蔵書作品一覧
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5.0古代、とある王国。次期国王と目されていた青年が突如、謎の死を遂げた。 時を同じくして国の全ての書物を収めた「蔵書樓」が封鎖される。 だが誰も立ち入れないはずの蔵書樓の奥には、ひとり座する者――「司書正」がいた。 宮廷では噂が飛び交い、陰謀が渦巻き始める。青年の死と蔵書樓の関係、そして国家機密「司書正」なるものの驚くべき実態とは? 壮大且つ緻密に練り上げられた世界観。時代と権力に翻弄される人間たち。丸山薫が描き出す書物を巡るSF宮廷劇、ここに開幕!
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 町の図書館や、放課後の図書室……。その静かな空間には日々、子どもたちから、じつに多種多様な質問が寄せられています。ピュアな気持ちや新鮮な疑問でいっぱいの「こどもの大質問」からはじまった、さまざまな図書館のみなさんの奮闘記を一冊にまとめました。「さっき見た鳥の名前を知りたい」「サンタのトナカイ、オス・メスどっち?」「野球の完全試合とノーヒットノーランの違いを知りたい」「ほこりって、何でできているのでしょうか?」「カメが元気がないのでどうすればいいのか知りたい」など、ユニークなレファレンス事例を50件掲載します。 ※本書は、2023年1月に刊行された前作『図書館にまいこんだ こどもの大質問』の続編です。前作は、刊行後1か月で即重版、全国の図書館のうち2000館以上で「蔵書あり」となる(日本最大の図書館検索「カーリル」調べ)など、おかげさまで大好評をいただいております。
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5.0ナチが略奪したのは美術品だけではなかった。世界を思想的にも制覇しようという彼らの野望にとって、厖大な量の本や資料を略奪し、それを用いて「敵」を研究し尽くすことが、不可欠な手段だった。 ナチは「野蛮な知の破壊者」ではなかった。「敵」を知るために厖大な本や資料を読み尽くし、それを利用し歪曲して、ナチの視点から世界史を書き換えるという壮大な目論みが、本の略奪の動機だった。 戦争末期の混乱のなかでナチが略奪した大量の本は失われ、叢書やコレクションは四散した。戦後ソ連に運ばれたまま戻らぬ本も多い。ドイツの多くの図書館は、失われた叢書を補填すべく、出所を確かめぬまま略奪本を受け入れた。今世紀になり、そのような略奪本を洗い出し、もとの所有者やその子孫に返還する運動が進行中である。 著者はヨーロッパ各地を訪れ、本の略奪、蔵書の消滅や四散、そして返還の現在を、新資料とともに検証している。 スウェーデン「Foundation Bengt Janson's Memorial Fund Prize 2018」受賞作品。 「このような歴史は、今なおわれわれを驚愕させる。研究者たちが新たな問題を掘り起こし、新たな手がかりを辿ると、初めて明るみに出る事実が今なお存在する」(シカゴ・トリビューン紙) 「思想史、探偵小説、略奪本返還運動の記録が渾然一体となったこの本は、読者の興味をかきたてずにはおかない」(ロサンジェルス・レビュー・オブ・ブックス)
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5.0佐伯泰英の時代小説第一作。すべてはここから始まった! 豊後相良藩二万石の徒士組・金杉惣三郎は、14年ぶりに江戸に入った。 何者かによって奪われた相良藩の蔵書の中に、幕府の怒りに触れるもの――切支丹本が混ざっていたという。事が明るみに出れば藩の取り潰しは免れない。 固い絆で結ばれた藩主・斎木高玖からの密命を帯び、真相を探るべく脱藩を装って、江戸での浪人生活をはじめる惣三郎。江戸の市井でさまざまな人々と縁を結びながら切支丹本の行方を探ってゆくと、そこには藩主の伯父である斎木丹波の影が。 密命を果たすため、東奔西走する惣三郎。そんなある日、国許に残してきた子供たち、清之助とみわがさらわれたと知らせが届く。惣三郎は子供たちと藩を救うため、剣を振るう! *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。
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5.0昭和の大宰相が語る、 戦後政治の総括と日本と世界のこれから。 生涯現役を貫き、101歳で大往生した中曽根元総理。 戦後日本の最盛期に宰相をつとめた 自らの政治人生をふり返り、令和日本への指針を示す。 【その死の翌日に収録】 ◇国鉄民営化や原子力発電推進に込めた思い ◇1985年のプラザ合意をどう考えているか ◇靖国参拝の見送りや中国との外交について ◇安倍政権とポスト安倍をどう見ているか ◇トランプ大統領への見解 ◇憲法改正の必要性 ◇習近平を国賓で招くことで皇室が抱えるリスク ◇香港・台湾問題、中国の覇権主義に対し日本が取るべき道とは ■■ 中曽根康弘の人物紹介 ■■ 1918~2019年。政治家。東京帝国大学法学部政治学科を卒業後、内務省や帝国海軍を経て、1947年、衆議院議員に初当選。自民党内では「三角大福中」の一角として影響力を増し、1982年、総理大臣に就任。3期5年にわたる長期政権では、レーガン米大統領との盟友関係を結ぶとともに、国鉄や電電公社、日本専売公社の民営化を実現。空前の好景気を築いた。戦後、議員として50年以上在籍した4人中の1人。数万冊の蔵書を持つ哲人政治家としても有名。 目次 まえがき 1 日本ピーク時の哲人政治家・中曽根元総理について 2 亡くなったあとの様子 3 百一年の人生を振り返る 4 「功績」と「負の遺産」を振り返る 5 「憲法改正の必要性」と「大統領制の意義」 6 なぜ、「日本経済」と「中国経済」は逆転したのか 7 小泉改革と安倍政権への採点 8 アメリカと中国の「覇権戦争」の行方 9 「安倍政権後」と「幸福実現党への助言」 10 過去世について 11 「日本人への最後のお言葉」― 令和日本への指針 12 収録を終えて あとがき
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5.01986年にロサンゼルス中央図書館で火災が発生。200万冊の蔵書のうち40万冊が焼け、70万冊が損傷した。この火災の経緯を軸に、放火犯として逮捕された男の半生、図書館の歴史、公共空間としての図書館の存在意義を語る、本と図書館好き必読のドキュメント。《ニューヨーク・タイムズ》年間ベスト・ブック選出の全米ベストセラー。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 データベースソフトAccessのマクロとVBAプログラミングのツボとコツをわかりやすく解説した入門書です。Accessは、さまざまなデータベースを構築できる多機能・高機能なソフトウェアですが、ボタンをクリックしたら指定したウィンドウが開くなどの、ユーザーフレンドリーなインターフェースを作るには、マクロやVBA機能を使わなければなりません。本書では、いきなり高度な内容まで学習するのではなく、Access初心者でも大丈夫なように、初歩的な内容から順番に学び、実際に蔵書管理アプリケーションを作りつつマクロやVBAを学習します。サンプルアプリケーション作成用ファイルのダウンロードサービス付き。姉妹書の『Accessのデータベースのツボとコツがゼッタイにわかる本』もオススメです。
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4.8カリスタは男爵の娘ながら、書物商として身を立てることにした。父亡きあと、男爵位は継げる者がいなかったため廃位となり、残された家族のために働くことを決意したのだ。しかし、父の生前から仕事をしていたにもかかわらず、女性というだけで依頼は激減し、生活は困窮する一方。そんなある日、レクストン子爵ドミニクから蔵書を整理してほしいとの大きな仕事が舞い込む。張り切るカリスタだったが、問題は依頼主のドミニクだった。彼は美しすぎる容姿を持ち、“恋の達人【ルビ:マスター・オブ・ラブ】”と呼ばれるほど女性との噂が絶えない。軽薄な男性だと思うのに、カリスタは見つめられるたびに落ち着かない気分になってしまう。やがて、彼女は放蕩者の仮面の下に、意外な一面を知る。実はドミニクは、本と学問を愛していたのだ。ドミニクも、カリスタに振り回されつつ、惹かれていくが、長年の仮面を脱ぐことができない……。きまじめすぎる令嬢と、本当は一途な子爵の恋の行方は……?
