三四郎

三四郎

396円 (税込)

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「それから」「門」へと続く三部作の序曲ともいうべき作品。いわゆる「無意識の偽善」という問題をめぐり愛そうとして愛を得ず、愛されようとして愛を得ない複雑な愛の心理を描く。三四郎を中心に展開される当時の東京大学学生生活の描写は、風俗史的にも貴重な資料を提供するだろう。明治41年作。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved

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    Posted by ブクログ

    数十年後には三四郎にも青春の1ページとして思い出されるであろう甘酸っぱい失恋のお話。美禰子の心理描写が全くないのでその思わせぶりな態度は解釈に迷う部分もあった。美禰子のstray sheepという言葉が彼女の心の揺らぎを暗示する。三四郎がもっと早くに思いを告げていたら美禰子はその思いに応えたのだろう

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    2023年09月11日

    Posted by ブクログ

    中学生の時に読んだ本。
    しかしタイトルは覚えていても中身が思い出せない。。。
    ということで、10数年ぶりに再読してみました。

    本作は三四郎の学生生活を書き綴った作品。
    田舎から出てきた三四郎の周りに、
    自分とは異なる考えを持つ様々な人物との交流から
    様々な経験を得るようなストーリー。

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    2011年12月16日

    Posted by ブクログ

    恋の駆け引きはやはり自分の性に合わないとしか言いようがない。ぶつかって玉砕しても、仕方ないからといってはずれた形に収まりたくはない。

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    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    不思議と三四郎本人に共感というか、まるで自分事のように読めた。自分は三四郎タイプの人間だ。
    新しい世界に飛び込み、あれこれ思いを巡らせるけれど、どこか受け身で積極的には動かない。特に人間関係。
    人間関係も与次郎が持ち込んできたものを中心に成り立っていて、自分から友達を作ろうと積極的に行動したわけでは

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    2023年11月17日

    Posted by ブクログ

    恋愛小説をイメージして読んだけれど恋愛だけではなくて若者の上京物語といった色が強かった。
    新しい世界を知ってわくわくしたり人の気持ちを想像してやきもきしたり身の程を知ったりと時代に関係なく共通した若者の青春が眩しい。

    0
    2022年12月05日

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