国内ミステリー - 双葉文庫作品一覧

  • 天国からの宅配便
    続巻入荷
    3.9
    1~3巻759~781円 (税込)
    大切な人へ、あなたが最後に贈りたいものは何ですか? 依頼人の死後にしかるべき人の元へ遺品を送り届ける「天国宅配便」で働く七星律は、今日もバイクで配達先へ向かう。友人たちに先立たれた孤独な老女、祖母と喧嘩別れした女子高生、幼馴染みと結ばれなかった中年男、顧問の先生を喪った部活仲間……。会えなくなった人から届いた思いがけない小包みの中身とは? 言いそびれた言葉と伝えられなかった想いにきっと涙があふれる。今を生きる力が湧いてくる感動作、待望の文庫化!
  • 美人薄命 〈新装版〉
    NEW
    -
    高齢者に弁当を配達するボランティアを始めた大学生の総司は、カエと知り合う。カエは、かつて愛した男との思い出を語り始めるが、そこには総司の人生をも変える秘密が隠されていた――。留年の危機にある大学生と老人の交流を描き、読者を謎に巻き込む重層的なミステリ。
  • 十字路
    NEW
    3.7
    雨の中、帰宅途中の小学校教師が刺殺された。警察は強盗殺人の線で捜査を進めるが、手がかりがなく難航する。そんな中、捜査一課の星野警部は独自の視点で事件を調べ始めた――。迫る警察、躱す犯人。『誘拐』『贖い』に続く警察捜査小説〈星野警部シリーズ〉、待望の文庫化。
  • 奥様姫様捕物綴り : 1 甘いものには棘がある
    3.0
    1~4巻770~814円 (税込)
    美濃御丈藩藩主の正室・彩智は美貌のうえ、剣の腕も天下一品。おまけに好奇心も人一倍旺盛で、娘の佳奈を巻き込んで、いろんなことに首を突っ込むのが得意だ。そんな折、御丈藩出入りの菓子舗・満月堂の羊羹を食べて体調が悪くなる者が続出する。懇意にしている常陸谷原藩の側室・初音までも、満月堂の菓子を食べて具合が悪くなったと聞いた彩智は、佳奈とともに持ち前の好奇心で事件の真相を調べ始める。奥方様と姫様が手を組んで難事件を解決していく痛快時代小説新シリーズ開幕!
  • 君が失くした「恋」の相手
    3.5
    同棲相手のあゆみが突然、記憶を失った状態で保護された。事故なのか事件なのかーー何も覚えていないあゆみは当然、恋人である純のことも記憶にないという。純はあゆみの記憶を取り戻すべく、かつてデートした場所をはじめ思い出のあるところにあゆみを連れていく。記憶をなくした恋人は、またふたたび同じ人を好きになることができるのか。そして、あゆみが記憶をなくした原因とは!? ラスト、驚きの事実が明かされる恋愛ミステリーの傑作。
  • 読むこと考えること
    3.0
    養老孟司が折々に書き綴った思索の数々を九つのテーマへと編み分け。「読むこと」と「考えること」を往還しながら、物語に遊び、世相を眺め、虫に逃げられ、言葉に驚く──。解剖学者のユーモアと明晰な論理のメスが、物語のむこうに見える社会を鮮やかに切り開く。読むほどに、世界が前より少しだけややこしく、そして面白くなる一冊。
  • 祝祭の子
    3.5
    ある宗教団体の施設内で起きた〈祝祭〉と呼ばれる大量殺人事件。世間を震撼させたこの事件は、団体トップの石黒望に洗脳された五人の子供たちが、信者らの殺害を命じられたて起きたのだ。子供たちは大人になった今も偏見の目に晒されているが、事件から十四年後、その一人、夏目わかばは石黒が遺体で発見されたと知る。直後、わかば自身が何者かに襲われたことをきっかけに五人は再会し、襲撃者の影に脅えながらも、その正体を探ろうとするが――。過酷な運命を背負う者の葛藤と救済を描く、傑作ミステリ。
  • それでも旅に出るカフェ
    4.0
    店主の円が世界各国で出会ったスイーツやドリンクを再現して振る舞う「カフェ・ルーズ」。遠いどこかで愛されるメニューを口にすれば、たちまち旅に出た気分になれる。そこは平凡な毎日を送る会社員の瑛子にとってかけがえのない居場所になっていた。だが、新型コロナの蔓延で一変、店は苦境に立たされることに。それでも負けじと営業を続けるカフェに集う客たちもまた、やり場のない思いを抱えていて……。ひとときの口福がほろ苦い謎を解きほぐす連作短篇集。
  • 流血マルチバース
    4.1
    いまは廃墟だけが残された無人の島、その名は龍穴島。そこに隠されているという旧日本軍の財宝を探すべく大型クルーザーで島に向かう一団があった。しかし、龍穴島に到着するや否や、操舵室で惨殺死体が発見される。クローズドサークルと化した島で、乗客の一人である菊田耕一は、記憶喪失の妹・紗枝を守るため重大な選択を迫られるが、その選択が彼らの運命を大きく左右することになる。複数の世界線で繰り広げられる物語がやがて収束する、異色のマルチバース×孤島ミステリー!
  • まだ終わらないで、文化祭
    4.0
    八津丘高校の文化祭では毎年、生徒の誰かがサプライズを起こすことが慣例となっていた。しかし二年前の文化祭で、生徒が教師にケガを負わせてしまう。その様子はSNSにアップされて大炎上。自粛ムードで終えた昨年の文化祭を経て、迎えた今年。まるで宣戦布告をするかのように、二年前の文化祭ポスターが学内掲示板に貼られていた。文化祭実行委員の市ヶ谷のぞみは生徒達に話を聞きにまわるが……。文庫版限定で、甘酸っぱい青春と日常の謎が交錯するスピンオフ作品を収録!
  • 不知火判事の比類なき被告人質問
    4.3
    フリーライターの湯川和花は殺人事件のルポ取材で裁判を傍聴する。シングルマザーの母親が30代無職の娘に絞殺された。娘は犯行を認め何事もなく結審すると思われたが、衝撃的な逆転劇を目の当たりにする。左陪席の不知火春希裁判官が最後の質問で、被告人しか知りえない心の闇と家族の真実を指摘して公判を振り出しに戻してしまう。公判資料と被告人の証言や所作だけで、隠された真実を白日のもとにさらす不知火の質問は「他に類を見ない」と法曹関係者の間で囁かれていた。5つの衝撃的な裁判を収録した連作短編集。
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和
    4.1
    あなたは、どの殺人鬼を好きになる……? 気鋭の作家が描く、圧巻のシリアルキラーアンソロジー! 殺し屋への依頼内容は「古本屋に勤める男をひと月以内に殺すこと」――「シリアルキラーvs.殺し屋」 東大を目指す女子高生・樹莉。ゲーセンで景品を落とす音と人が転落する音に魅入られて――「脳JILL」 殺人犯の眞悟は、自身の無実を信じる女性と生活を始めるが――「テキストブック・キラー」 飛び降り自殺の名所がある街で暮らす漁師は、あるものを引き上げる――「私の伴侶」 他人の生殺与奪の権を握ることの快感を追い求めて男は――「ご乗車の際は」。 阿津川辰海 「シリアルキラーvs.殺し屋」 木爾チレン  「脳JILL」 櫛木理宇   「テキストブック・キラー」 くわがきあゆ 「私の伴侶」 結城真一郎 「ご乗車の際は」
  • 爆弾犯と殺人犯の物語
    4.3
    空也が小夜子のスマホを拾ったことで、ふたりは運命的に出逢う。小夜子は学生時代の事故のせいで左目に義眼を入れていた。空也はその義眼に惹かれ彼女を愛しはじめたのだが、事故の原因がかつて自分が作った小さな爆弾であることを知る。そして小夜子もまた、人には言えない、ある秘密を抱えていた……。許されざる夫婦の絆を描く犯罪恋愛小説。第43回小説推理新人賞受賞作。
  • 波動の彼方にある光
    4.0
    日本の海を守る海上保安庁。溺れた海水浴客の救助、大型タンカーの転覆事故や麻薬の密輸阻止など、その任務は多岐にわたる。特殊救難隊に配属された舷太は「大型新人」と期待されていたが、出勤要請がなく燻っていた。舷太を悩ます「海苔網事件」とは!?(『シロウト・トッキュー』)急病人搬送のために台風で孤立した離島に向かうが、ヘリポートが崩壊。パイロットは過去の事案を思い出し、信じがたいポイントに着陸を試みる(『コネクテッド』)。陸では予想もつかない波乱と日々対峙する海上保安官。拍手喝采の勇姿を描いた5編を収録。
  • 悲鳴だけ聞こえない
    4.0
    弁護士の木村は顧問先企業からパワハラ調査を依頼された。パワハラを訴える投書はあるものの、被害者も加害者もわからなかった。苦しんでいる社員は誰なのか?(『悲鳴だけ聞こえない』)遺言執行をはじめて担当する木村。死んだ父から遺産をもらえないと知ったギャンブル狂の息子が怒り任せに取った行動が……(『無意味な遺言状』)。新米弁護士と敏腕の先輩が難儀な依頼を解決する「木村&高塚弁護士」シリーズ第3弾。5編の傑作を収録。
  • 犯人に告ぐ <文庫合本版>
    4.0
    1~3巻1,320~1,430円 (税込)
    闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒業に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった――史上初の劇場型捜査が幕を開ける。第7回大藪春彦賞を受賞した圧巻の警察小説、合本版にて再登場!