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4.7
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4.7研究者のエリザベスは、コーンウォールの由緒ある屋敷で蔵書の目録作りをしていた。だが年老いた主が突然亡くなり、遺族に連絡はしたものの、彼女は途方に暮れていた。そんなある晩、屋敷に見知らぬ侵入者が! 黒づくめの服に、セクシーすぎる身のこなし。なんてこと、まるで愛読しているロマンス小説のヒーローのようだわ。エリザベスはつい見とれるが、ハッと我に返り侵入者に攻撃をしかけた。が、あっという間に取り押さえられてしまい…?
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4.5本は違う世界の光を届ける窓 図書館は人と人の出会いの場所 司書の仕事はケアにつながる 奈良県東吉野村にひっそりとたたずむ「ルチャ・リブロ」は、自宅の古民家を開いてはじめた私設の図書館。このルチャ・リブロの司書が綴る、本と図書館の仕事にまつわるエッセイ。 人と接するのが苦手で、本という「窓」から外の世界と接してきた。そんな著者が自らの本棚を開放することで気づいた「図書館」の本質的な効用。精神疾患を抱える「支えられる立場」から、司書という「人を支える立場」になりえた体験を通じて、司書の仕事の豊かさ、奥深さ、そして本という「窓」の持つ力が伝わってくる。 読むと訪れてみたくなる、ある個性的な図書館の物語。写真・宗石佳子。 “私の来し方には、いつもそこに「本」と「生きづらさ」が座しています。自分自身の読んできたものと、読書の周辺を紐解くだけで、「この人、よく生きていたなあ」と何やら放心してしまいます。ルチャ・リブロはそんな私自身の読んできたものを開いたような場所で、だからこそ、少ししんどい状況にある人が、ふとこの場所を見つけて遠い道のりをやってきてくれるのではないかと考えています。(「まえがき」より)” 【目次】 ■1 司書席から見える風景 不完全な司書 本という窓 古い家で、いとなむこと 蔵書を開くことは、問題意識を開くこと ルチャ・リブロの一日 公と私が寄せては返す 窓を眼差した人 時間がかかること、時間をかけること 諦めた先の諦めなさ ペンケースを開け放つ 森から来た人達 知の森に分け入る 葛根湯司書 図書館への道 ルールとのつきあい方 偶然性と私設図書館 夜の海の灯り ■2 クローゼットを開いて クローゼットの番人が、私設図書館を開くまで 幽霊の側から世界を見る 当事者であること、伴走者であること 絶対あると思って探しに行かないと見つからない 探求のお手伝いが好き、レファレンスブックが好き カーテンに映る影 本と暴力と 光の方へ駆ける 窓外に見えるもの 旅路の一里塚 明るい開けた場所に出られるような言葉 ■3 ケアする読書 デコボコと富士正晴 書くことのケア性について 「分からない」という希望 生きるためのファンタジーの会 木炭で歯をみがくことと、オムライスラヂオ 私の影とのたたかい 背後の窓が開く 「土着への処方箋」のこと 「本について語り合う夕べ」のこと ■4 東吉野村歳時記 峠をのぼるひと、のぼる道 屋根からの手紙 とんどと未来 馬頭観音祭と、往来と
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4.4※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「最上級の奇書を並べた本棚をつくるとしたら、いったいどんな本が選ばれるのか?」 本好きなら時間を忘れて没頭するこの上ないテーマについて、古今東西の奇書を渉猟し、歴史に埋もれていた珍本を発掘し、豊富な図版を集め、古書マニアの本領を発揮してその魅力を縦横無尽に語る。 不可解な事象、奇人変人、世界を欺いた事例など、「奇書」にまつわる珍妙な話や驚くような事件が次々と登場する。ヴォイニッチ手稿や台湾誌といった世界的に有名な奇書から、フォルツァス伯偽目録事件やヴィクトリア朝時代に俗語を収集した人物、中世宗教書の奇抜な事件まで。さらに、人の皮で作った本のブーム、フセインの血のコーラン、国を挙げての大騒動となった宝探しの本、秘密結社の奇抜な規則が書かれた本、非常に美しいでっちあげの図鑑、宗教にまつわる突飛な奇蹟、偽予言者の本、地獄を描いた本、誤った科学を伝えた本、巨大な本、極小の本など。 これまでのシリーズ同様、著者自身の蔵書から紹介する知られざる図版も多数収録。 本を愛する人であれば、人の果てしのない想像力と創作意欲の歴史を大いに楽しめるはずだ。
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4.4巨大書庫・仙文閣(せんぶんかく)。そこに干渉した王朝は程なく滅びるという伝説の場所。 帝国・春(しゅん)の少女、文杏(ぶんきょう)は、一冊の本をそこに届けるべく必死だった。 危険思想の持主として粛清された恩師が遺した、唯一の書物。 けれど仙文閣の典書(司書)だという黒髪碧眼の青年・徐麗考(じょれいこう)に、 蔵書になったとしても、本が永遠に残るわけではないと言われ、 心配のあまり仙文閣に住み込むことに……。 少女小説の手練、三川みりが贈る、 命がけで本を護る少女と天才司書青年の新感覚中華ファンタジー!
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4.4才神律太は、学生時代に書いた小説で大きな文学賞をとったものの、なかなか二作目がかけずにいた。そんな折、投資用アパートの立ち退き交渉に訪れた田舎町で、童顔の青年に出会う。その青年こそが立ち退きを拒否していた時任海その人だった。しかも海は律太がかねてよりファンだったラノベ作家で、律太は立ち退き猶予の条件として、海としばらく同居しつつ蔵書を読ませてもらうことに。そして、自分をゲイと見抜いた海と軽い気持ちで肉体関係を持ったのだが、なんと海は童貞で…!?
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4.3ヴァチカン聖庁の枢機卿を大叔父にもつ玄須聖人(くろすせいと)は、ローマ大学留学中。ダビデ像に似た美丈夫のマリク神父と友達になり、オペラ公演に出掛けることに。会場では、奇しくもヴァチカン図書館の蔵書の刻印がある本を拾い、なぜか惨殺死体まで発見してしまう。本の持ち主を突き止め、イギリスの屋敷を訪ねるのだが――聖人とマリクが、暗号化された「聖杯」の秘密を読み解き、真相に迫る!
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4.3才神律太は、学生時代に書いた小説で大きな文学賞をとったものの、なかなか二作目がかけずにいた。そんな折、投資用アパートの立ち退き交渉に訪れた田舎町で、童顔の青年に出会う。その青年こそが立ち退きを拒否していた時任海その人だった。しかも海は律太がかねてよりファンだったラノベ作家で、律太は立ち退き猶予の条件として、海としばらく同居しつつ蔵書を読ませてもらうことに。そして、自分をゲイと見抜いた海と軽い気持ちで肉体関係を持ったのだが、なんと海は童貞で…!?
