兎の眼

兎の眼

作者名 :
通常価格 616円 (560円+税)
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作品内容

大学を出たばかりの新任教師・小谷芙美先生が受け持ったのは、学校では一言も口をきこうとしない一年生・鉄三。決して心を開かない鉄三に打ちのめされる小谷先生だったが、鉄三の祖父・バクじいさんや同僚の「教員ヤクザ」足立先生、そして学校の子どもたちとのふれ合いの中で、鉄三の中に隠された可能性の豊かさに気づいていくのだった……。すべての人の魂に、生涯消えない圧倒的な感動を刻みつける、灰谷健次郎の代表作。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内文学
出版社
KADOKAWA
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2012年08月03日
紙の本の発売
1998年03月
サイズ(目安)
1MB

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書店員のおすすめ

「最近の若いのは」という言葉をよく耳にする。
実際に使ったことがある人も、少なくないだろう。

言葉こそ違えど同じニュアンスの文言は、明治の文豪たちの作品にも垣間見られる。
つまり、この言葉は昔からずっと、時代毎の若者が浴びてきた罵倒の言葉である。
では、現代に生きる若者は、明治に生きた若者より相当質が落ちているのであろうか。

決してそんなことはない。
そして、悪いのは子どもではない。
悪いのは、いつの時代もその状況を作り出した大人である。

どれぐらい子どものことを知っているか。
その心に直接的な関心を持って接しているか。
そこに生きるかけがえのない命を心底大事に想っているか、また、扱っているか。

本書は児童文学ですが、大人の方こそ読むべき作品です。
「美しい心」とは何なのか、「生きる」って何なのか。
そして、生きていく上で、また、人と接する上で、一番大切なことを本書は学ばせてくれます。

兎の眼 のユーザーレビュー

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    購入済み

    出会えて良かった

    大庭葉蔵 2022年03月16日

    灰谷さんの名前は知っていても児童文学の認識で、著作を手に取ることはなかった。偶然とはいえ、この本との出会いは人生の喜びである。まさに読まずに死ねるかであった。

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    Posted by ブクログ 2022年02月13日

    祖父母世代の学校、先生、生徒のリアル。
    先生には今よりもずっとプライベートはないし、
    学校と生徒、保護者の距離もかなり近い。
    だからこそぶつかるし、協力して助け合って生きていく。
    22歳の箱入り娘の小谷先生が、全力で鉄三やみな子ちゃんにぶつかっていくのが愛おしい。
    今となっては考えられないけれど
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月08日

    とある経営者の方がお勧めしていたため、興味を持って読んでみた。本の中で、小谷先生や足立先生が子供たちのために奔走する姿は見ていて応援したくなる。また、子供たちの純粋さには思わず涙しそうになった。
    また、マネジメントの視点からこの本を考察してみると、優秀なリーダーとは、異分子を排除するのではなく、異分...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月01日

    母に勧められて読んだ本でしたが多分今までに読んだ本で一番泣きました。気軽に読める本ではありませんが読むべき本だな、と思いました。

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    Posted by ブクログ 2021年09月03日

    全ての登場人物が主役であった。
    自分の知らない世界で生きる立場を理解しない大人達がそれぞれの都合で発言する。
    それを澄んだ心の子供達が正しい道を教えていく。
    力を合わせ努力をすれば道は開ける事を。
    自分が動かなければ何も動かない事を。
    歳を取ってから読み返しても心に響くものがあった。
    「小谷先生は自...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月26日

    正直今の学校じゃこんな事出来ないだろうなぁ。とは思うけれども色んな子供が居て、色んな環境で生きていてそんな子供達が「同じ学校」にいる事の難しさ。けれどもだからこそ生まれる面白さをしみじみ感じることが出来ました。
    先生たちのキャラクターもとても良く、「真面目な学校のお話」とお堅いイメージを持たずに(勿...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月10日

    理論社刊の、とても古いものを読みました。涙が止まりませんでした。
    私は教師ではありませんが、一人の親として、身近な子供たちを見守る立場として、何をして来たんだろう…
    私は子供を信じてきたのか、自問自答してしまいました。

    まだ、人生、あと少しあります。
    これからでも、遅くないですよね。

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    Posted by ブクログ 2021年06月02日

    小学生の時に好きだった本
    内容は忘れてしまっていて、再読

    外面だけお行儀良くなっていく世の中が、忘れそうになるものに気付く

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    Posted by ブクログ 2021年05月08日

    冒頭部分の鉄三に、初め「なんてえげつない子なんや」と思った。だがそれは読んでいくうちに大きな間違いだと言うことに気付く。鉄三は本当はいい子なのだ。真面目な子も、少しやんちゃすぎる子も、障害を持った子も、小谷先生は分け隔てなく受け入れ心から向き合っていこうとする。それを批判する者も少なくない。しかし、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月29日

    人を見つめる、見通す、見守る眼

    "正解"を強制せず、対話・行動を通して共に考える。ひとりひとりと向き合う理想の教育を、小説といえど、ここまで描いた作品を他に知らない。

    ■概要
    問題児、ちえおくれ(表現は原文ママ)であっても、一人の人間。多様性、個性尊重…そんなきれいごとを言い...続きを読む

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