記者作品一覧

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  • 身分違いのフィアンセ〈億万長者に愛されて I〉【分冊】 1巻
    無料あり
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    アシュリーは、名門出の下院議員のマシューと一夜だけの恋をした。ところが、翌朝にホテルが火事になり、彼は炎の中からかろうじて彼女を助け出す。これを 目撃した記者は、ふたりの仲を疑う。選挙を控えた彼にとってスキャンダルは避けねばならない。そこで、ふたりは婚約者のフリをすることにした。マシューに対する恋心を封印するはずだったアシュリーにとって、つらい日々がはじまった。仲の良い婚約者を演じる度に心が痛む彼女。別れが決まっているのに心は…。

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  • 熱いスクープ【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    映画欄を担当している新米新聞記者のテスは、映画館でライバル新聞社の映画欄担当マイクと偶然出会う。かつて花形の事件記者だったマイクは、資産家の娘であるテスをお嬢様扱いし、会うたびにからかったり面白半分に口説いてきたりしていた。この日も、そんな調子でテスをからかうマイクに、テスはついに堪忍袋の緒が切れ、どちらが先に社会派スクープを取れるか勝負を挑む。ふたりの新聞記者の熱き戦いが始まった。その先に待ち受ける情熱の運命も知らずに……。

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  • マンガ論争 20
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大手マスメディアが採り上げないマンガ界の現状を伝え、論点を整理するミニコミ誌の電子版! 表紙とロングインタビューは青雲賞&暗黒星雲賞受賞の永野のりこさん。今号も激論! ◆超ロングインタビュー:永野のりこさん怒涛の2018年 ■緊急インタビュー特集 ・西沢圭太都議会議員(立憲民主党)に訊く! 東京都人権条例成立から考える「市民と議会」 ・山口貴士弁護士に訊く! ブロッキング、静止画DL規制、そして人権とは? ・山田太郎前参議院議員に訊く! 活動縮小宣言から4ヶ月 改めて今後を問う ・荻野稔大田区議会議員に訊く 仰天の“やらかし”に対し直接詰めに行く ・松浦大悟元参議院議員に訊く 保守層に届く言葉を紡ぎ出すこと——LGBT ■第1特集:有害図書って何だよ!? ・破綻した軽減税率欲しさの有害図書追放作戦 ・有害図書類指定の現状 ・2018年東京都不健全図書類カタログ ◆緊急告知静止画DL規制法制化パブコメ〆切間際! ■第2特集:2018年下半期イベント ・プロデューサーズ・イン・ザ・前橋市 ・現実とフィクションの狭間を再考する DONDEN祭Vol.2 「赤と青 快楽ミームが伝播する」 ・萩尾望都原作『なのはな』舞台化記者発表会 ■第3特集:2018年のマンガ ・男性マンガ編/紙の不調を電書が補う傾向がより顕著に/佐藤圭亮 ・女性マンガ編/いい距離感を描く大人向け作品が充実/川原和子×ヤマダトモコ ・エロマンガ編①/紙の時代は終焉を迎えてしまうのか?/稀見理都 ・エロマンガ編②/同人誌の存在感が増す中、商業出版の意義は何処に/新野安 ・同人界編/翻弄される即売会と、「正しい」二次創作/国里コクリ ・アニメ編/女性監督が躍進、画期の年/小川びい ・日本における海外マンガ編/メジャー化する「アメコミ」と曖昧化する海外マンガ/小田切博 ・中華圏編/2018年の台湾&香港 漫画と御宅族の現場を振り返る/やまだえむ×てんしゅ松田 ・復刊マンガ編/目玉はなくとも幅広い復刊企画が数多くリリース/才生文佳 ・訃報編/旅立った人々に花束を・2018/永山薫 ◆巻末インタビュー/市川孝一コミケット準備会代表に訊く 衝撃の発表コミケ4日開催の理由とは!? ◆連載 ・わたしがヅラをかぶる理由/ろくでなし子 ・マンガたちよ!/飯田耕一郎 ・ただ憧れを知る者のみが/谷口敬 ・蛙の漫画雑記帖 第二楽章その1/中山蛙 ・あびゅうきょ妄言通信 出張編14「萌絵」焚書を渇望する人々
  • 永遠の最強王者 ジャンボ鶴田<電子特別版>
    4.3
    <電子特別版> 紙書籍に未収録の【電子書籍化に寄せて】を追加した電子特別版です。 「普通の人でいたかった怪物」 今でも根強い“日本人レスラー最強説”と、権力に背を向けたその人間像に迫る! 天龍源一郎、長州力、川田利明、田上明、小橋建太、渕正信、秋山準、佐藤昭雄、和田京平、鶴田恒良(実兄)、池田実(日川高校バスケ部同級生)、鎌田誠(元中大レスリング部主将)、磯貝頼秀(ミュンヘン五輪代表)他、当時のコメントと多くの新証言をもとに、誰もが踏み込めなかったジャンボ鶴田の実像に、元『週刊ゴング編集長』小佐野景浩が初めて踏み込んだ大作。 「鶴田の何が凄かったのか、その強さはどこにあったのか、最強説にもかかわらず真のエースになれなかったのはなぜなのか、総合的に見てプロレスラーとしてどう評価すべきなのか――などが解き明かされたことはない。 もう鶴田本人に話を聞くことはできないが、かつての取材の蓄積、さまざまな資料、関係者への取材、そして試合を改めて検証し、今こそ“ジャンボ鶴田は何者だったのか?”を解き明かしていこう――」(著者より) 【著者プロフィール】 小佐野景浩 (おさの かげひろ) 幼少期からプロレスに興味を持ち、高校1年生の時に新日本プロレス・ファンクラブ『炎のファイター』を結成。 『全国ファンクラブ連盟』の初代会長も務めた。 『週刊ゴング』創刊からは全日本プロレス、ジャパン・プロレス、FMW、SWS、WARの担当記者を歴任し、94年8月に編集長に就任。 以後、同社編集企画室長、同社編集担当執行役員を務め、2004年に個人事務所『Office Maikai』を設立。 フリーランスの立場で雑誌、新聞、携帯サイトで執筆。 コメンテーターとしてテレビでも活動している。 2006年からは、プロレス大賞選考委員も務めている。
  • ブレイクニュース
    3.7
    ユーチューブで人気のチャンネル『野依美鈴のブレイクニュース』。児童虐待、8050問題、冤罪事件、パパ活の実情などを独自に取材し配信。マスコミの真似事と揶揄され、誹謗中傷も多く、中には訴えられてもおかしくない過激でリスキーな動画もある。それでも野依美鈴の魅力的な風貌なども相まって、番組は視聴回数が1千万回を超えることも少なくない。年齢、経歴も不詳で、自称ジャーナリストを名乗る彼女の正体を探るべく、週刊誌記者の真柄は情報を収集し始める。すると意外な過去が見えてきて……。デジタル社会の現代へ警鐘を鳴らす、SNS時代の新たな社会派小説。
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体
    3.8
    あいちトリエンナーレ2019、日本学術会議 会員任命拒否、検察官定年延長、加計学園問題……今、起きている出来事の本質を見抜くための論考集。 「百人組手で知性を鍛え、不当性に抗う訓練になる一冊」――荻上チキ(評論家) あらゆる「自由」が失われつつある中で、研究者・作家・芸術家・記者などが理不尽な権力の介入に対して異議申し立てを行う。少しでも声を上げやすい世の中になるようにと願って26名の論者が集い、「自由」について根源的に掘り下げる。 批判的思考を養うための書! 【本文より】 表現の範囲がどんどん狭まっている――ヤマザキマリ 批判精神に欠けた学者に囲まれた政府は、端的にいって災厄――藤原辰史 アーティストやタレントが政治的な発言をするたびに、猛バッシングを受けますが、彼らも市民の一人です。政治的発言をしてはならない理由がわかりません――上野千鶴子 私たち日本人は「自由は取扱いの難しいものだ」という実感に乏しいように思われる――内田樹
  • 分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議
    4.2
    1巻1,980円 (税込)
    クラスター対策に3密回避.未知の新型コロナウイルスに日本では独自の対策がとられたが,その指針を描いた「専門家会議」ではどんな議論がなされていたのか? 注目を集めた度々の記者会見,自粛要請に高まる批判,そして初めての緊急事態宣言…….組織廃止までの約四カ月半,専門家たちの議論と葛藤を,政権や行政も含め関係者の証言で描くノンフィクション.

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  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 別章 アンボックス
    4.8
    “絆”というの名のもとに優しさを差し出されると、 黒田カナは「仲間になれない」と思ってしまう――。 そして警察官なら誰しもが持つはずの正義の心と、 番記者、住人、被害者……それぞれの正義。 これは、いくつもの正義が交錯する中で 事件を解決するために、 不作五人衆の一人とされた彼女が、 自分の「正義」を貫き通していく物語である。
  • 1万円からはじめる 勝ち組銘柄投資
    4.0
    本書は、デイトレーダー向けの売買テクニックを書いたものでありません。 日本株の中長期投資を提案する1冊です。 1985年に証券会社に入って以来、株式新聞社(現モーニングスタ ー)記者、ラジオNIKKEI記者として延べ2000社を取材したプロの極意が詰まった1冊です。「株式投資=企業オーナーになる」ということをメインテーマに据えて、とびきりの優良企業「勝ち組銘柄」の選び方を解説していきます。 これから予期されるイベント(コロナ・ワクチン普及、時期総理大臣、北京五輪、米中新冷戦、大阪万博……)などのシナリオにも左右されない、中長期で勝ち続ける銘柄の条件を分析・紹介しています。もちろん具体的な企業名も約100社掲載しています。
  • ギリシア大富豪の哀願【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    ギリシアの大富豪ドラコスのインタビューをとってくれば私の企画が通してもらえる。さっそく彼の住む島を訪れたものの、記者とバレて即座に追い返されそうに! どうやら彼は私をパパラッチと勘違いしているみたい。冷たい暴君と噂の彼だけど、島の住人にはとてもやさしい眼差しを向けている。彼の真実はきっとこの島にあるんだわ。私はそれを知りたい。だけど偶然、彼の母を助けて負傷した私にドラコスは疑いの言葉を投げつけてきた。どうすれば信じてもらえるの!?

