タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース

タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース

1,430円 (税込)

7pt

とある団地で5歳上の姉・七海と暮らすみかげ。父とは死別し、母は数年前に出て行ったきり。家計を支える姉に心苦しさを覚えながらも、ぜんそく持ちで、かつ高校でいじめに遭い定時制高校に通っていることもあり、自分の無力さにうちひしがれて、未来に希望が持てず「死」に惹かれはじめる。そんな彼女の前に団地警備員を名のる奇妙な老人・ぜんじろうが現れ、みかげの日常が変わっていく――刊行前から全国の書店員さんたちの熱い感想が続々。新たな夜明けをもたらす、温かさあふれる長編小説。

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タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    昭和の東京オリンピックのときに建てられた古い団地で生まれ育った、15歳のみかげ。父親は病死、母親は男と出ていき、夜の仕事をする姉の七海と暮らしています。

    読み終えた後、何事にも立ち向かう強さを得た成長を感じました。味方になってくれる人達と出会いと様々な出来事を通して、これからの未来に向けて大きく成

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    みかげの成長を感じる一冊でよかった。
    団地警備員も面白かったし団地の良さみたいなものが凝縮されてる感じがして興味深かった

    0
    2025年09月04日

    Posted by ブクログ

    幼い頃に父を亡くし、母も家を出ていき、姉と二人だけで古い団地で暮らしている主人公。

    ストーリーは主人公の一人称で、特に章区切りもなく、悪く言えば“だらだらと“語られている。でも、それが逆に主人公が自分で抱え切れないほどの思いが頭から溢れ出ているようで、どんどん引き込まれて一気に読んでしまった。

    0
    2025年07月20日

    Posted by ブクログ

    宮崎夏次系さんの装画が主人公みかげにピッタリ。
    タイトルにも惹かれる。
    各々、事情をかかえて暮らしている団地の人々と関わりながら主人公が成長していく姿、姉妹の絆が丁寧に表現されていて良かった。しかも読みやすかった。

    窪美澄さんは三冊目。
    じっと手を見る、夜に星を放つ、とはまた違う文体が読めて嬉しか

    0
    2025年04月10日

    Posted by ブクログ

    両親なしで乏しく子供姉妹生活する辛い環境が主人公の精神的な幼さが故辛く描かれていないところ含めて辛く感じた。その中でも夜間学校の友達と会う楽しみや団地警備員の経験が未来への希望を見出す主人公。自分が本当に好きな時間ってこうだったよなと思い出させられた。
    でもそういった環境は実際は七海ちゃんのような年

    0
    2025年02月03日

    Posted by ブクログ

    窪さんのファンタジー感ありつつ
    日常を描いてるんだけど、
    比喩の使い方がすごい。
    (自分の語彙力ゼロ)
    感情が揺れ動く作品ではなかったけど
    のんびり読み込めた。

    0
    2025年01月19日

    Posted by ブクログ

    近年、若者による凶悪事件が多発していますが、そんな事件を引き起こすような人はこのような良書には出会えなかったのでしょう……。
    人の死、真の友情、家族の愛など多くのことについて考えさせてくれる素晴らしい作品でした。人とつながるということの尊さを感じることができました。

    0
    2024年10月30日

    Posted by ブクログ

    とある団地で「団地警備員」として見回りする女の子の話。生と死について考えさせられる話。お姉ちゃんの事が心配になるけど人は1歩ずつ進んでいかなければいけない。しんみりした話を読みたい人に。

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    両親に捨てられた姉妹が、辛い思いをしながらも古い団地でなんとか暮らしている。そんな中で夜間学校で友達ができたり、団地を警備するおじいさんと出会ったり、だんだんと世界が広がっていくようすに救われる。
    主人公がひたすら素直で真面目ないい子なのが泣ける。

    0
    2025年03月16日

    Posted by ブクログ

    辛い境遇の中で、本音での友情、人情に救われた。
    近しい人との別れは本当に辛いけれど、健やかな気持ちで読み終えられてよかった。

    0
    2025年02月23日

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