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-◆宝物のオイルとは? 彦太は自らの住む港町を活性化させるために『干物のブランド化』を計画する。 なかなかうまくいかず挫折しそうになっている彼の前に、不思議な機械をセールスマンが現れ大喜びするが…… ◆処理活動 妻子を持つ身でありながら向井は有り余る性欲を持て余し、ネットでリモートデートを楽しんでいた。 そのうち、リモートの相手といよいよ会えることになり、ホテルでの一夜を楽しんだ彼の哀れな末路とは…… ◆パブ パブで働く主人公・増田裕子は、羽場康弘という男と不倫関係にあった。 今日もまた店の隙を突いて出会い、心身を重ねる二人。 しばらくの間まともな会い方をしていないことに苛立っていた裕子は、もっと別の場所で会いたいと訴える。 その言葉に苦言を呈する康弘と、さらに苛立ちを募らせる裕子。 そんな赤裸々なやりとりを体感していたのは、彼らだけではなく…… ◆夫婦の守護霊 下田瑞穂は、苛烈な環境の中を生き抜き、ついに独り立ちを果たした。 希望と未来に満ち溢れた社会人生活。それを謳歌していたある時、瑞穂は公園でとある老夫婦と出会う。 彼らの呻き声から腹が減っていることを知った瑞穂は、手元にあったパンをあげることにしたのだが…… ◆もう一つの世界 多恵子には、長年付き添った夫の俊哉がいた。 ある日、多恵子は俊哉がいつのまにか 失踪していることに気づく。 夜になっても帰ってこない現状に不安を覚えた多恵子は、このことを警察へと通報することに。だがその瞬間、誰もいないはずの二階から誰かの話し声が聞こえ…… さら・シリウス:あらすじ タンボ:文章
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4.3
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4.1翌年の廃校が決まっている、男子だらけの県立高に通う錫之助。ある日、担任から音楽室の片付けを命じられハンドベルを見つける。その音色に魅せられ、居合わせた3人の同級生――イケメンでそつがない播須、いじめられ体質の美馬、不良の土屋とハンドベル部を創立することになる。顧問は担任でお地蔵さん似の教師、あだ名は「ダイブツ」。チームワークもバラバラ、音楽の知識もないメンバーで、「女子高のハンドベル部との交流」という不純な目標から始まった部活動。だが、4人は徐々に演奏の面白さに目覚め、出会う人々の輪は広がってゆき…。卒業目前、錫之助がハンドベルの演奏を通して見た未来とは? 一人では絶対に演奏できない楽器、それがハンドベル。4人の凸凹男子高校生と独身教師が奏でる、笑えて泣ける青春物語! 文庫オリジナル書き下ろし短編「まつげに積もる雪」も収録!
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4.1久瀬学が嫌な胸騒ぎを覚えたその日、一人暮らし先のマンションにかつての親友で、三角関係のもつれから気まずい別れをしたままの金森信治が五歳のタケルを連れてやって来る。絶句する学に信治は一方的に“この子に危険が迫っている。預かってくれ”と告げ、姿を消して……。時を超えて陰陽師一族の末裔が動き出すとき、運命の歯車が回り始める!
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4.0【本作品は、一部に「回答欄に記入してください。」等、電子書籍での利用に適さない内容を含んでいます。予めご了承ください。】不器用な女性、勇気が出せない女性、おとなしい女性から、「今までの自分は何だったの?」という声、声、声! “無限迷路”を抜け出した瞬間、あなたは「最強の女性」へと変身する――向かうところ敵なし! 各地で大反響! 伝説の研究所所長が明かす「ブロック」を外し好循環スパイラルに入るための「究極のメソッド」。本文では、「なまくら女」から解脱し最強「恋愛無双」になるための教え、そして、恋愛無双に生まれ変わるために必要な「ブロック」について。また、内面から確実に変わり出す「3つのアプローチ」や、最高の男性と最高のタイミングで出会うことができる方法。さらには、泣けてくるくらい幸せな毎日を本命彼と創り出せるヒントや、恋だけでなく人生も豊かなものにできる方法まで、あますことなく伝えます。全力でブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいる――。もう、そんな“ガス欠まっしぐら”な恋愛は終わりにしましょう!
