東一眞のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレあまり好みではありませんでした。
導入部分は、興味深い謎が出てきて、身近なカラスという題材も専門的に突き詰めているところが面白いなと思いました。でも、読み進めていくうちに、謎が増えたり、真実が分かってきたりする過程で、何となく上滑りしている感じがして、あんまりおもしろいなという感じはもてませんでした。
すごい魅力的な主人公が出てくるわけでもなく、大掛かりな犯罪組織が絡んでるわけでもなく、こじんまりとした印象でした。何より、同性相手の女性に魅力がない。ハリーポッター好きなのはいいけど、それが何?って思ってしまいました。いるか?その設定。 -
Posted by ブクログ
第19回このミスの「隠し玉」と言う位置づけで出版された作品。
カラスが人を襲うようになり、そのカラスに襲われた人が鳥インフルエンザに罹り、亡くなるという事例が多数発生する。
少し前からカラスが狂暴化していることに、注目していた新聞記者2年目の権執印は、事前に知り合っていた大学の研究者たちに独自の取材を続け、個人でスクープを狙おうとするが、いつしか権執印自体が尾行されたり、脅迫されたりするようになる。
2年目の記者の割にはふてぶてしい主人公に好感が持てない。主人公の同棲相手のハリーポッターマニアの設定の意味も分からない。
ただ難しいウイルスやゲノムなどの説明は理路整然として、分かりやすい。
何だか全体的にちぐはぐした印象の文章なのだが、解説を読んで納得。
現役のベテラン新聞記者が書いた小説なのだそう。
ノンフィクションの作品は何冊か刊行されていて、これが小説デビューとのこと。
今の世の中、何かと注目されがちなバイオサスペンスとしては、いたって普通な感じ。
可もなく不可もなく、内容に無理もない。
そんな感じ。