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《別れても会えなくなっても見えずとも一度出会えばずっと祝祭》 《天秤にあと少しだけ花びらが降ってきたなら変わる人生》 《百年後、朝の海辺で待ってます。この約束を愛と言いたい》 中村森の第一歌集。 監修:千種創一(歌人・詩人)
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Posted by ブクログ
日常の記憶をこのように表現できたら、 どれだけ目の前の景色が美しく見えるのだろう。 そう思わずにはいられない言葉の数々 作者の綴った情景を自由に想像しながら 読み進めるのがとっても楽しかった。
本当によかった 心のお守りになる短歌がたくさんあって、気持ちが落ちた日、意味もなく悲しい日に何度もひらく歌集になると思う 好きな短歌はたくさんあるけれど、「絶望に甘えたくない絶対に 祈りを閉じれば呪いが開く」はこれから何度も思い出す短歌だと思う
友人の薦めで初めて歌集を読みました。 なんだか不思議な感覚ですが、好きだなと思える言葉があちこちに散りばめられていました。
燃える星 縁もゆかりもない丘で風車のような構造の 僕 暖房で乾燥してる部屋にいて命と交互に光る炭酸。 夜の海 唯一字幕が光ってて椅子に座れば深々沈む 音ならばあの夏に出し切った糸しか持たない風鈴の果 て 光透け触れば傷む花びらをランプのように灯す夕焼け このほかに17個お気に入りがあった。...続きを読むあとは、あとがきもすごくよかった。
祈りのようで素晴らしかった。 ただ全体的に詩情が似ていた。 ただ時折、ハッとしたものを感じさせられた。
光の粒みたい 自分の中のエモーショナルなところにぽろりと染み込んでくる 短歌、文字が少ない分自分の過去の感情を直で炙り出してくるの すごいな…
メモ 天秤にあと少しだけ花びらが降ってきたなら変わる人生 寂しいと思えることが希望のような心の内の清潔な軽さ 一つでも欠けたドミノは繋がらず最後にあった心は揺れず 「忘れて」と「覚えていて」の後悔を 海に置いたらどちらが沈む
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