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「日本の初任給はスイスの3分の1以下」
「日本のディズニーの入園料は、世界でもっとも安い水準」
「港区の平均所得1200万円はサンフランシスコでは『低所得』」
「日本の30歳代IT人材の年収はアメリカの半額以下」 ……
物価も人材もいつしか「安い」国となりつつある日本の現状について、
ダイソー、くら寿司、京都、ニセコ、西川口など、記者がその現場を取材。
コロナ禍を経てこのまま少しずつ貧しい国になるしかないのか。脱却の出口はあるか。
取材と調査から現状を伝え、識者の意見にその解決の糸口を探る。
2019年末から2020年にかけて日経本紙および電子版で公開され、
SNSで大きな話題をよんだ記事をベースに取材を重ね、大幅加筆のうえ新書化。
Posted by ブクログ 2024年01月18日
はじめに 日本の「安さ」を直視する
第1章 ディズニーもダイソーも 世界最安値水準
物価の安い国
1 世界で最も安い「夢の国」
2 「100均」なのは日本だけ
3 回転寿司も日本が最安
4 バブル世代のたそがれ
5 なぜこれほど安いのか
6 スーパーの店頭から見える価格下落
7 読者が思う安い「ニッ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月21日
日本の物価が世界の中で高いと言われたのも今は昔。
この本での一貫した主張は、バブルがはじけてから日本の物価が安いこと(デフレが続いている)、所得も低いこと('97→'19の実質賃金は約1割下がっている)だ。OECD諸国の中で日本だけが下がっており、購買力の比較ではお隣韓国にも逆転...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月05日
この本が出版された時は、東京オリンピック
真っ只中でした。
「勝った」「ニッポン凄いぞ」と喜んではい
ましたが、最も得意な種目である「経済」で
日本は負けているのではなかろうか、という
疑念から生まれた一冊です。
太平洋戦争ではメディアが事実を隠して、快進
撃を報じたように、オリンピックは経済の...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月15日
安いニッポン。あまりに、この言葉を多く耳にするようになり、驚かなくなった事に驚愕している。
港区の平均年収1200万円は、サンフランシスコでは、低所得。
なんなんでしょう。生産性も先進国比較で驚くほど低い。日本は高く売らないからね。サービスを無償で提供し、いいものを安く、早く提供している。外国では、...続きを読む
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