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《別れても会えなくなっても見えずとも一度出会えばずっと祝祭》
《天秤にあと少しだけ花びらが降ってきたなら変わる人生》
《百年後、朝の海辺で待ってます。この約束を愛と言いたい》
中村森の第一歌集。
監修:千種創一(歌人・詩人)
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Posted by ブクログ
恋心や目に映る風景を、こんなふうに切り取って言葉にできたらどんなにいいだろう。
そんな憧れを抱かせてくれる短歌集。
これからも何度も読み返したくなると思う。
シンプルだけど目を引く装丁も素敵。
好きという心通さず見てみたい傘を忘れて濡れる姿を
月を見て思い出さない誰のこともそれはとっても自由だったよ
肯定は君の壁だと気づかずに岩に描かれた薔薇は香らず
〈祈るから救われる〉ではないだろう救いがないから祈り続ける
帆を揚げる会いたい人に会いに行くそれはほとんど生きる意味だ
切なくてキラキラしていて、心がギュッとような素敵な言葉が散りばめられた詩がたくさんありました。
少ない言葉でこんなに感情を伝えられる短歌ってすごい。
いや、むしろ少ないからこそ伝わるものがあるのか。
これを読むと、百人一首の時代から、人の心って案外あまり変わってないんだろうなと思う。
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