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  • 仏壇の居候・他短編集
    -
    1巻363円 (税込)
    第1話    仏壇(ぶつだん)の居候(いそうろう) 売り物の仏壇から、誰かの声が聞こえてくる! 平田まさおは叔父の会社で中古の仏壇を買い取り、新品同然にして売る商売をしている。しかし以前の仏壇に住む人々を天国に送らなかったために、彼らは『仏壇の居候』となり、苦しい思いをしていた。この事実を知ったまさおは、彼らを天国へ送ることに。 会社の売上も右肩上がりとなったのだが……。 第2話    見過ぎた罰 新聞記者のバークは、ある大富豪がバス停で餓死した事件を追っている。大富豪が生前通ったというショップに向かい、店主に話を聞く。すると突然、映画のように、半透明に透けた大富豪が現れ、彼の人生の一部を『覗き見』することになり……。 第3話    知らんけどコピー機 28歳OLの金子江梨香に、会社のコピー機が勝手に文字をプリントアウトして話しかけてきた。その正体は、遊びすぎた罰としてコピー機に閉じ込められた天使で!? 第4話    いい人からのプレゼント 林デザインに勤める山形明菜。川田まさみからの激しいイジメで、仕事はうまく行かない。ある日、同期の鈴木太陽に誘われてベビー服の企画を作る。ベビー服は大ヒット、二人は会社のトップに上り詰める。 妬んだ川田まさみは二人を貶めるため「ベビー服を使った子供が大怪我をした」と嘘をつくのだが……。 第5話    天国もキョヒりたい情なし人間 看護師となるために勉強中の三浦保。その唯一と言ってもよい知り合いである、医学生の山形治が自殺した。保のもとに、治の母親が恨みを言いに来る。 実は保は治の悩みを、適当に断わった過去があった。保の精神は次第に病んでいく。
  • いまを読む名言 昭和天皇からホリエモンまで
    5.0
    心に残る名セリフが時代を斬る! ――人と時代が響きあうとき、命ある言葉が生まれる。昭和天皇から一個人まで、名エッセイストの著者が、40年におよぶ記者・キャスター生活で出会った人と言葉から選び抜いた、名言・迷言を分かりやすく解説した、「時代を読む」名言集。私たち日本人の歩んできた道と、現代社会の在り方を考えさせる、必読の1冊。
  • 戦前昭和の猟奇事件
    3.0
    大正から昭和に入るころ、犯罪は現代と比べてひとつひとつが強烈な存在感を放っていました。新聞や雑誌が競い合って報道し、読者もこぞって読み漁る――。 本書では、その発端ともいえる、「鬼熊事件」(一九二六年)を皮切りにして、合わせて9つの事件とその報道の顛末を紹介します。 ◎鬼熊事件 激動の昭和に入る直前。千葉の農村で七人を死傷し、四十日間もの間逃走した事件があった。犯人の鬼熊は、一躍メディアのスターに。 ◎岩の坂もらい子殺し(1930年) 東京板橋の貧しい人々の町で、赤ちゃんを育てられない親から「養育金」を貰い、殺していた事件。記者と警察の思惑が絡み合い「大事件」報道化。 ◎天国に結ぶ恋(1932年) 華族家の大学生と旧家の令嬢の心中事件が、女性の遺体盗難という猟奇的展開と相まって話題に。「二人の恋は清かった」と空前のブームになった。 ◎翠川秋子の心中(1935年)。 日本初の女性アナウンサー翠川秋子。夫に先立たれながらも、働いて子どもを成人まで見届けた女性が選んだのは、家出と十数歳下の男性との入水自殺。彼女を追う記者たちの「働く女性への偏見」が炸裂。 ◎日大生保険金殺人(1935年)。 実父の院長とその妻、娘が共謀して、放蕩息子の日大生を殺害。狙いは、彼にかけられた現在の一億円相当の生命保険金。当時はめずらしかった「保険金殺人」だった。当時の警視庁刑事部長も「前代未聞の犯罪」と唸る。 ほか◎阿部定事件(1936年)◎津山三十人殺し(1938年)◎チフス菌饅頭事件(1939年)◎父島人肉食事件(1945年)など有名事件を紹介。
  • 猪木道 政治家・アントニオ猪木 未来に伝える闘魂の全真実
    4.0
    超絶のヒーロー、プロレスラー・アントニオ猪木は比類なき天才政治家でもあった。イラク人質解放をはじめ、圧倒的な人間力で切り開いた驚嘆すべき政治の新次元を、熟練の記者が歴史に刻む!
  • スタンダップダブル!
    4.0
    三十一歳を目前に北海道支局に「飛ばされ」た、全国紙スポーツ記者の前橋絵里。そこで出会った弱小の神別高校野球部が、旭川支部予選を勝ち上がっていく。彼らの不思議な強さの「秘密」に惹かれた絵里はやがて、ナインが甲子園を目指す特別な「理由」を知る。その中心には、見た目はそっくりで性格が対照的な、エースの青山康一とセンターの健一という双子がいて……。野球を知らなくてもワクワクして元気が出るハートフル・エンターテインメント、待望の文庫化!(解説・大矢博子)
  • 怪盗探偵山猫 深紅の虎
    3.2
    希代の窃盗犯山猫と雑誌記者の勝村はシステム会社ビルドに侵入した。だが現場に残したはずの犯行声明が消え、勝村も拉致。深紅の虎と名乗る男が山猫を付け狙い――? 山猫は絶体絶命の危機を迎えるが
  • 曝書 大学図書館司書のドキュメント
    -
    大学図書館司書の回想。 学園紛争ごろの大学図書館事情を日記風につづり、図書館汚職事件に触れる。 【目次】 バクショって何?/活字の鋳造工/赤坂離宮通い/本のラベル/不正給与疑惑/盲長と脱長/苦しい挨拶/バレた汚職/最後のあがき/汚職の本丸/調査報告書/事後処理/春爛漫/館員たちは歳ごろ/嗅ぎつけた記者/役人とは /図書館オタク/職員組合員 /学術情報ひとすじ 【著者】 畑村達 1926年 山口県生まれ。九州帝大工学部中退。教諭、司書、大学職員を経て日本文芸家協会会員。作家。主な著書に「今日と明日の間で」「昭和天皇と侍医長の死」「海と廃墟の街から」「炎の国、孤島の舞」電子本「オクツキの海」「嗤う瀧」「工場閉鎖」等がある。
  • ポピーの幸せ
    完結
    -
    スキー場で休暇を楽しんでいた獣医のポピーは芸能記者に間違われ、ヒゲ面の大男にさらわれてしまう。キャビンに着くと突然、轟音が鳴り響き雪崩でふたりは孤立してしまった。なんてこと! 見ず知らずの誘拐犯とひとつ屋根の下で過ごさなければいけないなんて! 誘拐犯だと思っていた彼は実は、有名なロックスターのハンク・シューマンだと知ったポピー。しかし、彼女は有名人に動じもせず冷静。そのことがハンクに火をつけてキスをされてしまい――!?
  • 密室
    -
    1巻682円 (税込)
    政治家や高級官僚を相手にする秘密のコールガール組織に、かつて関係のあった銀座のクラブママ・畑野光子が絡んでいる――。 そんなネタを掴んだ雑誌記者の堀部昌二郎は光子を訪ね、勧められるまま買ったコールガールの由美に惹かれていく。時を同じくして、女の乳房と性器を切り裂く連続殺人がおきた。 被害者のうち一人を除いて光子の組織のコールガールだったことが判明する。一方で、由美こと宇津木恵の持つゆがんだ深層心理が次第に明らかになっていく。 疑惑を持ちつつも恵の肉体におぼれていく堀部は、地獄に向かう。傑作長編サスペンスミステリー。
  • 膨張GAFAとの闘い デジタル敗戦 霞が関は何をしたのか
    4.8
    GAFAにデータと富が集中している。彼らはSNS事業者としての「表」の顔で集めたデータを、「裏」の広告事業で活用して利益を上げている。一流企業から中央省庁まで貴重なデータを彼らに無償で提供してきた。 日本がそれを易々と許した一因に、にわかに信じがたい法制度の不備がある。彼らの急速な進化に国内法が追いつかない。ヤフーや楽天に及ぶ規制も、海外プラットフォーマーは対象外という「一国二制度」が放置されてきた。GAFAはこの「グレーゾーン」を突き進む。 またEUに比べて遥かに弱い競争法やプライバシー規制、イノベーションを阻害する時代遅れの業法……。霞が関周辺にはそれらに気づき、抗おうとした人々がいた。本書はその闘いの記録であり、また日本を一方的なデジタル敗戦に終わらせないための処方箋でもある。最前線で取材し続ける記者がデータプライバシーに無頓着な日本へ警鐘を鳴らす。
  • 僕の愛玩動物になりません?【単話】 1
    3.8
    1~7巻110~132円 (税込)
    家も金もなくし、行くあてを探していた柴田要はパチンコ屋で礼儀正しい記者の藤原七瀬と出会う。 ひょんなことから七瀬の家でご馳走されることになった要はつい出来心から七瀬の持ち物に手をつけてしまうが……。 年下鬼畜眼鏡と不器用な無職男。 二人の出会いは突然であり、必然で――
  • ハダカの東京都庁
    3.6
    1巻1,400円 (税込)
    ・小池都知事の会見で指名されるのは、お気に入りの記者ばかり ・小池都知事が執務室で最も熱心なのは、ワイドショーのチェック ・「再就職」という名の天下りの実態 ・謝罪会見のお辞儀の静止時間と角度は決められていた! ・都庁職員はネット見合いで大人気! ・家庭持ちの男女、管理職同士の不倫が横行 ・東京都庁の所有不動産は、実は一等地ばかりだった…… ・(株)はとバス、(株)東京メトロ……優良企業ばかりの「都庁ホールディングス」 ・粛清人事、密告奨励、隠浪費……「女帝」の大罪 東京都庁に30年以上勤め、知事のスピーチライター、人事課長を務めた元幹部が、 実際に見て聞いた、その驚くべき内幕。 鈴木、青島、石原、猪瀬、舛添、小池……歴代都知事の人物評付き!
  • イルカと友達になれる海 ~大西洋バハマ国のドルフィン・サイト~(小学館の図鑑NEOの科学絵本)
    値引きあり
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ねえ、あそぼうよ! イルカと人のふれあい。 大西洋バハマ国には、海底があさくて白いすなの美しい海が広がっています。 この海でくらす、タイセイヨウマダライルカたちは、ずっと昔からとても人なつっこくて、人となかよく遊ぶことで有名でした。 そのため、毎年夏になると、イルカを愛する人たちが、世界中から集まってきます。 いつのころからか、この海は「ドルフィン・サイト」とよばれるようになりました。 そんなイルカと人との交流が、20年以上もつづいていたある年のこと。 イルカたちがすがたを消してしまったのです……。 長年にわたり撮影された、イルカと人とのふれあいから、自然と動物、そして人間との関わりを考える写真絵本です。 【写真と文】越智隆治(おちたかじ) 産経新聞写真報道局に在籍。東京写真記者協会賞、新聞協会賞などを受賞。1998年にフリーとして独立。海洋ほ乳類や大型魚類の撮影を中心に、世界中の海をフィールドにして活動を行っている。 ●スキューバダイビングと海の総合サイト ocean+α ●イルカやクジラと泳ごう INTO THE BLUE (底本 2016年4月発行作品) ※この作品はカラー版です。
  • まいごになった子どものクジラ ~南太平洋トンガ王国のザトウクジラ~(小学館の図鑑NEOの科学絵本)
    値引きあり
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 お母さんと子どもの愛情あふれるやりとり。 南太平洋のトンガ王国には、たくさんのザトウクジラが、出産や子育てのためにやってきます。 産まれた赤ちゃんは、お母さんといっしょに、南極の冷たい海へ向けて旅に出ます。 そのきびしい旅にたえられるように、たくさんおっぱいをのんで、大きく成長しなければいけません。 子育てをしているあいだ、お母さんは何も食べないといわれています。 ある日、子どものクジラは、まいごになってしまいました。 お母さんとはなればなれになってしまったら、おっぱいがのめなくて、大きくなれず、南極へのきびしい旅のとちゅうで、死んでしまうでしょう…… 元気な子どものクジラとやさしいお母さんの愛情あふれるやりとりを通じて、親子のふれあいや命の大切さが実感できる写真絵本です。 【写真と文】越智隆治(おちたかじ) 1965年生まれ。慶應義塾大学卒業後、産経新聞写真報道局に在籍。在籍中に、東京写真記者協会賞、新聞協会賞などを受賞。1998年にフリーとして独立。海洋ほ乳類や大型魚類の撮影を中心に、世界中の海をフィールドにして活動を行っている。特に、トンガ王国のザトウクジラは、2004年から毎年訪れて撮影を続けている。 (底本 2012年7月発行作品) ※この作品はカラー版です。
  • 危機の権力
    -
    1巻980円 (税込)
    【バブル崩壊からコロナ禍まで歴代宰相が直面した危機の連鎖!】 危機は「裸の首相」の映し鏡である。 時代は変わった。世界は一変した。 新型コロナウイルスの蔓延が中国・武漢市で広がったのは二〇一九年晩秋からだった。その後、二年にわたってコロナ禍により「新しい生活様式」を強いられ、まっとうな日常や仕事を奪われる、と当時の日本人の誰が想像したか? 本書は後藤新平や高橋是清ら歴史上の「危機のリーダー」が直面した超克史を教訓に、歴代政権と宰相の決断の時を問う! 〈本書の内容〉 序 章 後藤新平と高橋是清 第一章 コロナショックと安倍晋三 第二章 コロナ危機と菅義偉 第三章 バブル崩壊の深層 第四章 阪神・淡路大震災と村山富市 第五章 一九九七年金融危機と橋本龍太郎 第六章 リーマンショックと麻生太郎 第七章 東日本大震災と菅直人 終 章 危機の権力者 〈本書の特長〉 ・バブル崩壊からコロナ禍まで、約30年間の国家的危機に、歴代宰相と政権が下した判断は正しかったのか徹底検証 ・歴代総理、時の政権最高幹部独占取材インタビュー掲載 〈著者プロフィール〉 塩田潮(しおた・うしお) 1946年高知県吾川郡いの町生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、記者などを経てノンフィクション作家に。『霞が関が震えた日』(講談社文庫)で第5回講談社ノンフィクション賞を受賞。主な著書に『日本国憲法をつくった男 宰相幣原喜重郎』『田中角栄失脚』『東京は燃えたか』(以上、朝日文庫)、『憲法政戦』『辞める首相 辞めない首相』『内閣総理大臣の日本経済』(以上、日本経済新聞出版社)、『密談の戦後史』(角川選書)、『まるわかり政治語事典』『内閣総理大臣の沖縄問題』(以上、平凡社新書)などがある。

