東一眞の作品一覧
「東一眞」の「クロウ・ブレイン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「東一眞」の「クロウ・ブレイン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
あまり好みではありませんでした。
導入部分は、興味深い謎が出てきて、身近なカラスという題材も専門的に突き詰めているところが面白いなと思いました。でも、読み進めていくうちに、謎が増えたり、真実が分かってきたりする過程で、何となく上滑りしている感じがして、あんまりおもしろいなという感じはもてませんでした。
すごい魅力的な主人公が出てくるわけでもなく、大掛かりな犯罪組織が絡んでるわけでもなく、こじんまりとした印象でした。何より、同性相手の女性に魅力がない。ハリーポッター好きなのはいいけど、それが何?って思ってしまいました。いるか?その設定。
Posted by ブクログ
第19回このミスの「隠し玉」と言う位置づけで出版された作品。
カラスが人を襲うようになり、そのカラスに襲われた人が鳥インフルエンザに罹り、亡くなるという事例が多数発生する。
少し前からカラスが狂暴化していることに、注目していた新聞記者2年目の権執印は、事前に知り合っていた大学の研究者たちに独自の取材を続け、個人でスクープを狙おうとするが、いつしか権執印自体が尾行されたり、脅迫されたりするようになる。
2年目の記者の割にはふてぶてしい主人公に好感が持てない。主人公の同棲相手のハリーポッターマニアの設定の意味も分からない。
ただ難しいウイルスやゲノムなどの説明は理路整然として、分かりやすい。
何だ
Posted by ブクログ
東一眞『クロウ・ブレイン』宝島社文庫。
タイトル通りのカラスをテーマにしたバイオ・ミステリー。
読んでみると、消化不良という感じのストーリーと結末。せっかくゲノムとかウイルス、環境問題とかを取り込んだのに整理が付かなくなったかのよう。
人を嘲笑うかのように電線や屋根の上で不気味な声で鳴き続ける真っ黒なカラスの集団。もしも、カラスが人間並みの高い知能を持ち、人間を襲い始めたとしたら……
日本新聞社会部・環境班の権執印怜一は最近カラスが凶暴化し、人を襲う事件が増加していることに気付く。取材を続けるうちに自らもカラスに襲われ、負傷する。さらにはカラスに襲われて鳥インフルエンザに感染する事例ま