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Posted by ブクログ
主に幼少時の思い出を綴ったエッセイ集。
「カレンダー」のおばあちゃんの留守電「……ますみ、元気だか?」にちょっぴり切なくなったり。
「ブルーヒップ」のドラクエIIIの冒険の書が三つとも消えてしまったことににやにやしたり。
「祖父との思い出」でお見舞いに行くとおじいちゃんが必ず幼児番組を見ていた理由にほろっと涙が出てきたり。
春に就職してから、毎日の仕事に精一杯でした。このエッセイ集は著者の思い出ですが、読んでいて私も似たようなことをしていたなとか、自分自身の小さな頃のなんでもない、だけど大事にしたいことを思い出すきっかけにもなりました。ほっこり温かい気持ちになれました。
巻末には著者が執筆活動をするようになった経緯・苦悩が「少し長めのあとがき」としてあります。それらによって、エッセイ集が美しい思い出だけで終わらず、厚みのあるものとして感じられました。私も「どうしても向かってしまう特別な場所」を見つけていきたいと思います。
Posted by ブクログ
最初、表紙の写真ときれいなタイトルにとても惹かれ購入しました。
内容も、本当にひだまりのゼリーに柔らかく包まれているようで
読後もとてもぽかぽかとした気持ちになりました。
私自身がとてもおばあちゃん子なので
作者のおばあさんとのお話のところでは
読んでいて共感というか・・・
なんとも言い難い不思議な、温かい感覚を思い出しました。
私自身買って良かったと思うし、この本に出会えてよかったとも思いますが
友人に貸した時の反応がかなりまちまちだったので
好きな人は好きな、読む人を少し選ぶ本なのかなぁと少し思いました。
一概にそうとは言えないですけど・・・。
けれど読んでみないことには始まらないし、個人的にはとてもお勧めです。
Posted by ブクログ
愚弟より拝借。
生い立ちや生まれた年代は全く違うのに、
すごく共感できたり、じんわりしたり、
ステキなエッセイでした。
(追記)
実家から離れたら、実家の有難さや優しさがわかったのだけど、
この本は、「思い出させてくれる何か」を、
たくさん秘めてる本だなぁと。
亡くなった祖母のこと、実家にひとりでいる母のこと、
くだらないことしあった弟、遊んだ友人たち、
100円握りしめていった向かいの駄菓子屋、
バカボン、公園、夕日、下校の音楽、
そんなものがいくつもフラッシュバックして、
ぎゅって抱きしめてあげたくなるのだ。
忘れてもいいのだと、そう書いてあった。
覚えていることも大事だけれど、
たまに引き出しを開けて、思い出を取り出して、
眺めてあげることも、きっと大事なのだ。
それでいいのだ、きっと。
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