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4.3翻訳業界の中でもその博識ぶりと名訳者ぶりがリスペクトされている宮脇孝雄氏による、翻訳者と志望者、英語学習者、海外文学愛好家に有用な珠玉のエッセー集。 「翻訳は難しい」とはよく言われること。文法的に一応正しく訳したつもりなのに、著者が本当に言いたいことはまるっきり伝わっていない―――そんなことがままあるのが「翻訳の世界」なのです。表層的な訳から脱したい、時代や文化背景の違いを乗り越えて、より正確でより魅力的な訳にたどりつきたい、ともがき苦しむ翻訳者たち。知恵を振り絞りあらゆる手段を使い、正しく訳せた時の歓びは格別ながら、心残りのある訳文しかひねり出せなかった時には悔いがいつまでも尾を引き……。 本書は、そんなちょっとマゾヒスティックな翻訳者や翻訳コンシャスな人々に贈る書。古今のさまざまなジャンルの英語の読み物に通じ、英語圏の文化や言葉への造詣が深い宮脇氏が、数多くの翻訳実例も引用しつつ、翻訳のやり方、アプローチ法を実践的に紹介します。読めば読むほど翻訳者の苦悩と奮闘、そして翻訳の奥深さ面白さがじわじわ伝わってくる一冊なのです。 ●エッセー41篇が3つの章に分かれています。 1 翻訳ビギナー講座:単語の意味の選択の間違い、イディオム、構文のまずい訳し方など、翻訳者が最低限心得ておきたいこと 2 翻訳に必要な文化背景:歴史、習慣、風俗などについてのさまざまな調査をした上でさらに推理をすることが必要 3 実践的翻訳講座:「表現の翻訳」とはどういうことか。長めの英文を使った翻訳過程を実況中継的に <目次より> 慣用句は時に破壊力のある地雷となる 謎の人物が出て来たらディケンズを当たれ! 翻訳で失われるものは意味だけではない なぜカウボーイは独立分詞構文で描かれたのか? 【著者プロフィール】宮脇 孝雄: 翻訳家・随筆家。40年以上にわたり、ミステリ『死の蔵書』や文学作品『異邦人たちの慰め』など多様なジャンルの作品を手掛けてきた。翻訳に関するエッセイをはじめ、料理や英米文学・ミステリに関するエッセイ、評論も多い。現在、(株)日本ユニ・エージェンシーで翻訳教室を開講、専修大学で非常勤講師を務める。 主著:『翻訳の基本』『続・翻訳の基本』『英和翻訳基本事典』(研究社) 主訳書:『死の蔵書』『幻の特装本』『異邦人たちの慰め』(早川書房)、『ジーン・ウルフの記念日の本』『ソルトマーシュの殺人』(国書刊行会)
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4.3人気イラストレーター・さとい先生と、原作シナリオを担当した片桐由摩先生のコンビによる書き下ろし作品。 ──とある図書館休館日。ツグミが蔵書整理を手伝っていると大きな地震が起き、脚立から落ちて気を失ってしまう。その夜、自室で目を覚ますと記憶が女学生に戻っており、隼人達のことが全く分からなくて──?
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4.2書籍商を目指す本好きの少年フィルは、自身の所属するジーデル商会の命令で、仲間のジャドと異端審問官のアブレアと共にグランドン修道院を訪れていた。 修道院の所蔵する貴重な蔵書を買いつけるという、書籍商としての初仕事に胸を膨らませるフィル。しかし、修道院の図書館で彼を待ち受けていたのは、本を憎む美しい少女クレアだった。 フィルたちをかたくなに追い帰そうとする彼女が隠す、ある秘密とは――。 本を愛するすべての人に贈る、至高のビブリオ・ファンタジー登場!
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4.2私の永遠のつがいを、やっと見つけたぞ 辛い現実から逃げ出した先はもふもふだらけの異世界!? いきなり女神として狼皇帝と結婚なんて想定外です!! 亡き父の蔵書にあった「時空移動の術」を試したアドリエンヌ。 目覚めたのはもふもふの耳と尻尾を持つ狼人が暮らすヴァイザー帝国だった。 皇帝ユリウスの激しすぎる溺愛に包まれ、巧みな愛撫と舌技に身も心も蕩かされ、アドリエンヌは戸惑いながらもこの世界で生きる意味を見出していく。 しかし、特異な花嫁の存在が周囲の国にも広まり始めて――!?
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4.0ローマで暮らす玄須聖人(くろすせいと)の前に人間が降ってきた。それは、悪魔祓い師(エクソシスト)を務める神父の転落死だった。事件に遭遇した聖人を案じ、友人のマリク神父が駆けつけるが、「悪魔」の存在をめぐり口論となり、絶交宣言を下されてしまう。国籍や宗教を超えた特別な友の信頼を取り戻そうと聖人が苦悩するなか、マリクは新たなエクソシストに任命される――聖域を揺るがすビブリオミステリー!
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 はじめに 1 自分の本を電子書籍で読む 1.1 自炊とは 1.2 ドキュメント・スキャナー 1.3 PDF 1.4 著作権法上の根拠と問題 2 自炊の準備と流れ 2.1 自炊の覚悟 2.2 自炊作業の流れ 2.3 準備するもの 3 自炊の方法 3.1 本の裁断 3.1.1 本を裁断する前に 3.1.2 本の裁断 3.2 スキャナーの設定をする 3.3 本をスキャン 3.3.1 本文のスキャン 3.3.2 スキャンが途中で止まったり、紙が皺くちゃになった場合の対処 3.3.3 スキャンの確認とPDFの編集 3.3.4 カバーをスキャン 3.3.5 カバーの表紙を挿入 3.3.6 口絵やカラーページなどをスキャンして挿入する 4 自炊のプロになる 4.1 裁断機の取り扱い 4.2 本のタイプ別処理方法 4.2.1 無線綴じの本 4.2.2 平綴じの本 4.2.3 中綴じの本 4.2.4 上製本(丸背)の本 4.2.5 上製本(角背)の本 4.2.6 A4より幅のある本 4.2.7 和綴じの本 4.2.8 見開きの写真が多い本 4.2.9 本棚に長くしまわれていた古い本 4.2.10 折り込みページ、挟み込み冊子 4.3 バックアップとスキャナーの手入れ 4.3.1 バックアップ 4.3.2 スキャナーの手入れ 5 電子書籍を読む 5.1 iPadの電子書籍リーダー・アプリケーションを購入する 5.2 Smooth Readerに自炊した電子書籍を登録する 5.3 Smooth Readerで読む 5.4 電子書籍をいろいろな場所で読む 5.5 さいごに 付録 自炊ワークブック 付録の使い方
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4.0ローマ大学に留学中の玄須聖人(くろすせいと)は、教授の依頼でヴァチカン秘密記録保管所を訪れ、企画展に向けて幻の資料を探すことに。その頃、ドイツとオーストリアで魔女狩りを彷彿とさせる猟奇殺人が起こる。悪魔信仰者の存在がちらつくなか、疑惑の目は教皇庁にも向けられる。図書館の膨大な蔵書に謎を解く鍵があると調べ始める聖人と神父のマリク。だが、事件の真相は意外なところに……。
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4.0「自炊した本」と「電子書籍リーダー」で読書を、人生をより楽しむための1冊。 「自炊」とは、本や雑誌を裁断機で切断し、スキャナーを使ってデジタルデータに変換すること。大きなメリットがある反面、裁断やスキャンの失敗、PCトラブルによるデータの喪失といったリスクは認識しておく必要がある。メリットの多い自炊ではありますが、最初の設備投資、裁断やスキャンの労力に加え、「本を切断する」ことに対する罪悪感が自炊に踏み切れないハードルであることが多い。それらを冷静に分析して、自炊するかどうかを判断すべきです。 本書では、そんな自炊電子書籍から電子書籍サービスを身近に感じて頂き「電子書籍」を読むことで、どれだけライフスタイルに変化が起こるのかを解説します。 「impress QuickBooks」(インプレス・クイックブックス)は、通常の書籍の30~90ページ程度の文字数でコンパクトに構成された、スマートフォンで気軽に読める電子書籍です。通勤や通学の車内や昼休みのちょっとした空き時間に、文庫本や新書のような感覚で、多くの人が興味のある旬のトピックについて気軽に読むことができます。
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4.0血まみれの暴君は「本の虫」でもあった スターリンの蔵書は、マルクス、エンゲルス、レーニンの著作はもとより、トロツキーなどの政敵の著作から、ビスマルクやマキャヴェッリなどの古典、トルストイ、ドストエフスキー、ゴーゴリ、チェーホフなどのロシア文学、シェイクスピア、セルバンテスなどの外国古典文学に至るまで、読書の幅はきわめて広い。また、スターリンが興味深く読んだと思われる本には、多数の書き込みが残されていた。本書は、スターリンの膨大な蔵書と書き込みを精査して、その生涯と思索の跡をたどりながら、独裁者の本質に迫る試みだ。 逸話を紹介しよう。旧ソ連首相ルイシコフは、スターリンの蔵書であったマキャヴェッリ『君主論』を入手した。頁にびっしり書き込みが残り、まるで「独裁者の教科書」のようであったという。スターリンが下線を引いた文章を全て抜き出し、整理して出版したら、スターリンによる「マキャヴェッリ概論」になるほどだったと回顧する。 なぜ「知的な読書家」が無用な血を流したのか? 本書は、独裁者の図書室に入室して、その思想と信条から、革命と戦争、国政と外交に及ぼした影響、人格と感情の内奥にまで踏み込む。英の歴史家による、新趣向の伝記。
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4.0小説が躍動する登場人物命名法、読者を満足させる〈九合目の理論〉、書き出しとタイトルのパターンとコツ、本を持たない蔵書術――短篇の名手にして古典名作案内「知っていますか」シリーズの著者が、来し方を振り返りつつ、培ってきた実践的テクニックとアイデアを大公開。創作を志す人々必読の知的興奮に満ちた全10章!