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  • 勝ち馬がわかる 競馬の教科書 改訂版(池田書店)
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 超基本から勝ち方まで! 入門書にして決定版! ◎本書の特長 1.勝ち馬予想に必要な知識がまんべんなく詰まっている 2.知りたい情報を必要なぶんだけ、すぐに調べることができる 3.買い・消しの目安がすぐにわかる ◎オリジナル情報 「持ち時計・調教時計の目安」競馬記者歴40年以上の競馬評論家が目安にしている持ち時計、調教時計の判断基準を表にして掲載。時計以外の注目ポイントも伝授。「JRA全競馬場の特徴と対策」各競馬場の主なコースと距離別の予想のポイントをコースの図解付きで掲載。「鈴木和幸のG1コラム」歴代の名勝負、名馬を振り返り、競馬の醍醐味を語りながら、予想のセオリーを解説。※「勝ち馬がわかる 競馬の教科書」のレース事例、データを最新のものにし、それに合わせ内容もリニューアルしました。
  • 純ジャパニーズの迷わない英語勉強法 増補版(小学館新書)
    値引きあり
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 大ヒット書籍が待望の増補&アップデート! 海外生活なし、留学経験なし。 それでも世界有数の高級日刊紙 『ニューヨークタイムズ』の記者になった―― まさに「純ジャパ」の著者は、 ネイティブ並に英語を使いこなし、 第一線で活躍しています。 この英語力を獲得するまで、 どんな学習法が最も実践的で、効果的だったのか? そのすべてを、あますところなく伝えます。 「英語の習得に近道なし」 という英語独習法が支持されて大ヒットした書籍が、 ウィズ・コロナ時代に完全対応して大幅に増補。 そして日々激変する英語の学習環境や学習ツール情報を 取材をもとにアップデート。 英語学習者の必携保存版です。 ※この作品は『純ジャパニーズの迷わない英語勉強法』の増補版です。
  • ゴシッププレイヤー1-1
    -
    1~2巻110円 (税込)
    大物有名人のスクープを数多くとってきた記者・綾瀬の次のターゲットは大人気若手俳優の城崎だった。 なんとかスクープをとろうと取材をするが、清廉潔白そのもので全く尻尾を掴めない。 そんな綾瀬に城崎はコンタクトをとり、牽制する。 テレビのイメージとは真逆で俺様な性格の城崎のギャップに驚きながらも、怒りに燃えた綾瀬は忠告を無視してさらに取材を進める。 すると、城崎と思わしき人物がジェンダーフリーパーティに参加しているのを見つけ、自ら乗り込む綾瀬だが――!? 『Fig vol.49』に収録されているものと同じ内容になります。
  • オリエント古代の探求 日本人研究者が行く最前線
    5.0
    1巻2,090円 (税込)
    日本の調査団はエジプト、西アジア、南アジア、シルクロードなどの各地で遺跡の発掘調査を行い、画期的な成果をあげてきた。また文化遺産の保存修復事業への国際的貢献も高く評価されている。本書は最新の研究内容の紹介にとどまらず、現地調査のエピソードをふんだんに盛り込みながら、知的興奮に満ちた探求の現場を生き生きと語り伝える。最前線を行く9人の研究者への連続インタビューを収録。聞き手は読売新聞文化部記者。 (目次より) 第一章 バーミヤン遺跡 前田耕作 第二章 サッカラ遺跡 河合望 第三章 ヒエラコンポリス遺跡 馬場匡浩 第四章 テル・レヘシュ遺跡 長谷川修一 第五章 ヤシン・テペ遺跡 西山伸一 第六章 ワーディー・アッ=サイル古墳群 安倍雅史 第七章 南アジア世界を発掘する 上杉彰紀 第八章 パルミラ遺跡 西藤清秀 第九章 アク・ベシム遺跡 山内和也
  • 資源の世界地図
    3.5
    ●菅首相の脱炭素化宣言  菅首相が、2050年までに温室効果ガスをゼロにする方針を打ち出した。これを受けて、各業界・企業は急激に動き出した。あと30年で何ができるのか。現場記者が日本・世界の最新の動向を追う。   ●EUで始まったグリーンリカバリーが世界のスタンダードに  コロナ禍で外出が制限された20年の3~5月。イタリア・ベネチアの海が浄化され、インド・デリーの大気汚染が解消されたというニュースを聞いた人も多いだろう。EUではもともと環境規制が厳しかったが、これを契機に、脱炭素化を一気に進めようという機運が高まっている(これをグリーンリカバリーという)。そうなるといよいよ再生可能エネルギーの時代となるわけだが、同時に再生エネの基幹部品に使われるレアアースやレアメタルなど鉱物資源の重要さが高まる。この「資源争奪」争いで一歩も二歩もリードしているのが中国である。  国連のSDGsの発表もあり、グリーンリカバリーの流れは世界に広がるだろう。石油に依存してきたサウジアラビアほか中東諸国は、「普通の国」になるべく努力をはじめ、アフリカは資源の戦場と化す。米国もバイデン大統領が、パリ協定への復帰を皮切りに脱炭素社会への道に舵を切った。    本書は資源・エネルギーをテーマに、現状を手っ取り早く理解するための基本書。これらの動きが、新しい地政学リスクを引き起こす事情も見えてくる。
  • 日本政治 コロナ敗戦の研究
    3.5
    コロナ禍への対応に、日本政治は何を間違えたのか。同窓の研究者と記者が忌憚なく語り合う。 ・盤石と思われた安倍政権も、コロナ禍をきっかけにあっけなく終焉した。その後を担った菅政権も、後手にまわった対応が批判を浴び、大きく支持率を下げている。未曾有の危機に直面した日本政治は、何を間違えたのか。オーラルヒストリーの第一人者である研究者と、長く政治取材を手がけてきた日経記者が対談形式で語り尽くす。 ・過去、さまざまな危機に日本の政治はどう対応してきたのか。戦前、戦後の多くの歴史的事例も取り上げながら、幅広い視点で日本政治の来し方、行く末を考察する。
  • 腐った闇
    -
    1巻495円 (税込)
    田上聖一郎は窓際に追いやられた東日新聞の記者だ。ある日、銀座の元女王・伊築友子から、愛人であった大物総会屋・大岩三郎が、生前、北方領土を蓄財した金で買い戻そうという計画を持っていたことを知らされる。田上は早速真偽を追い始めるが、その矢先、別れた妻と娘が轢き逃げに遭う。また過去、田上と同様、北方領土買収計画を追っていた人間も二人、殺害されていることが判明する。それでも執念で、総額七百五十億円に及ぶ計画に関与した政治家の存在と金の流れを追及する田上に、やがて凶暴な意志を持った影が迫る……。長篇ハードボイルド・サスペンス。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 夏回帰線
    -
    1巻495円 (税込)
    千葉県市原市鶴舞の公園の地中から終戦前後の白骨死体が発見され、さらにその直後、海浜ニュータウンの資材置場が炎上し、焼け崩れた鉄骨の下から焼死体が見つかった。事件を追う新聞記者の不可解な事故死。そして二つの死に共通する槐(えんじゅ)の十字架は何を意味するのか……。終戦直後の未曾有の混乱期、運命的に結びつけられた少女と少年の行方を追い、藤代警部の捜査を通して痛切に描いた感動の名作。長編ミステリ。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 魔淫
    -
    1巻660円 (税込)
    カリスマ的な人気を誇るロック界のスーパースターKAZUMAのコンサートに出かけた少女たちが次々と行方不明になっていた。 自らの義妹も行方不明になった、雑誌記者の佐倉圭子は恋人の矢部吾郎とともに調査を開始する。 ネクロフィリアを連想させる曲を歌い、猥雑さを強調した衣装を身に着け、観客を異様な熱狂に誘い込むKAZUMAの正体を追い、ついに「神殿」と呼ばれる彼の住まいにまで立ち入った圭子は、さらなる謎と恐怖に直面することになる。 じわじわと恐怖が迫る、傑作オカルト・サスペンス!
  • ヴェノム:リーサル・プロテクター
    4.3
    新聞記者であるエディ・ブロックに地球外の寄生生物シンビオートが取り憑いたことで誕生したヴェノム。幾度ものスパイダーマンとの衝突を経て、エディはスパイダーマンに対する復讐心を捨て、故郷のサンフランシスコでヒーロー活動を始めようとしていた。そんなとき、ヴェノムは公園で暴漢に襲われているホームレスたちを助け、彼らを巡る陰謀に巻き込まれていく。さらに、かつてヴェノムに息子を殺された男が、復讐を果たすため組織を作り、ヴェノムを襲撃する! この一連の騒動を新聞記事で知ったスパイダーマンも事件解決に乗り出すが……。はたしてヴェノムを待ち受ける運命とは!? マーベルキャラクターのなかでも高い人気を誇るダークヒーロー“ヴェノム”待望の単独誌! ●収録作品● 『VENOM: LETHAL PROTECTOR』#1-6 ©2021 MARVEL
  • 幽霊消防団員~日本のアンタッチャブル~
    3.5
    活動をしていないのに自治体から一定の公金を受け取る「幽霊消防団員」。全国的に広がるこの問題は、関係者の間で誰も触れることのできない「闇」となって令和の時代まで受け継がれてきた。なぜ、これまで放置されてきたのか。取材から次々と浮かび上がってきたのは驚くべき実態だった。公費を使った飲み会、「研修」という名の慰安旅行、政治との深い関係……。自ら被災経験を持つ若手新聞記者が、葬られてきた「タブー」に挑む!
  • 孤独な夜のシンデレラ【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    どうしよう…! 記者のサラは途方に暮れた。記事を書くために内緒で持ち出した人気ブランドの赤いピンヒールを失くしてしまったのだ。オフィスで頭を抱えていると、思いがけない人物が現れた。一流デザイン会社の若きCEOケイレブだ。彼は例の靴を拾ったことを匂わせてから「我が社の記事を書いてほしい」とサラに切り出した。何を考えているの? 彼の条件に動揺しながらも、靴を取り戻すために取引きに応じたサラ。けれど、華やかな彼の魅力に心乱されて…!?

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  • GOLF TODAYレッスンブック 松山英樹 マスターズ優勝 10年間の軌跡
    -
    激闘秘話から10年間のスイング分析、さらに秘蔵写真も! 目次 ドライバーからパターまで松山スイングに学ぶ基本 マスターズの激闘を振り返る松山英樹の秘策とは? 内藤雄士が語った10年間のスイング変遷 AONが語っていた松山英樹の可能性 COLUMN 恩師・阿部監督が語る素顔 独占インタビューで語った松山の本音 歴代使用クラブには大きな転機があった マスターズ取材40年の記者が見た松山の挑戦 1年目から衝撃だった! 数字で振り返る松山伝説 COLUMN 同級生・石川遼が見たライバル 松山の新コーチによる特別レッスン サンエイムック 告知 GOLF TODAY 告知 裏表紙

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  • ものみな歌でおわる・爆裂弾記 現代日本の戯曲
    -
    『復興期の精神』の著者の代表的戯曲3篇を収録――虚実交錯する二元的批判構図を持ち、特異な発想と構想で、常に戦後文学に先鋭な問題を提起し続けた『復興期の精神』の著者・花田清輝の、代表的戯曲3篇。明治18年、自由民権運動を背景に、女壮士・新聞記者・講釈師・演歌師などを配して、その過激な運動の壊滅までの顛末を描いた諷刺喜劇「爆裂弾記」のほか、「ものみな歌でおわる」「首が飛んでも――眉間尺」を収録。
  • 狼の地図
    -
    「週刊タイム」の記者たちが、鋭い嗅覚と執拗な取材で、企業の暗部に迫る事件簿。博多鉄道の社長が、抱えるプロ球団の赤字の責を負って、辞任に追い込まれそうになった。球団の熱烈ファンで社長を敬愛する運転手が、株主総会に出席し、名演説で大反響を呼ぶ。それを契機に、総会屋になった車掌は……(「私鉄騒乱」)。その他、傑作5編を収録。
  • もう時効だから、すべて話そうか 重大事件ここだけの話
    値引きあり
    3.5
    「生涯一事件記者」の、とっておき裏話。 殺人、未解決事件や、闇者会が絡んだ経済犯罪などをテーマに、ノンフィクション作品を次々と発表してきた“覆面ジャーナリスト”一橋文哉氏。著者の原点となったグリコ森永事件から、三億円強奪、酒鬼薔薇聖斗、オウム真理教、和歌山毒カレー、尼崎連続変死、世田谷一家惨殺、餃子の王将社長射殺、そして清原和博覚せい剤、山口組分裂まで、著者しか知り得ない事件の独自ネタや、警察・司法の体質など事件の背景、社会の闇など、今だからこそ語れる話が次々と明かされる。さらに、特ダネをとる取材方法や失敗エピソードもあり、著者の、既刊にはない魅力が垣間見られる貴重な一冊でもある。
  • ゴルフダイジェスト 2021年6月号臨時増刊 「松山英樹マスターズ制覇の軌跡」
    -
    ついにその日がやってきた。日本のゴルフファン悲願の男子メジャー優勝。それを松山英樹は、マスターズでやってのけた。ゴルフダイジェスト誌では、マスターズ開幕前からアメリカで同行取材を敢行。今シーズンからコーチとなった目澤秀憲をはじめとする「チーム松山」の挑戦を追いかけ、さらにマスターズ4日間の「優勝への軌跡」をつぶさにレポートする。ゴルフ写真家・宮本卓による「マスターズ・グラフィティ」の感動的な写真もふんだんに掲載。他にもライバルプロたちの言葉、マスターズを制したクラブセッティング、松山の原点・東北福祉大学ゴルフ部で取り組んできた練習の数々などをお届けする完全保存版です。 (紙雑誌と一部内容が違う場合があります。ご了承ください) 表紙 目次 松山英樹 マスターズ2021グラフィティ 優勝記者会見 一問一答 “278打”を振り返る 偉業達成の4日間 誇り高きルーザー ザンダー・シャウフェレ マスターズ直前 密着!フロリダ同行記 コーチ目澤秀憲を挑んだ「3か月間」…松山のカラダに“感覚”が宿った いざッ!オーガスタへ What’s in the bag? すべては2011年のローアマから始まった 松山とオーガスタ全記録 10年の積み重ねが栄冠に導いた Who is him. 松山英樹 松山英樹の原点 東北福祉大ゴルフ部 メジャーの頂に挑んだ「侍」列伝 「涙の惜敗」から4年後の快挙 メジャー全成績 2021マスターズグッズ プレゼント

