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Posted by ブクログ 2022年07月27日
『太陽の子』に続いて、この作品もまた
後世まで読み継がれてほしい1冊。
灰谷健次郎の作品は、児童文学という
ジャンル付けをされているものの、
「他人の目線で考えてみる」ことが
苦手になってしまった現代人にとって、
想像の仕方から教えてくれるような
手取り足取りの物語だと思う。
今よりも、少し前の...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月31日
千葉の海を通ったのに、一瞥もしないで海の本を読んでいたようです。海の生活の問題は、他人事でないな。
灰谷健次郎さんの本は、小さい頃怖い印象があって、なかなか読めなかったのだが、残念なことをしたなぁ。(「兎の眼」の挿絵と灰色っぽい装丁、見たこともない「兎」の漢字が、何か恐ろしかった覚えがある)。登場...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月15日
現代の漁師の子供たちが自分たちのもっとも身近であった海、魚、そして漁師というものについて正面から向き合おうとする話。
読み終えて気持ち良かった。
都会で海に捨てられたゴミや廃棄物が結果として海や魚を死に追い込んでいる。という締めだったのですが、人間がやったことなんだから人間で蹴りが付けられるはずだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月08日
海の近くで暮らす人たちの生活を描いた作品。
主人公は小学5年生の漁師の子健太。
健太が魚をさばいたり、大きな船を操縦したり、海のことを研究したり、父親とじゃれあったり。
健太だけじゃなくて、この小説に出てくる子どもは、もう小さな大人だった。大人もそれを受け入れて対等に接してる。
だから、読んでて気持...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月30日
漁港に住む漁師の息子健太を中心に、真っ直ぐで、時に不器用で、だけど、どこか人間としての温かみを感じさせる人間臭いやりとりに、ジワジワっとあったかい気持ちになれる一冊。子供達の「素直な目」で見た世界感と、そんな子供たちを1人1人の人間として対等に接する大人達の、バランスが良いんだろうなー。灰谷さん、や...続きを読む
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