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5.0堅物女性兵長と皇宮リストラ青年巫子が男子禁制の後宮を駆ける!! かつて皇宮巫師として名声を博した青年、昴。理由あって皇宮を離れた今は、街で託児処を営み子どもたちの世話をしている。貧しくとも楽しい日々を送っていたある日、突然現れた兵士にさらわれた昴。兵長の翠珠から「奥宮の妖怪騒ぎを巫師の力で解決してほしい」と言われ、昴は報酬を目的に仕事を引き受けることに。だが、妃たちが暮らす奥宮は男子禁制。昴は男であることを隠し、女装姿で事件の捜査を進めるはめに。しかし、妖怪騒動には意外な事実が隠されていた――。 子ども好きな美貌の巫師と堅物女性兵長のコンビが、妖怪事件の謎を解く! 中華あやかしミステリー!!
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3.0
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-“石川啄木詩情の旅”ツアー最終日、滞在先の盛岡のホテルで、参加者の一人・折原香奈子が殴殺された。凶器は南部鉄の水盤。だが捜査は難航し、事件は迷宮入りの様相を濃くしていた。一方、新進作家・千波由紀はツアー仲間と、啄木のある謎の研究を続けていた。その矢先、死んだ香奈子が啄木日記の欠落部分を入手していたことが判明、事件は意外な展開を見せ始めた。やがて浮上する、啄木の恐るべき秘密とは? そして第二の殺人が……。綿密な資料調査と取材をもとに贈る、歴史&本格推理の傑作。 ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
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-微かな違和感を辿った先に見えた「怪」と「恐怖」! 牛舎の脇に放置された車の下から乳児の腕がぷらんと生えている。 覗く度に数は増えて…(「車の下の腕」より) 元ホスト、薬の売人、デリヘル嬢、テレビ局AD、植木職人、コスプレーヤーにSE…。 人に会うたび、怪を訊く。そこで掴んだか細き糸を手繰り寄せ、闇に沈んだ糸先に在るものに目を凝らす。本書はそうした丹念な作業のもと綴られた実話怪談である。 ●栃木の山中の廃墟探検。そこで起きた悪夢の一部始終…「廃村旅行」 ●娘が描く父の絵には角が生えている。父には心当たりが…「パパの似顔絵」 ●散歩中に見かける牛舎の脇の車。車体の下から漏れる光に誘われ覗き込むと、乳児の腕が…「車の下の腕」 他、公募実話怪談大会「怪談マンスリーコンテスト」で頭角を現した新星が綴る万華鏡の如き全47話!