  • 俺ではない炎上 【小説+漫画 無料試し読み版】
    無料あり
    5.0
    【話題のノンストップ炎上逃亡ミステリー、実写映画化!! 電子版限定 小説+漫画試し読み】 ある日突然SNSで「女子大生殺害犯」に仕立てられた男・山縣泰介。日本中が敵になり、必死の逃亡を続ける男が辿り着いた驚くべき真相とは!? 原作小説及びコミカライズの冒頭が読める特別試し読み!! 【映画9月26日(金)全国公開】 <キャスト> 阿部寛 芦田愛菜 藤原大祐 長尾謙杜 三宅弘城 橋本淳 板倉俊之 浜野謙太 美保純 田島令子 夏川結衣 <スタッフ> 監督:山田篤宏 脚本:林民夫 音楽:フジモトヨシタカ <製作> 製作:映画「俺ではない炎上」製作委員会    アミューズクリエイティブスタジオ 松竹 双葉社 ストームレーベルズ ユークリッド・エージェンシー 松竹BC 制作プロダクション: 松竹撮影所 企画・製作幹事:アミューズクリエイティブスタジオ 松竹 配給 :松竹
  • LO 警察庁ローンオフェンダー対策室
    4.0
    LO=ローンオフェンダーとは組織に属さない単独の攻撃者のこと。SNSや爆発物原料などLOの前兆情報を収集し、事件発生を未然に防ぐ――対策室設置を警察庁に提案した三〇歳の警視、天童怜央は自ら初代室長になった。平成初期から凶悪犯罪を教唆し続けてきた伝説の存在「アジ子」との拘置所でのやり取りも参考に、クセの強いメンバーの力を捜査に結集させる。政治家、芸能界の大物、丸の内の商社、風俗店、はたまた家族などその標的はさまざま。LOの脅威を排除せよ! 社会の暗部をあぶり出す文庫オリジナル警察小説。
  • 死神ゲーム
    4.3
    警視庁に新設された窓際部署・特別待機課に所属する倉木玲は、通り魔に刺されて致命傷を負う。いまわの際、自らの人生を儚む倉木の目の前に現れたのは、死神と名乗る男。命を助けてもらう代わりに、倉木は死神の提案するゲームに付き合うことになる。勝利条件は、死神が看取る対象の命を救い、「執行」と呼ばれる彼の業務を阻止すること。その日から、倉木は死神が関わる事件の調査に、右往左往することになり……。大人気「出雲のあやかしホテルに就職します」シリーズ著者、待望の最新作!
  • 桜の血族
    3.0
    警視庁組織犯罪対策部暴力団対策課の桜庭誓は父も夫もマル暴刑事。ヤクザをもっとも理解する特殊な刑事だった。結婚後は退職して専業主婦をしていたが、夫の賢治がヤクザに銃撃され、犯人を逮捕するために現場復帰する。そんななか、大阪を拠点とする日本最大の暴力団吉竹組の元組員宅で爆破事件が発生。ヤクザに搾取されたベトナム人マフィアの犯行と見られたが、事件は本家と関東に分裂した吉竹組の抗争が絡んでいた。誓は自分に思いを寄せる片腕の武闘派組長・向島春刀とともに、血塗れの抗争を防ぐ。
  • 心霊保健室の怪異解体
    4.7
    怪異の謎を解かなければ、死ぬ――。  呪われた土地に建てられたその高校では、たびたび生徒が怪異に見舞われていた。晴れているのに傘をさしている少女、叫び声が聞こえてくる焼却炉、死者の顔を映し出す視聴覚室のプロジェクター。一体何がそれらの怪異を生み出しているのか……。“とある出来事”により、この世ならざる者が見えるようになった養護教諭の星詠と男子生徒の月島は、被害を食い止めるために推理する!
  • 鬼の話を聞かせてください
    4.0
    「あなたが体験した“鬼”の話を聞かせてください」というSNS上の投稿企画に寄せられた、奇妙な三つの事件。投稿者の話を聞きに現れたのは、“鬼”に強い興味を抱く桧山という男だった。桧山は聞き出した情報を基にロジックを組み立て、事件における新たな“可能性”を導き、嬉々として突き付ける。――目を背けたくなるような、最悪の可能性を。
  • たそがれの侵入者
    3.5
    高級老人ホーム「いこいの園」で暮らす裕福な老婦人である野々山あすかと、窃盗を繰り返しながら裏社会で生きる久米明日香。偶然居合わせた場であすかの会話を耳にした久米が「いこいの園」への侵入を目論んだことから始まる物語は、2人の家族をはじめとした多くの人間を巻き込んで、全く予想だにしない方向へと転がり出す。次々に起こる事件の裏で、愛憎交わった様々な人間模様が錯綜する、ノンストップ長編サスペンス。
  • 骸の鍵
    4.0
    駅前のコインロッカーから女性の左腕が発見された。「ロックスミス(錠前師)」を名乗る犯人は、その手に鍵を握らせ、ヒントとともに次のパーツを捜せと指示してくる。筋読みに優れた女性刑事・城戸葉月を中心とした警視庁捜査一課殺人犯捜査第六係は都内を奔走する。一方、エンバーマー(遺体衛生保全士)の折口聡子は「ウツロ」と名乗る人物に監禁され、手足がなく顔を切り裂かれた女性の遺体の復元を要求される。ロックスミスとウツロは同一犯なのか? その狙いは? 姿なき猟奇犯に挑む二人の女性の運命が交錯する時、驚愕の真相が明かされる。
  • 晩秋行
    4.7
    居酒屋店主の円堂のもとに、バブル時代、ともに荒稼ぎをした盟友の中村から電話が入る。当時、「地上げの神様」と呼ばれ、バブル崩壊とともに姿を消した二見興産の会長の愛車で、20億円の価値があるクラシックカーの目撃情報が入ったという。20億円の車をめぐってバブルの亡霊たちが蠢き出すなか、円堂は会長とともに失踪したかつての恋人の行方を追い始める。男と女の切ない思いが交差する大沢ハードボイルドの新境地。
  • ドリフター
    4.0
    1~3巻748~825円 (税込)
    バリ島の爆弾テロで恋人を亡くした元自衛官の豊川は、たった独りでテロ組織を壊滅させて復讐を果たす。帰国後、ホームレスになっていたが、謎の情報提供者・ティーチャーにより、壊滅させたテロ組織の背後には日本占領を目論む「浸透計画」という中国の秘密組織がいることがわかる。復讐は完遂しておらず、豊川は再び立ち上がる。頭脳明晰にして格闘技の達人、女にはちょっと甘いダークヒーローが悪をぶっ倒す! 痛快アクション小説!
