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政権の欺瞞から日常のハラスメント問題まで、隠された「呪いの言葉」を
2018年度新語・流行語大賞ノミネート「ご飯論法」や
「国会PV(パブリックビューイング)」でも大注目の著者が
「あっ、そうか!」になるまで徹底的に解く!
「私たちの思考と行動は、無意識のうちに「呪いの言葉」に
縛られている。そのことに気づき、意識的に「呪いの言葉」
の呪縛の外に出よう。
思考の枠組みを縛ろうとする、そのような呪縛の外に出よう。
のびやかに呼吸ができる場所に、たどりつこう。
――それが、本書で伝えたいことだ。」(本文より)
Posted by ブクログ 2023年11月06日
家人が購入して本棚にずっとあったのだが、もっと早くに読めばよかった!と思うくらいよき本。
答えのない問い、「どうして負けたんだ?」「私のどこがきにいらないの?」
何を答えても誤答になる問い。
「人が『答えにならない問い』を差し向けるのは、相手を『ここ』から逃げ出さないようにするため」
いきなりガツン...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月15日
「嫌なら辞めればいい。」
ここから逃げ出せないように投げかけられる言葉。
これを自分の問題としてとらえ、葛藤し始めると、相手が設定した思考の枠組みに絡めとられてしまう。
でも、根本から問いの立て方を間違っているのかもしれない。問題は自分の中にあるのではなく、相手の方にあるのかもしれない。一呼吸おいて...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月10日
”呪い”という言葉は、この本の中でも書かれているように強いなぁと思ったのは、この本を読んでいると何人かに「呪い?」と怪訝な顔をされたことからもわかる。
もちろん、内容はそうしたオカルトではない。政権によってめちゃくちゃな労働関連法案が提出され、それに対して、戦った著者の経験に基づく、声をあげる者への...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月22日
言葉はSNSなどを通して凶器の側面が露呈する。その言葉に翻弄されて病んでしまわないためにも免疫力をつける。そして乱暴な言葉の背景や流布する人々の思惑を解析してみる。不条理が壁として立ちはだかっても乗り越えることが至難であっても、その壁を逃げずに見つめてみる。すると聞こえなかった見えなかった何かに気付...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月07日
あとから考えるとあれおかしくない?という気持ちになる”呪いの言葉”に対して、どう反撃するか?を具体例で示す。しかし普通の人は、あまりにも失礼なことを言われたり、ここに上がっているような呪いをかけられるとまず混乱してすぐレスポンスができなくなってしまうので、事前に練習しておかないと、その場で反駁できな...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月31日
様々な社会の問題について報告したり解説したりする本は多いが、その問題に著者自身ががどう関わっていくかについて、肩肘張らずしかしラディカルに語る本は決して多くない。第3章の4節から第4章の最後までは特に面白かった。109ページで「職場の労働者のモデルは「ケアレス・マン」」という、朝倉むつ子による指摘を...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月19日
「仕事と私のどちらが大事?」や、謎の執着でからまれる時に、その発言に付き合うのではなくてその意図を見て、さらに意図を超える「呪いの言葉の解き方」があることを教えてくれる本。
源泉の言葉など、聞いていて楽しくなるフレーズも多い。
常識、習慣、慣例、あるいは惰性など、深く考えずに返す言葉ではなく...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月05日
言葉は呪いにもなりうる
と私自身も常々考えていたのでタイトルに惹かれ購入しました。
私は特に幼い頃親などから言われた言葉が自分の可能性を奪う呪縛である、と思ってそのようの心理学的なことが書かれているかと思いましたが、法や政治という別側面からの文献でした。
思ったより大枠からの解釈で私は労働法、政...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月28日
“「呪い」に縛られていると、自分でなんとかしなくてはいけないと思い込まされ、できない自分の姿は、見せてはいけないのだと思い込まされる。そうやって問題を閉じてしまう。そうではなく、問題を「開く」こと、ひとりではできないことは「できない」と言い、適切な助けを求めることこそが大切なのだ。自分の薄い“溜め”...続きを読む
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