無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
老いと死の優しい物語。
妻を「ハルちゃん」なんて呼ぶ老齢の画家。
80年来の友人とその孫。
そうした人々が登場して、
物語をつくる。
終わりがあるから輝くものがあるのだと私は思う。
終わりが人を追い詰めることもあれば、
終わりが大きなエネルギーをくれることもある。
最後数ページがとてもよかった。
そしてそして、
巻末の対談(灰谷健次郎×樹木希林)!
これもとてもよかった!!
『兎の目』や『太陽の子』とはなんだか違うな、
と思っていた違和感がスッキリした!
この小説で使われている言葉は、標準語なんです。
いつもは関西訛りのある言葉なのに。
やっぱり言葉のちがいでずいぶん印象が変わるもの。
私は東京生まれの東京育ちだから、
デフォルトではあまり他人とぐっと近寄らないような
東京の言葉、いわゆる標準語には違和感ない。
でも、確かにそれぞれの味があるんだろうね。
灰谷さんが
「関西の言葉のいいところは、情感をスーッと伝えるところ」
と書いていて、とても納得した。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。