  • 相続人TOMOKO
    4.3
    夫を殺され、さらに国籍を失い、日本に入国した謎の美女・トモコ。CIAに在籍していたが、あることがきっかけで日米複合の秘密組織に命を狙われていた。そんなトモコが同じ名前ということで目を付けたのが自分とは対照的な風俗嬢の智子だった。米軍、CIA、日本の警察、そしてヤクザと次々に襲いかかる敵に二人のTOMOKOが立ち向かう。巨大な敵に勝つ方法はあるのか? 女性コンビが巨悪と戦いを繰り広げる、大沢在昌「伝説のハードボイルド小説」、ついに復刊!  本書は1993年に講談社文庫として刊行された作品の新装版です。また、新装版刊行にあたり加筆・修正をしています。
  • 映画ノベライズ ドールハウス
    4.1
    2025年6月13日公開の映画『ドールハウス』公式ノベライズ! 『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』で知られる矢口史靖監督が、スリルと謎解きミステリーの 面白さを追求し、これまで映画では手掛けたことのない新たなジャンルに挑む。長澤まさみが脚本に惚れ込み主演を務めた本作は、そのほかにも豪華なキャストが多数出演。  【あらすじ】5歳の娘・芽衣を失った佳恵は、悲しみに暮れる日々を過ごしていた。ある日、佳恵は何かに導かれるように迷いこんだ骨董市で、芽衣によく似た愛らしい人形に出会う。佳恵は人形をいたく気に入り、芽衣の服を着せ、食卓を共にし、本当の娘のように可愛がる。佳恵は次第に元気を取り戻し、やがて夫・忠彦との間に娘の真衣が産まれると、二人は人形に心を向けなくなる。順調に育つ真衣のかたわら、出番もなくなり他のおもちゃに埋もれる人形は、ただ真衣が二人から愛される様子を見ているだけだった…。ある日、人形の髪の毛が首元に巻き付いて泣き喚く真衣の姿を見て薄気味悪くなった佳恵は、人形をクローゼットの奥にしまう。しばらく平穏な日々を過ごす家族三人だったが、5歳に成長した真衣が人形と遊ぶようになると、一家に変な出来事が次々と起きはじめる――。佳恵たちは人形を手放そうとするが、捨てても供養に出しても、なぜかその人形はいつも戻ってくる…! 人形に隠された秘密とは? そして物語の行く末に解き明かされる衝撃的な真実とは――!?  ノベライズを担当した著者・夜馬裕氏の淡々としたそれでいて緻密に構成された文章に、どこか不気味で印象に残るfracoco氏のイラストを添え、図版も豊富に掲載し、どの角度からでもスリリングな面白さを感じることのできる作品となっています。また、本書特典として、二次元コードを読み込むと見られる映像と、映画本編では語られない人形の裏側に迫るシークレット・ストーリーも収録。愛らしい人形が巻き起こす、ゾク×ゾクのドールミステリー!
  • 夫よ、死んでくれないか
    3.6
    結婚五年にして夫婦関係が冷えきった麻矢、離婚を経験した璃子、モラハラ気質の夫に悩みながら一人娘を育てる友里香。三十代半ばの同級生三人組は、夫への不満を抱え、行きつけのお店に集まって愚痴を言い合っていた。しかしある夜、友里香とモラハラ夫との間に大きな事件が起こり、さらに麻矢の冷淡な夫も行方不明になってしまう。次々起きる事件によって、固い絆で結ばれた三人組の仲にも亀裂が入り始め……。私たちの「幸せ」はどこにあるのか。キャリアや結婚、出産に悩む現代女性の心の叫びに迫る、衝撃のミステリ!
  • オークションの女神
    3.3
    うちに出品してくれる人のほとんどが、死(Death)離婚(Divorce)借金(Dept)の3Dをきっかけにしている。どこで恨みを買っているかわからない──仕事ぶりも外見もエレガントで隙がない上司・冬城美紅の言葉に入社3年目の小洗凜太郎は驚く。経営状態が良くない「東京オークション」が社運をかけ、ウォーホルやピカソの作品を集結させた大きな商い。そこに「中止しなければ会場爆破」の脅迫文が。欲、噓、エゴが織りなすショー=オークションで事件は起きる! 人間模様の意外な展開から目が離せない、傑作アートサスペンス。
  • 罪と眠る ヤメ検弁護士・一坊寺陽子
    -
    福岡で弁護士事務所を開業する一坊寺陽子のもとに同期の弁護士・桐生晴仁から2つの依頼がくる。ひとつは少女による実父殺しの弁護で、もうひとつは桐生自身にかけられた懲戒請求の請求人捜しだった。独身の陽子は桐生に淡い思いを抱きながらも、ふたつの事件を調べていくと、思わぬ真実が見えてくる。過去と現在、「ふたつの親殺し」があぶり出した衝撃の結末とは!? 現役弁護士作家によるリーガルサスペンスの傑作、待望の文庫化!  ※本作品は2022年2月に刊行された単行本『正義の段階 ヤメ検弁護士・一坊寺陽子』を文庫化に際し改題し、加筆修正をしたものです。
  • 変な絵
    4.3
    オカルトサークルに所属する佐々木は、後輩の栗原からとあるブログの存在を教えられる。そこには、『あなたが犯した罪』という不穏なメッセージとともに、投稿者の妻が描いた「絵」が掲載されていた――。『風に立つ女の絵』『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』『震えた線で描かれた山並みの絵』……9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!? その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる! 49ページに及ぶ物語の前日譚『続・変な絵』と『ナゾ解きゲーム』も特別収録。
  • 死の扉
    3.7
    検事の華岡は、殺人の容疑で元プロ野球選手を起訴したが、ある男の証言により一審は無罪となる。控訴に向けて事件を調べ直す華岡は、病院で起きた安楽死事件も担当しており、その事件に、証言をした男の息子が関わっていたことが判明する――。複雑に絡み合う事件に、自身の過去を重ねる華岡。安楽死をめぐり、終末期医療のあり方を問うヒューマンミステリー。
  • 心霊特捜 <新装版>
    3.4
    いわくつきのエレベーターで死んだ男には心臓疾患があり、死因は急性心不全だった。事件性はないはずの事案だが、〈R特捜班〉は解剖するよう所轄捜査員に進言した。その結果、殺人の疑いが浮上して……(「死霊のエレベーター」)。心霊スポット多き古都を管轄する鎌倉署に常駐するR特捜班は心霊現象絡みの事件を担当するチーム。特質能力を持った心優しき刑事達が死者の哀しみに目を向け、呪い、悪霊、狐憑きなど不可解な事件の真相に迫る。本格警察小説に超常現象捜査が融合。著者の技巧が冴え渡る連作小説の大傑作!
