注を付しています。また、著者が実際に日記を綴っていた大学ノートが横書きであったことを考え、より“個人の日記”という雰囲気を感じていただくために横書きの文字組デザインに変更しています。帯の推薦文は「この本はわたしの『青春のバイブル』の一冊でした。――桜庭一樹」。

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  • 女性が人生を変えるとき
    3.0
    女性の地位向上・自己イメージの変革が世界全体をよくすることにつながるという考えのもと、活動を続ける世界最大の慈善団体ビル&メリンダ・ゲイツ財団の共同議長、メリンダ・フレンチ・ゲイツ。「全ての壁は、扉なのだ」とメッセージを発信し、世界各地をめぐるなかで出会った、人生を変え、文化を変えていく女性たちの物語と、20年間の活動のなかで学んだ未来のつくり方を本書で明かす。(『いま、翔び立つとき~女性をエンパワーすれば世界が変わる~』改題)
  • サッカーマティクス~数学が解明する強豪チーム「勝利の方程式」~
    4.0
    シュート決定率やリーグ戦での勝敗数といった統計から、パスやフォーメーションの幾何学にいたるまで、サッカーは数学的要素に溢れるスポーツだ。それらの要素を最新手法で追跡・分析すると、驚くべきパターンが見えてくる。一流選手や強豪チームの動き、名監督の戦略や采配は「数学的に正しい」のだ。勝ち点はなぜ3なのかといったトリビア、ブックメーカー(賭け屋)に勝つ方法なども考察。あなたの「サッカー観」が変わる一冊。
  • 冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか
    3.6
    18歳の少年が死刑判決を受けたのち逆転無罪となった〈二俣事件〉をはじめ、戦後の静岡で続発した冤罪事件。その元凶が、“拷問王”紅林麻雄である。検事総長賞に輝いた名刑事はなぜ、証拠の捏造や自白の強要を繰り返したのか? アダム・スミスからベイズ統計学、進化心理学まで走査し辿りついたのは、〈道徳感情〉の恐るべき逆説だった! 事実を凝視することで昭和史=人類史を書き換え、人間本性を抉る怪著。解説/宮崎哲弥
  • ドリーム・キャンパス
    3.0
    早稲田・慶応・東大・法政など、大学新歓コンパの裏側で集団暴行を繰り返した「一流大生」たち。彼らの作った、もうひとつの大学「六本木大学」の真相とは。大学生サークル「スーパーフリー」集団強姦事件の取材をまとめる。
  • 大日本帝国の興亡〔新版〕1──暁のZ作戦
    4.1
    〔暁のZ作戦〕一九三六年の二・二六事件から一九四五年八月一五日の敗戦まで日本の激動の時代を臨場感溢れる筆致で描き、ピュリッツァー賞を受賞した傑作ドキュメント全五巻。〔1〕では、二・二六事件、盧溝橋事件から日米の和平交渉の難航と決裂、真珠湾攻撃へと突き進む開戦前夜までを追う。
  • ぼくはアニマルトレーナー
    -
    パンくんと宮沢さんは、そっくり! こわがりで、好奇心旺盛で、苦手なことはがんばれない・・・。そんな二人の楽しい毎日やトレーニングのコツ、テレビや舞台の裏側を描きつつ、動物ショーとは何か、人と動物の関係は? などを語ります。
  • がんばれ銀太クン【HOPPAライブラリー】
    -
    大通から中心街を闊歩する観光幌馬車は、初夏から秋にかけての札幌の風物詩です。誕生から30年以上にわたり、多くの市民や観光客を楽しませてきました。土屋さんの遺志を継ぎ、二代目御者の渡部さんが手綱をにぎり、今年も皆さんを小さな旅へと誘います…。

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  • 琉球ゴールデンキングスの奇跡
    4.8
    プロバスケットボール・bjリーグの2009年シーズンに奇跡の優勝を果たしたのは、参入2年目の琉球キングスだった。東京生まれの著者が、縁も縁もない沖縄に初のプロチームを立ち上げ、地元出身の選手とともに夢をつかんだ奮闘と情熱の物語。
  • ケネディ暗殺 ウォーレン委員会50年目の証言(上)
    3.3
    本書の著者、フィリップ・シノンが勤務するニューヨーク・タイムズのオフィスの電話が鳴った。「委員会のものだが、話を聞いてもらいたい」。当時、シノンは調査報道記者として、9・11テロを調査した超党派の委員会「9・11委員会」がなぜ真相に到達できなかったかを書いた『委員会』を出版したばかりだった。だが、電話をかけてきた相手は「委員会」は「委員会」でももうひとつの歴史的委員会、ケネディ暗殺の真相を調査した「ウォーレン委員会」の人間だった――。ウォーレン委員会の元スタッフ全面協力のもと、シノンが暗殺事件を徹底的に再調査。50年の時を経て初めて明かされるケネディ暗殺の真相!
  • マラソン中毒者 北極、南極、砂漠マラソン世界一のビジネスマン
    4.2
    紙書籍と電子版同時発売! パンダやダイコンのコスプレマラソンランナーとしても有名な著者の初書籍 IT界で彼の名を知らないものはいない。と同時にいまや、ランナー界でも「ダイコン」のコスプレですっかり有名になった著者。35歳を過ぎてからランニングを始め、フルマラソンでは飽き足らず、100キロマラソン、トライアスロン、さらにはゴビ砂漠、サハラ砂漠、北極、南極マラソンにチャレンジ。2013年3月のチリ・アタカマ砂漠でチーム優勝を果たした。まともな人は「おかしいんでは? 」と思うであろう、“マラソンジャンキー”の涙あり笑いありの体験記。カラーグラビアも豊富です! 「未来はいつだって変えられる、チャレンジせよ」これが著者のメッセージです!
  • 超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか
    4.1
    よく当たる占い師、奇跡の導師、スプーン曲げ、予知夢、前世……摩訶不思議な現象に惹かれる人は後を絶ちません。しかし、人間心理にひそむ陥穽を研究してきたワイズマン博士は、これら超常現象がすべてインチキであることを実験で鮮やかに示してみせます。怪しげなオカルトが看破される痛快な1冊。
  • ささやかながら信じる心があれば
    4.3
    「私が死んだら、きみが葬式で弔辞を読んでくれ」ユダヤ教のラビからの突然の依頼に、とまどうミッチ。断ることもできず、いつ来るとも知れぬその日のために取材を開始する。長い間、宗教とは距離をおいてきた彼は、「なぜ宗教を理由に人々は殺し合うのか」「神が人をつくったのなら、なぜ人は悪事を働くのか」など、ラビに日頃の疑問を投げかける。 取材が八年におよぶなか、ミッチはひとりのキリスト教の牧師と出会う。人種も宗教も異なるふたりの宗教家との交流は、かたくなだったミッチの心に新たな価値観をもたらすことに…。

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  • 子どもをいちばん大切にする学校
    -
    学校に行かなかった子ども達がいきいきと過ごす中学校。入学するのに「不登校」が条件になっている私立中学校が新しく生まれた。著者は不登校の子どもたちと向き合って30年。学校外の居場所・フリースクールを開設し、学校に行かない・行けない子どもたちの成長を支援してきました。学校に行かない子どもたちが苦しまずに、育っていける場所を一から作り活動してきた様子を描いた3年間の記録。

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  • 戦後 欧米見聞録
    -
    大正八年、西園寺講和特使に随行し、第一次世界大戦の硝煙消えやらぬ荒廃のヨーロッパを訪れて無限の感慨を抱き、平和への歓喜、「力の支配」の存在、外交と宣伝、労働問題、米国問題など、卓越した識見と率直な心情を吐露した、近衛文麿若き日の記録。
  • ワールド・ベースボール・ガールズ やりたいことを見つけた、少女たちのベースボール
    -
    硬式野球に高校生活をかける埼玉栄高校の女の子たちのノンフィクション。女子野球の全国大会、さらにはワールドカップで世界のチームと対戦する様子を熱く描く力作! 近年、新規に部を創設する高校があったり、読売ジャイアンツが関東リーグを公式サポートするなど脚光を浴びつつある女子公式野球。女の子が男のスポーツともいえる野球に魅入られた心境、そして様々に障壁にぶつかっても向かっていく向上心・・・、思わず感動し泣ける実話です。

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  • ダンス・ラブ・グランプリ 県立厚木高校ダンスドリル部全米制覇の記録
    4.3
    榮倉奈々主演で話題を呼んだ2006年放映のドラマ「ダン☆ドリ」の原作! 2004年3月、全米チアダンスコンテストでグランプリを獲得した、神奈川県立厚木高校ダンスドリル部。そのニュースは3大紙、NHK、民放各社、雑誌など広くトップニュースとして取材された。ごく普通の高校生が、栄冠を得るまでの努力と友情のドキュメンタリー。