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-武生35歳と純25歳は、義理の兄弟。高円寺の一軒家にふたりで住んでいる。武生は、純の母親・清美の再婚相手の連れ子だった。清美は、「人生は短いの。“愉しい”を優先させなさい」が口癖で、あっという間に再婚相手が病死した後も世間体など気にせず、恋愛にも性にも奔放に生きていた。その影響からか、ゲイの純は多くの男との気ままなセックスを日々愉しんでいるが、彼氏は作らない主義を通している。一方の武生は高校時代に電車に乗れなくなって引きこもりになり、アルバイトをしても長続きせず、新宿二丁目のバーで働く純の稼ぎで暮す…。それでもふたりが幸せなのは、“愉しい”をすべてに優先させて生きているからだった。血のつながりがなくても、強い絆で結ばれ、毎日を愉しく生きる兄弟の物語。
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-動物文学の第一人者が、戦国・江戸時代の歴史的人物を描く、傑作短編7編。蝦夷地探検で名を残す幕末の探検家・松浦武四郎の大自然の中での行動を描いた表題作ほか、鉄砲伝来の種子島、織田信長、今川義元、武田勝頼など、ノンフィクション作家としても定評のある著者ならではの作品ばかり。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦国最強といわれる武田騎馬隊を率い、合理主義でありながら、臣下を愛し、妻を愛したロマンチスト、武田信玄。その人生をわかりやすく読み解きます。
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3.6
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4.0絢爛豪華に花開いた平安王朝の珠玉の名作を、人気作家による新訳・全訳で収録。最古の物語「竹取物語」から、一人の女性の成長日記「更級日記」まで。千年の時をへて蘇る、恋と冒険と人生。 竹取の翁が竹の中から見つけた“かぐや姫”をめぐって貴公子五人と帝が求婚する、仮名による日本最古の物語、「竹取物語」。在原業平と思われる男を主人公に、恋と友情、別離、人生が和歌を中心に描かれる「伊勢物語」。「虫めづる姫君」などユーモアと機知に富む十篇と一つの断章から成る最古の短篇小説集「堤中納言物語」。「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとしてするなり」、土佐国司の任を終えて京に戻るまでを描く日記体の紀行文、紀貫之「土左日記」。十三歳から四十余年に及ぶ半生を綴った菅原孝標女「更級日記」。燦然と輝く王朝文学の傑作を、新訳・全訳で収録。 解題=島内景二 解説=池澤夏樹 月報=小川洋子・津島佑子
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-『さあ今度は母様の番だよ。母様、何かお噺!』 大正浪漫を代表する人気画家が描く童心の世界 竹久夢二は明治~昭和期にかけて活躍した画家・詩人で、大きな瞳の憂いをおびた「夢二式美人」と呼ばれる美人画や詩歌「宵待草」で一世を風靡しました。 時代の寵児だった彼の作品は、雑誌の挿絵や日常雑貨のデザイン、商業広告など大衆文化の中に洒落たエッセンスとして取り込まれていました。 そして、それは子どもの世界にも表れていたのです。 夢二はこども向け書籍に本格的に取り組んだ最初の画家でもあり、自著六十冊のうち童謡、童話、絵本などこども向けの文筆作品は三分の一にものぼります。 本書はその中から、童話『草の実』と『春』を収録しました。 合計52編あるおはなしには、全て夢二自身による可愛い挿絵が挿入されています。また文章は現代仮名づかいに改めルビを付し、読みやすくしました。 詩人になりたかったという夢二の紡ぐお話には、いつの時代でも誰の中にもある寂しい心にそっと寄り添うような、優しくて、温かいまなざしに溢れています。華やかな女性遍歴や美人画だけではない、夢二の知られざる純粋な一面にきっとあなたは夢二をずっと好きになることでしょう。 ・初版収録時のカラー口絵と挿絵を全点収録
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3.0◆待望の第二句集! 心は、以前にも以後にもうつる。それは感情に限らず、見える、聞こえる、匂うといった感覚に関しても。ときに心は、未来の出来事を先に見ることでさえ、ある。─今のこの出来事は、いつか遠い昔にも見えていたし、これからずっと先にも、また新たに聞こえ続けるだろう─ この句集はいわば、心の編年体による。 (あとがきより) 風船になつてゐる間も目をつむり 人参を並べておけば分かるなり まなうらが赤くて鳥の巣の見ゆる こほろぎの声と写真にをさまりぬ 上着きてゐても木の葉のあふれ出す 南から骨のひらいた傘が来る ひあたりの枯れて車をあやつる手 うすぐらいバスは鯨を食べにゆく
