二十歳の原点 [新装版] 二十歳、最後の日記

二十歳の原点 [新装版] 二十歳、最後の日記

1,366円 (税込)

6pt

本書は1970年代に若者たちの間でベストセラーとなった高野悦子著『二十歳の原点』三部作の『二十歳の原点』新装版です。二十歳と6か月で、その生涯を自ら閉じた著者が最後に過ごした半年間を克明に綴った日記です。若さゆえのさまざまな悩みを抱え、つねに自分自身に問いかけ、自己に求め続けたその姿は、時代を超えて、私たちの胸を打たずにはいられません。痛々しいまでの純粋さとは、普遍性を持った文学的なテーマであることを思い出させてくれるはずです。新装版は、当時の時代背景を知らない世代にも読みやすいように一部脚注を付しています。また、著者が実際に日記を綴っていた大学ノートが横書きであったことを考え、より“個人の日記”という雰囲気を感じていただくために横書きの文字組デザインに変更しています。帯の推薦文は「やっぱり好きなんだと思う。自分が空っぽになるくらいに泣いたから。――佐藤江梨子」。

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二十歳の原点 [新装版] 二十歳、最後の日記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ラジオで、紹介されて読みました。
    十代の今、読んで良かったなって思います。

    彼女は、孤独に殺された

    そのように感じました。

    0
    2013年10月13日

    Posted by ブクログ

    「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」

    1969年6月、立命館大学の学生であった高野悦子が自ら命を絶った。享年20歳。『二十歳の原点』は彼女が書き残した日記である。1969年1月2日、20歳の誕生日からそれは始まる。

    立命館大学文学部に入学した後、彼女は読書やアルバイト

    0
    2011年07月13日

    Posted by ブクログ

    「独りであること、未熟であること、それが私の『二十歳の原点』である」この言葉を残して、貨物列車に飛び込んだ女子大生、高野悦子の手記です。読んでいてあまりにも純粋で、そして痛々しかったです。

    「独りであること、未熟であること、それが私の『二十歳の原点』である」
                       

    0
    2011年07月04日

    Posted by ブクログ

    この当時は立命館のランク高くなかったのか、著者のかたのコンプレックスから意外な印象を受ける。
    それにしても自殺までするようには感じられなかった。
    チラチラと自傷のことを描いていたけど、あの書き方だと自殺までするとは考えられない。
    深夜の列車での自殺って…うーん
    この当時の大学闘争って、やることないか

    0
    2024年08月24日

    Posted by ブクログ

    感想が書けずにだいぶ経ってしまった.
    そして今もまだ書けない.
    感想に換えて記しておきたい曲

    Rockdom-風に吹かれて
    シュプレヒコールに耳を塞いで
    幻夜祭

    0
    2023年06月15日

    Posted by ブクログ

    学生闘争があった1970年代
    1人の女子大生が鉄道自殺した
    平凡な家庭に生まれ平凡なコースを辿ってきた彼女がなぜーー日記から彼女の激情を読む

    ーー期待される私を演技してきたのではないか

    手記は20才の誕生日から綴られる

    ーーあなたという人間は必要なのか

    あらゆる思想、安保、デモ、親への反抗、

    0
    2015年09月14日

    Posted by ブクログ

    わたしも14歳からノートに書いている。14歳とはそういう時期なんだと思う。生きていてほしかった。生きているものは必ずいつかは死ぬのだから。みんな変わっている。普通の人間なんていない。自殺する人が特別変わっているのではない。ただ自分らしくいたかっただけなのに。素直な人。

    0
    2013年12月05日

    Posted by ブクログ

    3年前、浪人していた頃の自分によく似ていた。
    頼るべきsomeoneの不在がいれば結果は違ったものになっただろう、それはsomeoneに限らず家族、宗教、郷土愛、なんでもよかったのかもしれない。国の大きさに対抗しうるだけの大きさを彼女の中で持ち得る依拠対象があれば。それがなかったため自分にしか頼れず

    0
    2012年02月26日

    Posted by ブクログ

    『二十歳の原点 ノート』『二十歳の原点 序章』に続けて読んだ。死の直前まで綴られた最後の日記は、文章の密度・緊張感ともにどんどん高まってきている。

    学生運動にもどこまでも真面目に取り組む著者。アルバイト労働者としての自分を見つめ、学費不払いを選び、それをきっかけに家族との訣別を選ぶ。家族には安らぎ

    0
    2011年07月16日

    Posted by ブクログ

    自分と作中の高野悦子は別の時代を生きているのに、深い共感を覚えた。同じ大学に通っているというのもあるのかもしれない。

    0
    2010年10月20日

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