芹川洋一の作品一覧
「芹川洋一」の「宏池会政権の軌跡」「日本政治 コロナ敗戦の研究」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「芹川洋一」の「宏池会政権の軌跡」「日本政治 コロナ敗戦の研究」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
日本の政策、特に雇用や労働に関しての政策の流れを整理したいと思い、手にとった本。本書自体は、「政権」の流れを描いたもので、「政策」については、ほとんど解説がなされていないが、「政策」の歴史を知るためには、「政権」の歴史を知ることも必要だろうということを理解した。
近年の日本では、小泉政権と第二次安倍政権を除けば、長期政権はない。平成に入った頃からの流れを振り返ると(数字は就任西暦年+首相)、89宇野→89海部→91宮沢→93細川→94羽田→94村山→96橋本→98小渕→00森→01小泉→06安倍①→07福田→08麻生→09民主党(鳩山・菅・野田)→12安倍②→20菅→21岸田→24石破となる。
Posted by ブクログ
1)コロナ渦が安倍政権を倒した。手をこまねき、全面的にコロナ対策をしなかった。マックス1年半しか見えない内閣だった。
2)菅の頭にあるのは延命だけ。コロナを使って政権をどう延命させようか考えているのが見えてしまっている。危機を乗り越えるために政治生命をかけるのではなく、危機を使って延命しようとしているので危機を乗り越えられない。思想、イデオロギーよりもウルトラリアリズム。現場最重視の中小企業経営者。国家は中小企業ではない。ものすごく良い虫の目を持っているが鳥の目がない。
3)吸い上げのリーダーシップ(マイクロマネージメント)、下放のマネージメント。危機管理の時は多少汚職があろうが、現場に任せる
Posted by ブクログ
平成の30年で日本の首相と政権は目まぐるしく変わった。1年にも満たない短命政権が数多く登場する一方で小泉、安倍の歴史に残る長期政権もあった。
本書はこれら平成時代の政権を振り返り、平成を終えた今だからこそ認識できる各政権の存在価値を説く。
本書で紹介される平成の政権を改めてながめると、ちょっとしたことで政権の寿命は伸び縮みしていることがわかる。
首相のささいな失言や政権放り出しで、解散してしまった政権もあれば、逆に世論の勢いにうまく乗って政権を発足させた例もある。平成の政権は運と世論次第だ。昭和の時代なら、どんな汚い手を使ってでも政権を奪うという政治家たちの執念のぶつかり合いがあったので