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4.0第8回ネット小説大賞受賞作! 偏屈でぐうたらな館長と苦労人司書、奇妙な来館者が織りなすビブリオファンタジー! 鬱蒼とした雑木林に囲まれた町はずれの私立図書館・黄昏堂《たそがれどう》。そこで働く新人司書・湊(みなと)は、膨大な蔵書を有するにもかかわらず、少ない来館者数に嘆いていた。しかし、偏屈な若き館長・空汽(うつろぎ)は「この館に余計な客を増やすつもりはない」とまったくやる気を見せない。怠惰な空汽と彼の飼い猫・クロ、そして数少ない常連客たちに囲まれ、湊は仕事にいそしんでいた。そんなある日、常連客の紹介でとある病に苦しむ大学生が訪れた。しかし彼は湊が目を離した僅かな隙に忽然と姿を消してしまう。「――そろそろ新しい仕事を覚えてもらおうと思っていたんだ」空汽に案内されたのは地下の閉鎖書庫・永劫廻廊。そこに足を踏み入れた湊は、書物に纏わる神々や伝承の存在と出逢い……? 謎を秘めた図書館を舞台に繰り広げられる、新たなビブリオファンタジー。
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4.0「ビブリア」の秘密を探る『伯爵家の蔵書目録』、タロットカードに秘められたチカラとカードを狙う男との対決を描いた『十五番目のアルカナ』、ヴェネチアでの決戦を描いた『運命のトリオンフィ』の「セント・ラファエロ妖異譚」三冊の合本版。 電子特典は、特別書き下ろし『十五番目のアルカナ ~アナザー・ストーリー~」の他、Web限定特別ショートストーリー『占い師の受難』、2015年ホワイトハートアンソロジー『もう一つの蔵書目録』、『運命のトリオンフィ』発売時の特別かきおろし『いと誉れ高きお茶会騒動』と全三冊のカバーイラストを収録。
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4.0彷徨って生きる、これからの人生の歩き方! 「住み開き」から、「コミュニティ難民」へ。 プライベートな空間である家に、パブリックな機能を持たせる住まい方(自分の蔵書と書斎を、週末だけ図書館として地域の人に解放したり)を「住み開き」という言葉で切り取った、アサダワタル氏が、今回は「表現(≒プライベート)」と「仕事(≒パブリック)」の間を彷徨って生きる、6人の人生の歩き方をコンパイル。 自問自答しながらも、枠組みを飛び越え、楽しく暮らす彼ら(と自分自身)の生き方を、アサダ氏は「コミュニティ難民」と名付け、現代の新たな道標として描き出した意欲作です。 内田樹氏や梅原猛氏らとの共著でも知られる、宗教学者・僧侶の釈徹宗氏との対談も収録! こみゅにてぃ- なんみん【コミュニティ難民】 名 個人の生産活動において、特定の分野のコミュニティに重点的に属さず、同時に表現手段も拡散させることで、新たな社会との実践的な関わりを生み出す人々。 たとえば、こんなコミュニティ難民……。 例1 銀行員であり、地域ファシリテーターであり、クリエイターが集まる大学の客員教授であり……。 例2 一級建築士であり、ラジオ番組の企画・制作者であり、雑誌編集委員であり……。 例3 DJであり、イベントプロデューサーであり、旅館当主であり……。 例4 職業訓練センターの職員であり、アートイベントの主催者であり、コミュニティサロン主宰であり……。 例5 ミュージシャンであり、NPO法人理事であり、ホームヘルパー2級であり……、現役大学院生であり……。
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4.0智治は学校の図書室で、(ちどり文庫)という学校所蔵とは違う蔵書印が押された本を見つける。学年が変わってもその本は置かれたままだった。シングルマザーの母と、海岸そばの団地に中古物件を購入し新しい生活を始めて智治は団地内で偶然、同級生の朝海と出会う。彼女はあの(ちどり文庫)本を手にしていた。インターネットで調べたらこの団地の中に「ちどり文庫」は存在するというが、管理人は不明だった。その頃智治は夜になると上の階から聞こえてくる奇妙な物音に悩まされていた。怖くなって母親に相談するが、やりくりしてやっと購入した部屋でもありあまり気にしないよう言われる。一方、自治会長の雑務を手伝うことでようやく「ちどり文庫」の管理人を教えてもらい、雨の午後朝海と二人で、団地の中の「文庫」を訪ねるが……。(「小鳥の蔵書印」)他に「猫町ガールの夢」「はなれの管理人」の三章立て。
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4.0著者は読売新聞経済部記者、フリージャーナリストとして、40年以上にわたって財界、 官界のトップに取材してきました。その膨大な取材メモから大物たちの秘められた エピソードを一挙公開。 たとえば―― その一挙手一投足に注目が集まっている黒田東彦日銀総裁に、著者は大蔵省入省4年目の頃から着目してきました。理由は仕事ぶりもさることながら、人並み外れた読書量。東京教育大(現・筑波大)付属駒場中・高時代、図書室の蔵書を すべて読破したという伝説の持ち主で、取材にいくといつも、デスクに倫理学、哲学、 数学、物理学など幅広いジャンルの本が積まれており、そのほとんどが原語であったことに驚嘆させられます。 かの本田宗一郎に最後にインタビューしたのも著者でした。軽のオープン・カー「ビート」の 発表会に杖をついて現れたカリスマ経営者は、新車の周りを何度も回って「いいなあ」を連発。 著者に遺した言葉からも、晩年までいかに車が好きであったかが伝わってきます。 財務省事務次官、日銀副総裁、大和総研理事長を歴任し、現在は2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の事務総長を務める武藤敏郎氏は、 エリート中のエリートですが、夫人がいかに内助の功を発揮していたか、著者の 夜討朝駆け取材から明らかになります。 「おまえ、散歩はしてるか」 「人間、最後は明るさだから」 「出世の陰に女房あり」 「寿司は好物から食べるか」 「接客中、上司に呼ばれたら」 処世や人物鑑定にまつわる名言も多数、収録。現場一筋の著者の、集大成といえる作品。
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4.0「先生、事件です!」――女学生探偵・花本(はなもと)ひばりとドS推理作家・久堂蓮真(くどうれんま)のボカロ曲「女学生探偵シリーズ」より、初のノベライズ痛快事件録。【明尾高屋上投身事件】文化祭の準備に沸く高校の屋上で血を流して倒れている女子生徒が発見される。そこには血で書かれた『X』の文字が! 事件か事故か、ひばりは真相解明に乗り出す。/【探偵暇潰遊戯】ひょんなことから久堂と勝負をすることになったひばり。久堂宅にあるぼう大な蔵書の中から、久堂が出す三つの手掛かりをもとに一冊の本を選び出すというものだが…。/【両国幽霊屋敷殺人事件】ひばりと久堂は古書店を営む枯島の使いで両国へ。折しもその日は隅田川花火大会。ひばりはちょっぴりデート気分だったが、訪ねた先で射殺死体が見つかり…。
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3.9板橋の商店街で、父の代から続く中華そば屋を営む康平は、一緒に店を切り盛りしてきた妻を急病で失って、長い間休業していた。ある日、分厚い本の間から、妻宛ての古いはがきを見つける。30年前の日付が記されたはがきには、海辺の地図らしい線画と数行の文章が添えられていた。差出人は大学生の小坂真砂雄。記憶をたどるうちに、当時30歳だった妻が「見知らぬ人からはがきが届いた」と言っていたことを思い出す。なぜ妻はこれを大事にとっていたのか、そしてなぜ康平の蔵書に挟んでおいたのか。妻の知られざる過去を探して、康平は旅に出る――。市井の人々の姿を通じて、人生の尊さを伝える傑作長編。
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3.8怒涛の魔夜峰央ワールドに待望の新キャラ誕生!! ヨーロッパの小さな国の王子様プリンス=コロネット。正式な名前はエルキュール=ファイロ=エラリー=コロネット。ご存知の方はピンとくるでしょうが、これらはミステリーにでてくる有名な名探偵の名前です。父である国王が大のミステリー好きなので付けられた名前です。そんなコロネットも、父の蔵書を読み育ち、やがて ミステリーファンとなり、フリークとなり、マニアとなって、ついには「名探偵」となったのです! メガネ一つで完璧変装! 事件と聞けば瞬間登場! とってもキュートな名探偵プリコロが純粋推理を駆使して、犯人をズバリ的中! 今回の難事件は May探偵誕生!!/鬼運べ/Vの悲劇/クリキントン殺害事件 の4つ。 プリンス=コロネットの大活躍の幕開け!シリーズ第1巻!
