角川文庫の検索結果
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私、という名の人生
ビル清掃のチームリーダーとして働く西さん。アルバイト学生の父親的存在の彼には、ブラジルで生きのびた壮絶な過去がある。74歳の現役歯科医師・シヅ子さん。戦争の後、命の限り生きようと決心した彼女は、今日も朗らかに患者を迎えている。奈良に庵を結んだ青い目の老禅僧・ドーラ。師が夢見心地で語る禅宗の教え――。人生の機微に触れる滋養たっぷりの物語に、爆笑必至のショートストーリーも収録した盛りだくさんの1冊。 ※本書は、二〇〇一年六月に小社より刊行した単行本『彼の人生の場合と彼女の人生の場合』に、和尚の人生の場合 または[無理會]/酢酸バー「鼻」/或る日の六号室/エコ噺 を加えた文庫が底本です。 -
何だかんだと
99年~01年までの芸能界をめった斬り! 野口五郎結婚式のしょっぱさ、石田純一の「とんちんかん」のルーツ……世紀が移り変わっても、やっぱりテレビは「とほほ」でした。痛快無比なるテレビ批評コラム集! -
何はさておき
ワールドカップ開催に抱く三井ゆりの野望、タモリに「リスペクト」を捧げる芸能界のミョーな空気――最近のテレビ批評から、過去十数年間に発表された日常コラムまで完全掲載。ファン必読のコラムが満載の逸品。 -
男たちのゲームセット 巨人・阪神激闘記
1973年のプロ野球セ・リーグ。長嶋、王がまだ現役で巨人のV9達成がかかった年だった。巨人のライバルである阪神は、エース江夏、主砲に田淵を擁し、V9を阻もうと燃えていた。巨人と阪神の優勝争いは、直接対決の最終戦までもつれこんだ。このプロ野球史上まれにみる一年の、選手そして監督、コーチなどそれぞれの動きにスポットを当て、激闘の裏にある男たちのドラマを描き出す。山際淳司の遺作となった最後のスポーツ・ノンフィクション。 -
海の娼婦はしりかね
“はしりかね”とは、海に働く男たちの相手をした女たちの呼び名。三重県磯部町の的矢が帆船の停泊地として栄えていた頃の話だ。福島の奥会津、喜多方では嫁は貴重な労働力くだった。出産で休むと、家全体が村から孤立する。女たちは、自分で堕胎することも。日本各地に取材、土地の老婆たちの昔語りを収集した、昭和初頭に生きた女たちの歴史譚。 -
食後の花束
彫琢された言葉で人間を描き続ける作家は、常に森羅萬象に多情多恨である。現代日本を代表する作家・開高健は、多情多恨の歳月を、世界を旅して戦争を取材し、釣り糸を垂れ、酒を味わいつつ送ってきた。とぎすまされた感性と知性は、行動を伴って新たな思索をうながされ、フィクションとして、またノン・フィクションとして作品に結実する……。本書は、著者の30年以上の作家生活の足跡を辿れる意図をもって編纂され、折にふれ綴られたエッセイを精選したものである。ミクロからマクロまで、森羅萬象に多情多恨のこの作家の、文学の豊饒の秘密を垣間見せる一書。
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