  • 歴史はバーで作られる
    3.0
    1~2巻704~737円 (税込)
    新進気鋭の歴史学者と史学科の学生がふと入った場末のバー。そこには美人バーテンダーと歴史学者を称する老人の常連客が。4人で歴史談義に花を咲かせているうち、歴史の通説ではありえない珍説・奇説が飛び出し、バーは歴史推理合戦の場へと変貌する。ネアンデルタール人から源義経、八百屋お七まで。歴史の常識を覆す推理合戦が繰り広げられていく連作短編。
  • 見えないままの、恋。
    3.7
    画家志望の真結はある雨の日に乗った電車が土砂崩れによるトンネル事故で脱線してしまう。車内で出会った渡良瀬景と名乗る男性と励まし合いながら救助を待つ真結だったが、意識を失い、気がつくと病院にいた。事故のトラウマで電車に乗れず、暗い部屋で寝られなくなった真結だったが、なんとか日常を取り戻そうとする。そんななか、事故の被害者の会の存在を知った真結は会合に参加することに。そこに現れたのが景だった。運命的な再会を果たした二人は恋に落ちていくが……。ラスト、二人を待ち受けるあまりにも切ない真実に涙が止まらない恋愛小説。
  • 東京ゼロ地裁 執行 1
    -
    1~3巻770~803円 (税込)
    東京地裁民事部の山代忠雄は派手な刑事裁判とは無縁の中年判事。だが、誰にも言えぬ裏の顔があった。その正体は霞が関「東京ゼロ地裁」裁判長――刑事事件の被害者側が民事で勝ち取った賠償金を踏み倒す悪党を、同じ手口で100万倍返しのうえ取り立てる影の裁判所のボスなのだ。いじめの主犯格や極悪レイプ魔など許せぬ未払い人を追う山代は、部下の熱血執行官、歌舞伎町の凄腕美人女医らとともに、ターゲットの金も命も容赦なく強制執行していく。書き下ろしシリーズ第1弾!
  • 警視庁公安0課 カミカゼ
    4.0
    1~5巻638~858円 (税込)
    過激思想が疑われる市民団体〈パグ〉を内偵中の公安0課作業班員・藪野と友岡は東雲の武器密造工場に侵入。激しい銃撃戦の末、二人とも行方不明になる。事態を重く見た警視庁上層部は新たな作業班員の投入に着手。「刑事の匂いがしない者」として浮上したのは三鷹で交番勤務する瀧川。少年課への異動を望む瀧川に仕掛けられる罠。やがて壮絶な公安教育を経て作業班員となった瀧川は、いきなりパグの潜入を命じられる。週刊大衆連載で話題沸騰のハードアクション、ついに登場!
  • ガラスの殺意
    4.4
    「憎い男を殺したのは――わたし!?」20年前に起きた通り魔事件の犯人が刺殺された。自ら「殺した」と通報したのは、その事件で両親を殺害された女性・柏原麻由子。だが、彼女は20年前の惨劇から逃げる際に交通事故に遭い、高次脳機能障害を負っていた。記憶が10分しか保たない。警察の取り調べに対し、麻由子の殺害の記憶は定かでなく、供述は二転三転する。はたして復讐は成し遂げられたのか? それとも……。衝撃の真相に驚愕し、切ないラストに涙する傑作サスペンス。
  • 標的走路〈新装版〉 失踪人調査人・佐久間公 : 1
    3.5
    1~4巻858~902円 (税込)
    きっかけは銀行の頭取令嬢から依頼された“恋人捜し”だった。突如として消えた青年を法律事務所の若き失踪人調査人・佐久間公が捜しはじめると、公の身にも危険が及びはじめる。80年代の東京と軽井沢を舞台に“恋人捜し”から巨大な陰謀に巻き込まれていくノンストップサスペンス。ハードボイルド小説界の巨人・大沢在昌初の長編作品は令和の今もなお色褪せない魅力に溢れている。双葉文庫40周年記念「佐久間公シリーズ4ヶ月連続刊行」第一弾。
  • 人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった : 上
    -
    大ベストセラー『神々の指紋』で世界を驚愕 させたグラハム・ハンコックが、考古学や遺伝子解析の最新研究を元に「真の人類史」解明に挑む。「北米大陸には13万年前から人類が住んでいた」「 南米古代先住民とオーストラリア先住民は共通のDNAを持っていた」「アマゾンは古代人が生み出した人造ジャングルだった」――従来の常識を塗り替える発見の数々に、ページを繰る手が止まらない! 話題の名著、待望の文庫化。
  • 十三階の女
    4.0
    圧巻のスパイサスペンス、待望の文庫化。「十三階」シリーズ第1弾の登場! 警察庁の公安秘密組織『十三階』。この組織は国家の異分子を排除すためには、ときに非合法な捜査も厭わない。若き刑事・黒江律子は北陸新幹線爆破テロを起こした『名もなき戦士団』を殲滅するため、女を使ってまで捜査にまい進する。接触したテロリストを愛してしまったかもしれない――捜査の過程で悩み苦しむ律子は首謀者「スノウ・ホワイト」を逮捕できるのか!?
  • 刑事ダ・ヴィンチ
    3.9
    1~4巻726~803円 (税込)
    警視庁楠町西署の刑事、小暮時生は四人の子を育てながら、家事に仕事に奮闘する日々を送っていた。ある日、季節外れの人事異動で本庁から一人の刑事がやって来る。黒のスリーピーススーツに深紅のスケッチブックを携えた男の名は、南雲士郎。「ダ・ヴィンチ刑事」とあだ名される彼は、東京藝大絵画科卒という異色の経歴の持ち主だった。小暮は南雲とバディを組むことになるが、二人にはコールドケースとなった十二年前の連続猟奇殺人事件を共に追っていた過去があり……。アート推理で華麗に謎を解く、警察小説シリーズ第一弾!
  • 赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。
    3.8
    大ヒット作『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の第2弾が登場! ――おじさんにクッキーとワインを届ける途中、赤ずきんはピノキオの右腕を拾いました。実はピノキオ、体をばらばらにされていて、赤ずきんはそれらを集める旅に出ます。ところが、殺しの犯人として逮捕されてしまったのです。ピノキオのほか、親指姫や白雪姫、笛吹き男に三匹の子豚など、世界の童話の主人公がいろいろな事件に登場する驚き連続の連作ミステリ!
  • 私はチクワに殺されます
    3.8
    チクワの穴を通して人の姿を見ると、その人物の死に様が見える――。巷に溢れるチクワの秘めたる怖ろしい力に気付いたトラック運転手の男は、己だけが知る事実の重さに苛まれ、やがて身を滅ぼしていく。荒唐無稽な設定から始まる奇妙な物語は、複数の視点から語られることで全く異なる側面を見せる。予想不可能な結末が待ち受ける、前代未聞・驚天動地のチクワ・サスペンスここに開幕!
  • 法外捜査 : 1
    4.0
    1~3巻770~803円 (税込)
    警視庁捜査一課の刑事だった滝沢が、現在、籍を置く組織「秀和」。元警察庁キャリアの来栖によって設立され、他の調査員も、元公安や元陸自特殊任務部隊員など訳ありばかりが顔を揃える。9月のある日、新宿駅東口広場で爆破事件が発生した。捜査一課と公安の特別合同捜査本部が設けられるが、主導権争いと相次ぐ極秘情報のリークで、捜査は停滞していた。来栖の古巣である警察庁刑事局からの要請で、滝沢らは事件を追うが、その背後に「スサノウ」と呼ばれる謎の組織の存在を嗅ぎつける。
  • 流転 越境捜査
    4.0
    神奈川県警の宮野が横浜で偶然見かけたのは12年前の富豪一家殺人事件で指名手配されるも、20億円の資産とともに海外逃亡したとされる男だった。捜査をはじめた警視庁の鷺沼たちだったが、その矢先、指名手配の男が突如、飛び降り自殺を図る。一命を取り留めた男の容態を気にしながら調べを進めていくと、男の背後に半グレ、闇金女王、中国人殺し屋など裏社会の人間が関わっていることがわかってくる。富豪一家殺人事件の真相とは!? そして本物の巨悪の正体とは!? 2021年に惜しまれながらも世を去った著者による大人気警察小説シリーズ、ついに完結!