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3.8大量の本を抱えて引っ越し、「床抜け」の不安に襲われた著者は、解決策を求めて取材を開始。井上ひさしや草森紳一らの事例を調べ、床が抜けてリフォームした人、蔵書をまとめて電子化や処分した人、私設図書館や書庫を作った人、等々を訪ね歩き、「蔵書と生活」の快適な両立は可能かを探る。愛書家必読のノンフィクション。〈解説〉角幡唯介
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3.8公爵家の流れを汲む絵画修復士・青竜院柊真の屋敷で、図書室の蔵書整理のアルバイトを始めた優輝。「優雅なる紳士にして官能美術愛好家」だという柊真の屋敷は、彼が収集した数々の艶めかしい裸婦画で溢れていた。愛欲と絶頂に彩られた官能の館で濃密な時間を共にする二人は、次第に惹かれあっていき……。 柊真の手で愛を教え込まれ溺れていく、優輝が過ごす甘い悦びの日々▼ 巻末に、特典SSを収録! さらに、同著者の既刊本「放課後ベッドで囁いて」(イラスト:CJ Michalski)のお試し読みも特別収録! ※こちらに収録されている特典SSは、ビープリ応援書店で配布されたものと同じ内容になります。
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3.7「本の探偵――何でも見つけます」という奇妙な広告を掲げる神保町の古書店主・須藤康平。半世紀近く誰も見たことがないという稀覯本を手に入れたと豪語するコレクター――果たして入手した本は本物なのか。幻の本を巡る騒動を描く「殺意の収集」、幼少期の愛読書を捜す女、古書店に戦前の本を売りに来る若い男、憑かれたように書物を集める老人の三者を結ぶ線から意外な犯罪が浮かび上がる「書鬼」、須藤が不倶戴天の同業者とオークションで競った花柳文献に隠された驚くべき秘密「無用の人」の全3編を収録する。(『古本屋探偵の事件簿』分冊版)/【目次】『古本屋探偵の事件簿』まえがき/殺意の収集/書鬼/無用の人/『古本屋探偵の事件簿』あとがき/解説対談 紀田順一郎・瀬戸川猛資
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3.7★私が花嫁になる日は永遠にこない。だから、せつない恋心は胸に秘めて……。★“マロリーの古文書”を捜しにオークフィールド館へ向かう途中馬車が故障し、ヒーロウが立ち往生を余儀なくされていると、黒馬を駆ってハンサムな男性が現れた。彼は館の主クリストファー。古文書は館のいわくつきの蔵書だったが、火事で焼失したと言う。興味を持ったキットとともに、彼女はもう一冊存在するらしい“マロリーの古文書”を捜しに行くことになった。道中、何度も謎の男たちに襲われ、命を奪われそうになる。いったい誰が、なんのために? 不安を胸に旅を続けるうち、二人は強く惹かれ合い、やがてヒーロウは求婚される。だが彼女は、それを拒むしかない悲しい宿命を背負っていた。
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3.7どのようなデータの固まりがどのようにつながっているか。その機能や仕組みはどうなっているのか。分散システム、P2P、所有権、二重支払い、ハッシュ、非対称暗号鍵、分散コンセンサス…ブロックチェーンの重要ポイントを1つ1つ説き明かす!「非対称暗号鍵は郵便箱」「データ格納は蔵書管理」といった例えを用いて技術の仕組みをイメージしやすくしています。取り上げるテーマは、ブロックチェーンの目的、可能性、必要性、各種機能、限界/克服など。本書はブロックチェーンの基礎的な概念をしっかりと理解したい人に格好の一冊です。─原著への読者の声─「理解を確実にするのにたいへん役に立つ」「徹底的な理解が目的なら上位3冊に入る」「ブロックチェーンのベストブック」─原著は米Amazonの複数カテゴリーで第1位。カテゴリーは「Banking」「Storage & Retrieval」(2018/6/12時点)。本書は「Blockchain Basics: A Non-Technical Introduction in 25 Steps」の翻訳書です。─本書が必要になるとき─>ブロックチェーンの基礎を理解したいときに。>ブロックチェーンの技術詳細に踏み込む前に。>ブロックチェーンの社会的/経済的なビジョンや影響を考える前に。─次のような本ではありません─>Bitcoinあるいは暗号化の解説書ではありません。>ブロックチェーンの数学的基礎あるいはプログラミングの解説書ではありません。>ブロックチェーンの法的影響あるいは社会的・経済的影響の解説書ではありません。
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3.6落ちぶれ姫君と海賊との商談ラブ!? 交易と学問の自由都市ラーテンで、没落貴族の娘リーザは先祖の蔵書を大学図書館に寄贈して司書となり、ひっそりと生きていた。 だが大学の予算削減に遭ったため、「元海賊」と悪評高い新興商人レンに、貴族出身の妻を持つという名誉と引き換えに、大学に寄付をして蔵書を守ってもらおうと、「商談」に出かける。契約結婚をしようというのだ。 だが、実際に会ったレンはいたずらっ子のような闊達な青年で、「商談」をおもしろがりながら承諾してくれた。 リーザの書庫は守られ、一方でレンはわずかに残るリーザの伝手を巧みに使って貴族相手の市場に食い込んでいく。婚約期間として同居するふたりだったが、レンは意外に紳士的で、リーザに関係を強要することはなかった。不幸な姫君に結婚を無理強いした元海賊の悪徳商人、と世間からは見られているレンだが、実際はもっと優しく誠実で、リーザは次第にレンに惹かれ、心をひらいていく。 結婚式の準備が進められる中、ある日レンは、ラーテン市議も務める大商人ヘイシングの告発を受け、海賊と協力しているという容疑で拘留されてしまい…!? 恋と冒険がたっぷりのロマンスです!! ※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