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  • わたしは中国人に拉致された!? 両腕をつかまれて大陸縦断560キロ
    -
    言い渡された身代金は700万円。俺の命って700万円なの?  中国、韓国の工場で衣料をつくり、日本で販売する会社を営む社長。 2012年8月にその事件は起きた。 中国のある街を歩いていると屈強な男たちに両腕をつかまれ、車に押し込まれる。男たちの一人は見知った顔だ。取引先の会社の中国人社長である。「未払い分の金を用意しろ」と脅してくる。間に入った中国の会社が逃げてしまい支払が滞っている。だから親会社の社長であるお前が立て替えろというのだ。こっちだっていい迷惑だというのに。なんとか半分くらいの金額で許してもらおうとするがそうもいかず、広州から江西省までの560キロにも及ぶドライブがはじまった。 拉致のあいだ戦々恐々としながらも、犯人の男たちの赤パンツに思わず吹き出してしまったり、ホテルで出された冷たい食事にムッとしてみたり、犯人から「胃が痛いだろう、こういうときは熱いお茶がいい」と勧められたり(お前らのせいだろが!)、コミカルな命がけ珍道中を描く。 中国人、韓国人との付き合いにおいて注意しなくてはならないことや、心構えなどの実践的なアドバイスも紹介。彼らとの関係は楽しいことばかりじゃない、でも人間同士だもの、おもしろいことだってホロッとすることだってもちろんある。

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  • りっぴさんと過ごした4012日 グループホームにやってきたあるセラピー犬との交流の物語
    4.0
    ラブラドールレトリバーのセラピー犬・りっぴさんがグループホームにやってきてから天国へ旅立つまでの4012日間を描いた物語。入居者にやさしく寄り添い、その心を癒やしたり、ときにはお茶目な一面を見せて場を和ませたりと、りっぴさんの“働き”は、入居者はもちろん、スタッフたちの心も動かしていく。年をとり、体が自由に動かなくなってからも、入居者やスタッフのために懸命に働こうとするりっぴさん。最後まで命を燃やし続けたりっぴさんは、その一生を通じてどんなメッセージを伝えたかったのか。涙溢れる感動の実話。歩んできた人生も、価値観もまったく違う、決して交わることのなかった人々。一匹の犬との触れ合いの中で、互いに認め合い、それぞれの人生と向きあっていく。セラピー犬、りっぴさんが一生をかけて伝えたかったメッセージの意味を知ったとき、誰もがきっとやさしくなれる―。人と犬の切なくも温かい、涙溢れる感動の実話

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  • 悩んでも10秒 考えすぎず、まず動く! 突破型編集者の仕事術
    5.0
    シリーズ売上累計約300万部の『ダーリンは外国人』など数多くのヒット作を打ち出した松田紀子氏は、畑違いの「よそ者」ながら老舗雑誌「レタスクラブ」編集長に。低迷していた部数をV字回復させ完売号を連発、出版業界における異例の快進撃と復活劇の立役者となった。出版不況が長引く中、ヒット作を生み出し、雑誌を立て直す突破力を巻き起こした仕掛けとは。また、試行錯誤を重ねながらも仕事への熱量を失わず、松田氏がヒットメーカーであり続けられるのはなぜか。洞察力、企画力、ビジュアル構築力、チームマネジメント力……書籍や雑誌をヒットに導く「編集力」には、全業種に通じる仕事の極意が詰まっていると実感した松田氏。「スッキリ」(日本テレビ)コメンテーターとしても活躍中の敏腕編集者のビジネススキルを大公開!
  • 大審問官スターリン
    NEW
    -
    革命の父レーニンの後に現われ,人々が「全民族の父」とみなし,神とあがめたスターリン.だが,その正体は自由な芸術を検閲によって弾圧し政敵を次々と粛清する,さながら中世の異端審問官のような独裁者であった.同時代人の証言もまじえ,大テロルの裏面を暴き,独裁者の内面に文学的想像力でせまる迫真のドキュメント.

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  • 零戦(ゼロファイター)老兵の回想―南京・真珠湾から終戦まで戦い抜いた最後の生き証人
    4.0
    滞空時間8000時間、日本が世界に誇った「零戦」を駆って戦い交戦国から畏れられた歴戦のパイロット・原田要。 南京攻略、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ガダルカナル島争奪戦など、幾多の戦場をくぐり抜け、自らを「零戦老兵」と呼ぶ著者が翔け抜けた戦前、戦中、戦後が鮮やかによみがえる。 ミッドウェー海戦で、最後まで孤軍奮闘した空母「飛龍」から最後に飛び立ったのが著者だった! 生きるか死ぬかの極限の戦場で、著者は何を見、いかに行動したのか。 実際の戦場を知る著者だからこそ語り得る体験には、戦記の枠を超えて、混沌としたこの現代を力強く生き抜くためのヒントが多く隠されている。 多くの日本人、特に次代を担う若い人たちに読んで欲しい1冊! 著者略歴 原田要 元ゼロ戦戦士。大正5年8月11日長野県生まれ。昭和8年、横須賀海兵団入団。昭和12年支那事変勃発。同年第35期操縦練習生を主席で卒業し、同10月第12航空隊附で中支戦線に出動し、「パネー号」爆撃、南京攻略戦に参加。昭和16年、空母蒼龍に乗り組みハワイ真珠湾攻撃に参加。その後、激戦地を転戦。重傷を負い、内地で航空教官となり終戦。戦後、公職追放の苦難の中、農業、酪農、八百屋、牛乳販売など様々な職業を経て、昭和43年に託児所を開設。昭和47年学校法人「ひかり幼稚園」として認可され、同時に園長に就任。歴戦の元零戦パイロットとしての使命と誇りを胸に、戦争の悲惨さ、平和の大切さを各地で講演すると共に亡き戦友の慰霊を続けた。平成22年、園長を退いた後も幼稚園で子どもたちと触れ合うのが日課だった。平成28年5月、皆に惜しまれながら99歳で帰らぬ人となった。

