政治と報道 報道不信の根源

政治と報道 報道不信の根源

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「野党は“反発”、政権側は“反論”」「決定打を欠いた」「笑われる野党にも責任」……。
政策論争に沿った報道ではなく、対戦ゲームのような政局報道に終始するのはなぜなのか?

統治のための報道ではない、市民のための報道に向けて、政治報道への違和感を検証。

「市民の問題意識と個々の記者の問題意識、組織の上層部の問題意識がかみ合っていく中で、より適切に報道は、権力監視の役割を果たしていくことができるだろう」(本文より)

「ご飯論法」「国会パブリックビューイング」の上西充子・法政大学教授が、不誠実な政府答弁とその報じ方への「違和感」を具体的事例をベースに徹底検証。

・権力者と報道機関の距離感はどうあるべきなのか?
・政府の「お決まり答弁」を生み出す、記者の質問方法の問題点。
・なぜ「桜を見る会」の問題を大手メディア記者は見抜けなかったのか?
・政権与党による「世論誘導」に、知ってかしらずか加担する大手新聞社
・新聞社はどのように変わろうとしているのか?

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    Posted by ブクログ 2021年05月11日

    ここ数年巧みな答弁に血圧あがること数知れず
    それを伝える報道表現の大切さを改めて考えられただけでも読む価値ありすぎる

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    Posted by ブクログ 2021年05月09日

    昨年の2月に『呪いの言葉の解きかた』の書評を書いた。さまざまな呪いの言葉がある中で、政治にまつわる言葉は厄介である(今気が付いたが、やっかいには「厄」が付いている)。「政治の話はしたくない」「◯◯を政治利用しないで」「野党は反対ばかり」‥‥。

    私はそれらの「空気」を変えたいとずっと思って来た。けれ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月25日

    政策の悪手や政治家の不祥事、私利私欲にまみれ民の生活に目を向けようとしない為政者は本来、有権者の代表であり、私たちが異議を唱えて抗うべき対象であるが、可視化されにくい本質は "有権者の無関心" である。興味がない。諦める。ノンポリをきめてカッコつける。これが我々の悪手となり、権力...続きを読む

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