文鳥・夢十夜・永日小品

文鳥・夢十夜・永日小品

作者名 :
通常価格 453円 (税込)
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作品内容

エゴイズムに苦しむ近代的人間の運命を追求してやまなかった漱石が時として見せた滋味豊かな一面をのぞかせる美しくも香り高い珠玉の短篇。メルヘンと呼ぶべきか、夢幻と名づくべきか、読者を一つの世界にいざなってやまない。漱石を愛する人々の忘れてはならない貴重な人間像。「京に着ける夕」「倫敦消息(1)(2)」「自転車日記」も収録。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年10月30日
紙の本の発売
1970年05月
コンテンツ形式
EPUB

書店員のおすすめ

みなさんは正夢を見たことがありますか?
正夢は、自分の現実における記憶に基づいて、脳が錯覚を起こしている状態だそうです。

みなさんの夢は白黒ですか?それともカラーですか?
年配の方であればあるほど、夢は白黒と聞いたことがあります。
現代の若者は特に、テレビ等も含めほぼすべての経験をカラーでします。

このように、夢は現実で起こった様々なことに起因して、脳が見せているものなのでしょう。
また、夢十夜で語り手が見た夢は非日常的な世界でありながら、日常に溢れている人間の醜い部分をとても繊細に描いてあります。

「長いあいだ大空を落ちている間に、角が取れて滑らかになったんだろうと思った。」
「堪えがたいほど切ないものを胸に盛れて忍んでいた。」
「ただ背中に小さい小僧が食っ付いていて、その小僧が自分の過去、現在、未来をことごとく照らして...」

人間味のある短編集をお好みの方は是非一読ください。

Posted by ブクログ 2007年03月24日

すごく好き。「こんな夢を見た」の書き出しから全てが始まる、夢十夜の現実離れした感じが心地良いです。特に第一夜は、情景を想像しながら読むと美しくて泣きそうになります。

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Posted by ブクログ 2017年07月26日

書かれた時代がバラバラで、順番も意図があるかは分からないが、夢十夜を除いてエッセイ集のような感じだった。夢十夜はたまらん

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Posted by ブクログ 2012年07月15日

「夢十夜」を改めて読み返したくなったので購入したが、
冒頭の短いエッセイ「京に着ける夕」の、
格調高い語り口と内容のギャップにお茶噴いた(笑)
いや、大文豪の手に掛かれば、
こんなちょっとしたエピソードも立派な作品になるということか。
「夢十夜」については、脳の働きと夢について研究している学者曰く、...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年06月11日

「夢十夜」
第一夜
「百年、私の墓の側に坐って待っていてください。きっと逢いに来ますから」

夢ってなんだか不気味だ。私はろくな夢を見ない。

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Posted by ブクログ 2010年08月15日

夢とも現実ともつかない小説たち。もっとも小説はすべからく「嘘八百」にちがいないですが。このひとの手にかかれば、友人への手紙すらも小説になっちゃうんだなあ。

話は変わりますが、いいなあ、この雰囲気、と近代文学の断片に触れるたびに思います。この時代のユーモアが好きです。

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