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Posted by ブクログ
冒頭のインパクトがすごすぎるし、テーマも話もすごい。ことばの使い方や比喩が特殊でちょっと読むのに時間がかかったけども。
もう、夢と現実の境界がわからなくなるとかそんなレベルの話じゃない。そういう二者を分ける概念はもはや無いような感じ。
あとがきの対談で、そういう世界「もう一つの世界」を掘り起こすために「私」を使うんやっていよった。作者自身っぽい「私」を使うのは(私小説とはまた違う)何かしらの目的があってするテクニックやと思っとったけど、そういうのん言ってくれるのもめずらしくて、対談も興味深く読んだ。
「シビレル夢ノ水」が猫小説かと思わせといて蚤でしたー三つの中ではいちばん好きやった。まじで蚤に取って代わられるかと思った。
Posted by ブクログ
自由自在に飛び回る思考、巧みな仕掛け、それでいて美しい文体に圧倒されてしまう。夢とも現実とも似つかない世界でぷかぷかと浮遊する思考。突飛もないところへ時空移動する意識。止むことを知らぬ妄想。マグロ、海芝浦、富士、日本…オキナワ変換…まるで自分の頭ん中をごろんとそのまま文字に起こしたような、見知らぬ奴に思考をぐちゃぐちゃにされているみたいでなぜこの作家は私の頭ん中を語ろうとしているのだ、と疑ってかかりたくなる。東京からJR鶴見線で40分、出られない駅。それが海芝浦だ。東芝の敷地内にあり、東芝関係者以外は駅から出ることができない。この海芝浦、ホームのすぐ横が海だということもあり、駅のホームから釣りのできる駅としても有名らしい。
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