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  • 新ビジネスエリートの理論武装
    -
    今こそ必要な9つの実戦セオリー。生活や仕事の発想を大胆に変えよう! ――「KKニッポン」の常識は、国際社会には通用しない。バブル経済の崩壊をみよ。「カローシ」をみよ。今こそ常識をくつがえせ。生活や仕事の発想、会社内での身の処し方、国際感覚など、ラディカルに提言する、9つの実戦セオリー。国際派経済記者が、グローバルな視点から、あなたに贈る未来へのパスポート。
  • 週刊Gallop 臨時増刊号 丸ごとPOG2021~2022
    -
    競馬メディア最大級の取材陣による緻密な記事と、独自ネットワークで集積したデータベースを有するナンバーワンの競馬週刊誌です。 POGファンの皆さんにお届けする渾身の一冊! 週刊Gallopは「丸ごとPOG2021~2022」を4月26日に発売します。 牧場・クラブ別注目馬をはじめとする充実のグラビアページは今年も健在。来春のクラシックの主役候補から、2歳戦の台風の目となりそうな即戦力タイプまで、もれなく紹介します。恒例の超目玉企画・カリスマブリーダーたちのインタビューも掲載。 お目当ての馬を一発で探せる母馬INDEXの付いた、巻末まで情報ギッシリの1冊です。指名馬選びの最強のお供として、ぜひお買い求めください! 牧場目次 社台ファーム 直撃インタビュー 吉田照哉(社台ファーム代表) ノーザンファーム早来 ノーザンファーム空港 直撃インタビュー 吉田勝己(ノーザンファーム代表) 追分ファームリリーバレー 直撃インタビュー 吉田正志(G1レーシング代表&追分ファームマネージャー) 直撃インタビュー 里見治代表(サトミホースカンパニー) 大山ヒルズ 直撃インタビュー 前田幸治(ノースヒルズ代表) ビッグレッドファーム明和&真歌トレーニングパーク コスモヴューファーム 下河辺牧場 吉澤ステーブル シュウジデイファーム ノルマンディーファーム チェスナットファーム 坂東牧場 千代田牧場 加藤ステーブル 木村牧場 西山牧場 小国スティーブル EISHIN STABLE ダーレー・ジャパン エクワインレーシング ケイアイファーム 錦岡牧場 グランデファーム ディアレストクラブイースト 武田ステーブル 三嶋牧場 ビクトリーホースランチ 谷川牧場 No.9ホーストレーニングメソド 富田ステーブル 愛知ステーブル ALPHA TRAINING BASE 三橋ステーブル フィリップファーム 愛馬会法人 サンデーサラブレッドクラブ 愛馬会法人 シルク・ホースクラブ 愛馬会法人 キャロットクラブ 愛馬会法人 社台サラブレッドクラブ 愛馬会法人 ノルマンディーオーナーズクラブ 愛馬会法人 東京サラブレッドクラブ 愛馬会法人 ウインレーシングクラブ 愛馬会法人 ラフィアンターフマンクラブ 愛馬会法人 G1サラブレッドクラブ 愛馬会法人 ロードサラブレッドオーナーズ 愛馬会法人 広尾サラブレッド倶楽部 愛馬会法人 ユニオンオーナーズクラブ 愛馬会法人 グリーンファーム愛馬会 愛馬会法人 ターファイトクラブ 愛馬会法人 ローレルクラブ 愛馬会法人 YGGオーナーズクラブ 友駿ホースクラブ愛馬会 女神のイチ推し 東西厩舎リポート(大竹)(奥村) 東西厩舎リポート(尾関)(木村) 東西厩舎リポート(国枝)(栗田) 東西厩舎リポート(斎藤誠)(鹿戸) 東西厩舎リポート(田中)(田村) 東西厩舎リポート(手塚)(戸田) 東西厩舎リポート(藤沢)(宮田) 東西厩舎リポート(池江)(音無) 東西厩舎リポート(斉藤崇史)(清水) 東西厩舎リポート(須貝)(杉山) 東西厩舎リポート(高橋)(寺島) 東西厩舎リポート(友道)(橋口) 東西厩舎リポート(藤岡)(松下) 東西厩舎リポート(安田)(矢作) 厩舎別入厩予定馬リスト 2021年新種牡馬一覧 種牡馬別リスト(ディープインパクト) 種牡馬別リスト(ドゥラメンテ) 種牡馬別リスト(モーリス) 種牡馬別リスト(キズナ) 種牡馬別リスト(エピファネイア) 種牡馬別リスト(ロードカナロア) 種牡馬別リスト(キングカメハメハ) 種牡馬別リスト(クロフネ)(キタサンブラック) 種牡馬別リスト(ルーラーシップ)(ハーツクライ) 種牡馬別リスト(ダイワメジャー) 種牡馬別リスト(ジャスタウェイ)(ドレフォン) 種牡馬別リスト(シルバーステート) 合田直弘の外国産馬トレンド情報 外国産馬&持ち込み馬リスト セレクトセール2019 当歳 セレクトセール2020 1歳 HBA市場 記者&トラックマンのPOG指名馬大公開 母馬INDEX 目次

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  • 蝶の眠る場所
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    「私は事件には一切関係していません。真犯人は別にいます」そう言い残して絞首台を登っていった男。時は巡り、小学生が学校の屋上から落ちて亡くなるという事故が起きる。いじめによる自殺の線で取材を進めていたテレビ局社会部の女性記者は、少年の母親が、冤罪が疑われる事件の加害者として極刑となった男の娘だと知る。果たして二つの事件と事故に関連はあるのか!? 警察権力との暗闘の果てに、女性記者が辿りついた真実とは
  • アフター・ミッドナイト 山下和美作品集
    完結
    -
    万年仮免許の芸能記者、東山文太。スクープも恋も、運転免許も手に入れてみせます……!? コミカルタッチのサスペンス、表題作『アフター・ミッドナイト』。他に、1人で乗った夜行スキーバス、隣席の男はもしや銀行強盗? という『乗合夜行バス』、長期昏睡から目覚めた少女の恋を描く『ねむり姫の奇跡』、初期作品『マドンナ'80』も同時収録。温かくてコミカルでミステリアスな山下和美テイスト満載の1冊!
  • 安全保障戦略
    4.5
    歴史的背景、経済安全保障、領土問題――。第二次安倍政権で整備された安全保障政策体制にもとづいて日本の安全保障について包括的に解説する生きたテキスト。 ●日本の安全保障体制をつくった当事者による力作  米国が中国の台頭に対してあからさまに嫌悪感を示し、なりふり構わず対抗策を示しています。ファーウェイをはじめとする中国ハイテク企業の製品を使う企業と米政府との取引を禁じるのはその典型例です。この方針はバイデン政権でも変わりません。日米安全保障の傘のもと経済のみを考えていられた幸せな時代は終わりを告げ、日本は他の諸外国と同様に安全保障を真摯に考えざるを得ない時代になっているのです。  しかし、日本の安全保障は第二次安倍政権でようやく体制が整えられたばかりで(国家安全保障局の創設)、その仕組みや創設の背景などをきちんと説明した日本人のための安全保障論は未だにありません。  本書は、初代国家安全保障局長谷内正太郎氏(元外務次官)の懐刀として創設時から国家安全保障局次長を務めた著者が、日本の安全保障のすべてを解説するもの。国際関係の現状認識から説き起こし、日本の安全保障政策体制の発展過程、官邸の機能、経済・技術安全保障の課題、日米同盟、歴史戦、インテリジェンス、韓国との付き合い方、領土問題の正しい捉え方までを解説。日本の安全保障を2020年の視点で包括的に捉えた初めての本です。記者も学者も知らない安全保障体制の情報に基づく、生きた日本外交論のテキストです。
  • 語り遺す 戦場のリアル
    5.0
    コレラに罹った兵士を見殺しにした衛生兵、真珠湾攻撃に参加し仲間を次々と特攻で失ったパイロット、風船爆弾の製造に従事した女学生……。戦後70年の大型企画として、若手記者たちが67人におよぶ戦争体験者を取材。多様な証言から、浮かび上がる戦争の残酷な実態とは。安保政策の転換が進められるいま伝えたい戦争証言集の決定版。

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  • 今解き教室サイエンス JSECジュニア 2021 Vol.1
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第1号 ロボット・AI(人工知能)との共存 最先端のテーマを深掘りし、科学的な思考力を身につける「今解き教室サイエンス」。 今号では、日進月歩の発達がめざましいロボットやAI(人工知能)の世界を朝日新聞の報道写真や豊富なビジュアルを使って学びます。 進歩の一方で、生活の細部に入り込むロボットやAIが私たちの仕事を奪うなどの議論もあり、今後どう共存していくかが課題です。 <目次> ●最新トピックス  ロボットスーツで運動会 「ロボ人ピック」開催/新型コロナワクチンは高温と振動に弱い/ワクチン1瓶で5回の接種が限界  自動車メーカーがつくる実験都市始動/南極観測船しらせが無事に帰国/NASAの火星探査車、着陸成功!/注目の次世代ロケットH3  「会食」ができる淡路島のサル/オンラインで「心の距離」が目に見えるようになる!?  仏教の教えAI「ブッタボット」で悩み解決水害もたらす「線状降水帯」発生予測をスタート ●報道写真  急成長するロボット・AI技術 ●新連載 MANGAdeSCIENCE イマトキ教室 イマサラ編  ロボットとかAIとかのイマサラだ! ●記者の視点  AIと賢くつきあうために ●図解でなぞとき!  AIが自動車を運転できる仕組みとは?  ロボットと暮らす2040年 ●新連載 ザ・コラム  第1回 地震・火山との共生 ●サイエンス英傑伝  第7回 田中久重(からくり儀右衛門) ●親子で実験工作教室  赤外線センサーを調べよう! ●ミュージアムガイド  ロボット・AIについて学ぼう! ●JSECニュース  JSEC2020の受賞者決定! 最終審査会をオンラインで開催 ●キーワード  ロボット・AIに関する重要語句 ●今解きサイエンス検定  学んだことを振り返って、答えてみよう
  • 遺恨の刃:番外紅白試合【電子書籍版】
    -
    「うめはあれ以来、自室に閉じこもったままだった。たまに廊下ですれ違っても、俯いたままで、しゃべることはない。食事も喉を通らないらしく、ふっくらした頬の肉は落ち、胸も肩も薄くなった。隼人にはうめのつらさが身に染みた。慰めの言葉もない。なんと残酷な。このままでは絶対に済まさぬ、と決意を固くした。」(本文より) 江戸時代末期。早世した兄に代わって家督を継ぎ、宮仕えの身となった粟宮藩の若き剣士・中村隼人。彼は上司であり、出世街道を駆け上がる能吏にして豪剣の遣い手・桑田甚兵衛から屈辱を受けながら、藩政の裏にうごめく怪しい影を感じていた。そんなある日、妹・うめの婚約者が斬殺死体で発見される——犯人は、一体だれなのか? 重厚な筆致で描く、ミステリー仕立ての時代小説! 【著者プロフィール】 秋草 圭介(あきくさ・けいすけ) 1949年 栃木県佐野市生まれ、宇都宮市在住。 元新聞記者。 武産(たけむす)合氣道会八段師範。 居合道無双直伝英信流三段。 Eメール:akikusakeisuke@snow.ucatv.ne.jp
  • 遺恨の刃:義に奔る剣
    -
    この物語は前作「遺恨の刃 番外紅白試合」の続編だが、時代背景は変わり、前作とはかなり趣の異なる作品になった。ただ、前作をご存じない方のために、ここに至る経緯を盛り込んだので、独立した作品としてお読みいただいても差支えはないと思う。 前作で武士の一分を立てた主人公は、戊辰戦争が始まると、徳川方として藩兵を率い、旧幕軍と合流して戦塵の中を駆け巡る。錦旗を押し立てた新政府軍に外様大名はおろか親藩、譜代大名まで続々と恭順する中で、藩兵を外征させてまで徳川家を守ろうとした藩など史実にはない。諸藩の大多数はお家大事だった。 過去に天下を争った源平の合戦も関ヶ原の合戦も二大勢力の激突だった。それに比べると、戊辰戦争の勢力不均衡は目を覆うばかりだ。徳川幕府二百六十年の太平に慣れ、武士の多くがサラリーマン化し、潔さ、廉恥という魂が薄れたこと、鎖国によって国際情勢にほとんど無知だったこと、貨幣経済の隆盛を横目に米穀経済を中心に据えたままだったこと、などが徳川幕府衰退の原因であろう。(あとがきより) 【著者プロフィール】 秋草 圭介(あきくさ・けいすけ) 1949年 栃木県佐野市生まれ 宇都宮市在住 元新聞記者 武産合氣道会師範八段 居合道無双直伝英信流三段 Eメール:akikusakeisuke@snow.ucatv.ne.jp
  • 沈黙の終わり(上)
    4.1
    二十年掛けて築き上げてきたことが、ここで一つの形となった。――著者 20周年を飾る、記念碑的作品、誕生。 30年間隠されてきた連続幼女誘拐殺人。県を跨いだ、幼女を狙った卑劣な事件。縄張りに拘る無駄な県警のプライド。利権を死守したい政権による圧力。若手とベテラン、二人の記者が、すべてを乗り越え、隠された真相を追う!
  • あなたの名はマリア・シュナイダー 「悲劇の女優」の素顔
    -
    2011年に58歳の若さでこの世を去ったフランス出身の女優、マリア・シュナイダー。本書は彼女のいとこで政治記者であるヴァネッサ・シュナイダーが、親族の目線で描いたノンフィクション。映画『ラストタンゴ・イン・パリ』の撮影中に起きた暴行の真相を綴る。
  • 郵政腐敗 日本型組織の失敗学
    4.0
    日本郵政グループは、2021年に郵便事業の創業から150年を迎えた。従業員40万人を超える巨大組織は「腐敗の構造」にはまって抜け出せずにいる。近年では、かんぽ保険の不正販売、ゆうちょ銀行の不正引き出しと投信販売不正、NHKへの報道弾圧、総務次官の情報漏洩と癒着など、数多の不祥事が発覚した。一連の事象の底流にあるのは、究極の「事なかれ主義」――。朝日新聞経済部のエース記者が、巨大グループの実態にメスを入れる。
  • モスクワから来たスパイ
    -
    プラハで日本大使が怪死した! 現代史の謎に迫る国際スパイ・ミステリー。国際政治の裏面をえぐる――現代史の謎に迫る、国際スパイ・ミステリー長編。プラハの日本大使館で、明日香大使が墜死した。直前に面会した記者の雨田も殺され、謎の古文書を持って逃げる恋人・ヤーナも狙われ始める……。大戦後のチェコの運命を変えたといわれるヤン・マサリク外相怪死事件にからむ、米ソ対立の激流に生きる人々を描く長編。
  • 〈中国の時代〉の越え方 :一九六〇年の世界革命から二〇二〇年の米中衝突へ
    -
    1巻2,376円 (税込)
    デジタル・レーニン主義の可能性 「なぜ中国語を第二外国語として選んだのか、中国研究を行う意味は何か」 1958年の勤評闘争のさなか、のちに国会に突入して亡くなる樺美智子が著者にこう質した。 スターリン批判の衝撃を受けて、一国社会主義革命ではなく「世界革命」が時代の旗幟になっていた時代である。若き著者は「世界革命」には馴染めず、「日中戦後処理」に傾く。そうした見方を教えてくれたのが石橋湛山だった。東洋経済の記者となり、湛山の謦咳に接して、著者の中国観の骨格が形作られた。 中国衰退論から中国脅威論まで、勃興する隣国に対する眼差しはどこか歪んでいる。たしかに社会主義中国には首肯しがたい出来事が多い。 一方、「改革開放」へ舵を切り、世界第二の経済大国となった中国が眼前に屹立している。単に経済だけでなく、QRコード、5G、量子はじめ、中国は科学技術の最先端国でもある。そしてそれは政治面では〈デジタル・レーニン主義〉の相貌を持って現れつつある。 パクス・シニカの時代をいかに乗り越えていくか? その先にあるものは何か? 透徹した眼差しで未来を捉えた新たな社会主義論!
  • 内閣総理大臣
    -
    1巻980円 (税込)
    【菅義偉内閣 半期決算報告書。河野太郎行革相、加藤勝信官房長官、武田良太総務相直撃!】 まさに、正念場を迎えている菅義偉政権。 コロナ禍の渦中にあって、ワクチン接種の開始とその効果がこの国のゆくえを左右する。 内閣支持率がコロナ感染者数の推移とともに変化するが、菅総理の政治決断が「コロナ後の日本」をも決定する。 本書は菅総理はじめ、次期総理候補のワクチン接種担当大臣を兼務する河野太郎行革担当大臣、菅官邸のスポークスマンである加藤勝信官房長官、菅総理の肝煎り政策である「携帯料金の値下げ」を大手携帯3社に対し強い要請を続け、渦中の総務省改革を担う武田良太総務大臣、「行政のDX」を推進する平井卓也デジタル改革担当大臣ら菅政権の主要閣僚をはじめ、菅総理のブレーンである竹中平蔵元金融担当大臣、菅官房長官時代から観光立国や経済政策に助言してきたデヴィッド・アトキンソン、菅政権における地銀再編を民間主導する北尾吉孝SBIホールディングスCEOらに緊急独占取材!  危機の宰相・菅義偉政権のゆくえを占う政治ノンフィクション。 〈こんな方にオススメ〉 ・内閣総理大臣の決断に関心ある方 ・コロナ禍と菅義偉政権のゆくえに関心ある方 ・総理大臣官邸、閣僚の内面の深層に関心ある方 〈本書の内容〉 序章  菅義偉政権樹立前夜 第一章 菅義偉内閣の充実 第二章 加藤勝信官房長官直撃!「コロナ禍」の菅官邸 第三章 武田良太総務大臣直撃! 渦中の改革 第四章 次期総理候補・河野太郎 第五章 平井卓也デジタル大臣直撃!「日本のDX」 第六章 田中角栄と菅義偉 第七章 自民党最高幹部直撃! 菅政権の実相 第八章 総理の参謀・竹中平蔵 第九章 地銀再編の雄・SBI北尾吉孝 第一〇章 日本社会経済私観 D・アトキンソン 終章  菅義偉内閣のゆくえ 〈本書の特長〉 ・菅義偉内閣主要閣僚、自民党最高幹部直撃取材! 〈著者プロフィール〉 大下英治(おおした・えいじ) 作家。1944年広島県広島市に生まれる。1歳のとき被爆。父を失う。苦学の末、広島大学文学部仏文学科を卒業。大宅壮一マスコミ塾第七期生。1970年、『週刊文春』特派記者いわゆる“トップ屋"として活躍。圧倒的な取材力から数々のスクープをものにする。月刊『文藝春秋』に発表した「三越の女帝・竹久みちの野望と金脈」が大反響を呼び、三越・岡田社長退陣のきっかけとなった。1983年、『週刊文春』を離れ、作家として独立。政治、経済、芸能、闇社会まで幅広いジャンルにわたり旺盛な執筆活動を続ける。『小説電通』(三一書房)でデビュー後、『実録 田中角栄と鉄の軍団』(講談社)、『美空ひばり 時代を歌う 』(新潮社)、『昭和闇の支配者』(だいわ文庫)〈全六巻〉、自叙伝『トップ屋魂』(解説:花田紀凱)、『孫正義世界20億人覇権の野望』『小沢一郎の最終戦争』(以上ベストセラーズ)、『田中角栄秘録』『児玉誉士夫闇秘録』『日本共産党の深層』『公明党の深層』『内閣官房長官秘録』『孫正義秘録』『小泉純一郎・進次郎秘録』『自由民主党の深層』(以上イースト新書)、『安倍官邸「権力」の正体』(角川新書)、『電通の深層』(イースト・プレス)、『幹事長秘録』(毎日新聞出版)、近著に『ふたりの怪物 二階俊博と菅義偉』『野中広務権力闘争全史』『小池百合子の大義と共感』『自民党幹事長 二階俊博伝』(エムディエヌコーポレーション)、『内閣官房長官』(MdN新書)など著書は480冊以上に及ぶ。

