太陽の子

太陽の子

759円 (税込)

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ふうちゃんが六年生になった頃、お父さんが心の病気にかかった。お父さんの病気は、どうやら沖縄と戦争に原因があるらしい。なぜ、お父さんの心の中だけ戦争は続くのだろう? 著者渾身の長編小説!(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公は、小学6年生で、沖縄2世の女の子です。ときは、1975年、家は神戸の下町にある沖縄居酒屋で、沖縄出身者が集まる場所。
    みんなに可愛がられて、優しい人たちに囲まれていて幸せだと思う反面、大人には、子供に話さない、なにか事情のようなものがあることを、なんとなく感じるようになっていた。
    戦後、沖縄

    0
    2025年08月08日

    Posted by ブクログ

    ・親に勧められるもなかなか機会がなく、ようやく読むことができた。戦争に翻弄された沖縄と沖縄の人々。その悲惨さと悲しみを描きつつも、てだのふあ・おきなわ亭に集う人の温かさに心が慰められた。

    ・p.340 「沖縄の人間が戦争をはじめたわけやなし、まして、子どもになんの関係があるねん。みんな戦争のあった

    0
    2025年03月16日

    Posted by ブクログ

    ふうちゃんのまっすぐな気持ち、てだのふあに集う人々のあたたかさ、辛い沖縄の記憶 泣けてしかたない。八重山諸島行きたいな。神戸港町も行きたい。

    0
    2025年03月12日

    Posted by ブクログ

    児童書?
    いえ これは今の大人へのメッセージです

    我が家のわりと近くに「太陽の子保育園」がある
    神戸出身の灰谷健次郎さんが理想の保育園を目指して創設されたとか
    昔読んだ本を再読した

    〈 ふうちゃんが六年生になった頃、お父さんが心の病気にかかった。お父さんの病気は、どうやら沖縄と戦争に原因があるら

    0
    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    沖縄の友人はたくさんいましたし、沖縄の歴史についても知ったつもりでした。優しい人が多いし、おおらかでとても気が合う仲間が多い。
    でも、その人たちや、その人たちの祖先が沖縄戦のつらい悲しい経験をしてきたからこそ、強く優しいのだと思いました。
    ふうちゃんの明るさと素直さ、見習いたいほど魅力のあるとても良

    0
    2024年01月27日

    Posted by ブクログ

    テレビや教科書では知ることのない沖縄と沖縄の人たちの苦労が痛烈に心に響く作品。過去の出来事が現在の沖縄にも繋がっている。どの世代でも読むべき必読本

    0
    2023年08月15日

    Posted by ブクログ

    優しさとは何か、歴史を学ぶとはどういうことなのかが物語を通してじわじわ伝わってくる。沖縄で起きた惨劇は、その時も、その後も社会の中で形を変えて影響し続けた。

    ふうちゃんの幼さが人との出会いやお父さんの心の病気を通してどんどん成長していく。そんなふうちゃんの成長に合わせて読者も同じように喜んで、怒っ

    0
    2023年08月14日

    Posted by ブクログ

    最近読んだ小説の中では久しぶりの5つ星。
    もちろん「名作」とは聞いていた。初出版(1978年)直後の大学当時で既にその「好評」を耳にし「読んでみよう」と思ったものの、それから丸45年も経つまで一度たりとも書店で手に取ることも無かったとは。斯くも「読書は長く人生は短い」のだ。これからも、死ぬまでに一度

    0
    2023年05月24日

    Posted by ブクログ

    神戸の沖縄料理店に集まる沖縄出身の人々の過去の秘密や悲しみを、小学6年生のふうちゃんの目を通して描いた物語。

    途中までは可もなく不可もなくと言った感じのやや重苦しい作品でしたが、キヨシ君が出てきてからはかなり面白かったですし、またいろいろと心に残る言葉の散りばめられた素晴らしい作品でした☆

    最後

    0
    2023年01月01日

    Posted by ブクログ

    作者の兄が自殺し、成績重視の教育界に疲れはて、流れついた沖縄で、彼は命は生きているものだけのものだけではなく死んだ命と繋がり生き生かされていること、痛みを分かち合うことを学びました。そのことがこの小説に込められています。
    時は1975年。神戸市に住む大嶺芙由子は小学6年生の少女で、周囲からは「ふうち

    0
    2022年12月24日

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