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-アジアで最初のノーベル文学賞作家タゴールの代表的短篇10篇。 ベンガル語からの完訳。 タゴールのすごさ、文学の本当の面白さ・深さが詰まっています。 [目次] 郵便局長 坊っちゃまの帰還 骸骨 カーブルの行商人 処罰 完結 夜更けに 飢えた石 非望 宝石(モニ)を失って 解説 訳者あとがき
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-物語を生きること、現実を死ぬこと 衝撃の小説、と言っていいと思う。 ここには14歳の少女4人が登場するが、 彼女たちの固い結束は、ズバリ、自殺願望によって形成されている。 陳腐な、つまらない死ではなく、 いかに美しく、そして早死にすることができるか、 そのことが彼女たちの最大の関心事だ。 世間は、大人たちは、そしてもしかすると読者も どこか無邪気ですらあるそうした願望が 現実によって裏切られることを想像するのではないだろうか。 それに対し、この小説が与えた結末は? さわやか、ですらあるその涼しい恐ろしさを見よ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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4.0この祈りを、神は聞いているか? 標的はわが子の命を奪った日本人少女。 復讐鬼と化した女性警官vs.日系FBI捜査官。 聖夜の女たちの衝突に、救いは? 人間心理への深い洞察とミステリ的企みが高レベルで融合する、 多島斗志之の傑作を厳選した〝裏ベスト〟第一弾。 日米経済摩擦が深刻な米国で邦人留学生が起こした轢殺事件──被害少年の母で射撃の名手の女警官は、 強制送還で日本へ逃げ帰ることを決め込んだ加害者に復讐を誓う。 出国までの保護を押し付けられた日系女性FBI捜査官タミは捨て身の復讐を阻止できるか? 解説 マライ・メントライン
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3.0首都圏を震撼させた地下遺構連続殺人事件。その犯人も被害者の共通点も不明のまま、捜査は暗礁に乗り上げていた──。そんななか、地下遺構探索サークルを主宰する大学生・藤間秀秋、名探偵・七ツ森神子都とその助手・風野颯平らは、令嬢・御坂摩耶の依頼で、彼女の祖父である有名政治家が遺した別荘を訪れる。そこに隣接する地下遺構を調査中に山崩れが発生、身元不明の屍蝋化死体、摩耶の祖父が金塊を残したと信じるグループとともに、内部に閉じ込められてしまった。脱出方法を探して地下遺構を彷徨うなか、何者かに一人また一人と殺されていく。七ツ森と風野たちは連続殺人犯を突きとめ、閉鎖空間から無事生還できるのか。
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4.3戦時下と現代の熱い駅伝魂を描く感涙小説。 ボストンマラソンの会場で、とある選手から古びたボロボロの日記を受け取った新米駅伝監督・成竹と学生ナンバーワンランナー神原。それは、戦時下に箱根駅伝開催に尽力したとある大学生の日記だった。その日記から過去を覗いた二人が思い知ったのは、美談でも爽やかな青春でもない、戦中戦後の彼らの壮絶な軌跡。そこには「どうしても、箱根駅伝を走ってから死にたい」という切実で一途な学生達の想いが溢れていた。 現代の「当たり前」は昔の人々が死ぬ気で勝ちとってきた想いの積み重ねと知った彼らは・・・・・・・。そして、戦時下の駅伝を調べ、追う彼らに起きた、信じられないような奇跡とは。 先人達の熱い想いが襷として繋がり、、2024年、第100回箱根駅伝は開催される。 熱涙間違いなしの青春スポーツ小説、最高傑作です。 (底本 2023年12月発売作品)
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4.0オール讀物新人賞で注目を浴びた新鋭、初の長編小説 裕福な家に嫁いだ千代と、その家の女中頭の初衣。 「家」から、そして「普通」から逸れてもそれぞれの道を行く。 「千代。お前、山田の茂一郎君のとこへ行くんでいいね」 親が定めた縁談で、製缶工場を営む山田家に嫁ぐことになった十九歳の千代。 実家よりも裕福な山田家には女中が二人おり、若奥様という立場に。 夫とはいまひとつ上手く関係を築けない千代だったが、 元芸者の女中頭、初衣との間には、仲間のような師弟のような絆が芽生える。 やがて戦火によって離れ離れになった二人だったが、 不思議な縁で、ふたたび巡りあうことに…… 幸田文、有吉佐和子の流れを汲む、女の生き方を描いた感動作!
