兎の眼 (角川つばさ文庫)

兎の眼 (角川つばさ文庫)

858円 (税込)

4pt

4.3

新任の小谷先生が受け持った1年生のクラスには、学校ではまったくしゃべらない少年、鉄三がいた。さらに、ちょっと変わった転校生・みな子も加わって、もう大変! みんなで悩みながら、「大切なモノ」を見つけていく子どもたちと先生の、感動の物語!【小学上級から ★★★】

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兎の眼 (角川つばさ文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年12月14日

    いるかさんの本棚で見かけて気になっていた一冊。心が温まりました。1974年刊行。教師経験を持つ灰谷健次郎作。日本児童文学者協会新人賞、第一回路傍の石文学賞受賞作品。もしかしたら子どもの頃に読んだことがあるかも。塵芥処理所のある町の小学校を舞台に新卒の女性教師が個性豊かな児童たちと共に成長する姿が描か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月26日

    とてもいい話でした。
    先生は大変な事のほうが多いと思うけど、やりがいのある職業だと思います。
    小学校教員を目指している娘に渡そうと思います。

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    Posted by ブクログ 2019年07月24日

    泣いた。
    膵臓食いに続き、またしても電車の中で、人様の前で涙。
    やーめーてーよー...いい話すぎるじゃんか。
    ほっこりというか、じんわりというか、心温まるいい話。

    どうだコノヤロ泣けるだろう、とグイグイくるのではなく、
    じんわりじんわりきて、ふいに訪れる涙。

    もーこういういい話は皆さんに読んでも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月26日

    新任の小学校教師小谷先生が、
    子供たちや地元の塵芥処理場の住人との交流を通じて、
    本当に生きるという意味を見つめ直す物語。

    教室では一言もしゃべらず、衝動的に見える行動を繰り返す鉄三、
    その祖父バクじいさんの壮絶な過去、
    傍若無人ながら魅力的な先輩教員の足立先生、
    処理場の子供たちの闊達さ、逞しさ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月13日

    教育とは福祉とは何か、それ以前のことかもしれませんねぇ。大人でも子供でも読める本です。昔日本はこういう国だったと思いました。

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    Posted by ブクログ 2019年03月22日

    新人女性教師と子どもたち、とくに処理場にすむこどもたちとのこころの通い、こどもたちに慕われる足立先生。塵芥処理場。

    「美しくあるためには抵抗が必要」
    じぶんを見つけていったときにだんだん夫とすれ違っていくあたりも、なにかを犠牲に生きていっているんだなと。
    だれかの命を食べて、生きている。

    C87...続きを読む

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