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警視庁楠町西署の刑事、小暮時生は四人の子を育てながら、家事に仕事に奮闘する日々を送っていた。ある日、季節外れの人事異動で本庁から一人の刑事がやって来る。黒のスリーピーススーツに深紅のスケッチブックを携えた男の名は、南雲士郎。「ダ・ヴィンチ刑事」とあだ名される彼は、東京藝大絵画科卒という異色の経歴の持ち主だった。小暮は南雲とバディを組むことになるが、二人にはコールドケースとなった十二年前の連続猟奇殺人事件を共に追っていた過去があり……。アート推理で華麗に謎を解く、警察小説シリーズ第一弾!
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Posted by ブクログ 2023年07月22日
ダ・ヴィンチ刑事の癖のある推理方法が面白い。
そして、振り回されるバディの時生だけでなく、振り回す側の南雲の目線で語られるパートがあるのもユニーク。
「喫茶」のはずが「コーヒーは入れない」お店のチズさんも風変わりすぎw
2人の過去に大きくかかわるリプロマーダー事件がすごく気になって早く続きが読みたい...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月30日
スケッチブックをかかえた芸大卒の異色の刑事と、子育てと家事と仕事を両立している庶民派の刑事がバディを組んで謎を解く連作短編集。
事件はアートに関係したものながら、わりと小粒かも。二人が十二年前に追っていた”リプロマーダー”の事件で何があったのか、この巻では語られていないが、面白そうな事件なので続編に...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月05日
赤いスケッチブックを小脇に抱えた刑事。
映像化したらさぞ映えるだろうと思う。
なかなかイラつかせてくれるマイペースな南雲刑事、何かとダ・ヴィンチ先生のお言葉を引用する。これが何となく事件解決のキーになる。うまいこと組み込まれていると思う。
きっと作者さんもダ・ヴィンチがお好きなのかな?
事件とその解...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月17日
警視庁楠町西署の刑事・小暮は4人の子供を育てるシングルファザー。
ある日、季節外れの人事異動でやってきたのは、かつてバディを組んでいた「ダヴィンチ刑事」と呼ばれている南雲で…
南雲のダヴィンチ刑事と言うあだ名は的を得ていて、ダヴィンチの様に絵を描きながら捜査する風変わりな刑事。
そして、小暮とバデ...続きを読む
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