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  • コリシの言葉
    -
    コリシが語った、一つになれば何だって成し遂げられる! 2020年6月、朝日新聞に「差別や貧困 目を背けない――ラグビーW杯黒人初の南ア主将コリシさん」という記事が掲載された。2019年、日本で開催されたラグビーワールドカップで黒人初の主将として話題になったシヤ・コリシの南アでの活動とインタビューが胸を打つ。 黒人居住区タウンシップに生まれ育ち、食事も満足にとれなかった少年時代、ラグビーがかけがえのないものになっていった。当時ラグビーは白人のスポーツだったが、アパルトヘイト廃止などを経て、いつか代表になりたい、という夢をかなえる。そして、2019年のワールドカップでは、チームの主将を任されることに。結果は優勝という最高のものになったが、アパルトヘイト撤廃後も、差別や貧困問題は置き去りに。コリシは、みずから財団をつくり、コロナ禍で苦しむ人々へ「恩返し」を始める。 本書は、コリシに話を聞いた朝日新聞記者が、南アの過酷な差別や貧困に立ち向かうラガーマンの実像に迫る。
  • さよなら朝日
    3.0
    「めんどくさいやっちゃなあ」と思わせたら勝ち。こういう記者を辞めさせない会社も偉いと思います。――斎藤美奈子推薦 本書の試みを「蛮勇」だとシニカルに冷笑しているジャーナリストたちがいたら、彼らに言いたい。君たち、笑ってる場合じゃないぞ!――井上達夫解説 ■内容 七年八カ月に及んだ安倍政権下、なぜリベラルは敗け続けたのか。問われていたのは、国民を愚民視し、不都合な民意をポピュリズムと断じ続けた自称リベラル勢力の歪んだ認識と底の浅さだった。改憲論争、沖縄の基地移転、脱原発……あらゆる局面で垂れ流された矛盾と欺瞞を、朝日記者が検証する。 ■目次と抜粋 まえがき “朝日新聞の中にいながらして、自社の報道を含めたリベラル勢力の矛盾や問題点を問うという行為には、まだわずかなりといえども意味はあると信じたい” 第一章 正義の暴走――世間とジャーナリズムとの共犯関係 “彼らはまずもって「世間をお騒がせした」と謝罪した。しかし、私たちは「お騒がせ」したのが彼らではないことを知っている。「騒いだ」のはメディアであり、「世間」である” 第二章 フェミニズム――目指すべきは差異か? 普遍か? “意図的か無意識にか、リベラルメディアには「男と女から成り立っている社会」という言い回しが頻繁に登場する。そこに潜む様々な含意を、素通りしないようにしたい” 第三章 憲法九条――リベラルが民主主義を損なうとき “「条文を変えさせていない=九条をまもっている」という我々の意識が、現実から目を背ける効果を持ってしまっていたのではないか” 第四章 原発と科学報道――リベラルメディアが忘れたい過去 “たとえ後追い仕事であっても、原子力平和利用の推進に新聞が果たした役割を検証することは、その看板の下で取材活動をしている者にとっての責任だと認めざるを得ない” 第五章 沖縄と本土――どちらの民意が重いのか “本土のメディアやリベラルがすべきは、沖縄で進行している事態への本土の主権者の責任を突くことだ” 第六章 天皇と戦争責任――戦前から持ち越されたタブー “天皇や皇室に関する自由な言論を許さない構造を作っているのは、リベラル系も含めたジャーナリズムである” 補論 インタビュー  井上達夫 「自称リベラル」は国民を信じていない  原武史 「天皇」という幻想  本間龍 スポンサー企業の新聞社に五輪監視はできない あとがき 記者に「論は要らない」のか 解説 日はまた昇るか(井上達夫) ■著者プロフィール 石川智也〈いしかわ・ともや〉 1998年、朝日新聞社入社。岐阜総局などを経て社会部でメディアや教育、原発など担当したのち、2018年から特別報道部記者、2020年4月から朝日新聞デジタル&副編集長。慶応義塾大学SFC研究所上席所員、明治大学感染症情報分析センターIDIA客員研究員を経る。共著に『それでも日本人は原発を選んだ』(朝日新聞出版)、『住民投票の総て』(「国民投票/住民投票」情報室)など。 Twitter: @Ishikawa_Tomoya

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  • 世界街頭広告図鑑 街頭広告に映し出された1980年代の世界のイメージ
    -
    最も広告が輝いていた1980年代。世界中の街頭広告をコレクションし、さまざまな解説を加えた広告図鑑。 1980年代、世界各国を旅しながら、街角でランダムに切り取っていった街頭広告のビジュアル図鑑。だれもが日常的に目にする街頭広告から、その国や地域の人々の姿、考え方、感受性、夢や絶望などを短くコメントしたビジュアル付きのエッセイ集。 【目次】 ・前書き ・ジャパニーズ・イメージ ・パブリック・イメージ ・各国別街頭広告図鑑  アメリカ合衆国/イギリス・アイルランド/フランス/西ドイツ(ベルリン)/ソビエト連邦/スイス/ギリシア/イタリア/インド/タイ/フィリピン/中華民国 ・都市の貌、ウォールペインティング ・あとがき 【著者】 小田切慎平 昭和30年(1955)愛知県生まれ。早稲田大学第一文学部フランス部文学専攻卒業。広告会社、TV番組制作会社、クラシック音楽事務所勤務を経て、現在は原稿書きがメイン。取材記者、編集者、写真家、脚本家など、多方面で活動中。著書、翻訳書、編集書など多数。
  • カガク力を強くする!
    4.0
    科学・技術の進歩が暮らしの隅々にまで入り込み,その恩恵を当然のこととして享受する私達.しかし一方で,原発やゲノム編集など危うさもクローズアップされている今,科学記者とし活躍する著者は,「カガク力」=「疑い,調べ,考え,判断する力」を身に付けること.それが賢く生きる術となり,よりよい未来をつくる土台になっていくと説く.