  • 処刑国会
    3.9
    謎のテロリストが衆院本会議場を武力で占拠! 首謀者「コッカイくん」は与党議員を裁判にかけ、裏金問題、カルト宗教との癒着、公文書改ざんを厳しく尋問する。最新のポリグラフを駆使した鑑定結果をリアルタイム中継でネットに公表。彼らの嘘を白日のもとに晒し、誰でも参加できるネット投票で判決を下していく。総理や元幹事長が死刑に処されていくなか、警視庁公安部の幡多は与党議員秘書の親友・知念と連絡を取りながら、突入の準備を進める。衝撃のラストまでノンストップ、史上空前の政治エンタメ小説!
  • 鬼哭の銃弾
    4.0
    警視庁捜査一課の刑事・日向直幸は多摩川河川敷発砲事件の捜査を命じられる。拳銃の線条痕が、22年前の「スーパーいちまつ強盗殺人事件」で使用された拳銃と一致。迷宮入り事件の捜査が一気に動き出す。その事件は鬼刑事の父・繁が担当した事件だった。繁は捜査にのめり込むあまり、DV野郎に堕ちて家庭を崩壊させた。直幸と音信不通だった繁は警視庁を退職してもなお、事件を追っていた。警官親子が骨肉の争いの果てに辿り着いた凶悪事件の真実とは――。
  • 俺ではない炎上
    4.1
    外回り中の営業部長・山縣泰介が帰社すると、社内の様子が変だった。どうやら泰介が「女子大生殺害犯」であるとされて、すでに実名、写真付きでネットに素性が晒され、炎上しているらしい。まったくの濡れ衣だが、Twitterで犯行を自慢するアカウントは実に巧妙で、見れば見るほど泰介のものとしか思えず、誰一人として無実を信じてくれない。会社も、友人も、家族でさえも……。ほんの数時間にして日本中の人間が敵になり、誰も彼もに追いかけられる中、泰介は必死の逃亡を続ける。
  • その意図は見えなくて
    3.5
    学年の人気者が立候補した生徒会選挙で集まった白票、未解決のままだった部室荒らしの犯人、陸上部の合宿中に消えた少し変わった部員――八津丘高校で起こる「謎」を前に、生徒たちはどうする? 謎が解けても、僕たちの日常は解決しないことがある。思春期の嫉妬や羨望、葛藤を抱えた高校生の姿を描いた青春ミステリー。第42回小説推理新人賞受賞作を収録した連作短篇集。解説・千街晶之
  • いっそこの手で殺せたら
    3.8
    元教師のライター・筒見芳晃は十歳年下の可愛い妻・絵梨、年頃の愛娘・沙梨奈と何不自由のない暮らしを営んでいた。だが、穏やかな日々は突如一変する。勤め先から妻が帰ってこない。携帯電話も不通。不吉な予感に駆られて交番を訪ねた芳晃は、驚天動地の事実を告げられる。しかしそれは、やがて始まる忌まわしい悪夢の幕開けに過ぎなかった!! 衝撃ミステリー『極刑』で鮮烈デビューを飾った小倉日向が放つ、業と毒の問題作。
  • 宝石喰いの悪女
    3.3
    大量の宝石を収集し、国民から『宝石喰いの悪女』と嫌われている公爵令嬢・エリザ。婚約式で戴冠された国宝のティアラに対し「これが国宝? こんなゴミ屑いりませんわ」と言い放った彼女は、婚約者の王太子から婚約破棄と国外追放を命じられてしまう。そんな時、隣国の皇太子がエリザを連れ帰りたいと申し出た。実は類まれなる宝石の鑑定眼を持つエリザは、持ち前の聡明さと行動力で隣国の問題を次々解決していき――。悪女は全てお見通し!? 宝石鑑定ミステリ、開幕!
  • あなたが選ぶ結末は
    3.5
    小説のラストで、それまでの流れががらっと変わる「どんでん返し」。そんな驚きを感じたい方はぜひどうぞ。――男の死を巡り関係者が次々と語るが、真実はどこにあるのかわからない「俺の話を聞け」。コロナ禍に見舞われた現代社会を描いた「二週間後の未来」など、いずれも極上のミステリを5編収録したミステリー短編集。「それは財布からはじまった」は必読。
  • 恋の謎解きはヒット曲にのせて
    3.3
    31歳、独身の大谷綾はデート相手と大喧嘩した帰り道、馴染みのバーに足を運ぶ。そこでママのみひろと過去の失恋について話していると、カウンターの隅で飲む初老の男性から声を掛けられる。“センセイ”と呼ばれるその男性は、フラれた当時の綾や相手男性の言動から「失恋したのには別の理由がある」と語り出す。自分が思い込んでいた「フラれた理由」と「失恋の真相」。恋する男女が陥る“スレ違い”を当時のヒット曲や流行、社会情勢を交えて描いた恋愛ミステリー。 ※本書は2021年5月に刊行された『いつものBarで、失恋の謎解きを』を改題・修正し文庫化したものです。
  • 記念日の客 <新装版>
    -
    定年退職した水田に嬉しい報告が入る。二十歳離れている、再婚した妻が妊娠したというのだ。それを機に、水田は義父が社長を務める芸能プロダクションに再就職することに。若きスター・五代ユリのマネージャーとして、仕事にやりがいも覚え順調に見えた第二の人生だったが、華やかな世界の闇に巻き込まれ……。芸能界で次々と起こる事件とその解決にアラ還紳士が奔走! 長編サスペンスの新装版。
  • ダブルバインド
    4.3
    金沢東部署の刑事課長・比留は大ピンチ。アポ電強盗犯を取り逃して左遷が決定的に。同時期に出生の秘密を知ってしまった娘が家出してしまう。さらには駐在所警官殺しが発生して捜査に奔走するなか、県警内部の不正とも対峙することになり、公私ともにがんじがらめ。だが、次々に起こる事件は偶然ではなく、予想外に繋がっていく。県警幹部の圧力にも屈せず真実を追い続ける刑事の姿から目が離せない。『看守の流儀』で注目の著者による迫真の警察ミステリー。
  • 啓火心 Fire’s Out
    3.4
    都内で、覚せい剤の密造所と見られる建物からの出火が連続していた。燃え痕からはなぜか、多量のペットボトルやメタンの成分が検出される。危険なはずの現場にどうしてそんなものが? 飯倉消防出張所に所属する若手消防士・大山雄大は密かに調査を開始する。だがそれが、六本木界隈の危険な奴らを刺激し、雄大は思わぬ危機に陥る――。大人気消防シリーズ第3弾
  • 鎮火報 Fire’s Out
    3.8
    「熱い消防馬鹿なんか真っ平御免!」と言い放つ、新米消防士・大山雄大。だが、外国人アパートを狙った連続放火事件の消火に当たったことをきっかけに、彼ら不法滞在者をめぐる哀しい事件に巻き込まれていく――。ひとりの消防士の成長を描いた傑作長編。

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  • テロリストの家
    3.7
    平和惚けした日本人を震撼させるテロ事件が勃発。中東の過激派組織「イスラム国」の極秘捜査をしていた公安部のエリート刑事・幣原は、突然上司から自宅待機を言い渡される。テロリストに志願したとして逮捕された青年は、なんと同じ家で暮らす息子の秀樹だった。妻や娘からは仕事のために息子を売ったと疑われ、警察や世間からは身内に犯罪者を出したと非難される。マスコミが家族に群がり、心身共に追いつめられる中、さらなる悲劇が――。衝撃的な結末に打ちのめされる、傑作社会派ミステリー!
