作品一覧

  • 宏池会政権の軌跡
    5.0
    1巻990円 (税込)
    現存する自民党最古の派閥、宏池会が生んだ5つの政権のドラマを通じて、戦後政治の軌跡を描く骨太の読み物。 ・池田勇人、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一、そして岸田文雄。宏池会政権はすべて時代の激動期に直面し、政治のギアチェンジを担ってきた。長く政治取材を続けたジャーナリストが、自らの記事も織り込みながら、宏池会政権の軌跡をたどり、戦後日本の政治の歩みを振り返る。 ・政治から経済、行財政改革、自衛隊海外派遣、政治改革、安保3文書の改定、原発再稼働、新しい資本主義など、時代の節目で、なぜ宏池会政権は改革を行ったのか、現実主義=リアリズムという視点から解説する。
  • 日本政治 コロナ敗戦の研究
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    コロナ禍への対応に、日本政治は何を間違えたのか。同窓の研究者と記者が忌憚なく語り合う。 ・盤石と思われた安倍政権も、コロナ禍をきっかけにあっけなく終焉した。その後を担った菅政権も、後手にまわった対応が批判を浴び、大きく支持率を下げている。未曾有の危機に直面した日本政治は、何を間違えたのか。オーラルヒストリーの第一人者である研究者と、長く政治取材を手がけてきた日経記者が対談形式で語り尽くす。 ・過去、さまざまな危機に日本の政治はどう対応してきたのか。戦前、戦後の多くの歴史的事例も取り上げながら、幅広い視点で日本政治の来し方、行く末を考察する。
  • 平成政権史
    3.5
    1巻1,012円 (税込)
    まもなく平成が終わろうとしている。 経済の長期低迷、戦争、度重なる大災害……激動の30年間、日本の政治は何をしてきたのか。 長年にわたり取材を経験しているジャーナリストが、自身が当時執筆した記事も織り込みつつ、 歴代内閣の足跡を振り返り、政治の本質に迫る。 私たちが生きた平成という時代は何だったのか、そして、これから日本はどこへ向かうのか。 過去に学び、未来を展望するために必読の一冊。

ユーザーレビュー

  • 宏池会政権の軌跡

    Posted by ブクログ

    池田勇人から始まり岸田文雄まで続く自民党の老舗派閥宏池会について、宏池会出身の5人の首相のエピソードを通してまとめた本。派閥構想にあまり関らず公家集団と呼ばれていたこともあるようだが、著者の言うようにただの穏健派・ハト派ではなく、PKO法の成立や防衛転換、原発再稼働、更には岸田首相自身が宏池会の解散に踏み切るなど、時代の節目節目で静かに変革を成し遂げる派閥であると感じた。

    0
    2025年04月17日
  • 平成政権史

    Posted by ブクログ

    日本の政策、特に雇用や労働に関しての政策の流れを整理したいと思い、手にとった本。本書自体は、「政権」の流れを描いたもので、「政策」については、ほとんど解説がなされていないが、「政策」の歴史を知るためには、「政権」の歴史を知ることも必要だろうということを理解した。
    近年の日本では、小泉政権と第二次安倍政権を除けば、長期政権はない。平成に入った頃からの流れを振り返ると(数字は就任西暦年+首相)、89宇野→89海部→91宮沢→93細川→94羽田→94村山→96橋本→98小渕→00森→01小泉→06安倍①→07福田→08麻生→09民主党(鳩山・菅・野田)→12安倍②→20菅→21岸田→24石破となる。

    0
    2025年01月19日
  • 日本政治 コロナ敗戦の研究

    Posted by ブクログ

    1)コロナ渦が安倍政権を倒した。手をこまねき、全面的にコロナ対策をしなかった。マックス1年半しか見えない内閣だった。
    2)菅の頭にあるのは延命だけ。コロナを使って政権をどう延命させようか考えているのが見えてしまっている。危機を乗り越えるために政治生命をかけるのではなく、危機を使って延命しようとしているので危機を乗り越えられない。思想、イデオロギーよりもウルトラリアリズム。現場最重視の中小企業経営者。国家は中小企業ではない。ものすごく良い虫の目を持っているが鳥の目がない。
    3)吸い上げのリーダーシップ(マイクロマネージメント)、下放のマネージメント。危機管理の時は多少汚職があろうが、現場に任せる

    0
    2021年06月06日
  • 平成政権史

    Posted by ブクログ

    平成の30年で日本の首相と政権は目まぐるしく変わった。1年にも満たない短命政権が数多く登場する一方で小泉、安倍の歴史に残る長期政権もあった。

    本書はこれら平成時代の政権を振り返り、平成を終えた今だからこそ認識できる各政権の存在価値を説く。

    本書で紹介される平成の政権を改めてながめると、ちょっとしたことで政権の寿命は伸び縮みしていることがわかる。

    首相のささいな失言や政権放り出しで、解散してしまった政権もあれば、逆に世論の勢いにうまく乗って政権を発足させた例もある。平成の政権は運と世論次第だ。昭和の時代なら、どんな汚い手を使ってでも政権を奪うという政治家たちの執念のぶつかり合いがあったので

    0
    2020年01月08日
  • 平成政権史

    Posted by ブクログ

    平成30年間の激動の中でこの国の政治は何をしてきたのか?長く取材を続けるジャーナリストが、織り込む10編の政権物語。

    0
    2019年05月16日

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