無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
深町秋生『鬼哭の銃弾』双葉文庫。
未解決事件の呪縛に囚われた元刑事の父親と、父親を憎みながらも父親と同じ刑事の道を歩む息子の物語と警察ミステリーが展開していくという非常に面白い小説であった。
久し振りに男臭い小説を読んだような気がする。刑事であり続けるために家庭をも犠牲にした男の執念と最後に見せた男なりの息子への罪滅ぼし。
プロローグに描かれ、物語の中核となる『スーパーいちまつ強盗殺人事件』は『スーパーナンペイ強盗殺人事件』をモデルにしたものと思われる。被害者の人数や使用された拳銃、事件の状況などが似ている。
捜査一課の刑事である日向直幸は幼児の虐待殺人事件の捜査を終え、一段落したのも束の間、多摩川の河川敷で起きた発砲事件の捜査を命ぜられる。発砲で使用された拳銃の線条痕が22年前に起きて未解決の『スーパーいちまつ強盗殺人事件』で使用された拳銃と一致したというのだ。
未解決の『スーパーいちまつ強盗殺人事件』は鬼刑事と呼ばれた日向直幸の父親である繁が担当し、捜査にのめり込む余りに家庭を崩壊させ、日向直幸自身も父親の繁とは10年間も連絡を絶っていた。その繁が多摩川河川敷で起きた発砲事件の直前に付近で目撃されたという情報もあり、未解決事件が22年もの歳月を経て再び動き出す。
本体価格800円
★★★★★
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