  • 彼女が遺したミステリ
    3.8
    婚約者の一花が病気でこの世を去った――。哀しみにうちひしがれる僕に一通の手紙が届く。送り主は亡き恋人。そこに記してあったのは、「謎解き」だった。彼女から出される謎を解いていくたびに、明かされていく恋人の想い。喪失と再生。「誰かを愛するということ」の大切さが胸にささる、涙なしでは読めない恋愛ミステリー。第6回「双葉文庫ルーキー大賞」受賞作。
  • 人類最初の殺人
    3.0
    どんな犯罪にも「起源」があり、殺人は人間にとって最大の禁忌だ。最初の事件の犯人は20万年前の原始人で、動機は怒りだった。信じていた仲間に失望し、棍棒で仲間を殺してしまう。太古の昔にどんな人間ドラマがあったのか――(表題作「人類最初の殺人」)。誰も知らなかった「人類最初の犯罪」の顚末に国立歴史科学博物館の鵜飼半次郎が独自の理論と手法で迫る。そのほか、「詐欺」「盗聴」「誘拐」「密室殺人」を収録した連作短編集。
  • 言葉は君を傷つけない
    4.0
    人のいちばん言われたくないことが分かる、内向的で人付き合いが苦手な弟と、人のいちばん言われたいことが分かる、社交的で明るい兄。まるで正反対の性質と特殊な能力を持つ兄弟は、身近な人物の間で起きるトラブルに潜む謎を、能力を使って解き明かしていく。言葉は時に刃となって心を傷つけるが、一方で、活力となって人を救うこともできる。言葉の持つ力を全く新しい形で描き出す、特殊能力兄弟バディミステリー!
  • 逆転泥棒
    3.6
    善人と書いてヨシト、なのに空き巣で前科二犯の俺。出所早々、懲りもせず忍び込んだ豪邸の主は、なんと初恋相手の美女マリアだった。後日、偶然を装って再会し、急速に距離を縮めていく二人……だが、彼女に「夫を殺してくれない?」と頼まれ困惑する俺。不穏な現在と、懐かしく切ない平成の青春が交錯する物語の結末は――。この逆転劇は絶対誰にも予想できない! ※本作品は2020年に小社より単行本刊行された『あなたに会えて困った』を文庫化に際し改題し、加筆修正をしたものです。
  • うるはしみにくし あなたのともだち
    4.2
    四ツ角高校三年二組で一番美しく人気もあった羽村更紗が突如自殺した。遺書もなくいじめもなかったが、告別式で家族はかたくなに娘の顔を見せようとしなかった。彼女の死をきっかけに、次々と女生徒が見えない力によって容姿を傷付けられていく。クラスの誰かが“あの力”を行使している――生徒達は疑心暗鬼に陥った。担任の小谷舞香は、この異変の真相を探るうちに地域に伝わる人の見た目を変えるおまじない「ユアフレンド」の存在を知り犯人を捜し出そうとする。戦慄の学園ホラーミステリー!
  • 可制御の殺人
    3.8
    女子大学院生が自宅の浴室で死亡しているのが発見された。警察は自殺と判断したが、その裏には人間も機械と同様、適切な入力(情報)を与えれば、思い通りの出力(行動)をすると主張する謎の男・鬼界の存在が。他人を意のままに操る鬼界の目的とは何なのか? そして、人間は本当に機械と同様、自在に制御することが可能なのか? 第42回小説推理新人賞最終選考で選考委員から高く評価された若き才能によるデビュー連作短編集。
  • 「京都寺町三条のホームズ」 読み始め3巻セット
    -
    200万部をこえるベストセラーシリーズが、大変お得な試し読みセットとして発売! 未読の人は、この機会にぜひ!
  • 黙示
    3.3
    渋谷区の高級住宅街で窃盗事件が発生! 警視庁捜査三課の萩尾警部補は、相棒の武田秋穂と現場に向かった。被害者はIT長者の館脇で、盗まれたのは秘宝「ソロモンの指輪」。4億かけて入手したものだという。事件には伝説の「暗殺教団」らが関わっており、館脇は命を狙われているという。実在するとは思えない組織に萩尾は懐疑的で、冷静沈着に捜査を進める。“窃盗捜査の職人刑事”が古代文明の謎に迫る、萩尾警部補シリーズ第三弾!
  • 緋色の残響
    3.7
    強行犯係の刑事にして一人娘の母親でもある羽角啓子。中学生の娘、菜月の将来の夢は新聞記者になることだ。そんな菜月がかつて通っていたピアノ教室で、女子生徒が急死した。死因は食物アレルギー。不慮の事故かと思われたが、菜月のある行動によって真実が明らかに(表題作/『推理小説年鑑 ザ・ベストミステリーズ2019』選出)。45万部超ヒット作『傍聞き』で圧倒的な存在感を放った母娘コンビが、身の回りで起きた事件の真相に迫るシリーズ第一弾!
  • 五年後に
    -
    大阪の中学校で働く教師の華に、一人の女子生徒が言う。ある男性教師に告白したものの、返ってきた言葉は「五年後に言うてくれたらうれしいのに」だったと。それは華自身が、のちに夫となる啓吾から言われた言葉であり、そして啓吾の命が奪われるきっかけとなった言葉でもあった。「教師」という人間を通して浮き彫りになる嫉妬や悪意、弱さや狡さ。そして、ラストで胸に兆すささやかな希望とは――。第40回小説推理新人賞受賞作を含む、元中学教師による注目のデビュー短編集。
  • アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿
    4.1
    癖者揃いの娯楽系ウェブマガジン『アウターQ』編集部。新人ライター湾沢陸男は、小学生の頃によく遊んだ公園の落書きを調査することに。最後に<露死獣>と書かれた意味不明なその落書きを、当時の子供たちは<露死獣の呪文>と呼び、解読しようと夢中になった。取材を進めるうち、湾沢は「二十歳までこの呪文を覚えていると<露死獣>に殺される」との説を唱えた旧友が亡くなっていたことを知り……。何重にも張り巡らされた呪文の謎が時を経て今、解き明かされる「笑う露死獣」を含む全七編を収録した傑作ミステリー連作短編集。
  • 斬新 THE どんでん返し
    3.8
    多くの読者から支持を集める「どんでん返し」シリーズ。今作でも、いま最も読みたい気鋭の作家が集合した。アイドルグループに所属する主人公の企みを描いた――芦沢央「踏み台」、殺し屋という裏の顔を持つ男が遭遇した事態とは――阿津川辰海「おれ以外のやつが」、時代ミステリーならではの動機に目を瞠る――伊吹亜門「遣唐使船は西へ」、残された手紙から謎を読み解く――斜線堂有紀「雌雄七色」、そしてクローズドサークル+ロジック――白井智之「人喰館の殺人」。少しの時間で大きな驚き。圧巻のミステリーアンソロジー。
  • 恋ひとすじに
    5.0
    奈々子は文具メーカーで働く平凡なOL。しかし商社の取締役を名乗る湯川と出会った日から、身辺が騒がしくなる。突然妹が上京してきたかと思えば、同僚が殺されてしまい、奈々子自身も命を狙われ危険にさらされる。真相に近付こうとするたび、ちらつくのはある人物の影だった…。事件と事件が絡み合うノンストップサスペンス!