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  • お父さんはやってない
    4.3
    冤罪に巻き込まれた夫のために、家族は何ができるのか?有罪率99.86%の日本の裁判制度と闘い、逆転無罪を勝ち取った家族の、苦悩と愛情に満ちた感動の手記。
  • 東南アジア裏の歩き方
    -
    現在、経済成長のまっただ中にある東南アジア。 ベトナムやラオスは市場開放し、急速に街が発展。カンボジアでは田舎町でも道路が整備され始めた。タイにいたっては高層ビルが立ち並び、日本で手に入るものと同じものが何でも揃ってしまう。インターネットの普及などで、人々の考え方やライフスタイルも大きく変わった。東南アジアはいま確実に変化を迎えているのだ。 だが、そうはいってもやはり東南アジアである。 どれほど街や文化が洗練されようとも、マイウェイを行く者はマイウェイを進み続けるのだ。 少数民族美女が踊るタイ・チェンマイ、怪しい雰囲気満点のタイ・ウドンタニー、外国人旅行者を虜にするラオス・バンビエンのハッピーメニュー、ベトナム・ホーチミンでのホンダガールとの死闘、カンボジア・ポイペトのカジノで一攫千金……。 『バンコク 裏の歩き方』の著者が、タイ、ラオス、ベトナム、カンボジアの4ヶ国に潜入。各国の最新夜遊び事情から衝撃の珍スポット、B級グルメまで、東南アジアの怪しすぎるポイントに体当たり取材を敢行!東南アジア旅行に必携の一冊!
  • 海洋生命5億年史 サメ帝国の逆襲
    4.3
    <100点以上のフルカラーイラストを掲載> 海の生命の物語は陸上よりも奥深くダイナミックだ! サメの仲間は陸上で恐竜が誕生するずっと前から海洋世界に君臨し、恐竜絶滅後も生き残ってきました。 8割以上の生物が死に絶えた2億5000万年前、史上最悪の大量絶滅事件。 そして恐竜を滅ぼした6600万年前の小惑星衝突。 なぜサメたちは幾度の危機を乗り越え、 4億年以上にわたり“帝国”を築き上げることができたのでしょうか? 本書は海洋生命をめぐる興亡史を徹底的に解説します。 【目次】 ◎第1章 壮大なる“序章” 「アノマロカリス」から「ウミサソリ」へ ◎第2章 剛と軟。主導権を握るのは? 「甲冑魚」vs「初期のサメ」 ◎第3章 最強と最恐。海洋覇権をめぐる決戦 「サメ類の絶対王者」vs「モササウルス類」 ◎第4章 新勢力は“海の王”となるか 「クジラ」vs「メガロドン」
  • 六〇年安保 センチメンタル・ジャーニー
    4.5
    かつて保守派の論客としてマスコミを賑わせた西部邁氏が、今年1月、78歳で自死した。 その言論活動の原点は、日米安保条約に反対する武力闘争「六〇年安保」。 本書は、1986(昭和61)年に著者がはじめて当時の闘争を振り返ったもので、共に戦った盟友たちの内面の葛藤にまで踏み込み、あの闘争とは何だったのかを問い直す。そこには崇高な思想よりも若者としての焦燥感、虚無感などが色濃く現れざるを得ない。「空虚な祭典」の中にいた「哀しき勇者たち」を、著者は時に愛をもって、時に突き放して語っていく。 【目次】 序章 空虚な祭典―-安保闘争 ブント 私 第一章 哀しき勇者――唐牛健太郎 第二章 優しい破壊者――篠田邦雄 第三章 純な「裏切者」――東原吉伸 第四章 苦悩せる理想家――島成郎 第五章 善良なる策略家――森田実 第六章 寡黙な煽動家――長崎浩 終章 充実への幻想――思い出の人々 あとがき 解説 保阪正康
  • さくら道
    5.0
    【横峯さくら、32歳。ありのままに綴る!】 「結婚したら引退する」と決めていた。ところが、約4年前に結婚したのに、今もプロゴルファーを続けている自分がいる。 2015年から米ツアーに参戦して4年目。32歳の横峯さくらが考える ゴルフと幸せのあり方とは。夫との出会いから、米ツアー参戦の苦労、キャンピングカーでツアー転戦、人生初のスランプ、ゴルフと幸せが繋がった瞬間など、試行錯誤の日々を率直に、ありのままに綴った初の自叙伝。 ///////////////////////////////////////////////////////////////////// 「結婚したら引退する」と決めていた。 昔から「お母さん」になることが夢だったし、プライベートと仕事の両立は無理だと思っていたから。 ところが、約4年前に結婚したのに、今もプロゴルファーを続けている。 しかも、海外嫌いだった私が、主戦場を米国女子ツアーに移したなんて、まさかの展開に自分自身が一番驚いている。人生の転機は、主人の森川陽太郎に出会ったこと。米ツアーの選手のライフスタイルを知ったことも、仕事を楽しめるきっかけとなった。今は自然体で仕事とプライベートを両立している。そう、ほんの数年前までは「ゴルフが幸せに繋がる」と思ってもみなかった。 横峯さくら(本書プロローグより) /////////////////////////////////////////////////////////////////////
  • 全部やれ。 日本テレビ えげつない勝ち方
    4.3
    ◎なぜ日本テレビは勝ち続けるのか?◎ 「1994年‐2003年、2011年‐2017年、視聴率トップ。 すべてはフジテレビを逆転した94年に始まった。」 1994年、日本テレビがフジテレビを逆転した――。 フジはそれまで12年間に渡り、年間視聴率三冠王者に君臨し続けてきた絶対王者だ。 対する日本テレビは1980年代に入り、在京キー局の中で三位が定位置になり、 ひどい時は最下位がすぐ背中に迫ることも。 テレビ草創期に黄金時代を築いた日テレは苦汁をなめ続けていた。 そんななか、30代を中心とした新世代の作り手たちが原動力となり「逆襲」が始まる。 “失敗”を重ねてきたテレビ屋たちは、いかにして絶対王者を破ったのか。 『投稿!特ホウ王国』『電波少年』『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』『THE夜もヒッパレ』『マジカル頭脳パワー!』『恋のから騒ぎ』など伝説的なバラエティ番組はいかに作り上げられたのか。 当時のクリエイターたちの証言からその奮闘の軌跡を追い、 今やテレビ界を支える日本テレビ「最強バラエティのDNA」に迫る。
  • 「本を売る」という仕事
    4.0
    次々閉店していく街の本屋の中で生き残っている書店は何をしているのか――書店現場の知恵と情熱を追う! 全国100書店を徹底取材して見えてきた「これからの本屋のかたち」とは!? 〈街の本屋は次々と消えている。読書環境を保証する街のインフラともいえる存在が失われつつあるという事態には、危機感を抱かざるを得ない。私のように本屋に行きたい子らはいまもいるはずだ。では、どうすればいいのか。 だからこそ、街の書店に焦点をあて、なぜ書店経営が困難になったのかその理由を追いつつ、そんななか創意工夫をこらして地域の人々とともに歩む書店を紹介したいと思った。また、困難ななかあえて書店業に参入した人々に光をあてたいとも思った。それが本書の“旅”の目的だった。〉「あとがき」より 第1章 しぼむ街の本屋 第2章 地域と書店 第3章 街の本屋の挑戦 第4章 新しい本屋のかたち 第5章 震災を超えて エピローグ 山陰で出版人を育てる「本の学校」
  • 東芝 原子力敗戦
    4.0
    身も心も会社にささげる「サラリーマン全体主義」が企業を滅ぼす。 「東芝原子力事業の暴走と、それを糊塗するためにほぼ全事業部で行われた粉飾には、何千人もの東芝社員が関わった。(中略)まさに「滅私奉公」「全社一丸」だ。 そのやり方では、もはやグローバル競争に勝てないことを、我々は知っている」(エピローグより) 社内で経営陣が交わした粉飾メールをはじめ、数々の内部資料をもとに東芝を追及してきたジャーナリストによる決定版。 ●目次● 第1章 原子力ルネサンス 「テレビやスマホの代わりに原発を輸出すればいい」という経産省の思惑。それに乗った東芝・西田厚聰社長には経団連会長への野心があった。 第2章 東日本大震災 次々と水素爆発を起こす福島第一原発。メーカーとして最大の危機を迎えてなお「原発輸出」にまい進する佐々木則夫社長を支えた一人の男。 第3章 粉飾決算(2013年~2014年) 買収した米原発機器大手・ウエスチングハウスの減損を隠すため、巨額の粉飾に走る幹部。社内を飛び交うメールからは粉飾指南役の陰も。 第4章 破滅への道程(2015年~2017年) 第二の減損発覚で追い詰められた東芝。優良事業の売却を繰り返し、残るのは原発事業のみ。倒産の危機に。 第5章 原発ビジネスの終焉(1956年~2017年) 「国策」への協力を決断したかつての東芝社長、土光敏夫と現経営陣の違いは何か。 第6章 東芝が消える日(2017年~) 原子力業界には東電を頂点とするヒエラルキーがあり、東電は「東電の正妻」と言われていた。東芝の命運を握る東京電力で、いま何が起こっているのか。
  • スポーツビジネスの教科書 常識の超え方 35歳球団社長の経営メソッド
    4.2
    【ベイスターズを5年で再生させた 史上最年少球団社長が明かすマネジメントの極意】 本書の著者・池田純氏が史上最年少・35歳でベイスターズの球団社長に就任したのが2011年。当時、球団は24億もの赤字を出していた。スポーツビジネスではまったくの素人だった著者だが、「やれば、できる」と様々な改革に挑んだ。 チケットの販売方法からオリジナルグッズの制作、スタジアムとのかかわり、選手への年俸査定の方法など、トライ&エラーを繰り返しながら、2016年には5億もの黒字経営への転換に成功、チームはクライマックスシリーズに初出場を果たした。 経営から見たスポーツについて、体系的に書かれた、これまでにないスポーツビジネスの教科書!
  • 「副作用のない抗がん剤」の誕生 がん治療革命
    -
    「人類の健康維持に立ちはだかる癌との闘いに光明を示した一科学者の独創的な戦略と優れた戦術の展開に引き込まれる。そしてこの成功物語は科学の読み物としても優れており、頭の体操にもなった」――大村智氏(2015年ノーベル生理学・医学賞受賞、北里大学特別栄誉教授) 「全身転移のがん患者が治った。奇跡の抗がん剤は、忘れられていた薬である。その秘密は意外にも、薬の運び屋『トロイの木馬』であった。ノーベル賞候補と目される独創的な医学者、前田浩の執念が実った」――黒木登志夫氏(東京大学名誉教授) 末期がん患者がなぜ「完全寛解」と宣告されるまでに回復したのか? 「副作用のない抗がん剤」誕生の軌跡と、治療を受けた患者の証言。 【おもな目次】 第1章 奇跡 いきなり「全身がん」で余命三カ月/奇跡的な「完全寛解」/畑仕事に精を出す末期がん患者/がんが縮小しないのに元気なのはなぜか? など 第2章 抗がん剤の限界 人類は「対がん戦争」に敗北した/化学療法の父シドニー・ファーバーとの出会い/世界初のタンパク質抗がん剤 など 第3章 魔法の弾丸 「魔法の弾丸」の理論/余命三カ月の女性に起こった奇跡/市場に出回ってわずか九年間で販売中止 など 第4章 副作用のない抗がん剤 患者第一号レポート/何度も抗がん剤に苦しんだ挙句に余命三カ月/「あっ、歩いてトイレに!」 など 第5章 体の中のエイリアン がん化のメカニズムは複雑怪奇/高齢者にがんが多い理由/がんは活性酸素が原因 など 第6章 予期せぬ生 快適な死 余命二カ月の前立腺がんから生還/がんになってから一度も仕事を休まなかった/併用療法で胃がんと肺転移が消えた/肺が真っ白なのに苦しくない など 第7章 カオスの世界 なぜ複雑系なのか/今もよくわからない転移の謎/がんと生命の不思議/P-THPに次ぐ革新的治療法の開発 など 附録1 がんを予防する食事 附録2 ある臨床心理学者の証言
  • マドモアゼルSの恋文
    -
    パリの古いアパルトマンの地下室で、厳重に隠された手紙の束が発見される。 それらはすべてシモーヌという一人の女性が、愛人にあてて書いたものだった。 1928年から1930年のパリで書かれた200通におよぶ手紙。 2人の逢瀬について赤裸々に記された手紙は、関係の変化に従い徐々に過激さを増していき、そして…… 「逢瀬のたび、互いの異常性に惹かれ合う。 セックスのたび、どんどん離れられなくなる」 「いずれは一人になる時がくるのに、 なぜこれほど尽くしてしまったのでしょう?」
  • 赤塚不二夫生誕80年企画 バカ田大学講義録なのだ!
    3.7
    『天才バカボン』『おそ松くん』などのギャグ漫画で知られる赤塚不二夫。その生誕80年を記念して、バカボンのパパの母校である「バカ田大学」の講義を、なんと東京大学で開講! 美術家、ミュージシャン、学者、作家、演出家、本物の東大教授などなど、豪華12組の講師による「赤塚不二夫スピリット」がビンビン伝わる熱い講義を一冊に。 読んでリッパなバカになるのだ! シェー! 講義内容 泉麻人「シェーとは何か?」/みうらじゅん「人生論」/久住昌之「旅はよそ見と道草でいいのだ」/会田誠「僕のバカアート」/鴻上尚史「コミュニケイションの達人になれるといいのだ」/坂田明「役立たずの在り方とミジンコについて」/茂木健一郎「創造性のバカちから~天才の方程式」/三上寛×宇川直宏「飢えた子供の前でコニャニャチハは有効か?」 養老孟司「バカと天才の壁」/喰始「バカの力!」/浅葉克己「デザインを血肉化する」/河口洋一郎×原島博「漫画とデジタルコンテンツ」/赤塚りえ子「おわりに~『リッパなバカ』になるために」
  • 1985 猛虎がひとつになった年 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス))
    4.2
    1985年に日本一となった阪神タイガース、このシーズンの対巨人戦、甲子園でのバックスクリーン3連発はいまや伝説となっている。あれから30年、本書では吉田元監督をはじめコーチ、主力選手はもちろんのこと、グラウンドキーパーやウグイス嬢に至るまで数多くの関係者に取材し、球団史上初の日本一がどのように成し遂げられたかを明らかにしている。
  • 上海36人圧死事件はなぜ起きたのか
    5.0
    2014年12月31日夜11時すぎ――。上海の恒例行事となっていた新年のカウントダウン映像ショーを観るため、観光名所である外灘(バンド)大勢の人々が集まっていた。そこで、36人が死亡、42人が負傷する、群衆の転倒事故が発生した。大惨事となった直接的な原因として、警備や告知の不備などが指摘され、一見、日本で起きた明石花火大会歩道橋事故と似た事件と見られがちだ。しかし、子細に検証していくと、なぜか犠牲者の出身地につじて箝口令が敷かれるなど、幾つもの謎が浮上してくるのだ。当局はいったい何を隠そうとしているのか。読売新聞編集員の著者が、習近平政権の暗部を抉り出す――。
  • ペテン師と天才 佐村河内事件の全貌
    4.0
    稀代のペテン師・佐村河内守の虚飾の真相! 18年間、ゴーストライターを務めた新垣隆の懺悔告白によって暴かれた、何重にも嘘に塗り固められた佐村河内守の虚飾の姿。二人の共犯関係はなぜ成立し、誰もが騙され続けたのか――。テレビ、新聞、出版、音楽業界……。あらゆるメディアを巻き込んで繰り広げられた壮大なペテンの真相に迫った渾身のノンフィクション。週刊文春が告発した佐村河内守のゴーストライター事件の全貌。第45回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)受賞。
  • 長嶋茂雄 最後の日。1974.10.14
    4.4
    昭和49年10月14日、「我が巨人軍は永久に不滅です」の名セリフとともに現役引退したミスタープロ野球・長嶋茂雄。伝説となったあのフレーズはどのように生まれたのか、長嶋本人は何を考えていたのか。本人を含め、当時の関係者に徹底的に取材、「長嶋茂雄引退の日」の真実がいま明かされる。
  • おでん学!
    NEW
    3.0
    紀文食品広報室のおでん研究班は、30年にわたる「家庭の鍋料理調査」や全国各地でのフィールドワークを続けてきました。 独自の調査データ×地理×民俗学の視点で全国のおでんを読み解くと、おでんに映る日本人の暮らしが浮かび上がります。 ◇東日本では昆布を食べるが、西日本では出汁だけに使うことが多い。 ◇おでんの煮込み時間は、東日本と比べて西日本のほうが20分以上長い。 ◇東京の「すじ」と大阪の「すじ」はまったく別の食べ物――。 本書は他にも、おでんクイズやおでんの日本史、プロに学ぶおでん作りのコツ、 おでん種もの図鑑などを収録し、さまざまな角度からおでんの魅力に迫る一冊です。 江戸時代の田楽にはじまり、屋台、家庭、そしてコンビニまで。 「おでん」という一つの鍋の中に、日本の食文化と時代が煮込まれている――。 読めば、おでんが食べたくなる!そして普段何気なく食べていたおでんが違って見える!  そんな発見に満ちた一冊です。 ■目次■ はじめに 究極のおでんを探して 第1章 おでんクイズ―数字で見るおでん学 人気具材・調理時間・咀嚼回数…数字から見える意外なおでんの姿とは。 第2章 おでんの日本史―室町の田楽から現代のコンビニまで おでんの語源「田楽」から、屋台のおでん、家庭料理としての広がり、コンビニおでんまで続く600年の歴史。 第3章 日本列島おでんマップ―こんなに違う! 全国おでんを巡る旅 昆布は食べる? 食べない? 種ものや味付けに表れる地域ごとの文化の違い。 第4章 プロ直伝! 家庭で作る究極のおでん だしと種もの、火加減、よくある失敗…プロが教える東西2種のおでんレシピ。 付録 おでん種もの図鑑 定番からご当地まで、フルカラーで掲載。知らない食材がたくさんあるかも!? コラム おでんと文学 文学作品に描かれてきた「おでん」の姿。
  • 「春秋」うちあけ話【改訂新版】
    -
    やわらかな語り口、しみじみとした読後感、そこに耳かき一杯の毒――それこそが新聞コラムの理想。批評精神が命でテーマも森羅万象にわたるが、大上段に振りかぶらず、説くのではなく語る。筆者が執筆してきたコラムを引きながら、わかりやすい物語があふれるSNS全盛の時代になっても、日経新聞で100年続く「春秋」にこめた想いを綴る。 【目次】 SNSの嵐の中で--改訂新版のためのはしがき 第1章 新聞1面コラムって何? 第2章 コラム書きのある一日 第3章 コラム書きのコラム解剖 第4章 コラムの中の作家たち 第5章 ネット社会のコラム 第6章 コラム書きの文章作法 改訂新版のためのあとがき
  • オードリー・タンの母が語る「自主学習のすすめ」
    4.0
    台湾の前デジタル大臣オードリー・タン、弟の唐宗浩には不登校の過去がある。母親として二人を支えた経験から、学びの内容を子ども自身が決める「自主学習」を行う《種の親子実験小学校》を創立し、台湾のオルタナティブ教育の先駆者となったのが、本書の著者・李雅卿だ。本書は李と同校元校長の朱佳仁、同校卒業生で自主学習実践者の唐宗浩の三名で記した自主学習の指南書で、不登校に悩む子どもたち、保護者、教育者に向けて、わかりやすく、かつ実践的なノウハウと温かな励ましのメッセージがふんだんに盛り込まれた一冊。
  • 暮らしのおへそ Vol.40
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『暮らしのおへそ』は創刊20周年を迎えました! その人だけがもつ習慣、その人の根っこをつくるもの。それを「おへそ」と名づけました。 作家、料理家、美容師、主婦の方まで、さまざまな方々の生き方、暮らし方を紹介します。 創刊20周年を記念して、素敵な方々の20のおへそ(=習慣)をご紹介します。 【登場する方々】 作家 小川糸さん/商品開発コーディネーター、中小企業診断士 重松久恵さん/ フリーランスディレクター 石岡真実さん/「ポスパム」代表 尾石晴さん/医師 稲葉俊郎さん/ 料理人、「イートリップ」主宰 野村友里さん/文筆家 麻生要一郎さん/ 「手づくり服のコロモ」主宰 信田良枝さん/哲学者、作家 永井玲衣さん/ 美容師 坂井康城さん、舞子さん/「ベイラー/サン」主宰 岩尾慎一さん、洋子さん/ 菓子工房ルスルス主宰 新田あゆ子さん、まゆ子さん
  • 裁判所は究極の愛憎劇場! 恋愛saiban傍聴記
    4.0
    本書は10年間裁判の傍聴を続けてきた、ギャルライターの吉田奈美さんが見聞きした、裁判中に起きた恋愛沙汰をまとめたもの。情状酌量のために証言台からプロポーズをする強姦魔の恋人、法廷で10分間にわたりラブレター朗読の刑を受けたストーカー、ぽっちゃり女性への並々ならぬ愛情のために出会い系サイトで売春斡旋をしてしまった男など、新聞・テレビでは知ることがない究極の人間模様が赤裸々に描かれています。 ※本書は主婦の友社より配信しておりました『裁判所は究極の愛憎劇場! 恋愛saiban傍聴記』の再販売となり、過去販売分から内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。