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3.6千葉雅也氏推薦 「読まずに積んでよい。むしろそれこそが読書だ。 人生観を逆転させる究極の読書術!」 読めないことにうしろめたさを覚える必要などない。 まずはこの本を読んで、堂々と本を積もう。 気鋭の書評家が放つ、逆説的読書論! 情報が濁流のように溢れかえり、消化することが困難な現代において、 充実した読書生活を送るための方法論として本書では「積読」を提案する。 バイヤールやアドラーをはじめとする読書論を足掛かりに、 「ファスト思考の時代」に対抗する知的技術としての「積読」へと導く。 たしかに本は、人に「いま」読むことを求めてきます。 でも、それと同時に、書物は「保存され保管される」ものとして作られたものだったことを思い出してください。 情報が溢れかえり、あらゆるものが積まれていく時代に生きているからこそ、 書物を積むことのうしろめたさに耐えて、あなたは読書の前にまず積読をするべきなのです。(本文より) 【目次】 はじめに 第一章 なぜ積読が必要なのか 情報の濁流に飲み込まれている 読書とは何だったろうか 情報の濁流のなかのビオトープ 蔵書家が死ぬとき、遺産としての書物 第二章 積読こそが読書である 完読という叶わない夢 深く読み込むことと浅く読むこと ショーペンハウアーの読書論 「自前」の考えをつくる方法 第三章 読書術は積読術でもある 一冊の本はそれだけでひとつの積読である 読めなくていいし、読まなくてもいい 本を読まない技術 積読のさらなるさまざまな顔 第四章 ファスト思考に抗うための積読 デジタル時代のリテラシー 書物のディストピア 積読で自己肯定する おわりに 参考文献
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3.6仕事はできるが不運すぎる女探偵・葉村晶。 NHKドラマ化で話題の人気シリーズ! ミステリ専門書店でアルバイトとしながら、〈白熊探偵社〉の調査員として働いている葉村晶に今日も事件の依頼が……。 「水沫(みなわ)隠れの日々」 終活で蔵書の処分を頼んできた女性のもう一つの依頼は、死んだ親友の娘を刑務所から連れてきてほしいということだった。刑務所から女性の元に向かう道で、娘は拉致される。 「新春のラビリンス」 大晦日の夜、解体直前の〈呪いの幽霊ビル〉の警備をすることに。ヒーターが壊れ、寒さの中一夜を明かした葉村は、女性事務員から連絡が取れない男友達の行方を調べてほしいと頼まれる。 「逃げだした時刻表」 葉村の働くミステリ専門店でGWに〈鉄道ミステリフェア〉を開催することになった。展示の目玉として借りた弾痕のあるABC時刻表が盗難にあう。本の行方を追ううちに思わぬ展開に。 「不穏な眠り」 相続で引き継いだ家にいつのまにか居座り、そこで死んでしまった女の知人を捜してほしいという依頼を受けた葉村。女を連れ込んだ男の家を訪ねたところ、男の妻に危うく殺されかける羽目に。 解説・辻真先
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3.5英国西南部、サマセットシャーにある全寮制のパブリックスクール「セント・ラファエロ学院」。湖を内包する広大な敷地に立つその学院は、さまざまな国から男子生徒が集まる名門校である。学生の一人、オカルトに造詣の深いコリン・アシュレイは、スペンサー家の蔵書を巡る企みに加担することに……。同じ頃、学院内では「魔に魅入られた」と怯える下級生と不思議な力を持つユウリ・フォーダムが対峙していた。 ◆◇◆作家先生より特別コメント頂きました!◆◇◆ こんにちは、篠原美季(しのはらみき)です。今回は、「セント・ラファエロ妖異譚」の第1作『伯爵家の蔵書目録』をお届けします。「妖異譚」といえば、ご存じの方はご存知ですが、ご存じでない初めての方にも、かなりお勧めの新シリーズとなっておりますので、これを機にぜひとも「妖異譚」の世界に踏み込んでみてください。本当に、まったく予備知識なく楽しめますし、自分で言うのもなんですが、はまること、必至です!!(な~んちゃって♪)特に、西洋の歴史が好きな方、あるいはオカルト哲学や神秘的なものが好きな方、さらに英国貴族の世界観が好きな方は、ぜひぜひ、ご一緒に篠原ワールドを楽しんでください。
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3.5ちゃんと店番できひんかった悪い子には…罰、与えよかーー。 学芸員で読書家、品行方正で清純無垢な里見瑶一(さとみよういち)には、密かに恋する人がいる。それは、いきつけの古書店の店主・柳(やなぎ)さん。どこか飄々としていてつかめない、だけど優しくて穏やかな人。だがある日、古書店の店番の最中に蔵書の官能小説でこっそりヌいているところを柳に見られてしまう。その日を境に、「罰」を与えられるように。本業は官能小説家の柳は、サディストに豹変。取材と称して行われる淫らな行為に戸惑う里見だったが、徐々にマゾヒストの快感に開花していき…。インモラルでいびつな悦楽SM。
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3.5落ちぶれ姫君と海賊との商談ラブ!? 交易と学問の自由都市ラーテンで、没落貴族の娘リーザは先祖の蔵書を大学図書館に寄贈して司書となり、ひっそりと生きていた。 だが大学の予算削減に遭ったため、「元海賊」と悪評高い新興商人レンに、貴族出身の妻を持つという名誉と引き換えに、大学に寄付をして蔵書を守ってもらおうと、「商談」に出かける。契約結婚をしようというのだ。 だが、実際に会ったレンはいたずらっ子のような闊達な青年で、「商談」をおもしろがりながら承諾してくれた。 リーザの書庫は守られ、一方でレンはわずかに残るリーザの伝手を巧みに使って貴族相手の市場に食い込んでいく。婚約期間として同居するふたりだったが、レンは意外に紳士的で、リーザに関係を強要することはなかった。不幸な姫君に結婚を無理強いした元海賊の悪徳商人、と世間からは見られているレンだが、実際はもっと優しく誠実で、リーザは次第にレンに惹かれ、心をひらいていく。 結婚式の準備が進められる中、ある日レンは、ラーテン市議も務める大商人ヘイシングの告発を受け、海賊と協力しているという容疑で拘留されてしまい…!? 恋と冒険がたっぷりのロマンスです!! ※この作品はフィーチャーフォンサイズの小さいイラストが収録されています。
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3.5ヒューイは、かつて所領の半分を1冊の稀こう本と引き替えにしたほどのビブリオマニアである祖父から、古ぼけた屋敷とその蔵書の全てを引き継いだ。条件は一つ、“書架”を引き継げ――と。遺品整理に屋敷を訪れたヒューイは、本が溢れる地下室で、静かに本を読む少女と出会う。漆黒のドレスに身を包み、胸に大きな錠前をぶら下げた少女ダンタリアン。彼女こそ、禁断の“幻書”を納める“ダンタリアンの書架”への入り口、悪魔の叡智への扉だった――。
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3.5国内有数の蔵書数を誇る宇伊豆学園の図書館には、広大かつ深遠な《地下迷宮》が存在した。 高等部に所属する図書委員の守砂尊は、ある日、立入禁止の《閉架書庫》に足を踏み入れ、この図書館に隠された真実を知る。――地下に収められた奇書や希覯本、異能の力を秘めた魔書を手に入れるため、図書委員たちが果てなき迷宮探索に挑み続けていることを――。 秘密を知った守砂は、他の図書委員とチームを組んで、妖魔が跋扈する迷宮で未知の蔵書を探す《地下レファレンス》をすることに。しかし、それは楽しくも波乱に満ちた日々の幕開けで……!?