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4.0駅伝×料理、ベストセラー小説待望の文庫化。 陸上の名門高校で長距離選手として将来を期待されていた高3の眞家早馬(まいえそうま)は、右膝の骨折という大けがを負いリハビリ中。そんな折、調理実習部の都と出会い料理に没頭する。一学年下で同じ陸上部員の弟・春馬、陸上部部長で親友の助川、ライバル校の藤宮らは早馬が戻ってくることを切実に待っている。しかし、そんな彼らの気持ちを裏切って、心に傷を抱えた早馬は競技からの引退を宣言する。それぞれの熱い思いが交錯する駅伝大会がスタートする。 そのゴールの先に待っているものとは……。 高校駅伝、箱根駅伝の臨場感溢れる描写とともに、箱根駅伝を夢見て長距離走に青春を捧げる陸上青年それぞれの思いと生き様が熱く描かれる。青年達の挫折、友情、兄弟愛……。熱い涙、しょっぱい涙、苦い涙、甘い涙が読む者の心を満たします。 読後は爽快感と希望に溢れる熱血スポーツ小説です。
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-初めての逆ナン!? うんちくで運命を打ち破れ!! 池波正太郎ファンのオフ会で出会った謎の彼女。 「ぼくは鬼平には、小説から入ってドラマにもはまりました。」 「わたしはドラマからですね。」 盛り上がる中、唐突に彼女はこう口にした。 「日光東照宮に行ってみたいんです」 …日光。微妙な距離である。日帰りか泊まりか。池波うんちくを駆使し、冷静に彼女の真意を探る私。彼女は、そんな私に追い討ちをかける。 「池波正太郎は、日光のホテルにカンヅメになって作品を書いたって言いますよね?」 「そうです。東照宮の前ですよね?金谷ホテルがあるの。金谷ホテルに行きたいですー。」 勘違いか、からかわれているのか、はたまた詐欺か…。困惑する私をよそに彼女はにこやかに笑う。そしてそこに現れる酔客。 「本所で平蔵と忠吾が食べるみそ田楽な。この近所にあるおれの同級生の店でもやってるんだ。」 ガンバレわたし! 池波うんちくを駆使して、彼女のハートをいとめるんだ! NovelJam 2017 出場作品
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4.0誰もが「助けて」と言える社会を構築するための提言の書、電子版刊行。 コロナ禍で進む弱者切り捨てに異議申し立て! 孤独死した39歳の男性が、便箋に残した最後の言葉は「たすけて」だった──。社会から孤立する三十代、なぜ彼らは「助けて」と声が上げないのか? 派遣切り、ホームレス、孤独死……過酷な現実に直面しつつも、「自己責任」という呪縛にとらわれ続ける就職氷河期世代。その孤独な実態を掘り下げて取材し、幅広い共感を呼んだ話題作が、電子化された。 同世代の作家・平野啓一郎の提言と、NPO「北九州ホームレス機構」代表・奥田知志の活動も収録。誰もが「助けて」と言える社会を構築するために、いま求められるものとは何か。 コロナ禍で弱者切り捨てが懸念される現在、改めて注目されるべき一冊。 【目次より】 第1章 「助けて」と言えなかった──孤独死した三十九歳の男性 第2章 ホームレス化する三十代──炊き出しに集まる若者たち 第3章 「何が悪いって、自分が悪い」──三十二歳の“イケメン”ホームレス 第4章 ネットで広がった共感の声──「他人事ではない」「明日は我が身」 第5章 手遅れになる前に──NPO代表・奥田知志さんの闘い 第6章 大小三十代の危機──平野啓一郎 第7章 「助けて」と言った後に──3・11後の伴走型支援
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