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  • 舞い降りた大統領
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1992年1月7日、アメリカの現役大統領ジョージ・H・W・ブッシュが突如、奈良県橿原市に降り立った。その目的は、なんとトイザらスの開店式典。冷戦終結直後、ソ連崩壊からわずか10日後の訪問に、著者は違和感を抱く。やがてその小さな違和感は、時代背景や世界情勢と結びつき、驚くべき“象意”へと姿を変える――。世界と日本の政治経済を交差させながら、歴史の裂け目に浮かび上がる隠れた意味を探る、一人の市民による静かな「妄想」の記録。
  • 昭和の消えた仕事物語
    3.0
    効率や合理性が重視され、あらゆる場でシステム化が加速する現代。一方、昭和の時代を支えた昔ながらの商い、手仕事や職人たちが、姿を消していった。 炭焼き、三助、チャンバラ劇団、行商、紙芝居屋……変化とともに、人間同士の関わりやぬくもりが失なわれていないだろうか。 約120の職に就き昭和を生き抜いた放浪詩人高木護の生涯を軸に、消えゆく仕事と携わる人々の姿、今なお現場を守り続ける職人の思いとドラマを描き出す。
  • 日本人にとって皇室とは何か
    5.0
    【内容紹介】 なぜ今、「愛子天皇」が求められているのか? なぜ今、皇室継承は男系男子に限られるのか? そしてなぜ今、皇室継承は危機に陥ってしまったのか? 皇室史と宗教史を知悉する宗教学者が、 喫緊の課題を整理し、天皇制の未来を問う。 日本の将来のあり方をラストの一文に込めた必読の書! 「日本の国は、これから皇室をどのようにしていこうと考えているのだろうか。それは、日本の伝統とも深くかかわる重要な事柄なのである。現在、皇室をめぐってさまざまな問題が起きている。とくに皇族の数の減少は深刻で、将来において皇位継承がつつがなく行われるかどうかについて、大きな不安が生まれている。本書では、近年における皇室をめぐるさまざまな話題を取り上げつつ、そうした事柄が生じてきた背景を明らかにすることをめざした。そのなかでは、女性皇族のことが極めて重要な事柄として浮上してくるはずである」――〈はじめに〉より 【著者紹介】 [著]島田 裕巳(しまだ・ひろみ) 1953年、東京都生まれ。宗教学者、作家。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業、東京大学大学院人文科学研究課博士課程修了(宗教学専攻)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、東京女子大学非常勤講師を歴任。主な著書に『創価学会』(新潮新書)、『日本の10大新宗教』『葬式は、要らない』『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』(以上、幻冬舎新書)、『教養としての世界宗教史』(宝島社)、『天皇と憲法 皇室典範をどう変えるか』『新宗教 戦後政争史』(以上、朝日新書)、『日本人の信仰』『なぜキリスト教は世界を席巻できたのか』(以上、扶桑社新書)などがある。 【目次抜粋】 はじめに~女性皇族がクローズアップされた決定的な出来事 第1章 わきあがる「愛子天皇待望論」 第2章 皇嗣・秋篠宮の悲哀 第3章 悠仁親王と愛子内親王それぞれの選択 第4章 皇位は本当に男系で継承されてきたのか 第5章 天皇家に生まれた女性の栄光と悲劇 第6章 国連の勧告と皇室典範の改正 第7章 女性天皇たちの時代があった 第8章 血脈によらない皇位継承 第9章 皇室ニュースターの華やかなオーラル 第10章 なぜ皇室は危機にあるのか 第11章 象徴天皇制の未来
  • 吹部ノート- 12分間の青春 -
    3.0
    全国の中学高校の吹奏楽部員、OBを中心に“泣ける"と圧倒的な支持を集める『吹部ノート』。 目指すは「吹奏楽の甲子園」。厳しい練習に励む日々の中で、書き綴るノートやメモ、手紙、寄せ書き……それらの「言葉」をキーに紡がれた、吹奏楽コンクールに青春をかける部員たちのリアルストーリー。ひたむきな高校生の成長を追いかける。 吹奏楽だけでなく、部活で大会を目指している人、かつて部活に夢中になっていた人、いまなにかを頑張っている人に読んで欲しい。 感涙必至! 【購入者特典コンテンツ】 本書に登場する高校や、吹奏楽コンクール常連校・強豪校の部活での日常風景、練習方法、定期演奏会の様子などを特設Webサイトにて配信します。(購入者特典コンテンツへのアクセス方法は本書にてご確認いただけます。) 【目次】 プロローグ また新たなノートが開かれる 01 先輩たちでも成し得なかった目標へ、課題曲と向き合う 幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部(千葉県) 02 サポートへ回る覚悟を決めた先生との約束 旭川明成高等学校吹奏楽部(北海道) 03  「吹奏楽の甲子園」二度とはできない奇跡の演奏 近畿大学附属高等学校吹奏楽部(大阪府) 04 信頼できる仲間や先生がいつもそばにいてくれた 岡山学芸館高等学校吹奏楽部(岡山県) 05 負け続けた3年間、勝つことで答えを見つけたい 八王子学園八王子高等学校吹奏楽部(東京都) 06 敗退の悔しさを受け止めて、挫折から立ち上がる 東海大学菅生高等学校吹奏楽部(東京都) エピローグ ノートは閉じられ、また次の物語が始まる
  • くらべて、けみして 校閲部の九重さん2
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 校閲部の丹沢が受け取った、社外校正者からの一通の手紙。小説のゲラを読み、LGBTQの観点から表現を改めるべきではという鋭い指摘が――。ゲラの向こうにいる編集者、そして物語を書いた作家を相手に校閲者はどこまでできるのか!? ときに変態的執念で文字を追い、ときに作品世界の深部に迫る校閲者たちの物語!!  ※このコンテンツは固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 暮らしのおへそ Vol.39
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スペシャルインタビュー|俳優 吉田羊さんが最近手に入れたのは「ちゃんと休むおへそ」でした 第1章|もうひとつのおへそ 菓子研究家 高吉洋江さん 主婦 川阪果奈さん 「東カワウソ」店主 萬田康文さん 医療記者 岩永直子さん 第2章|朝ご飯のおへそ 料理家 たかはしよしこさん ジュエリーデザイナー 星芽生さん 器作家 イイホシユミコさん 第3章|道具から始まるおへそ 「OURHOME」主宰 Emiさん スタイリスト 内田彩仍さん 文筆家、料理研究家 ツレヅレハナコさん ◎バッグの中身 ◎みんなの朝ご飯 ◎ちいさなおへそ1 ロビン アソ ◎ちいさなおへそ2 福井/リニュー 期間限定「暮らしのおへそ」オンラインストア開催! 〈告知〉おしゃれとおへそのお買い物展 in 大丸札幌店
  • マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆漢字の熟語も同音異義語がたくさん 254項目の漢字二字熟語を収録 「哀感」と「哀歓」、「改訂」と「改定」、「解答」と「回答」など、漢字の熟語には、同音異義語がたくさんあります。 他にも、「精巧・精工」「観賞・鑑賞」「感心 ・関心・歓心・寒心」「機械・器械」「気管・器官」「既成 ・既製」「脅威・驚異」「競走・競争」など、使い方に困る漢字熟語が数多くあります。 ◆漢字熟語を使い分けられますか? 作文でも企画書でも、単漢字同様に、漢字の熟語も変換の際に悩んだり、間違えて使ってしまうことがよくあります。改めて問われてみると、正しく使えるかどうか、自信のない人が多いことでしょう。用例と適切な解説で理解促進。 ◆マンガで楽しく漢字を覚え、表現の幅を広げる そこで、漢字熟語の使い方をマンガで表現して、ひと目で理解し、忘れにくいようにします。漢字熟語の違いを知って使いこなせるようになると、漢字が楽しくなり、表現の幅が広がります。記憶の定着にもつながります。 ◆人気サイトが1冊に 月間300万PVで検索される「二字熟語の百科事典」の作者が、漢字熟語を厳選、解説。わかりやすくコンパクトにまとまりました。
  • EGG HOUSE
    -
    YouTube「eggちゃんねる」発 リアル恋愛バラエティが待望のノベライズ化!! 恋に落ちるまでの時間は4日間・・・ 映像では描ききれなかった心の揺らぎ・・・新たに描かれ加えられた驚愕の結末! ”ノベライズ”だからこそ可能な特別なストーリー展開でつづる純愛物語・・!? Z世代に向け新たな切り口で【egg】が小説になります!!
  • 完全永久保存版  2024パリオリンピック 日本男子バレーボール代表「10日間の激闘」全記録  「誇り高き笑顔と涙」BEST SHOT in Paris!
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 男子バレーボール日本代表のパリ五輪での戦いに密着。 選手たちの肉声とともに、メダル獲得を目指して戦い抜いた、10日間の激闘を振り返る。 全選手を取り上げた選手名鑑付き。 目次 第一章  日本を熱くした全選手名鑑 第二章  フルセットまでもつれたドイツ戦 第三章  待望の初勝利を挙げたアルゼンチン戦 第四章  決勝トーナメント進出を決めたアメリカ戦 第五章  特別インタビュー・元日本代表主将 山村宏太 第六章  大会期間中に見せた日本代表選手の素顔 第七章  日本代表を苦しめた各国のライバルたち 第八章  強豪を最後まで追いつめた激闘・イタリア戦 第九章  特別インタビュー・’21年東京五輪日本代表 清水邦広 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 暮らしのおへそ Vol.38
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 巻頭には、エッセイストの内田也哉子さんが登場。 母は女優の樹木希林さん、父はロックンローラーの内田裕也さん。 「環境が変わることが当たりまえ」で先が読めない日常を受け止めるために編み出したのが 「いつもコレでなくてもいいんだよ」と定義すること。そんな内田さんのスペシャルインタビュー。 1章「きれいのおへそ」では美にまつわるさまざまなアイディアやアイテムを紹介。 ヘアメイクアップアーティスト草場妙子さんが登場。フラワースタイリスト平井かずみさんと 「きれい」についての対談を収録。 イラストレーター・平澤まりこさん、モデル・山葉子さん、料理家・野口真紀さんが実践している きれいになるための習慣が登場。 2章「立ち直るおへそ」では、文筆家・太平一枝さん、「算命学」鑑定士・東京ケイ子さん、 フォトグラファー・砂原文さん、精神科医・星野概念さんなど、 各界で活躍する方々の「立ち直り方」をたっぷりと。 3章「クロゼットのおへそ」では、コンマリこと近藤麻理恵さんが登場。 クロゼットが片づく極意を語ってくださいました。 そのほかフォロワー12万超の人気スタイリスト小山田早織さん、 逗子に居を構えた「イーオクト」代表の高橋百合子さんのクロゼットを大公開。 今号からおへそオンラインと連動したお買い物ページがスタート。 「暮らしのおへそ」でしか取り扱っていない、とっておきの暮らしの道具や別注ワンピースなど、 明日が変わるお買い物が楽しめるページも。
  • NHK「100分de名著」ブックス アレクシエーヴィチ 戦争は女の顔をしていない 人びとの声を紡ぐ
    4.0
    戦争を「事実」ではなく「感情」で描いた証言文学の金字塔 プロパガンダに煽られ、前線で銃を抱えながら、震え、恋をし、歌う乙女たち。戦後もなおトラウマや差別に苦しめられつつ、自らの体験を語るソ連従軍女性たちの証言は、凄惨だが、圧倒的な身体性を伴って生を希求する。そうした声に寄り添い「生きている文学」として昇華させた本作をはじめ、アレクシエーヴィチの一連の作品は「現代の苦しみと勇気に捧げられた記念碑」と高く評価され、ノンフィクション作家として初のノーベル文学賞を受賞した。原発事故、差別や自由、民主主義等、現代世界への問いを提起し続けるアレクシエーヴィチの文学的価値を親交の深い著者が語る。特別章ではロシアのウクライナ侵攻以降の状況も解説し、読書案内も収載。 【内容】 はじめに――人びとの声を紡ぐ 第1章 証言文学という「かたち」 第2章 ジェンダーと戦争 第3章 時代に翻弄された人びと 第4章 「感情の歴史」を描く ブックス特別章 逆走する歴史 読書案内
  • 5億円横領された社長のぶっちゃけ話
    -
    ワイドショーを騒がせた“あの事件"の真相 なぜ、「ミッキーハウス事件」の被害者は逮捕されたのか? 「裸一貫でのし上がった男の、挫折から学んだ“生き様"が伝わってくる」 鈴木宗男氏、推薦! 栄緑は、私からカネだけではなく 取材や裁判にかかる時間、そして社会的信用も奪い、 今もヘラヘラ笑いながら規則のゆるいPFI刑務所で過ごしている。 経理という仕事を軽んじたせいで横領のきっかけをつくってしまったことは 私の不徳のいたすところであるが、これらをすべて公表することで 中小企業の経営者など多くの方の参考にしていただきたいと思う。(「おわりに」より) 「主文。被告人を懲役四年六月に処する」 裁判官がこう言い渡すと、「あの女」は髪に手をやり、ペロリと舌を出した。 「ヘヘッ、やってもた……」そんな声が聞こえてきそうだった。 傍聴していた私はあきれ果て、怒る気力もなかった。 「あの女」は、複数の愛人たちのために四千五百万円をかけて家まで建てている。 最も話題になった「ミッキーハウス」である。 ミッキーマウスで埋めつくされた四千五百万円ほどのその家は、 「ミッキーハウス」としてメディアで「キモい」などと叩かれたことから、 この横領事件は「ミッキーハウス事件」として知られるようになった。 私の事件を「反面教師」に、再発防止の一助にしていただければ幸いである。(「はじめに」より) 20年近くにわたって、高級ブランド品の爆買い、鮨やステーキの爆食、自宅のリフォーム工事に会社のカネを使い込み、挙げ句の果てには愛人との逢瀬のためにミッキーマウスで埋めつくされた「ミッキーハウス」を4500万円かけて建設した栄緑。その総額は5億円以上に及ぶ。裸一貫でのし上がった立志伝中の経営者は、なぜ罠にはめられたのか。ワイドショーを騒がせた“あの事件"の真相、そして事件後の「脱税逮捕」の真相を、当時の社長が赤裸々に語る。 【目次】 第一章 発覚 第二章 起訴 第三章 裁判 第四章 奈落 第五章 逮捕 第六章 教訓

