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傷つきやすい心をごまかすように、金もないのに飲んだくれる詩人の動静を、妻が奇妙な明るさで語る表題作をはじめ、未完の絶筆「グッド・バイ」のほか「パンドラの匣」「眉山」「トカトントン」の5篇を収録。 ※本書は一九九八年に刊行された角川文庫『グッド・バイ』を改題したものが底本です。
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Posted by ブクログ
本当に好きだからこそ、その思いをこっそりと仕舞い込んだりするのでしょう。 宝箱に仕舞いこむようにそっと、誰にも知られないようにひっそりと。だけどその思いを押し込み過ぎたとき、その好きという感情はどうにも溢れ出てしまうのだと思う。それはあまりにも、儚くて切なくて美しい。 この一冊を通して、それを学ん...続きを読むだ。
”トカトントン”を読みたくて購入。小説でしかなしえない表現、というものについてぼんやりと考えたくなります。
太宰治「人間失格」、「斜陽」に続いてこちらを読みました。「パンドラの匣」は今まで読んだ中で明るくて読みやすかった。死に対する描写が全編にあり、太宰治の死生観が感じ取れるような気がします。
表題作ヴィヨンの妻他四作品! 伊坂幸太郎のバイバイブラックバードを読み、どうしても本作収録のグッドバイを読みたくなり購入! グッドバイを読んで、作者に死んでほしくなかった事と伊坂幸太郎がNICEな解釈と適度なアレンジでバイバイブラックバードが時空を超えた作品に仕上がっていたと思えた。 他の作品...続きを読むで手紙形式のパンドラの箱 読むに連れて登場人物達がくっきりしてきて輪郭がハッキリしたところで終了!これももう少し読みたかった! 結核患者のサナトリウム?小説 ヴィヨンの妻はダメな夫に腹立つものの皆んなが幸せなら良いのかなぁ?とも思ったり思わなかったり・・・ 眉山は主人公達に金払えと言いたくなる! トカトントンは主人公に気になるな考えるな働けと言いたくなった! 比較的にダメな主人公達に共感するのは難しいものの読んでて面白い!
『パンドラの匣』がすごく面白かったです。病床の物語ということで暗いものを想像していましたが、全然そんなことはなく読みやすかったです。 『グッド・バイ』は名前と未完であることは知っていましたが、まさかこんな唐突に終わってしまうとは……。
太宰作品は人間失格しか読んだことがなかったので暗いイメージしかなかったんですがこのヴィヨンの妻に収録されている5編ともがなんだか明るく軽快な作品でイメージが変わりました。 特にグッド・バイの田島とキヌ子のやりとりというか駆け引きが可笑しくて未完なのが残念でなりません。是非とも続きが読んでみたかったで...続きを読むす。 あと眉山は最後ちょっと切ない気持ちになりました。太宰はやっぱり奧が深いなぁって思いました。
「眉山」が良かった。「ヴィヨンの妻」も良かった。 ユーモアにあふれた太宰が実にいい。私は分かった。 彼の云う「死」は私の思う「死」とは異質なのだ。太宰の 「死」は「退屈だな。なにか愉快なことないかな?そうだ 死んでみるか!どんな気分だろうな?どうであれ、今よりは良かろう」
トカトントンがかなりお気に入り。 よく太宰の小説は思っていることを代弁してくれている、なんていうけれど、この話はそうだなと思った。 行動力と勇気、明らかに私に足りないものだな。
パンドラの匣 トカトントン 眉山 グッド•バイ パンドラの匣はずばぬけて好きだ。 トカトントンも、好き。
死や破滅思考・行動に依ってしか生きていけない登場人物たち。 痛みを感じねば生きている心持も得ない、現実に対してリアリティの欠如に苦しんでいるのだろう。 実に痛ましい事だ。 この痛ましさに気付かない理解出来ない人は幸せだ。 現代だからこそ、より一層太宰作品は愛されると思う。現代病だらけじゃないか! ...続きを読む表題作より「パンドラの匣」を読みたくて、珍しく新書で購入。 どの作品も当たり前のように良かったけれど(当たり前のよう…ってスゴイね)、「眉山」が一番良かったかな。 身体が辛くって押してでも、接客していたのはサービス業の鏡! なにより愛嬌があって可愛らしい良い子だ。
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