高野聖

高野聖

462円 (税込)

2pt

飛騨から信州へと向かう僧が、危険な旧道を経てようやくたどり着いた山中の一軒家。家の婦人に一夜の宿を請うが、彼女には恐ろしい秘密があった。耽美な魅力に溢れる表題作や、滝の白糸で知られる「義血侠血」、「夜行巡査」「外科室」「眉かくしの霊」の5編を詳しい解説とともに収録。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved

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高野聖 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    泉鏡花の『外科室』に魅力を感じ、それならばと『高野聖』も手に取ってみました。
    こちらも面白い。
    原文・文語体ですが、読みにくさが却って一層話を怪しくしています。
    ミステリーではないですが読み終えてから、思わず読み返しました。

    旅先で出会った、二人の僧侶が、道中暇なればと世間話を交わします。
    昼に開

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    美しい文章と精緻なストーリー、独特な世界観と人間観、後の文豪たちが鏡花を崇拝する理由がわかりました。文語体で読むのは骨が折れましたが、それをする価値がありました。

    0
    2024年12月27日

    Posted by ブクログ

    これは……なんで今まで読まずにいたのだろう。
    こんな幻想的な小説を書く人が、ずっと昔に存在していたんだ。
    素晴らしすぎて、言葉にならない。
    美しい文章に流れるようなペースで読んでしまった。

    0
    2017年03月25日

    Posted by ブクログ

    幻想的で艷やかな文体で綴られる短編集。漢字が多くて難しく感じたが、それでも耐えて読んでみると作中の風景がありありと目に浮かんでいた。『夜行巡査』がお気に入りかも。

    0
    2024年12月16日

    Posted by ブクログ

    親が小説の面白さをを理解した作品としておすすめされたので読んだ。
    眉かくしの霊を読んだ後の気持ちを、40年前の親も味わったんだなと重なりを感じて不思議な気持ちになった。

    0
    2024年10月29日

    Posted by ブクログ

    どの小説も、情景描写が繊細で読んでいてとても惹かれるものがありました。特に後半二つの高野聖と眉隠しの霊は、とても読みごたえがありました。

    私の故郷の地名も登場していたので、想像しながら読み進めることもできてとても楽しかったです!

    0
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    古い文体だけど読みやすかった。
    文章のリズムも良く言葉も美しい。
    何よりストーリーが面白い。特に前半の3つの恋物語はいずれも成就しないで終わっている。その秘めたる想いが何とも哀しく美しい。

    0
    2016年10月04日

    Posted by ブクログ

    漢字の多さにおののきつつ読み進めていくと、物語にいつの間にか引き込まれていました。義血侠血も、外科医も、夜行巡査も、眉かくしの霊も、死が纏いついて綺麗だけど引いてしまう中、高野聖はユーモアと救いのある点で、この中では一番好きな話です。他の作品も読みたいです。だけど休み休み。だって疲れるー。

    0
    2015年10月07日

    Posted by ブクログ

    角川の夏フェア本。かわまぬカバーにひかれて。泉鏡花賞は存じ上げていたが大元の泉鏡花作品は初。世間は不条理にあふれているが、その不条理の中で生きるのが人の業というもので。人には様々な事情がつきまとうものだが、どこかに肩入れするでもなく、フェアネスにあふれた描写がよかった。漫画「秘密」で青木が言ってた外

    0
    2019年06月22日

    Posted by ブクログ

    全体に歯切れ良くリズミカルな文章。擬音語の差し込み方が印象的で好き。最後までぐいぐい読まされてしまう。

    初めの収録作品は、まず怒涛のように押し寄せる見慣れない漢字や古い文法に面食らったけれど、分かり易い展開と心情描写のお陰で、慣れてしまえばすいすい読めた。高野聖、眉かくしの霊になると、大仰な表現は

    0
    2019年01月27日

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