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  • 山口組ぶっちゃけ話 私が出会った侠客たち
    -
    「血が沸き立つ面白さ! 本物の侠(オトコ)たちが放つ浪曼の残照!」 ―作家・山平重樹氏推薦! 「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系) 「バイキング」(フジテレビ系) 「新・情報7DAYS ニュースキャスター」(TBSテレビ系) 「ダラケ! お金を払ってでも見たいクイズ」(BSスカパー!) …など続々出演、話題沸騰! 古川雅章・恵一、許永中、竹中正、そして竹中正久―― 初めて明かされる侠客&アウトローたちの真実 竹中正久四代目をはじめ、竹中正相談役、平尾光(ひろし)、笹部静男、大西康雄、 宮前篤といった竹中組の面々、古川雅章初代や入江秀雄……。 それぞれの出会いから学ばせてもらったものが、いまの私につながっている。 やくざは侠客を目指すべきで、暴力団になるべきではない。 そのことを私は許永中から教わった。 「“ヤクザ"“侠"というのは自身の生き様、自身の信条というものであり、 決して看板や職業ではない」 この言葉は私の人生観を変えてしまうほど衝撃的であった。(「おわりに」より) 【目次】 序章 古川恵一銃殺事件の真相 第1章 古川雅章に殉じた侠(オトコ)たち 第2章 許永中からの九通の手紙 第3章 竹中組の五兄弟と私 第4章 山口組と竹中組三羽烏 第5章 山一抗争に命を張ったヒットマン 第6章 竹中正久四代目の死にざま

