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婚約者の一花が病気でこの世を去った――。哀しみにうちひしがれる僕に一通の手紙が届く。送り主は亡き恋人。そこに記してあったのは、「謎解き」だった。彼女から出される謎を解いていくたびに、明かされていく恋人の想い。喪失と再生。「誰かを愛するということ」の大切さが胸にささる、涙なしでは読めない恋愛ミステリー。第6回「双葉文庫ルーキー大賞」受賞作。
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Posted by ブクログ
婚約者・一花と死別してから1年以上経ったある日、博人の元に一通の手紙が届く。そこには一花が博人に遺した謎解きが記されていた…。
本書は「恋愛ミステリー」というよりは「恋愛小説」に近いかもしれません。博人は彼女との思い出を手掛かりに謎を解き、亡き恋人の真意を探ろうとします。
印象的なのは「登場人物たちの優しさ」。本書には悪人が登場しません。一花の仕掛けに皆が協力し、博人の謎解きを皆で手助けする。そんな人々に背中を押されるようにして博人は悲しみから立ち直っていきます。
小説で泣くことはあまり無いのですが、一花の想いを知った時は自然と涙が溢れていました。大切な人が出来た時にまた読み返したいと思える作品でした。
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