あらすじ
《別れても会えなくなっても見えずとも一度出会えばずっと祝祭》
《天秤にあと少しだけ花びらが降ってきたなら変わる人生》
《百年後、朝の海辺で待ってます。この約束を愛と言いたい》
中村森の第一歌集。
監修:千種創一(歌人・詩人)
感情タグBEST3
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日常の記憶をこのように表現できたら、
どれだけ目の前の景色が美しく見えるのだろう。
そう思わずにはいられない言葉の数々
作者の綴った情景を自由に想像しながら
読み進めるのがとっても楽しかった。
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本当によかった
心のお守りになる短歌がたくさんあって、気持ちが落ちた日、意味もなく悲しい日に何度もひらく歌集になると思う
好きな短歌はたくさんあるけれど、「絶望に甘えたくない絶対に 祈りを閉じれば呪いが開く」はこれから何度も思い出す短歌だと思う
Posted by ブクログ
燃える星 縁もゆかりもない丘で風車のような構造の
僕
暖房で乾燥してる部屋にいて命と交互に光る炭酸。
夜の海 唯一字幕が光ってて椅子に座れば深々沈む
音ならばあの夏に出し切った糸しか持たない風鈴の果
て
光透け触れば傷む花びらをランプのように灯す夕焼け
このほかに17個お気に入りがあった。あとは、あとがきもすごくよかった。
Posted by ブクログ
光の粒みたい
自分の中のエモーショナルなところにぽろりと染み込んでくる
短歌、文字が少ない分自分の過去の感情を直で炙り出してくるの すごいな…