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  • 信じる者は、ダマされる。 元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口
    -
    ベストセラー『ついていったら、こうなった』著者が、 「モーニングショー」(テレビ朝日系) 「情報ライブ ミヤネ屋」(ytv系) などで「元信者」をカミングアウトし、大反響! 組織で動く、正体・目的を隠す、権威を利用する、 恐怖心を植えつける、繰り返しダマす…etc. すべての詐欺の手口は、「旧統一教会」で見てきた! ……そして、〈彼ら〉の被害を受けないためのヒントとは? これが、「旧統一教会」も駆使したダマシの禁断テクニックだ! ●私が統一教会に入信した経緯 ●一般人が信者になるまでの巧妙な「教化プログラム」 ●アイスクリームひとつ自由に買えない「出家生活」 ●「合同結婚式」への参加に必要な過酷なノルマ ●旧統一教会の布教ノウハウは「振り込め詐欺」に類似 ●「名称変更」をして悪評から逃れ続ける ●なぜ、政治家は「関係を断ちます」と明言できないのか ●平気でウソをつく教団の体質を表す「偽装脱会」 ●一度ダマされた被害者が何度もダマされるカラクリ ●旧統一教会の「マインドコントロール」を解く4つの方法 旧統一教会とは、どんなところで、どのような活動をしているのでしょうか。 「なぜ、入信してしまうのか」 「なぜ、多くの人がダマされてお金を巻き上げられてしまったのか」 については、よくわからない思いを抱いている方も多いかと思います。 じつは、私は1987年に旧統一教会に入信し、 1996年に脱会するまでの長い期間、教団の信者として活動をしてきました。 自分にしかできないことは何かを考えたときに、 そのなかで行われていた人とお金集めのダマシのテクニックを、 これまでの数々の取材経験から自分なりの目線で分析し、 多くの人に身を守ってもらうことではないかと考えました。(「はじめに」より)