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  • ネットフリックス vs. ディズニー ストリーミングで変わるメディア勢力図
    3.8
    ○インターネットを使った動画配信であるストリーミングは、ハリウッドの巨人ウォルト・ディズニーの参入により、戦国時代に突入した。本書はNHKとTBSで主にデジタルメディアの取材をしてきた放送記者が、ストーリンミングビジネスの最新動向を紹介。 ○映像ビジネスは、映画館、地上波テレビ放送、ケーブルテレビ、衛星放送を利用した配信から、インターネットに移行しつつある。ネットでも数百万の同時アクセスをさばく技術進歩を背景に、インターネットこそが映像ビジネスの主戦場になってきている。 ○ディズニーは19年3月、同業である21世紀フォックスを買収、ディズニーアニメに加え、スター・ウォーズやアベンジャーズシリーズなど世界的ヒット映画の映像資産を多数所有する世界最大のメディア企業になった。その勢いそのまま、スポーツ(ESPNプラス)に続き、映画とテレビ番組のネット配信ビジネス・ディズニープラスをスタートさせ、牙城ネットフリックスへの挑戦を始めた。 ○ディズニーだけではない。ワーナー・メディア、NBCユニバーサル、バイアコムも相次いで、ネット動画配信への参入を宣言した。欧米メディアは、この新旧勢力の対決を“ストリーミングウォー”の時代到来と伝えている。 ○対するネットフリックスなどIT企業は、更なるビジネスの拡大に走る。ネットフリックスは、イギリス、スペイン、フランスにコンテンツ製作スタジオを新設し、海外での事業展開を強化。また昨年の「全裸監督」の大ヒットを契機に日本をアジアの最重点拠点と位置付け、日本のオペレーションの拡充を進めている。アップルもネット配信アップルTVプラスを11月から世界100カ国で開始した。
  • 日本海雷撃戦 コリア・クライシス(上)
    -
    1~2巻660円 (税込)
    恐るべき計画が存在した…軍事サスペンス! 韓国で日本人記者の逮捕、不自然な地震、奇妙に動く船。次々と不気味な事件が……。そして、日本に壊滅的打撃を与える指令が……――韓国で、日本のテレビ局のソウル支局長が、スパイ容疑で逮捕される事件がおこった。同じ頃、自衛隊の対潜哨戒機P3Cを操縦する草野は飛行中に、ロシアの貨物船に対し、何か奇妙な動きを感じた。新潟沖では、不自然な地震が発生する。それらは別個にみえたが、恐るべき計画の断面だったのだ……。長編軍事サスペンス。<上下巻>
  • 月刊ドラゴンズ増刊号 2021年4月「中日ドラゴンズファンブック2021」
    -
    「昇竜復活!その先へ」をチームスローガンに掲げて2021年シーズンを戦う中日ドラゴンズの全容を紹介します。与田剛監督インタビュー、祖父江大輔・福敬登の「最優秀中継ぎ投手対談」、高橋周平・根尾昂・石川昂弥の「内野手3人による座談会」、大野雄大、木下拓哉、高橋周平、大島洋平のインタビューなどや、川上憲伸、井端弘和氏が語る今シーズンのドラゴンズやセ・リーグの展望を担当記者が語ります。選手のプロフィルや過去シーズンの成績などのデータ、バンテリンドーム ナゴヤ観戦ガイドなども充実しています。 表2 CONTENTS 与田剛監督に聞く「2021年構想」 広告 対談 祖父江大輔×福敬登 広告 DRAGONS ROSTER 2021 1軍監督、コーチ 2軍監督、コーチ 大野雄大 祖父江大輔 福谷浩司 福敬登 R・マルティネス 谷元圭介 山井大介 広告 松葉貴大 柳裕也 又吉克樹 勝野昌慶 梅津晃大 藤嶋健人 広告 岡田俊哉 木下雄介 小笠原慎之介 清水達也 山本拓実 ロドリゲス 鈴木博志 広告 岡野祐一郎 濱田達郎 田島慎二 笠原祥太郎 橋本侑樹 マルク、三ツ間卓也 佐藤優、石川翔 丸山泰資、垣越建伸 松田亘哲、竹内龍臣 広告 川上憲伸が分析する2021期待の投手 井端弘和が分析する2021期待の野手 広告 木下拓哉 大野奨太 加藤匠馬 郡司裕也 A・マルティネス 桂依央利、石橋康太 広告 高橋周平 ビシエド 京田陽太 阿部寿樹 福田永将 堂上直倫 溝脇隼人 石垣雅海 根尾昂 石川昂弥 三ツ俣大樹、高松渡 石岡諒太 広告 大島洋平 平田良介 藤井淳志 遠藤一星 井領雅貴 武田健吾、渡辺勝 滝野要、岡林勇希 伊藤康祐 広告 座談会 高橋周平×根尾昂×石川昂弥 広告 福留孝介 ロサリオ、ガーバー、ワカマツ、山下斐紹 広告 高橋宏斗 森博人 土田龍空 福島章太 加藤翼 三好大倫 近藤廉、上田洸太朗 松木平優太 チームスタッフ 広告 記録で振り返る2020シーズン 広告 ドラゴンズ各賞歴代受賞者 広告 全球団2021年新陣容 2021年のペナントレースを占う 2021年に達成が予想される記録 広告 2021シーズンスケジュール、チケット情報 広告 バンテリンドーム ナゴヤ紹介 広告 ウエスタンリーグ日程 広告 ドラゴンズベースボールアカデミー with Dragons(地域貢献・社会貢献活動) ドラゴンズ公式ファンクラブ 選手応援歌 コラボレーションアイテム紹介 広告 ドラゴンズオリジナルグッズ紹介 広告 2021年読者プレゼント 球団情報 表3 表4

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  • 政治と報道 報道不信の根源
    3.7
    「野党は“反発”、政権側は“反論”」「決定打を欠いた」「笑われる野党にも責任」……。 政策論争に沿った報道ではなく、対戦ゲームのような政局報道に終始するのはなぜなのか? 統治のための報道ではない、市民のための報道に向けて、政治報道への違和感を検証。 「市民の問題意識と個々の記者の問題意識、組織の上層部の問題意識がかみ合っていく中で、より適切に報道は、権力監視の役割を果たしていくことができるだろう」(本文より) 「ご飯論法」「国会パブリックビューイング」の上西充子・法政大学教授が、不誠実な政府答弁とその報じ方への「違和感」を具体的事例をベースに徹底検証。 ・権力者と報道機関の距離感はどうあるべきなのか? ・政府の「お決まり答弁」を生み出す、記者の質問方法の問題点。 ・なぜ「桜を見る会」の問題を大手メディア記者は見抜けなかったのか? ・政権与党による「世論誘導」に、知ってかしらずか加担する大手新聞社 ・新聞社はどのように変わろうとしているのか?
  • 仙台ジャズノート 暮らしの中で芽吹くオト、つなぐオト
    -
    1巻1,485円 (税込)
    ジャズ聴き45年、学生&社会人バンド歴48年の元記者・編集者が書いたジャズレポート。とは言っても、主要なジャズメディアの「好物」である世界に名だたるミュージシャンが登場するわけではありません。身近なライブ会場やストリートで見聴きした「身近な演奏者たち」へのアクセスの記録です。 登場するのは小学生から80代のシニア世代まで。たとえば小学校低学年が自分の体よりも大きい(?)管楽器にぶら下がるようにして演奏しています。ボランティアミュージシャンの指導を受けながら巨匠カウント・ベイシーのスタンダードを承継しています。水準ひとつ飛びぬけているプロの周囲には、アマチュアとプロの区別なく演奏者が集まります。レッスンシステムがさまざま整備されてきたおかげで、アマチュアの中には技術的にはプロをもしのぐ演奏者も珍しくありません。アマチュアたちにとっては市民活動的な練習の繰り返しが命。市民センターや音楽スタジオに定期的に集まっては音楽を楽しんでいます。 本書はそうしたローカルの現場を支えるミュージシャンたちへの取材の記録です。特にインタビューを隅々までお見せすることに最大の注意を払いました。ニューヨークに行かなくても、ニューオーリンズには行けなくとも、身近な現場で繰り広げられるジャズシーンを堪能してください。 長年、仙台、東北を主な取材エリアとしてきた筆者が、定年後、念願かなって身近なジャズシーンへの取材を敢行しました。「地域」「地方」「地元」にあるニュースをネットを通じて世界に発信したい!そんな共感でつながった仙台発のネットメディア「TOHOKU360」で連載を始めたとたんにあの「新型コロナウイルス」が・・。全世界のエンタメ現場同様、身近なジャズシーンも動きがほとんど停止状態に追い込まれました。 その窮状から抜け出すために多くのミュージシャンがひそかに自己練を重ねました。彼ら彼女たちが中心になり「三密」対策を十分に講じた演奏の場を自ら主催し、リモートによるネットライブを重ねた事実をしっかりとらえることができました。身近なミュージシャンたちの音楽にかける前向きな姿勢は、本書のための取材を終えた時点よりもさらに増勢の一途。そのスピードと質の高さを自分なりに楽しむことができているのは、取材者冥利に尽きると言っていいのだと思います。 ジャズに限らず全国各地には、それぞれに身近な現場が必ずあるはずです。ブログなどでリポートを書いてみませんか?仙台とネット上で連携しましょう。 目次 プロローグ 第1章 身近なジャズ 第2章 現場を見る 第3章 回想の中の「キャバレー」 第4章 コロナとジャズ 第5章 次世代への視線 エピローグ あとがき 著者プロフィール 佐藤和文(さとうかずふみ) 東北大法学部卒業後、1974年4月、河北新報社入社。編集局報道部、東京支社編集部、編集局特報部等を経て、1997年4月から2012年3月末までメディア局。メディア局長、デジタル戦略委員会シニアアドバイザー等を務めた。河北新報社を退職後、2014年4月にメディアプロジェクト仙台を設立し、地域メディアや非営利組織をテーマに、フリーの立場で取材活動を続けている。 仙台市出身。
  • 鴨居羊子の生き方百科
    4.0
    2021年、没後30年を迎える鴨居羊子は、新聞記者から下着デザイナーを志した異色の人。多才な彼女は、下着デザイナー以外にも、エッセイスト、画家、人形デザイナー、絵本作家としても活躍。早くから女性の自立を訴えた先進的な女性であった。本書は、格好いい女性の生き方のお手本、知的な不良・鴨居羊子の媚びない、甘やかさない、けれど温かい人生相談。作家・江國香織、社会学者・上野千鶴子の書き下ろし特別寄稿を収録。
  • 自民党幹事長 二階俊博伝
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    【最後のドン、その権力の立脚点。】 「政界最後のキングメーカー」 自民党幹事長権力の深奥に迫る――。 “ラストボス”二階俊博とは何者なのか!? 戦後最長の「安倍晋三」政権を与党・自民党幹事長として支え、現在の「菅義偉」政権の生みの親として、絶対的な権力を握るキングメーカーの核心に迫る政治ノンフィクション。 政界の師・田中角栄の持つ歴代最長記録を超えた二階俊博の政治遍歴の深奥を著者独自の取材網から描く。 〈本書の特長〉 自民党政権最高幹部独占インタビュー取材 〈目次〉 ■序 章 菅義偉総理が語る「二階幹事長」論 ■第一章 歴代最長幹事長・二階俊博の立脚点 ■第二章 菅義偉新政権樹立 ■第三章 和歌山県御坊市に生まれて ■第四章 遠藤三郎の秘書として ■第五章 和歌山県議から国政進出 ■第六章 激闘! 田中軍団 ■第七章 政界再編の激流 ■第八章 小泉純一郎「郵政解散」と二階俊博 ■第九章 経済産業大臣として ■第十章 政界流転 ■第十一章 自民党幹事長 権力の実相 ■終 章 ラストボス 二階俊博の覚悟 〈著者プロフィール〉 大下英治(おおした・えいじ) 作家。1944年広島県広島市に生まれる。1歳のとき被爆。父を失う。苦学の末、広島大学文学部仏文学科を卒業。大宅壮一マスコミ塾第七期生。1970年、『週刊文春』特派記者いわゆる“トップ屋"として活躍。圧倒的な取材力から数々のスクープをものにする。月刊『文藝春秋』に発表した「三越の女帝・竹久みちの野望と金脈」が大反響を呼び、三越・岡田社長退陣のきっかけとなった。1983年、『週刊文春』を離れ、作家として独立。政治、経済、芸能、闇社会まで幅広いジャンルにわたり旺盛な執筆活動を続ける。近著に『安倍官邸「権力」の正体』(角川新書)、『電通の深層』(イースト・プレス)、『幹事長秘録』(毎日新聞出版)、『内閣官房長官』(MdN新書)など著書は450冊以上に及ぶ。

