仙文閣の稀書目録

仙文閣の稀書目録

660円 (税込)

3pt

巨大書庫・仙文閣(せんぶんかく)。そこに干渉した王朝は程なく滅びるという伝説の場所。
帝国・春(しゅん)の少女、文杏(ぶんきょう)は、一冊の本をそこに届けるべく必死だった。
危険思想の持主として粛清された恩師が遺した、唯一の書物。
けれど仙文閣の典書(司書)だという黒髪碧眼の青年・徐麗考(じょれいこう)に、
蔵書になったとしても、本が永遠に残るわけではないと言われ、
心配のあまり仙文閣に住み込むことに……。

少女小説の手練、三川みりが贈る、
命がけで本を護る少女と天才司書青年の新感覚中華ファンタジー!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

仙文閣の稀書目録 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    続きが出ていないことに驚く。すごく面白かった……!
    最後の最後にようやく舞台が明らかになって世界が広がって、ここを舞台に成長していく主人公の話もまた読みたいなあと思う。ので続き希望。

    0
    2021年11月22日

    Posted by ブクログ

    舞台は中国っぽいとこ。孤児となった幼い文杏は柳容という元官吏に拾われ、学び、仕え、十五になった。しかし、柳老師は妬まれ策略で処刑され、その本までも処分されようとしていた。文杏は柳老師に聞いていた、春国のあらゆる本を集めて守っているという仙文閣を目指して、唯一残った本を抱き、逃げていた。そして仙文閣の

    0
    2024年12月03日

    Posted by ブクログ

    ☆3.8

    シリーズとなって続いて欲しいけど、このまま終わりだったとしても良い。
    そんなすごく良い塩梅に収まった物語だった。
    あぁ、是非自分も仙文閣に行ってみたい。

    0
    2024年10月10日

    Posted by ブクログ

    この著者の他の本も読んだが、多分こういう話を一番書きたいというか、著者の好みなんだろうなーと感じた。
    建物とか言葉とか世界観など、随所にこだわりというかフェチを感じる笑

    本を守る人たちの戦い。
    これは中華風だけど、もし和風(江戸時代とか?)や西洋の国ならどんな組織や書庫になるんだろうとか、色々考え

    0
    2021年04月17日

    購入済み

    続く…のかな

    なかなか話が進んで行かなくて気分が乗らなかったです。丁寧に心情を描こうとしてるんだろうけど。堂々巡りしてやっとスタート地点に来たら終わりって印象です。全く悪びれていない裏切り者の白雨は、くて、後で再会したら親しげに寄って来そうなところが不気味な奴ですが、この先何か報いが訪れるのか。それがとっても気に

    0
    2020年06月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本を守りたい主人公のまっすぐなところが好ましい。そして周りの人からの支えがあって己が立っていると自覚した時の主人公の心情描写に感動した。
    麗考も良い奴。2人の関係が好き。
    本好きなのでこういう本を守る話に心が擽られた。
    ただ白雨が裏切ってるだろうなーというところは予想出来てしまったのがちょっと残念。

    0
    2020年06月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「本が永遠に残るわけではない」
    作中で文杏が答えを見出す問いだが、読みながら自分もどういう意味なのだろうとずっと考えていた。
    電子媒体に比べて紙の方が保存期間は長いと言われるが、物理的に消滅してしまうことはあるだろう。
    例えば、これも作中にあった焚書のように。
    あるいは不注意によるもの、事故によるも

    0
    2020年05月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者初読。龍ノ国幻想シリーズを読みたくて、でも手に入らなかったため、同じ様な世界観かと思い予習のつもりでこちらを手に取る。結果は大正解!面白かったー!中華風ファンタジーで、禁じられた本、消えてしまった本、それらが守られ読める場所、仙文閣という途方もなく大きな書庫を舞台にした物語。薄い本なのでサクッと

    0
    2024年09月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この方の作品は正直展開が読めるんだけど、場面を飛ばさず読ませるのは筆力なんだと思う。
    最後に文杏が自分で本を納めた場面が脳内で映像が拡がってそこが印象良かった。
    続きがもしあれば読みたいし、バカどもにちゃんと天罰がくだったんだろうか。
    本を焚かれて思想や文字を奪う。本当に愚かしいことだと思う。そして

    0
    2022年12月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一生懸命なヒロインは大好き。それにしても裏切り者の正体はショック。他にいないんだけどさ、好きなキャラだったのに普通に人でなしでがっかり。

    0
    2021年05月24日

仙文閣の稀書目録 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

三川みり のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す