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  • 福田和也の「文章教室」
    5.0
    ●小説新人賞に応募したい。●面白い論文を書きたい。●ブログをブラッシュアップしたい。――「情報の羅列」を「読ませる文章」に磨くテクニック。これぞ福田流文章術の「極意」! <本書の主な内容> 1.読む力――書くために読む!  『電車男』  『ニート』絲山秋子  『神の子どもたちはみな踊る』村上春樹  『くっすん大黒』町田康  『蹴りたい背中』綿矢りさ  『火車』宮部みゆき  『蛇を踏む』川上弘美  『父の詫び状』向田邦子  『フィジーの小人』村上龍  『枯木灘』中上健次  『金閣寺』三島由紀夫 2.書く力  垂れ流しの文章はなぜダメなのか  「プロの文章」を目指す  文章上達に必要な3つの要素  「書く力」実践編 3.調べる力  「美智子妃のルーツ」現地取材&福田流資料収集法を公開! 【資料編】  パソコンソフト、事典、辞書、インターネットサイト
  • 宗教を知る 人間を知る
    4.0
    宗教を知ることで、自分が、世界が、新しく見えてくる!――「宗教入門の本として、高校生、大学生、学校の先生、お父さん、お母さんに読んでもらいたくて企画しました」 ● 自分の死とか自分の生存を世界と自分とのかかわりの中で考えるとなると、やはり宗教は必要です。人間は、いくら頭でわかっていても、それだけで生きていくことはできません。身体的に納得して生きようとすれば、宗教なしには生きてはいけません。 また、極端な科学優位による弊害も大きな問題になりつつあります。それが端的に現れるのが人間関係で、現代人は自分と外界とのかかわり、自分と他者とのかかわり方がうまくできなくなってきています。……そこに現代という時代がかかえる大きな問題の一つがあります。 そして、この問題を考える場合、どうしても宗教というものを抜きにしては論じられません。――河合隼雄(本文より)
  • 私、わたし――ろう者で性同一性障害 27歳の心の葛藤
    5.0
    私は男? それとも女? たくさんの涙のぶんだけ、今の私がある――家族全員が耳が聞こえないという環境に生まれ、いわれない同情、イジメ、偏見を向けられながらも、持ち前のファイトで乗り切り、さらに、男から女に生まれ変わった一人のろう者が明かす、壮絶だが、思わず笑ってしまう青春模様。 ●この本を書きはじめてみると、自分のプライバシーをさらけ出すことに抵抗が出てきました。耳が聞こえないため、また、体は男であるために差別されたこと、傷つけられたこと、そして、男の人に振られたこと、セックスのこと……。それは、癒えかけていた傷をまた掘り起こすような作業でした。(中略) ところが、何週間かたって、印刷所から校正紙が上がってきました。その校正紙を読んでいたときのことです。 「やっぱり、みんなに謝って、この本を出さないことにしてもらおう……」突然、そんな気持ちになってしまったのです。この本を出すことがきっかけで自分やまわりがどう変わっていくのか、そんな未来に対する不安からでした。 「私、とんでもないことをしているんじゃないだろうか……」――「おわりに」より
  • さらば日米同盟! 平和国家日本を目指す最強の自主防衛政策
    4.0
    ★緊急出版! 沖縄を守れなければ、日本は米国の支配から永遠に逃れられない! 日本国民に問う問題作!★ 普天間問題をはじめ、レイプ・暴行事件、騒音問題、思いやり予算……さまざまな問題を起こしながらも日本に駐留し、居座り続ける米軍は、本当に日本を守るために存在するものなのか? 鳩山が退陣に追い込まれる元凶となった「普天間問題」の根本的な原因は、日米安保条約の成り立ちにある。しかしそれは、もはや日本をテロに巻き込みかねない悪法と化した。歪みきった日米安保条約の根底原因を暴き、それに代わる完全無欠の国防を実現する、唯一にして最強の「新たなる防衛策」を、元外務官僚の著者が論じる。 【見出し】 ●日米同盟は日本をテロとの戦いに巻き込む ●米国の下請けと化した自衛隊 ●日米安保体制を求めた昭和天皇の「二重外交」 ●対米従属政策は自民党の党是 ●旧日米安保条約は「密約」だった ●最高裁の極秘資料が示す司法の密約 ●米国はどこかで戦争を起こさなければならない ●数人の犠牲と引き換えに千数百人も虐殺した ●「テロとの戦い」の正体 ●戦時の情報工作は正当化される ●米国によって決められた日本の国防政策 ●米国が警戒した樋口レポート
  • 3歳からの子育て歳時記
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フリーアナウンサーで、2人の男の子を育てる青木裕子さんの FRaUwebの人気連載『子育て歳時記』を書籍化! 親子「共育」として、3歳から一緒に楽しめる 12カ月のさまざまな体験の実例をお届けするほか、 青木さん自身の子どもの小学校受験の振り返りや、 帯状疱疹ができたエピソードなど、 連載公開時に大きな話題を呼んだ、子育てお悩みエッセイも収録。 教育の選択肢が増えた時代に 偏差値だけではない、長い目で見た「自ら学ぶ力」 「勉強が好きになる力」を、未就学児の期間にどのように 身に着ければよいか… 小学校受験、中学受験、探究学習のプロによるアドバイスも! 【ポイント1】 自宅で取り組める「知育」のアイディア、12ヵ月分を 東大卒で、小学校受験専門『コノユメSCHOOL』主催の 大原英子先生が提案。 【ポイント2】 学びたい気持ちに火をつけるには? 幼少期にどのように好奇心を 伸ばしたらいいのか?  『探究学舎』代表・宝槻泰伸先生と青木裕子さんの対談を掲載。 【ポイント3】 ヒット作『令和の中学受験』シリーズの著者である矢野耕平先生による、 幼少期の知育が中学受験にどう役立つかなどを綴ったコラムも収録。 ーーーーーーーーーーー 小学校受験を意識するようになって、 “体験からの学び”ということをより強く考えるように なりました。塾の先生などの話から、 「一口に体験といってもその意味や取り組み方を考えると、 こんなに楽しみが増えるんだ!」と気づき、 目からうろこの思いだったことを覚えています。 それまでは体験というと何か特別なことをしなければ と思っていたけれど、家で簡単に出来ることも意識すれば それは立派な体験教育になるのだということも知りました。 (本文より/一部省略) ーーーーーーーーーーーー 親子で楽しめる体験を通して、学びが好きになり そして受験にも役立つ力を身に着ける方法が分かる1冊です。 【目次例】 ・エッセイ漫画『悩み考える育児』 ・小学校受験のプロ・大原英子先生が考える『小学校受験から見た、体験教育の意義』 ・4月/前半・家庭菜園 ・4月/後半・潮干狩り ・5月/前半・こどもの日 ・5月/後半・昆虫飼育 ・中学受験のプロ・矢野耕平先生が解説!『体験教育って、中学受験にもつながります』 ・スペシャル対談 青木裕子×『探究学舎』代表・宝槻泰伸先生『放任のプロになれ!「自ら学ぶ子」の育て方』 ほか ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • Aの人生
    4.0
    だらだら・BAR・オクラ納豆・テイクイージー・のんびり・忘れもの・腰痛・デパートの食品売場・休カン日・漫画・おやすみなさい・一番湯・終電車・ものは考えよう・果報は寝て待て・毎日が日曜日・夕焼け・お祭り感覚・映画館 ――このなかに好きな言葉が5個以上あったら、あなたもきっと「Aの人生」(えーじんせい)を送れます。藤子不二雄A、漫画家生活50周年記念。 ●ぼくは「気楽」という言葉が大好きだ。ぼくの田舎では、「あのヒト、キラクなヒトや」というが、“キラクなヒト”とは、のんびりしてそうなヒト、ということだ。“気”を“楽”に持つ、いまの時代には一番だいじなことだと思う。自分が“気”を“楽”に持てば、それはヒトにうつる。すると相手も“気楽”になる。それがドンドン広まっていけば、せちがらい日本の社会も、何か明るく陽気になるのではないだろうか。――本文より
  • スズムシくん
    4.3
    おじいちゃんが、スズムシのたまごをもってやってきた。飼育ケースの中には土しか見えない。けれど、ある日ゴマつぶみたいなスズムシの赤ん坊が生まれていた。おじいちゃんの手紙や電話に教えられながら、スズムシと暮らす少女。気づいたことを書きとめるスズムシノートのページも埋まっていく。夏休みの頃にはうるさすぎるほど鳴いたスズムシも、夏が終わり…著者、木坂涼の10数年の飼育経験から生まれた絵本。