  • SHELTER/CAGE 囚人と看守の輪舞曲
    3.5
    新人の女性刑務官・河合凪は問題だらけの民営刑務所で働くことに。受刑者に暴行を加えるノイローゼ気味の刑務官。深夜に自らの冤罪を訴え叫びだす囚人。凪自身は姉による父親殺しのトラウマを抱えていた。だが、自由気ままに振る舞う報復殺人犯の阿久津真哉と接するうちに過去と向き合うようになっていく。受刑者の罪と繋がる刑務官達の意外な過去、次第に明らかにされていく殺人事件の真実。懲りない囚人とわけあり看守が織りなす人間ドラマから、最後まで目が離せない。
  • 悪意
    3.4
    行政書士の斉木にかかってきた不穏な電話。男は娘を誘拐したと告げ、返してほしければ指定の場所に来るよう命じる。現地を訪ねた斉木は、男がビルの屋上から飛び降りようとしているのを目撃した。その場で男が斉木に突きつけた、恐るべき要求とは――? 日常にひそむ人間の闇を描いた、第35回小説推理新人賞作家のデビュー短編集。 ※本作品は2017年5月に小社より刊行された『三つの悪夢と階段室の女王』を文庫化に際し改題し、加筆修正をしたものです。
  • 極刑
    3.8
    愛娘を殺されながらも極刑を望まなかった半田龍樹は、妻とも別れ、小さな居酒屋を始めた。一見、平穏に流れる日々――。だが、常連客は知らなかった。龍樹の陰の“制裁”を。卑劣な罪を犯しながらも逃げおおせた者を執拗に追跡し、淡々と運命の引き金を引いていく龍樹。黒い血に塗れた両の手は、やがて思いがけない事態を引き寄せてしまう。猛毒ミステリー『いっそこの手で殺せたら』で大注目の新進作家、衝撃のデビュー作。
  • 雪月夜 <新装版>
    -
    極寒の根室でくすぶっている幸司のもとに、幼馴染みの裕司が突然現れた。子どもの頃から悪ガキコンビとして知られ、つるみながらも憎しみあっていた。東京で極道になった裕司は、二人の友人である敬二を一緒に捜せと脅してくる。敬二は裕司の組から数億の金を掠めとって根室に潜伏しているという。断てない腐れ縁を抱えた大人たちのドス黒い欲望が剥き出しとなり、暴力と嘘に塗れた救いがたき惨劇が始まる。『少年と犬』で注目を集めた直木賞作家の傑作、魂も凍りつく暗黒小説が新装版で登場!
  • 挑発 越境捜査
    3.7
    迷宮入り事件を追う警視庁捜査一課の鷺沼は、パチンコ業界の雄・飛田を訪ねていた。事情を聴取したのは、飛田の甥・川端について。川端は、ある電子部品会社の社長を殺した殺人容疑で勾留中に自殺を図っていた。捜査を開始した鷺沼に声をかける男がいた。神奈川県警の刑事・宮野。はからずも再びコンビを組むことになった2人にたちはだかる飛田の影。前作を凌ぐ長編警察小説。
  • アンサーゲーム
    3.4
    アンサーゲーム。愛し合っているふたりに対して同じ質問が出され、その答えが一致すればOKというゲームで、質問は『あなたたちが最初に会ったのは、いつ、どこで?』『最初のデートはどこ?』といった、お互いが理解し合ってさえいれば答えられる「簡単な」もの。──結婚式を終えたばかりの毅と里美のふたりも順調に設問をクリアしていくが、ちょっとしたことから不審が高まり疑心が生まれ……。
  • 闇に堕ちる君をすくう僕の嘘
    4.0
    幼い頃に両親を亡くし、双子の弟とも離れ離れで育った太輝は「ある目的」のため、元人気子役の謎めいた少女・巫香に近づく。学校で「魔女」と呼ばれ、不登校になった17歳の巫香と交流を深めていくうちに、太輝は巫香の闇を知ることになるのだが――。人には言えない大きな傷を抱える巫香と、同じく悲しい過去を持つ太輝。巫香の謎が明かされたとき、太輝が巫香を救うためについた嘘とは⁉ 闇堕ちミステリーにして、究極の愛を描いた純愛小説。第2回双葉文庫ルーキー大賞受賞作家、待望の新作。
  • ゆえに、警官は見護る
    4.0
    深夜の芝浦のマンション前で焼死体が発見された。重ねられた自動車タイヤの中に立たせた人体を燃やすという残忍な手口は世間の耳目を集める。だが検視の結果、燃焼時には既に死亡していたこと、遺体は長時間冷凍されたものだったことが判明する。一方、新宿署留置管理課の武本は、歌舞伎町での喧嘩で逮捕、勾留された柏木という男の静かな佇まいが気になっていた。そんな中、西新宿のビル前で同様の手口の殺人放火事件が発生。武本は、新宿署の捜査本部に応援にきた警視庁刑事総務課の潮崎警視と再会する。〈武本&潮崎〉シリーズ第4弾!
  • 間宵の母
    3.8
    小学三年生の詩穂と紗江子は親友同士だったが、紗江子の母の再婚相手である義父と詩穂の母が失踪、駆け落ちと見られていた。その日から、紗江子の母の精神状態は普通ではなくなる。詩穂も父親からDVを受けるようになり、児童養護施設に入れられてしまう。その後、二人は地獄のような人生を送ることになるのだが、実は驚くべき真実が隠されていた。得体の知れない恐怖が襲う、著者最恐のホラー・ミステリー!
  • 犯人に告ぐ : 3 紅の影 上
    4.0
    前代未聞の方法で洋菓子メーカーの社長親子に誘拐ビジネスを仕掛けた〔大日本誘拐団〕。その実行犯は逮捕されたものの、主犯格とみられる淡野は捜査の手をかいくぐり行方をくらました。神奈川県警特別捜査官の巻島史彦が最新技術を活用しながら淡野の足跡を追う一方、逃げ延びた淡野は鎌倉に潜伏し、警察を出し抜く新たな犯罪計画を立てていた――。県警のジョーカー・巻島と天才詐欺師・淡野の手に汗握る戦いが再び幕を開ける。大人気警察小説シリーズ待望の第3弾!
  • やがて、警官は微睡る 〈新装版〉
    4.3
    横浜みなとみらいに新規オープンしたホテル、ハーヴェイ・インターナショナル横浜で立て籠もり事件が発生した。犯人は謎の多国籍グループ。周辺の携帯基地局も爆破され、異常な事件の連続に大混乱に陥る警察。非番でホテルに居合わせた警視庁蒲田署の刑事・武本は、新人ホテルマンの西島とともに館内を逃げ回りながらも、かつての上司で神奈川県警に所属する潮崎警視と連絡をとり、孤独な戦いを開始する――。タフガイ刑事とお坊ちゃま上司、武本&潮崎の胸のすくような活躍が堪能できる人気警察シリーズ第3弾、待望の新装版。
  • 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。
    3.8
    クッキーとワインを持って旅に出た赤ずきん。その途中でいろいろな事件に遭遇します。「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」を下敷きに、小道具を使ったトリック満載! こんなミステリがあったのか、と興奮すること間違いなし。全編を通した〝大きな謎〟も隠されていて、わくわく・ドキドキが止まりません! 『むかしむかしあるところに、死体がありました。』の著者による世界の童話をベースにした連作短編ミステリ!
