ユーザーレビュー 内部告発者 滝沢隆一郎 昔は会社の利益と社員の利益が一致し終身雇用制のなかで、会社の繁栄は自分達にもかえってきた。 企業間の競争が激しくなった現代では企業の不正や違法行為は食品会社、自動車産業、公共放送、警察などの組織でも顕在化している。 これは損害保険会社の話だが法皇と呼ばれる会長の不正を正した若者が上司を「告白者」にし...続きを読むたてたのは 偶然だろうか?? Posted by ブクログ 内部告発者 滝沢隆一郎 企業小説。 中堅損保を舞台に、内部告発の濡れ衣を着せられた主人公が奮闘する話。 そもそも内部告発と言うのは悪事を表に出し、それを改善するための行為であるのに、日本では裏切り行為として徹底的な犯人探しを行い告発者を退社に追い込むという矛盾がある。 誰が正義か、何が正義かと言うことを考えさせる作品。 Posted by ブクログ 内部告発者 滝沢隆一郎 先輩から借りた小説。 ストーリー性はそこまでないけど、面白かった。 もっと主人公の心情の変化を詰めて描いたらまた違う作品になったのかも。 でも、サラッと読むにはピッタリ。 でも、損保の仕組みはよく分かんない。 Posted by ブクログ 内部告発者 滝沢隆一郎 第一回ダイヤモンド経済小説大賞受賞作品。ある経済誌がすっぱ抜いた記事により、40年間務め上げ副社長とまでなった損保会社から訴えられる事態に。かつての保険会社の実態が垣間見える箇所もあり興味を引くが、登場人物やストーリーが少しあっさりしている。 Posted by ブクログ 内部告発者 滝沢隆一郎 前半部分は今後の展開が楽しみ。と思わせたが、後半はあっという間に終わってしまって、はらはらさせる展開が無く残念。 Posted by ブクログ 滝沢隆一郎のレビューをもっと見る