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  • 裁判員Xの悲劇 最後に裁かれるのは誰か
    -
    司法改革の美名の下に着々と進む国民精神改造計画。画策したのは誰だったのか?――まったく新しい視点から、重大審判2000回傍聴の著者が、裁判員制度の恐るべき現実に斬り込む! ◎本文より抜粋 なぜ裁判員制度の対象が刑事裁判なのか。どうして重い罪を裁くものに限られるのか。まず、民事事件ではダメだ。複雑過ぎる。費用もかかる。裁判員の負担も大きい。経済事件や医療問題などとなると専門的過ぎて一般市民の手に負えない。行政訴訟となると、民意が行政に不利に作用するかもしれない。すると刑事事件だ。起訴された犯罪者を裁く。単純な構図でわかりやすいもの。罪と責任の所在のはっきりするもの。それもケチな犯罪ではダメだ。大きな事件でこそ人々の視線が注がれ、判決の行方が話題となろう。人を殺した犯罪者の裁判、死刑か否かの判断が迫られる重大審判。そこへの国民動員。加わった一般市民は、統治の主体者としての意識を強く持つだろう。同じ社会に生きる凶悪犯を裁くのだ。国家の一員として凶悪犯をどう裁く?  死刑か? 生かすか?  よく考えろ。自己責任の意味をよく噛み締めろ。統治者としての判断が求められる。それを日本中が見る。自分だったら、どんな判断を下すか、判決は正当だったかそれともおかしなものであったか。国民の意識を昂揚させる。そのための「見せしめ」裁判。裁判員によって裁かれる重大事犯は、意識改革のための国中への「見せしめ」の意味を持つのだ。
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」
    4.4
    【どこにでもある「インドカレー店」からみる移民社会】 いまや日本のいたるところで見かけるようになった、格安インドカレー店。 そのほとんどがネパール人経営なのはなぜか? どの店もバターチキンカレー、ナン、タンドリーチキンといったメニューがコピペのように並ぶのはどうしてか? 「インネパ」とも呼ばれるこれらの店は、どんな経緯で日本全国に増殖していったのか……その謎を追ううちに見えてきたのは、日本の外国人行政の盲点を突く移民たちのしたたかさと、海外出稼ぎが主要産業になっている国ならではの悲哀だった。 おいしさの中の真実に迫るノンフィクション。 【目次】 はじめに 「ナン、おかわりどうですか?」 第一章   ネパール人はなぜ日本でカレー屋を開くのか 第二章   「インネパ」の原型をつくったインド人たち 第三章   インドカレー店が急増したワケ 第四章   日本を制覇するカレー移民 第五章   稼げる店のヒミツ 第六章   カレービジネスのダークサイド 第七章   搾取されるネパール人コック 第八章   カレー屋の妻と子供たち 第九章   カレー移民の里、バグルンを旅する おわりに  カレー移民はどこへ行くのか
  • 匠道――イチローのグラブ、松井のバットを創る職人たち
    4.3
    大不振のイチローをもっとも心配した男たちの物語。 記録に挑み、記憶に残るプロ選手の一挙手一投足を支える道具は、いかにして作られるか?  イチロー、松井ら超一流選手のバット、グラブを作り続けた男たちの感動秘話! イチロー&松井秀喜「独占インタビュー」収録! 「超一流の使い手」と「超一流の作り手」がしのぎを削る。 自信がないのは論外。過信も困るーー。 50~60個のグラブを「練習用」としてさえ受け取り拒否し、「名人を継ぐ覚悟」を問うイチロー。バットのグリップを1ミリ単位で調整し、「名人越え」を期待する松井。「からだの一部」と化す究極の道具を求め、あくなき要求を続ける。熟練の技術で応える男たちだけが知る「誇り」と「重責」ーー。
  • 千円贅沢
    4.0
    中野式上等少女趣味ワールドへご案内 !――自分を潤わせる小っちゃなムダづかい。お祭りのおこづかいみたいに1000円握りしめて好きなものを買う……楽しいゾ! コート・ド・フランスの板チョコ/鳥カゴ型鉢カバー/べっこうの耳かき/備長炭セット/ガラスの箸置き/アジアの雑貨/イギリスの靴磨きセット/銀ラメまつ毛/タトゥー・シール/ジェムストーンの標本/愛犬グッズ/歌舞伎トランプ/国技館のおみやげ……etc
  • 10・11
    -
    隆盛を極める世界最高峰の闘い「PRIDE」。高田延彦が自ら綴る大河の源流、1997年「10・11」(東京ドーム)対ヒクソン戦。そして進化し、大海へ漕ぎ出さんとする「PRIDE」の未来! 桜庭和志、吉田秀彦との2大ロング対談収録! ●私がヒクソンに勝ち、プロレス最強を実証していれば、あの時点でゲームオーバーとなっていた。もしくは、他のプロレスラーが速やかにヒクソンに勝利を収めていれば、「プロレス最強」は生き続け、PRIDEの台頭はなかったかもしれない。後は読者の想像に任せたいが、少なくともリングの歴史や構図は現在とは別の形になっていただろう。あの夜、リングで聴いたブラジル国歌を、私は今も忘れることができない。初めて聴いた曲が、極限状態の私の心に強烈に入ってきたのだろう。その後ブラジル国歌を聴くたびに、臨戦態勢に入り身構える自分がいる。――<本文より>
  • 暮らしのおへそ Vol.37
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スペシャルインタビュー|産婦人科医 高尾美穂さんに教えてもらう ラクに生きるためのおへそづくりは、順番が大事! 第1章|メモするおへそ 「北欧、暮らしの道具店」店長 佐藤友子さん 「CITTA手帳」考案者 青木千草さん 料理家 谷尻直子さん コンテクストデザイナー 渡邉康太郎さん 第2章|お出かけのおへそ 料理家 山脇りこさん 文筆家 甲斐みのりさん 「ハル」店主 後藤由紀子さん 第3章|暮らしを軽くするおへそ 編集者、ライター 仁田ときこさん 「収めるしくみ研究所」主宰 かみて理恵子さん 漫画家 わたなべぽんさん 「陶ノ鳥ひよこや」主宰 長谷川栄さん 〈告知〉おへそ展 in 大丸札幌店が開催決定!
  • 戦雲 要塞化する沖縄、島々の記録
    4.0
    戦力配備が進む南西諸島の実態に迫った8年の記録 「圧殺されたのは沖縄の声だけではない。 いつか助けを求める、あなたの声だ」 ◆内容◆ アメリカと日本政府が主導する、近隣諸国を仮想敵とした防衛計画のもと、戦力配備が続く沖縄、南西諸島は予断を許さない状況が続いている。基地の地下化、シェルター設置、弾薬庫大増設、離島を含む空港と港湾の軍事化が、民意をよそに急ピッチで進んでいるのだ。著者は2015年以来、沖縄島のみならず与那国島、宮古島、石垣島、奄美大島など島々を歩き、実態を取材してきた。 2022年末の安保三文書では「南西諸島にミサイルを並べ、最悪の場合報復攻撃の戦場になるもやむなし」という現地の犠牲を覚悟したものであることも暴露された。本土メディアがこの問題をほとんど報じない中、沖縄から日本全土に広がる戦雲の予兆に警鐘を鳴らす。

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