  • 警察庁特命捜査官 水野乃亜 ホークアイ
    4.0
    1~3巻605~770円 (税込)
    かつて実父と恋人を無差別テロで失った水野乃亜は警察庁に入庁し、警察官僚の佐山から特命を受けて警視庁刑事部共助課見当たり班に配属される。日本の治安維持のため、防犯カメラと連動した衆人監視システム「ホークアイ」導入を目論む佐山は、乃亜の共助課配属とともに見当たり班解体に動き出す。そんな中、アメリカに追われるテロリストが日本に潜入し……。著者初の書き下ろし警察小説、渾身のシリーズ第1弾。
  • 涼子点景1964
    4.0
    父は、姿を消したのよ。私が9歳の夏に。それ以上のことは言わない、誰にも――。1964年のオリンピック開催決定に沸く東京。だがその陰で、競技場近くに住む一人の男が忽然と姿を消していた。残された美しく聡明な娘は自分の居場所と夢を守るため、偶然と幸運、そして犠牲を味方につけ、したたかに生き抜いてゆくことを誓う。時代のリアルな空気を随所に織り込んで描いた、精緻にして全く予測不能な展開の長編ミステリー。
  • 最後のページをめくるまで
    3.6
    小説の、ラストで驚きたい方はぜひどうぞ。ベスト本格ミステリ2018(本格ミステリ作家クラブ選)の1編に選出された「使い勝手のいい女」のほか、特殊詐欺に関わる男を描いた「わずかばかりの犠牲」、〈あなたの夫はあたしの婚約者です〉と名乗る女性が突然現れる「監督不行き届き」など、『どんでん返し』がテーマの5編を収録したミステリー短編集。
  • ジャポニスム謎調査 新聞社文化部旅するコンビ
    4.0
    日陽新聞社本社文化部に異動してきた雨柳円花に、先輩記者・山田文明が持った印象は最悪だった。タメ口だわ、SNSで人気者だわ、社会人としてキチッとしてないわ……そして自分より先に企画が採用されるとは! アートにだけは並外れた知識と興味がある円花が企画した〝日本文化を再発見〟する新連載、その補佐役を山田は命じられる。雄勝硯、大津絵など、取材で各地をまわるうち、自由奔放なだけではない円花の良さに山田は気づく。完全補完関係コンビによる取材の成果をお届けします! 芸大出身の著者が紡ぐ、エンタメ度満点の文庫オリジナル小説。
  • ホテル・ピーベリー<新装版>
    3.3
    木崎淳平は仕事を辞めて、ハワイ島を訪れた。友人から勧められた日本人が経営するホテルは「リピーターを受け入れない」ことが特徴だという。淳平が表情豊かな島を満喫しようとした矢先、同宿者がホテルのプールで溺れ死ぬ事件が起こる。直後にはバイク事故でもう一人が……。このホテルには「なにか」がある。最後のページまで気が抜けない、不穏な空気に充ちた傑作ミステリーの新装版!
  • 十津川警部 呉・広島ダブル殺人事件
    -
    警視庁捜査一課の市橋大樹は、入院中の祖父・勝之介から、青春時代を過ごした呉と広島の写真を撮ってきてくれと頼まれ現地を訪れる。だが、宿泊した旅館で勝之介の名刺を持った男が殺害される。その後、勝之介も急な死を遂げる。大樹は十津川警部と亀井刑事とともに呉と広島に向かう。そこで、勝之介の新たな一面が浮かび上がる。
  • 十津川警部捜査行 わが愛 知床に消えた女
    -
    警視庁捜査一課で十津川警部の部下だった私立探偵の橋本豊に、失踪人捜索の仕事が舞い込んだ。行方不明になった女性は三浦亜紀。橋本は調査を開始するが、亜紀は「ひとりで生活してみたい」という手紙を残していた。亜紀に男の影はなく、手がかりが摑めない。しかし、失踪直前に一千万円の貯金をおろしていた。やがて、携帯電話の通話記録から、知床にいることが判明。現地へ向かった橋本は、亜紀が事故死したという証言を得るがその死に不審を抱き、十津川に協力を要請した。
  • 鬼女の顔
    -
    能面打ち師が拾ってきた顔に傷がある女。その女の素性を調べていくと、京の都に巣くう「鬼」の姿が浮かび上がる(「鬼女の顔」)。都で名高い桜の木を愛でる老貴族を襲った厄災。その背後には南朝の残党が……(「桜供養」)。京の街で土倉(高利貸し)が襲われる事件が続発する。都を騒がす事件の真相とは!?(「去にし時よりの訪人」)。応仁の乱前夜の京の都で観世座の能楽師と訳ありの弟子が人々の心に棲む鬼が起こした難事件に立ち向かう、第36回小説推理新人賞受賞作家、圧巻のデビュー連作集。 ※本作品は2019年4月に小社より刊行された『去にし時よりの訪人』を文庫化に際し改題し、加筆・修正したものです。
  • 十津川警部 さらば越前海岸
    3.0
    精密機械の技術者で人型ロボット開発の中心人物である早川啓介が越前海岸で溺死体となって発見された。遺書があり、警察は自殺と断定するが、父親の雄介は息子の死に疑問を抱き自ら調べ始める。その後、浅草で北川愛が死体で見つかる。愛は人型ロボットのデザインを担当しており、遺書めいたメモには「啓介さん、ごめんなさい」と書かれていた。捜査を進める十津川警部のもとに、雄介から謎の解明につながる人物を突き止めたとの連絡が入る。啓介と愛の死にまつわる真相とは!?
  • 卒業タイムリミット
    4.0
    高校の人気教師・水口里紗子が誘拐され、72時間後に始末するとネットで予告動画が流れた。卒業間近の3年生・黒川のもとに「誘拐の謎を解け」と犯人から挑戦状が届く。同じく挑戦状が届いたのは、元サッカー部の荻生田、学年一の美少女・澪、幼馴染みの才女・あやね。水口を捜し始める4人だが、誰もが教師との間に秘密を抱えているようで――。大人になる前の煌めきと痛みが交錯する、傑作青春ミステリ!
  • ムゲンのi : 上
    4.0
    眠りから醒めない謎の病気〈特発性嗜眠症候群〉通称イレスという難病の患者を3人も同時に担当することになった神経内科医の識名愛衣。治療法に悩んでいたのだが、沖縄の霊能力者・ユタである祖母の助言により、魂の救済〈マブイグミ〉をすれば患者を目覚めさせられると知る。愛衣は祖母から受け継いだユタの力を使って患者の〈夢幻の世界〉に飛び込み、魂の分身〈うさぎ猫のククル〉と一緒にマブイグミに挑む――。本屋大賞にノミネートされた超大作ミステリー、待望の文庫化!
  • パパの愛した悪女 <新装版>
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    男と心中すると手紙を残して失踪した母。二年後、十六歳の香織は父の恋人を紹介されるが、その場で偶然に母の心中相手とされる山岸の息子と出会い、山岸が一億円横領容疑で警察に追われていたことを知る。その日から香織の周囲に不穏な空気が漂い始める。女子高生が絡まりあう謎に奮闘する長編サスペンス。
  • 十津川警部 捜査行 湘南情死行
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    西本刑事は恋人の塚本恵とデートの最中、真鶴でクルーザーの爆発を目撃。乗船していた宮川拓也とタレントの矢野明日香が死亡した。事故か事件か不明な中、捜査に協力している西本に明日香のファンを名乗る男から、他殺を示唆する手紙が届く。しかしその後、宮川が爆弾を入手した事実が判明し、神奈川県警は心中事件との見方を固める。だが恵だけは、事件の不自然な点に気づいていた……。
  • 華に影 令嬢は帝都に謎を追う
    3.9
    明治三十九年、帝都東京。千武男爵家の令嬢・斗輝子は、書生の影森怜司を供に、政府重鎮の黒塚伯爵家で行われた夜会に当主である祖父の名代として出席した。しかし夜会の最中に黒塚伯爵が何者かに毒殺されてしまう。不当な疑いをかけられた千武家の名誉のため、斗輝子と怜司は事件の真相を調べ始める。だが、その裏には身分に縛られ、ままならぬ生き方を余儀なくされる人々の大きな秘密があった。すべての真実を知ったとき、斗輝子は――。勝ち気な華族令嬢と怜悧な書生、対照的な二人による明治謎解き譚。 ※本書は2014年、幻冬舎文庫より刊行された『帝都東京華族少女』を改題し、大幅に加筆修正したものです。
  • 走馬灯症候群
    3.0
    不思議な夢を見るようになった。幼い頃の懐しい思い出から始まり、学生時代、社会人時代と、日に日に夢の中の自分が現在の年齢に近づいていく。夢は走馬灯のように駆け巡り、現在に追いついたとき、その人は必ず死ぬ――それは恩師の堀越教授が調べていた「夢喰い」という奇病だった。この奇病の正体を突き止めるために調査に乗り出した助教授の牧野は、中学の後輩で通信会社社員の咲元が「夢喰い」に蝕まれはじめたことを知る。戦慄のタイムリミット・ホラー・サスペンス!

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