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  • ルポ 婚難の時代~悩む親、母になりたい娘、夢見るシニア~
    4.0
    平成に入って加速した結婚離れ。生涯未婚の男性は4人に1人、女性は7人に1人となり、結婚していない人の約半数が「相手に巡り会わない」と感じている。一方、結婚への道はどんどん多様に。住職がサポートする「寺コン」や親が我が子の相手を探す「代理婚活」まで。十人十色の婚活模様だ。はたして私たちは結婚ができなくなったのか、しなくなったのか。共同通信の女性記者3人が緻密な取材を基に現代人のリアルな結婚観に迫る。
  • 時代
    4.0
    新聞記者一筋だった笠間は、同期との競争に負け、販売部への異動を告げられる。記者職への断ち切れない思いを抱えつつも、自分の仕事に邁進し、販売部でも存在を発揮し始める。一方で、ずっと忙しい父親との関係に、二人の息子・翔馬と翼は悩んでいた。しかし葛藤を抱きつつも、翔馬は父と同じ、新聞記者という道を行くことを決める。働くことは何なのか。父親として息子に残せるものは何か。普遍的な親子の絆を描いた、傑作長編!
  • 雨の迷い子
    -
    拾われた天涯孤独の少女と、無骨なカウボーイ。10年という歳月が二人の関係を大きく変えて…。ダイアナ・パーマー初期の名作が初邦訳! 孤児から気鋭の新聞記者となったギャビー。忙しい日々の中、突然意外な人物が現れる。彼の名はボウイ――10年前の雨の夜、行くあてもなく震えるギャビーを保護した恩人だ。その後ボウイの実家に身を寄せたものの、ある時から彼との関係はぎくしゃくし、疎遠になっていた。かつては気づかなかった無骨な男らしさにギャビーの胸は震えるが、運命の再会は思いがけず二人の距離を近づけて……。
  • エリート海上自衛官は一途に彼女を愛しすぎている【SS付】
    4.5
    過保護なエリート自衛官に甘やかされすぎて!? マーマレード文庫創刊3周年 SS特典付き! 情報サイトの記者・青藍は、潜入取材のために「エリート国防男子」限定の婚活パーティーに参加。そこで、怪我の手当てをしてくれた海上自衛官・涼太と急激に惹かれ合う。ところが、彼の緊急出航や航海任務のたびにすれ違ってしまう二人。青藍は寂しさを抱えるも、「愛してる。あなたと人生を共にしたい」と、熱情を孕んだ涼太から求婚宣言をされて…!?
  • 株式市場の本当の話
    3.8
    経済活動は最大の下落、楽観と懐疑が錯綜するなか 日経平均は30年ぶりの3万円到達! その根拠は?  誰が買っているのか? 熱狂のゲームが再び始まるのか? 超緩和の効果はいつまでもつのか? ブラックマンデー前から証券市場を取材してきた日経新聞のベテラン記者が深く掘り下げる。 ◆株式市場ではさまざまな通説がまかり通っている。しかし、「本当のこと」を見分ける目を持たないと、せっかくの資産形成も袋小路に迷い込みかねない。第一によく資産形成の教科書に書いてある「年率3%の期待リターン」は、簡単に実現できる水準ではない。第二に日本の商社株を買った投資の神様ウォーレン・バフェット氏は実は短期投資家である。第三にESG(環境・社会・ガバナンス)投資には死角がたくさんある。第四に公的年金の運用は危うくて見ていられない。…… ◆株価の動きには日本経済が長期停滞から脱出するためのヒントが詰まっている。本書では長年の取材経験とさまざまなデータをもとに、まず株式市場の今日的問題を明らかにする。それは市場の問題であると同時に、日本経済の問題でもある。何をどう直せば、日本がもっと良くなるのか、本書を読んで一緒に考えてほしい。
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞
    3.9
    「日本の初任給はスイスの3分の1以下」 「日本のディズニーの入園料は、世界でもっとも安い水準」 「港区の平均所得1200万円はサンフランシスコでは『低所得』」 「日本の30歳代IT人材の年収はアメリカの半額以下」 …… 物価も人材もいつしか「安い」国となりつつある日本の現状について、 ダイソー、くら寿司、京都、ニセコ、西川口など、記者がその現場を取材。 コロナ禍を経てこのまま少しずつ貧しい国になるしかないのか。脱却の出口はあるか。 取材と調査から現状を伝え、識者の意見にその解決の糸口を探る。 2019年末から2020年にかけて日経本紙および電子版で公開され、 SNSで大きな話題をよんだ記事をベースに取材を重ね、大幅加筆のうえ新書化。
  • 伝える技術はこうみがけ! 読売KODOMO新聞・読売中高生新聞の現場から
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    読売KODOMO新聞・読売中高生新聞の記者があかす、「伝える技術」の数々。学生や社会人にも使えるノウハウが満載です! ・数字と情報はとことん絞れ ・最初の100字で勝負が決まる ・音読するだけで文章はうまくなる ・読み手の「生活」を想像せよ。 ・なぜ「あるある」ネタは天板なのか。 ・新聞とネット、初心者向けメディアはどちら? など、創刊10周年記念をむかえる読売KODOMO新聞の記者が、「伝える技術」を紹介します。 「これが伝えるプロの技術です」と齋藤孝先生推薦です。
  • ラッキーをつかまえろ【特典付き】
    完結
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!その男は危険すぎた。何者にも負けない強烈な意志と涼やかな美貌の持ち主ルーク。海軍特殊部隊に所属する彼は、フリーの記者であるシドを、軍が関与するある事件の調査から追い払うためだけに、まるで烙印のように熱いキスを仕掛けてきた! 堅物と呼ばれるシドは、自分がキスひとつでとろけてしまいそうになったことに衝撃を受けた。一方、ルークも愕然としていた。懲らしめを与えようと軽い気持ちでシドの唇を奪った途端、予期せぬ情熱が体を駆け抜けたのだ!
  • 「葬式ごっこ」八年後の証言
    -
    1巻1,408円 (税込)
    1986年に東京中野区で起きた「葬式ごっこ」と呼ばれる日本で初めてのいじめ自殺事件のノンフィクション 1986年に東京中野区で起きた「中野富士見中学いじめ自殺事件」は「葬式ごっこ」という呼称と共にいじめの残酷さを物語る例として語り継がれている。著書は、いじめ被害者の手記、遺書などが多く紹介される。いじめの場に居合わせ、いじめに加わった少年少女の体験録は他に例がない。この著書を通していじめを産む教室、学校の素顔を知る事ができる。巻頭「鹿川君の見た風景・死への三十七時間の彷徨」と題した写真家五味彬のフォト・ストリー、巻末に同年3月facebookに投稿した「いじめを追って34年」全文を掲載。 【目次】 はじめに 鹿川事件判決(要旨) (平成六年五月二〇日言渡) 視角一二〇度の範囲に少年の居場所はなかった。 「八年間は何だったのか」控訴審判決まで 「シシ君は目で助けを求めていた」 「いじめが始まると、みんな『やれ、やれ』『もっといけ』と盛り上がった」 「いじめを下手に止めに入ったら、次に自分がやられる。 汚ねえようだが、生きる知恵だわ」 「自分が弱い人間であることを知られるのが、死ぬほどいやだった」 「シシが死んだとき、だれかが『みんなだよ、 みんなでやっちまったんだ』と言った。 「私もあのころ、なーんにも考えていなかった」 「おれって、情がねえのかなあ」 「あの時代がステップになった」 「私がおばさんになっても、シシ君は中学生のままなのよね」 「一人でがんばっても、どうかなるって状態じゃなかった」 「親同士、お互いによく知らないんですよ」 「あれを機に、私も人生観が変わった」 「学校が安心して子どもを預けられる場所じゃなかった」 「おれたちが死なせたんだ」同級生三人の座談会 他 【著者】 豊田充 1938年、東京生まれ。元朝日新聞記者。鹿川裕史君の自殺以前から、いじめ問題に取り組み、また、女子高校生コンクリート詰め殺人事件などを取材。著書に『いじめはなぜ防げないのか 「葬式ごっこ」から二十一年 』(朝日新聞社)『子どもの自己救出力—少年犯罪に迫るキーワード』(教育出版)『 清輝君が見た闇—いじめの深層は』(大海社)『子どもの自己救出力—少年犯罪に迫るキーワード』(教育出版)がある。2020年3月、NHK『事件の涙』に出演、いまもいじめ問題に取り組んでいる
  • クロウ・ブレイン
    3.3
    第19回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品は、読売新聞記者が描く記者vs.カラス! 日本新聞社会部・環境班の権執印(ごんしゅういん)は、カラスが人を襲う件数が増加していることに気づいた。取材を重ねると、カラスの変異はウィルスによるものだと説く学者もいる。権執印が、動物学者が狂暴化したカラスを目撃したという公園に赴くと、突如カラスの群れが襲い掛かってきて……。新聞社勤務の著者が圧倒的リアリティで描く、読み出したら止まらないバイオ・サスペンス!
  • 富山地方鉄道殺人事件(新潮文庫)
    4.0
    「宇奈月から黒部への旅」と書き残し、政界スキャンダルの鍵を握る若手官僚が姿を消した。彼を追う女性新聞記者の死体が、黒部峡谷を走るトロッコ列車の終点・欅平で発見され、十津川警部は黒部に向かう。その先には行くことが難しい終点駅から、犯人はどこに消えたのか? そして、事件の舞台は、路線距離100キロ超と地方鉄道ながら有数の規模の富山地方鉄道に。好評「地方鉄道」シリーズ。
  • エロティック・サイコ(フルカラー) 1
    無料あり
    4.0
    全27巻0~330円 (税込)
    【本作はフルカラー版となりますので、ご購入の際は十分ご注意ください。】地方紙記者の佐藤(さとう)は、心理カウンセラーの元カレから奇妙な依頼をされる。その内容とは、世間を騒がせている連続殺人事件の犯人・神谷琉成(かみやりゅうせい)の極秘取材だった。興味をそそられた佐藤は神谷に会いにいくが、美しく儚げな彼から出た言葉に耳をうたがってしまう。「僕とヤッてくれる?」そう、神谷は真実を語るかわりに『セックス』を要求してきたのだった――。その出逢いは偶然か、必然か。業界衝撃のエロティック・サスペンスBL!【フィカス】
  • 『BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相』ガイドブック(試し読み付)
    無料あり
    3.7
    【無料ガイドブック】2018年NYタイムズベストセラー、フィナンシャル・タイムズ&マッキンゼービジネス書大賞受賞作。『BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相』ついに上陸! 「血液1滴で、全ての病気がわかる!」革新的技術で、「第二のスティーブ・ジョブズ」ともてはやされた若きCEOエリザベス。彼女が率いた血液検査ベンチャー〈セラノス〉の不正隠蔽工作を敏腕報道記者が執念で切り崩す! 本書の刊行を記念してガイドブックの電子版を配信いたします。NewsPicks編集部副編集長・須田桃子氏と本書共訳者の関美和さんとの対談『「女性版ジョブズ」失墜に見る現代の病理』、登場人物相関図、本書冒頭試し読みを収録。ぜひダウンロードしてお楽しみください。

