高野悦子の一覧
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ユーザーレビュー
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当時の情景と心情がアリアリと綴られた内容はどんな小説や映画よりも1969年のことを深く知れた。
価値観もイデオロギーも違う時代の人なのに、不意に自分とリンクする瞬間がある。そんなリアルさがあって生身の人間の日記を見てる罪悪感と背徳感が入り混じった感情を味わえるのは、本当に唯一無二の作品なのではと思う
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てか文才どうなってんだよ。
Posted by ブクログ
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「二十歳の原点」がベストセラーになった高野悦子の、14歳から17歳までの日記。友達のこと、勉強のこと、部活のこと、社会に対しての考えやより良く生きていくために、どうしたら良いのか……彼女の迸るような熱い感情が綴られている。試験前、勉強をしなければと焦る姿は何だか微笑ましいです。彼女はどのように生きる
...続きを読むべきかを十代のうちから考え、真剣に模索しています。自分には思想がないと言いながらも、今の十代よりもずっとずっと己の信念や思想を持っていた人だと思います。彼女のひたむきに生きる姿に深く胸を打たれました。
Posted by ブクログ
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再読。独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点であるーー学園紛争真っ只中を生き急ぎ、駆け抜けて行った高野悦子さんの言葉が深々と胸に刺さります。理想を掲げ、苦悩し、もがきながらも一生懸命に生きた彼女の姿に目頭が熱くなる。自ら命を絶ってしまったことが非常に残念でならない。もし彼女と同じ時代
...続きを読むを生きていたら何か優しい言葉をかけてあげたいと思う。それにしても社会的、政治的な面を見ると当時と何ら問題が解決していないことに驚く。と言うか、寧ろ深刻さが増してるように思えてならない。
Posted by ブクログ
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飄々とした文筆から垣間見える、葛藤や苦しみ。
主題からは逸れますが、自分は差別する側でありされる側だという一文には心打たれました。
Posted by ブクログ
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(自分のことについて色々書いちゃったの本当に失礼しました。場違いだと分かっていますがすみません…この人惨めだな、くだらないなと思われても書きたかったのです…)
自分にとっては日本人の書いた本を本気で読み始める原点となった本です。
元彼に別れの話を切り出されて一、二日間が経った日に、偶然とウェブで紹
...続きを読む介文を見かけた。「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である。」この言葉に引き付けられない人は多分いないと思いますが…
恋について、人間について、「自分」について…
代弁してくれているような本なのです
今までぼんやりとしていた気持ちや考えも、行き先というか取り付けられる器というか、を得た。それが高野悦子さんのが書いた言葉なのです。
でもね、自分は日本語が本当に下手なんですから…高野悦子さんが書いたことを全部誤解していたとか、自分がただ勝手な思い込みをしていただけなんだとか、高野悦子さんのこと自分全然理解できない、社会背景も全然違うからとか…ちょっとこういう考え方をしたら虚しくなるのです…自分にとって何が真実なのだろう。手にしっかり掴んでいるものは本当にあるのだろうか。
現実と、家族と、自分と決別したかったのです。母と父は高校の頃から私のことヒネクレ者だと思っていたのかもしれない…双子の姉ともだんだん心が通じなくなった…そして自分に矛盾と嘘しかない…
燃え尽くしてこの世から消えたかった…
…でも自分は弱かった、今も精神が弱すぎ。
↑自分を否定することでみんなから許してもらいたのか?同情されたいのか?
元彼が曰く、私の悲観に何もない、私が物事の本質をちっとも見抜いていない。私の考えがくだらないつまらない…でも元彼はすごい人なんだ。元彼のことを考えるとどこか劣等感が込み上げちゃうほど元彼は自分にとって理想な人間だった。
めちゃくちゃな日本語で何を言いたいのか…
誰か教えて、物事の本質を、真実を。
こんな図々しいお願いをしている自分本当もう終わりだw
…この本との出会い、感謝しています。
Posted by ブクログ
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