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3.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Webアプリケーションの開発には、データベースやネットワークの幅広い知識と技術が必要です。しかし、フレームワークを使えば知識のない初心者でも最低限の労力でWebアプリケーションを作れるようになります。本書は、プログラミング言語RubyとフレームワークRuby on Railsを使った、初心者のためのWebアプリ開発入門書です。「伝言版」「蔵書管理システム」「ミニブログ」などの簡単なWebアプリを作りながら基礎を学びましょう。
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3.4中世史学者のジャック・トレガーデンは、オクスフォード大学時代の友人サイモンから、久々に連絡を受けた。サイモンが住むアシュコーム・アビーの図書室の蔵書目録の改訂を任せたいというのだ。稀覯本に目がないジャックはふたつ返事で引き受ける。だが、アシュコームに到着したジャックを迎えたのは、人が変わったようにやつれ、衰えた友人の姿だった。そこで彼に見せられた、彼の亡き妻の手記には騎士の幽霊を見た体験が書かれていた。表題作「図書室の怪」を始め4編を収録。ポオの研究家でもある著者が描く、クラシックな香り高い英国怪奇幻想譚。/【収録作】「図書室の怪」/「六月二十四日」/「グリーンマン」/「ゴルゴタの丘」
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3.3冴島紀華、王子との恋を夢見る27歳。 図書館の司書をしている彼女の仕事は蔵書の整理保管やデータベース作り。 地味な仕事といわれるけど、大好きな本に囲まれて充実は日々を送っていた。 シンデレラストーリーが私を待っている、といつも本気で思っていた紀華は、火曜日と木曜日に現れる彼・三木純一のことを 「カモク王子」と呼んでいて…!? そんなとき、突然現れた謎の男によって地味な生活が一変してしまうことに…! 【収載作品】シンデレラになる方法 (海辺野ジョー) 【特別付録】四六時中、恋してる! (桃吐マキル) ●●エルシーラブブックス●● 『エルシーラブブックス』は、エルシーラブコスメティックが作った電子書籍の出版社です。 素敵な恋愛体験を持つ皆さんの恋愛体験談・小説、LCスタイルの人気漫画、誰にも言えな恋愛やからだの悩みに役立つコラムなどを、気軽に読める電子書籍として配信しています。
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3.3「今もっとも知的好奇心をかき立ててくれるのは科学の分野。その興奮を知らずにいるのはもったいない」。齋藤先生が蔵書からおススメの“理系本”50冊あまりを紹介。初心者も手に取りやすい入門書から、世紀の発見を追ったドキュメンタリー、マンガで解説する数学の本まで多彩なラインナップ。科学の分野への苦手意識を払拭し、新たな読書の地平へといざなってくれる、画期的な読書ガイド。
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3.310年以上疎遠にしている父が亡くなった!? 元軍人のローガンは久しぶりにコーンウォールの屋敷を訪れるが、そこに美しい女性がいるとは思ってもなかった。「君は父の愛人なのか?」大学講師のエリザベスは蔵書の目録作りを依頼されて働き始めたばかりだった。しかし突然彼が亡くなり、その息子が現れたかと思いきや――なんて失礼なの! ロマンス小説に出てくるようなセクシーな彼に、一瞬でも心を奪われるなんて。続けたかったけど仕事は断ろう。そう思ったのに…。
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3.3母の頼みで実家に戻ったアビィが出会ったのは、亡き父の蔵書の調査に来たという謎めいた男性・サム。自信たっぷりの傲慢な彼に反発するアビィだけど、なぜかざわめく心。『いつものクールなキャリアウーマンの私はどうしちゃったの!?』しかも、サムはそんなアビィに情熱的なキスを残して、姿を消してしまう!このキスの意味は?彼の正体は!?
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3.0本好き少女・白花音は、父に花嫁修行をすると嘘をつき、 後宮蔵書室・華月堂の司書となる。 しかし着任早々、鬼上司や美形宦官(?)らに振り回される毎日! おまけに、「探してほしい本がある」と秘密の依頼を受けてしまって――? 持つ人は身を滅ぼすという呪本『花草子』をめぐり、 花音は後宮に潜む陰謀と、呪本の「本当の意味」に迫っていく! 第20回小説大賞〈奨励賞〉受賞作。WEB発・中華お仕事ファンタジー! 電子書籍には、花音と紅の日常を描く特別番外編『春時雨』を収録! 紅がいつも着ている衣をめぐって、花音の妄想はふくらんでいき……。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マスコミも伝えない古書業界の仕組み、古本探索の奥義と秘策。古今のユニークな蔵書家たちとアッと驚く蔵書のエピソード。果ては蔵書処分の方法まで、コレ一冊に古本とつきあう方法が満載。古書業界誌のベテラン編集者が語る、奥深く尽きせぬ古本の魅力。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 エロティカの聖典として名高い『わが秘密の生涯』。十九世紀ヴィクトリア朝時代に出版された本書の作者は、いまだ謎のままである。作者の正体をめぐる論争が長く続いてきたが、近年、アシュビー説が有力となっている。アシュビーは、『ドン・キホーテ』などのブック・コレクターで、その膨大で貴重な蔵書は、大英博物館に収められるほどだった。はたして、彼は本当の作者なのか?ジェントルマンのもう一つの素顔とは。
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3.0あらゆる書物は見えない連関(ネットワーク)で結ばれている。その解読の驚きと愉しみ、秘術と実践。 自分だけの「知の見取り図」は、いつの時代も蔵書から生まれる。20世紀前半、人文知再編の震源地となったアビ・ワールブルクの研究所およびワイマール文化を発端に、本書自体が、文化人類学的思考を通じてオルタナティヴな精神史・思想史を発見するための架空ライブラリーとして展開する、著者の代表作。 美術、演劇、音楽、文学、宗教学、人類学……さまざまな文化/学問領域の隠れたネットワークを、おびただしい過去の書物をたぐりながら曼荼羅のように描き出す、みずみずしい驚きに満ちた知的アクロバット。 1970~80年代のニューアカデミズム・ブームを牽引し、後世に巨大なインパクトを与えた伝説の一冊にして、普遍的な知の技術を示し/実践した名著を凱旋復刊。 まさに「文庫の中の文庫」といえるコンパクトにして圧倒的な情報量が詰まったこの神話的迷宮は、21世紀の今も来る者すべてに開かれている。 巻末に、「図書館」に関する講演録・エッセイを新たに増補。 〈解説〉山本貴光 【目次】 第一章 二十世紀後半の知的起源 第二章 ユダヤ人の知的熱情 第三章 モーツァルトと「第三世界」 第四章 「社会科学」としての芸能 第五章 もう一つのルネサンス 補 遺 物語作者たち [新増補] 歴史と記憶(1995) 図書館との出遭い(2000) 解説 山本貴光
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3.0「赤い死」が蔓延するなか、千人の友達と僧院に避難したプロスペロ公は壮麗な仮装舞踏会を催した。そこへ現れたひとりの仮装した人物が、人々の間に狼狽と恐怖と嫌悪を呼び起こす――死に至る疫病に怯えおののく人々を描いた表題作のほか、処女作「メッツェンガアシュタイン」など短篇小説十篇と、蔵書の行間に書き込んだ思考の断片「覚書(マルジナリア)」を収録。 巻末に解説「ポォの作品について」を所収。 吉田健一の名訳が愛好した作品が名訳で甦る。