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  • 激震
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    1995年、大地が裂けた。時代が震えた。 阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件と未曾有の災厄が相次いだ一年、戦後五十年かけてこの国が築き上げたあらゆる秩序が崩れ去っていく……。 昭和史の闇を抉った傑作『地の底のヤマ』の著者が描き出す平成の奈落。 雑誌記者として奔走した自身の経験が生んだ渾身の力作長編。 年明け早々に阪神地方を襲った大地震に衝撃を受け、被災地に駆けつけたヴィジュアル月刊誌「Sight」記者の古毛は、その凄まじい惨状に言葉を失う。神戸でも火災被害の激しかった長田地区では焼け跡に佇む若い女と遭遇。夕方の光を背にこちらを振り向いたときの眼はかつて戦場で出会った少年兵とそっくりだった。果たして彼女は何者なのか? 「何やってんだろうな、俺達」加納が自嘲ぎみに呟いた。(略)「世間の耳目を引く話題に引っ張り回されて、取材取材に駆け回る。それで終わってみりゃぁ、前に何やってたかも記憶が薄れてる始末だ。(略)世間、てぇお釈迦様の掌で踊らされてる、孫悟空かよ」 「元々、報道なんてそんなものだったのかも知れませんけども」古毛は言った。「特におかしくなって来たのが、あのバブルの辺りからだったような気はします」 「あれで、日本が溜め込んで来たあれこれの矛盾が一気に噴き出して来た感じだな。戦後、営々と築いて来たこの国の神話が次々と崩壊してる、ってところかな」 ――本文より
  • BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相
    4.5
    ◆「ショッキングな結末を迎えるサスペンス。ページをめくる手がとまらない。――セラノス事件の内幕は、信じられないほど、ひどい」ビル・ゲイツ◆ 「エンロン」以降、最大の企業不正が行われた血液検査ベンチャー「セラノス」事件。ジョージ・シュルツ、ヘンリー・キッシンジャーなど百戦錬磨の大物たちはなぜ若きCEO、エリザベス・ホームズに騙されたのか!? 「指先からとる1滴の血液で、あらゆる病気を調べることができる!」革新的な血液検査の技術を発明したとして、アメリカのメディアから『第二のスティーブ・ジョブズ』ともてはやされたエリザベス・ホームズ。だが、彼女が率いたバイオベンチャー「セラノス」の内幕は、過剰な野心、傲慢さ、虚言、パワハラが渦巻いていた。現代社会の様々な側面が凝縮したシリコンバレー発巨大詐欺事件の全容を、敏腕記者が地道な取材で証言を積み重ねながら、暴いていく。
  • 理想の肖像
    4.5
    自らの命をかけて少女を救った救命士のアンドリュー。その場に居合わせた記者のポールは取材を続けているうち、彼がゲイだと気づく。「当たり前のことをしただけだ」と答える彼に、ポールは次第に惹かれてゆく――。
  • 空を飛ぶパラソル
    3.8
    新聞記者である私は、美貌の女性が機関車に轢かれる様を間近に目撃する。思わず轢死体の身元を改めると、衝撃の事実が続々と明らかになって……。読者を魅了してやまない、文壇の異端児による絶品短編集。
  • まんがこんなに酷い芸能界 暴露大全
    -
    まんがこんなに酷い芸能界 暴露大全 スターの行動は理解不能! 人間失格タレントたちの素行を大ボリューム収録! 週刊誌記者の座談会 令和3年芸能界スキャンダル大予想 三浦春馬、竹内結子、芦名星…ゲンナリします。止まらぬ自殺の連鎖 何してんの? 渡部建、木下優樹菜、東出昌大…不倫という裏切り 暗黒社会とズッブズブ! 超人気!ダンスボーカルグループと暗躍する極道の影 米倉涼子、中居正広、柴咲コウ、ローラ、栗山千明…所属事務所退出続出 引退した大物芸人「女性タレント食べまくり」列伝 自殺者続出!?ワイドショーリポーター残酷物語 新人プロ野球選手をハダカで襲う 女子アナの野望 暴走族が運営 芸能アイドル接客キャバ実態 ヤクザが高額で売りつける 芸能人記念写真 …ほか (こちらは電子配信用に再編集した商品です。表紙の記載と一部内容がことなる場合がございます。他のコアコミックスシリーズと収録作品が重複する場合があります。また、アンケート・プレゼント等の応募は受け付けておりません、あらかじめご了承ください。)
  • まんが 実録怖い人 日常に潜む、絶対関わりたくない輩ども
    -
    まんが 実録怖い人 日常に潜む、絶対関わりたくない輩ども 全国民に捧ぐ凶悪警鐘ルポ漫画大ボリューム収録 ご近所トラブル絶望体験記 過剰防衛で逮捕&超高額賠償金発生 家族、仕事、財産すべてを失った模範的エリート「もう、死にたいです…」 失意の告白「あんな奴に同情した僕はアマちゃんでした」同級生の元暴力団に全貯金500万恐喝された男、その周到手口 絶頂から地獄へ 歌舞伎町 殺された風俗王 陰湿で残虐、粘着質な地元危険人物の末路 「もう、夜逃げするしかない…」地域の不良たちを襲った恐怖のお好み焼き屋 女を巡る修羅場なんて序の口 キ◯ガイだらけのシェアハウス ヤクザ担当雑誌記者が語る 修羅場すぎる!謝罪現場 地域の不良を襲った無限地獄 恐怖のお好み焼き屋 同窓会に現れた招かれざる客 そして、誰もいなくなった… …ほか (こちらは電子配信用に再編集した商品です。表紙の記載と一部内容がことなる場合がございます。他のコアコミックスシリーズと収録作品が重複する場合があります。また、アンケート・プレゼント等の応募は受け付けておりません、あらかじめご了承ください。)
  • ひとりぼっちが怖かった きょうも傍聴席にいます
    3.5
    息子61歳。朽ちる父の遺体と3週間。40年、父と2人暮らしだった息子は、誰にも父の死を伝えず、そのまま一緒にいることを決めた――。 朝日新聞デジタル・人気連載。記者が見つめた法廷の人間ドラマ30編。 「泣けた」「他人事ではない」。朝日新聞デジタルの人気連載「きょうも傍聴席にいます。」、待望の書籍化第3弾。 孤独に耐えられなく父の遺体をそのままに、認知症の祖母の暴言に耐えかねて、望まぬ妊娠に悩んで、長い介護の果てに……。さまざまな掛け違いの果てに、日常の一歩先に引き起こされる事件。 多くの裁判を傍聴する記者たちが、特に強く心に残った事件を厳選し、ニュースに書けなかった人間ドラマを描き出す。 介護、子育て、貧困、孤独……。なぜ、こんなにも追い詰められてしまうのか? 傍聴席で生の声を聞き、表情を読み取ると、事件は当初の報道とは異なる様相を帯びてくる。「きょうも傍聴席にいます。」から大反響の30編を収録。
  • ラッキーグリーンヒルズの仲間たち~それでいいし、それがいい~
    -
    連なる丘の一つ、ラッキーグリーンヒルズにある作業所には、連日、メンタルに不調を起こした面々が通ってくる。 ある日の朝、ヒルズに一番乗りした年寄りハタオのところに、ベル青年が血相を変えて駆け寄ってきた。聞けば、近々新しいメンバーが入ることになったのだが、青年は絶対に嫌なのだという。そのワケを聞くと、どうやら恋心が絡んでいる模様……。 他、姉御肌のシーさん、天然のハス子さん、元ナンバーワン新聞の記者の秋田さん等々、ヒルズに通う面々のドタバタ成長物語。
  • 福島が沈黙した日 原発事故と甲状腺被ばく
    4.5
    福島原発事故後の甲状腺被ばく測定、裏で仕組まれた歪曲と隠蔽の工作。なぜ被災者は裏切られたのか――。執念の調査報道で明らかになった衝撃の新事実が、今ここに。2021年3月で発生から10年となる福島原発事故。時間の経過とともに事実究明や責任追及が希薄になるなか、今現在も放射線の影響で生じうる健康被害を懸念する人々が多数いることを忘れてはならない。本書は、新聞記者である筆者が被害の核心とされる甲状腺被ばくに切り込み、国や県が実態把握を怠った狡猾な工作を告発する書である。彼らが認めていない放射線被害がいかに隠蔽・歪曲されたか――。綿密な情報開示請求で得た膨大な量の文書とその解析、関係者への周到な聞き取り取材により、衝撃の真相に迫る。
  • ヤバすぎて笑うしかない狂人理論が世界を終わらせる
    5.0
    1巻1,056円 (税込)
    韓国は平昌五輪を本当に開催できるのか 北朝鮮報道のスクープ記者と 数々の危機を予測した経済評論家が 迫りくる有事勃発に警鐘を鳴らす 開戦前夜に読む軍事バイブル! ◎2つの「レッド・ライン」を突破した北朝鮮 ◎成功率75~80%以上で軍事作戦開始 ◎米国は韓国抜きで先制攻撃をする ◎電磁パルス攻撃を狙う米朝 ◎アメリカの軍事行動に理解を示す国際社会 ◎在韓米国人が北朝鮮の人質でなくなる日 ◎マーケットも戦争を織り込みだした ◎世界一優れた自衛隊、お笑い韓国軍 ◎韓国でオリンピックができない本当の理由 ◎北朝鮮崩壊で中国も分裂 狂人理論(マッドマン・セオリー)とは 米国のリチャード・ニクソン元大統領(1913~94年)は ベトナム戦争を終わらせるにあたり、副大統領として仕え、 朝鮮戦争を休戦に持ち込んだドワイト・アイゼンハワー(1890~1969年)大統領の情報戦に学んだ。 そして今、ドナルド・トランプ大統領は、現下の北朝鮮半島危機を、 ベトナム戦争を終結させたニクソン氏の情報戦に学び、血路を見出そうとしている。 一連の情報戦は「核戦争も辞さぬ狂人」を装い、敵国の譲歩を引き出す瀬戸際戦略で ≪マッドマン・セオリー=狂人理論≫と呼ばれる。(本文より)
  • 巨悪
    値引きあり
    3.8
    消えた復興予算、2兆円。 震災を食い物にする奴らがいる――。 《日本最強の捜査機関》東京地検特捜部に配属された検事・中澤源吾は追い詰められていた。 大手運送会社社長の億単位の脱税疑惑を追うも、立証できたのはごく一部。 だが、元同級生の事務官・城島毅らと捜査を進めるうち、 不可解な金の動きは東日本大震災の復興補助金に繋がり――。 元記者の著者が、取材不可能な組織の深部に迫る、骨太の社会派ミステリー! 【推薦コメント続々!】 これほどまでに真に迫る形で、「東京地検特捜部」を扱った入魂の小説があっただろうか。 『巨悪』を読めば、わかるだろう。 伊兼源太郎が、いま猛烈な勢いで巨星・横山秀夫の域に近づきつつある要注目の俊英だと! ――宇田川拓也(ときわ書房本店) やられてしまった。善とは悪とは。考え続けている。 巨悪に立ち向かう中澤、城島。 その悪の正体が現れた時、怒りが爆発し、悲しみにうち震えた。 重いテーマ、エンタメ度満点の傑作ミステリー。 誰かに思いを話したい。 ――山中真理(ジュンク堂書店滋賀草津店) 理不尽な社会の拳となるのは絶望から生まれた怒りの感情。 「巨悪」とはこの世を覆い尽くす闇でもあれば身近に潜む棘でもある。 本物の正義が伝わる揺るぎなき物語! 目を背けてはならない現実がここにある……。 ――内田剛(元書店員、ブックジャーナリスト) 「東京新聞」の特集も大反響!!
  • 戦時下の外交官 ナチス・ドイツの崩壊を目撃した吉野文六
    5.0
    日本の外交官と外務省の隅々までを知り尽くす佐藤優が、これまでに接した当事者のなかで能力、実績、人格ともに最高に評価するのが吉野文六氏。 吉野氏は、沖縄返還において日米両政府間に密約が存在したことを、2006年に日本側の交渉当時者として初めて明らかにした。外交官の「職業的良心」はいかに生まれ、形成されていったのか。 ・生い立ち、旧制高校時代、帝国大学での学生記者経験、行政科・司法科・外交科すべて合格した高等文官試験。 ・外務省へ入省後、真珠湾攻撃前夜の太平洋を横断、たどりついた北米大陸での見聞、動乱の欧州を視察してベルリンへ。 ・松岡洋右外相、野村吉三郎駐米特命全権大使らのエピソード、各在外公館でおこなわれていた諜報活動、またソ連のドイツ侵攻時に、在ベルリン大使館から南方へ避難した大島浩大使からの下された決死の司令。 ・1945年5月ナチス・ドイツ第三帝国が崩壊する瞬間に立ち会う。そして命を賭してシベリア鉄道横断からの帰国。 1941年から1945年にかけ、激動の欧州を目撃した青年外交官の物語。
  • ルポ 刑期なき収容 医療観察法という社会防衛体制 [電子改訂版]
    -
    1巻1,980円 (税込)
    様々な問題点が指摘されながら成立した心神喪失者等医療観察法。その現場を丁寧な取材で明らかに。 池田小児童殺傷事件を機に、様々な問題点が指摘されながら成立した心神喪失者等医療観察法。「再犯の虞がなくなるまで」という刑期なき収容を生み出したその基盤は、精神障害者に対する差別であることを、元新聞記者が丁寧な取材で明らかにしていく。中島岳志氏推薦! 【目次】  はじめに  Q&A 心神喪失者等医療観察法の概説   第一話 医療の空白 第二話 滞 留 第三話 ベルトコンベアー 第四話 精神鑑定  第五話 社会防衛 第六話 悲 劇 第七話 事件前夜 第八話 精神科の無医村がある 第九話 公費の無駄 第十話 人格障害 第十一話 新 薬 第十二話 忘れられた病棟 第十三話 精神族 第十四話 本 音 第十五話 流れに逆らい街で生きる  あとがき 【著者】 浅野詠子 1959年、神奈川県生まれ。青山学院大学卒。奈良新聞記者、特報課長を経て2008年退社し、フリーのジャーナリストに。
  • 真実をつかむ 調べて聞いて書く技術
    4.5
    森友学園問題(国有地払い下げに首相の関与があったのではないかという疑惑。決裁文書の改竄も発覚した)など、 権力の裏側を暴いてきた記者だが、失敗も挫折もひと一倍多かったという。 取材先から信頼を寄せられるには何が必要なのか? 苦い経験も赤裸々に明かしつつ、その取材手法を全開示する、渾身の体験的ジャーナリズム論! (目次) 序章 記者の秘密を明かすワケ 第一章 新米記者を育てた先輩の”愛”と上関原発計画 第二章 昭和から平成へ ~時代のはざまで学んだ真実~ 第三章 愛する神戸の街は壊滅した 第四章 夢とは違った社会部の現実 第五章 記者を育て、育てられる仕事 第六章 17年前の僕に試された私 第七章 107人の人生を断ち切った大事故とJRの闇 終章 取材は愛
  • 松江宍道湖殺人事件
    -
    1巻495円 (税込)
    夕景で有名な宍道湖に若いカメラマンの水死体が浮かび、時を同じくして、彼と接触があったと思われる松江支局の新聞記者も行方不明となる。被害者の背後関係から捜査線上に浮かび上がった二人の女性……地元で老舗和菓子店を切り盛りする北村雅子と、その妹である銀座のホステス・笙子。事件の焦点はにわかに十年前に遡り、美貌の姉妹の秘密が暴かれた時、意外な真相が浮かび上がる。宍道湖の落日が語る忌わしい過去とは……。長篇ミステリ。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 愛国の天使
    -
    1巻495円 (税込)
    毎朝新聞の遊軍記者・水島英次は、銀座のデパートで、その昔「アジアの歌姫」と呼ばれ世界的な人気を誇った台湾の女性歌手・陳清鈴を見かけた。日本嫌いだと思われていた彼女が極秘来日した理由は? 水島が調べを進めるうちに、驚くべき真相が明らかになる。《二〇〇六問題》……中国の圧力により、一度は頓挫したかに見えた台湾独立運動。しかもそれは日本を舞台に密かにすすめられていた!? 長篇サスペンス。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 災害特派員
    4.6
    東日本大震災から10年。あの時、記者は何を見て、何を感じたのか──。2011年3月11日の地震発生翌日に被災地に入り、18日間最前線を歩き回って目撃した「惨状」。その後新設された「南三陸駐在」の記者として、現地の人々と1年間生活を共にした回想録。
  • 甘噛乳首
    4.3
    同僚+富豪+マフィア×美乳首サラリーマン おれが乳首でイクなんて * * * * * * * * 大富豪・会社員・マフィア。この男たちの共通点は『乳首愛好者』雑誌記者の北見は、スクープをとるために闇オークションに潜入する。 しかしそこで、北見の『乳首』がオークションにかけられてしまう。落札された北見の乳首は、罠を仕掛けた三人の男によって、紅く、大きく育て上げられていく。 「俺が乳首だけでイクはずがないのに」 敏感なカラダに戸惑う北見の運命は――?
  • 皇室89号 令和3年 冬
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 皇室のご動静と皇室ゆかりの日本文化を詳しく紹介!豊富なカラー写真で綴る日本で唯一の「皇室」専門誌 【特集】令和のご大礼 立皇嗣の礼 ◆【特集】令和のご大礼 立皇嗣の礼 令和元年5月1日、天皇陛下は践祚(せんそ)され天皇の位を受け継がれた。同年10月、「即位礼正殿の儀」があり、11月、「大嘗宮の儀」が斎行された。ご大礼の一環として予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって延期されていた秋篠宮殿下が皇位継承順位1位の皇嗣になられたことを内外に示す立皇嗣の礼が11月5日と8日に挙行された。その諸儀式の模様を紹介する。 ほか、 皇后陛下 お誕生日に際してのご感想 秋篠宮皇嗣殿下 お誕生日に際しての記者会見 秋篠宮皇嗣妃殿下 お誕生日に際しての文書ご回答 眞子内親王殿下 お誕生に際して発表されたお写真より 秋篠宮皇嗣・同妃両殿下のご活動 前編 昭和60年~平成20年 令和2年9月~11月 皇室のご動静 ◆連載 宮中の盆栽 第8回

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