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3.0古来、思想は<出版>という形で普及し、後世へ残った。ならば、知の媒介者たる「印刷・出版業」から16世紀から20世紀の近代を眺めてみよう。そこには、名著を支えた蒐書家や出版人などの人間模様、「知」の商品化による印税騒動など、歴史に埋もれた事件が浮かび上がってくる! 思想史でも書物史でもない、碩学によるユニークな書。 本書は1985年4月、筑摩書房から刊行された『知の商人―近代ヨーロッパ思想史の周辺』を改題、加筆修正したものです。 目次 1 商品としての思想 エルセフィエル書店 リヴァイアサンの顔 ハーリーとソマーズ 知の商人―ストラーンのばあい 知の商人―エディンバラの出版業者 バーゼルのトゥルナイゼン 固有名詞の読み方 『ケール版ヴォルテール全集』始末記 イギリスのワイン アメリカ革命の導火線 『エディンバラ評論』の運命 紅茶の話 ジン横丁 2 知識人層の成立 音楽の商品化 うたは世につれ 『共産党宣言』の英訳者 パリ・コミューンと芸術家たち 芸術至上主義と無政府主義・ 黒猫のスタンラン 大学と女性 ディーツ出版社 ユニウスとジュニアス ブラウンス・アルヒーフ マスク・ヴェーバーをめぐる女性 3 ファシズムのもとで グーテンベルク図書組合 マリク書店とハートフィールド 亡命知識人とスイス 左翼読書クラブ 一九三〇年代の墓標 ウォーバーグ家の人びと 空襲下のコンサート 内容抜粋) 「私は昨夜、ヴォルテールが死んだということを聞きました。これで人びとは、安心して彼の著作を買うことができるでしょう。彼はもう、あとからあとから書き直すということができないからです」(一七七八年一月十七日)。この知らせは誤報で、ウォルポールの安心は四ヵ月余り早すぎたのだが、ヴォルテールの止まるところを知らない改訂癖に蔵書家が悩んでいたことは、誤報ではない。 1「『ケール版ヴォルテール全集』始末記」より ルイジ・エイナウディ研究所 本を愛した外科医 あとがき 学術文庫あとがき 人名索引
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 未来が拓ける超ブックガイド!! ◎ 「読みたい本」の探し方。 ◎ テーマ別・身になる本。 ◎ 読み比べて深堀り …など ★ 本を味方につけよう! ★ 夢中になれる本との出会いは一生の宝! ★ 知識が広がる! ★ 「語学学習はつまみ食い」がおもしろい 「いのちをかんがえる」ための本 「電車の中で読んではいけない本」など 独自の切り口で紹介します。 ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 本を読むのは好きだけど、 最近ワクワクする本に出会っていない。 社会を知るために読書をしたいけど、 何から読めばいいのかわからない。 なかなか完読できないので とにかく夢中になれる本がいい。 どんなきっかけでもいい! 今のうちに、本を味方につけてほしい! そんな熱い想いを抱く現役中学教員が [本の探し方・読み方]を教えます。 さらに 視野を広げてくれるテーマ、 人生のヒントとなる言葉、 将来の糧となる知識、 将来の糧となる知識、 学業に役立つコミックス、 そしておすすめミステリーやエンタメ本まで 独自の視点で選んだ200冊を紹介します。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆第1章 本の「読み方」「選び方」 *01 読みたい本の探し方1 [リアル書店に行こう] *02 読みたい本の探し方2 [新聞を活用しよう] *15 「鼎談(ていだん)」で読書の幅をひろげよう *16 社長になる人はどんな本を読んできたのか *17 ステキなブックカバーで読みたい ・・・など全17項目 *コラム 芥川賞&直木賞どっちを読むか ☆第2章 テーマ別読書のススメ *18 電車の中では絶対に読んではいけない本 *19 言語学習は「つまみ食い」がおもしろい *32 超超……むずかしい *33 間違い転じて福となす! コペルニクス的転回 *34 人工知能が小説を書く曰はくるのか *53 「Amazon」この1社さえ知ればいい! *54 GAFAの次はこれだ! 時代をつくる100企業! ・・・など全37項目 *コラム 本屋大賞にハズレなし! ☆第3章 歴史とミステリー *55 漫画で歴史は学べるか?!1 「ベルサイユのばら」編 *56 漫画で歴史は学べるか?!2 「三国志」編 *67 あの戦国武将を別の意味で斬りまくる?!… *68 まったく新しい時代小説が誕生! *69 やっぱりミステリ小説が好き ・・・など全15項目 ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆ 大居雄一 中学校社会科教員 大学卒業後、銀行に就職。 6年間営業店や本店で勤務したのち教師に。 「学ぶときは足を使って」をモットーに 国内外問わず様々な史跡や博物館を訪れ、 現地の歴史を学んだ。 また大学時代に読書に目覚め、 教師となってからは授業の中で生徒たちに本を紹介。 家には10000冊を超える蔵書があり、 7年間で紹介した本は700冊以上に上る。 現在の学校では「毒書生活」というクラス通信を発行。 生徒だけでなく保護者からも好評を得ている。
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3.0超オカルトマニアの二ノ宮桐子はオカルト研究部の部長だ。結城小次郎は桐子を監視しつつ、なんとか普通の女子高生になって欲しいと考えている。もう一人の部員、藤原之詠も幼少期の記憶をなくしている謎多き人物。その部室には怪しい蔵書にいわく付きオブジェに魔女(?)の薬草などが……そんなホラー感満載のオカルト研究部に、ある女生徒が訪ねてくる。彼女は交際中である彼氏の浮気相手を呪いたいと桐子に相談するのだが?
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 図書館をめぐる知的な旅に出よう 未知の「知」と出会える、素敵な東京の図書館、30館を紹介。 わざわざ訪れたい、行ってみたくなる図書館が必ずあります。 【CONTENTS】 PART1: 歴史を感じる図書館 クラシックな雰囲気が素敵な図書館を紹介。 図書館めぐりの魅力が感じられる、図書館初心者向けガイド。 PART2: アートな図書館 ビジュアル資料や図版などを中心に、眺めているだけで 時間を忘れてしまうような図書館を紹介。 PART3: コミュニケーションが生まれる図書館 地域密着の試みから全世界へと広がる繋がりまで、 図書館発の新しい動きや、それに取り組む司書の方々の お話などについてレポート。 PART4: 新しい世界と出会う、専門図書館 マニアックな蔵書を誇る図書館ガイド。図書館めぐりの上級者版。 PART5 : もっと本を深く知る図書館 国立国会図書館や大宅壮一文庫などを紹介。
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2.0「高木さん、気持ち悦いの? ねえ、また悦くの?」祖父の蔵書を売却することになった美大生の邦暁。買い取りにやってきた妖艶な古書店店主・高木が隠し書棚から発見したのは、彼にそっくりな人物を責めあげる凄淫な絵画だった!! 淫画を買い取りたいと言う高木に、身体を要求する邦暁。開発された淫らな身体は、邦暁の淫戯に翻弄され、身悶え、喘ぎに濡れて快楽にまみれ……。山藍紫姫子の濃厚エロス、禁忌と官能の『夜の血族』も収録。(※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
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-「図書館の自由に関する宣言」が1954年に採択されたあとに起きた3つの侵害事件――県立山口図書館蔵書隠匿事件(1973年)と富山県立図書館『図録』事件(1986年)、船橋市西図書館蔵書破棄事件(2001年)をあらためて検証する。 この3館の「図書館の自由」侵害事件は、国家や警察権力などの公権力の介入によるものではなく、図書館と図書館員自らが犯した侵害事件である。それだけに、図書館界は大きく揺れ、論議を尽くしながらも、対処の仕方にはいまもって疑問符が残っている。 ひとたび問題に直面すると、「自由宣言」の理念と組織構造との間には対立が生じ、どのように対応すればいいのかの合意形成が困難になる。 これからも「図書館の自由」を堅守するために3つの事件の実情に迫り、問題点の概要と教訓を導き出す渾身の論集。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昭和初年より和漢書誌学界の重鎮として活躍され、八十年に逝去された故長澤先生の広範な学問的業績より単行本七点・論文一一九篇をまとめて刊行。別巻は索引他。長澤先生の学問的業績は、和漢書誌学のみならずシナ文学・江戸地誌・漢文教育等多方面にわたっており、他方、生涯の事業として全力を傾倒された和刻本漢籍をはじめ各種目録作成と漢籍解題に意を尽くされた。本著作集全体が古書調査研究と解題の貴重な宝庫であり、索引との併用によりその利用価値は絶大である。
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